ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

2017/01123456789101112131415161718192021222324252627282017/03

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更新頻度激減に伴いもはや絶滅寸前のブログですが、奇跡の復活を目指して個人ゲーム会を中心に細々と活動しております。地元である新潟県秋葉区(旧新津市)では、新たに別のボードゲームサークル=新津ボードゲームクラブ(NBGCという略語は同じですが基本的に別のゲームサークルさんです^^;)も活動を始めたようで、増々NBGCの需要は減っておりますが(笑)、まぁ時代の流れでふいに復活するかもしれませんし、しないかもしれません(爆)。

例によって10月はドイツでエッセンが開催され、ボードゲームマニアにとっては年度末(年始?)といっても良い季節になりました。毎年毎年たくさんの作品が世に出ますが、かつてにくらべて最近では新作の熱量に圧倒されることは珍しくなり、それでもなお新しい作品との出会いこそがこの趣味を続ける意義にもなっていると実感する今日この頃です。必ずしも全ての作品を遊び倒したわけではありませんが、本年度も個人的な精一杯の年間ベストを紹介したいと思います。※なお、昨年までは個々の作品の発表年度に合わせるような形でのランキングを目指しておりましたが、近年様々な理由による国内流通の遅れも相まって、私自身が実際に入手するタイミングが、海外における発表時期とずれることが多くなりました。それに伴い(個人輸入等により先行したものを除き)本年度より該当期間内において国内で流通が本格的に始まった作品もランキングの対象に含めることにしました。相も変わらず個人の趣味全開のランキングですが、是非未プレイの作品があれば御賞味下さい。byタカハシ

第1位:コードネーム

コードネーム本年度No.1ははもうこれ以外にないでしょう。鬼才フヴァチルが世に送り出した至高のパーティゲームがこちらの作品です。ワードゲームと推理ゲームの奇跡の融合。もうそのままテレビ番組にしたら高視聴率間違いなしなんじゃないかと思わせるくらいの秀逸なシステム。フリーク向けの作品ばかり手がけていたフヴァチルですが、ライトゲームでもあっさりと傑作を手掛ける辺り、才能の底のなさが半端ないですね。日本語版も登場したので当初懸念されていた言語依存も全く無し。見ず知らずのプレイヤー同士ですと魅力半減ですが、気心の知れた仲間同士でのセッションの面白さは間違いなしといっても過言ではありません。恐れ入りました。


第2位:モンバサ

モンバサ第2位は本年度最もバランスの良いユーロゲームだと感じたこちらの作品です。自身の管理ボードを与えられながらも、戦略性とプレイヤー同士の絡み合いが見事に調和しており、一筋縄では勝利への道筋を見つけることができない骨太の逸品です。あまりにもコンパクトにその面白さを凝縮した結果、一部のコンポーネント(チップ)が若干細々しいという難点はありますが、それを差し引いて有り余る面白さは権威ある本年度の国際ゲーマーズ賞の受賞で折り紙付きですから、本格的かつオーソドックスなドイツゲームをお探しの方には文句なしでお勧めの作品と言えるでしょう。


第3位:フードチェーンマグネート

フードチェーンマグネート第3位はフリーク向け長時間ゲームの老舗、スプロッターゲームスが久々に世に送り出した拡大再生産型ゲームの登場です。序盤の出遅れがそのまま死を意味するくらいのシビアな作品ですが、その戦略性はフリークを唸らせるに十分のボリュームで、セッションの最中に登場する多様な選択肢に終始頭を悩まされる本格的な作品です。その難易度の高さから万人にはなかなかお勧めはできませんが、一度ハマれば麻薬的な魅力を持つ特別な作品になるに違いありません。元々流通に難があったスプロッターゲームスですが、国内ではニューゲームズオーダーさんとテンデイズゲームさんが共同で日本語版の発売を手掛けてくれました。こういった販売店の意欲的な取り組みにも感謝ですね。


第4位:ヴィティカルチャー(エッセンシャルEdit)

ヴィティカルチャー第4位は拡張入り&初版からの若干のルールの改定で、完成版(?)として登場したこちらの作品を選んでみました。『アグリコラ』の作者ローゼンベルグの監修のもと制作されただけあって、実に魅力的なワーカプレイスメント作品に仕上がっています。今まで「ワイン造り」をテーマにした作品は数多くありましたが、この作品はその中でもトップクラスの面白さと言って良いでしょう。最初は基本ゲームから初めて徐々に拡張を増やしていくという面白さもあり、きっと息の長い作品になることでしょう。


第5位:スカイアイランド

スカイアイランド第5位はプレイヤー同士の駆け引きが面白かったこちらの作品を選んでみました。『カルカソンヌ』のタイル配置と、個々のタイルの値付け&売買というシステムを上手くまとめたことによって、近年では稀にみるプレイヤー同士のインタラクションの豊富な作品ですが、他の人のタイルを無理やり購入してしまうという攻撃的な要素がありながらも、決してギスギスしない展開は、ボードゲームにおけるマルチプレイの楽しさを再確認させてくれます。各人の状況が常にゲームに影響を及ぼすので、真剣に考えだすと場の確認等も含めちょっとダウンタイムが長くなってしまいがちですが、その辺をクリアできれば名作と呼ばれる作品になる可能性は十分で、今後例会等での常連作品となるかもしれません。


第6位:ラ・グランハ

ラ・グランハ第6位は箱庭系の秀作を選んでみました。国内での本格的な流通がかなり遅れたことにより、海外での流通と少し時差が生じましたが、待ち焦がれたフリークも事前の高評価を裏切ることのない見事な仕上がりには満足したことでしょう。自身のボードを発展させていく面白さに比べ、他のプレイヤーとの絡みは若干薄いところもありますが、そこかしこに競争原理を潜ませたシステムが常にスパイスを利かせていて、最後まで緊迫したセッションを保証してくれてます。最初はそのルールの分量に少し戸惑うかもしれませんが、一度慣れればすんなりプレイできますのでリプレイも含めチャレンジのし甲斐は十分にある作品といえるでしょう。


第7位:インペリアルセトラーズ

インペリアルセトラーズ第7位は本来なら数年前に発表された作品ですが、言語依存がかなり高かったのと、日本語版が発売されたのが本年度でしたので、本来なら「よくぞ日本語化してくれた賞」に選びたかったのですが(笑)、そちらに関しては別の作品を選んだのであえてランキングの方に入れてみました。元々こちらは『51番目の州』というカードゲームのリメイク作品なのですが、個人的には元作品の不満だった点がかなり解消されていて大満足です。カードゲームで大箱なせいかあまり遊ばれてるところを見ませんが、個人的にかなり面白い作品だと思ってます。


第8位:2枚目が好き

2枚目が好き第8位は例年同様手軽に遊べるカードゲーム枠(笑)としてこちらの作品を選んでみました。明らかに『6ニムト!』のシステムの影響を受けてますが、単なる模倣作品とは言えない独特の面白さがあり、また序盤のだらっとしたなんともいえない停滞感から、中・終盤に向けてどんどん白熱する加速感のギャップが激しく、特に中盤以降のプレイヤー同士の駆け引き&ハンドマネージメントの濃密さは特筆すべき面白さで、なかなかにクセになる秀作です。個人的には場の状況がさほど変化しにくい3人プレイが特に切れ味があるように感じました。プレイタイムが短いので例会の合間に切れ味のある作品でリフレッシュなんてのも乙ですね♪


第9位:乗車券拡張イギリス&ペンシルベニア

乗車券拡張 イギリス第9位は久々に琴線に触れた乗車券シリーズの拡張『イギリス&ペンシルベニア』です。拡張マップシリーズも第5弾ということで、そろそろネタ切れかと思わせながらもこのような魅力ある拡張が出て来る辺り、元の作品のシステムがいかにしっかりしているかの証ともいえるでしょう。両面仕様となっているこちらの拡張ですが、個人的には「株」という新要素が特に面白かった「ペンシルベニア」の方が好みですね(「イギリス」も十分面白いですが)。拡張マップにしては少しお値段が高いのが難点ですが、『乗車券』をお持ちの方には是非お勧めしたい拡張です。


第10位:ブルゴーニュの城カードゲーム

ブルゴーニュの城 カードゲーム最後は新しく登場したアレアミニ箱(笑)シリーズの中から、こちらの作品を選んでみました。同シリーズの『ブルームサービスカードゲーム』が個人的にかなりガッカリだったのに比べ、こちらの作品はかなり楽しめました。1つ1つの点数の入り方がちょっと地味なので、どちらかというとコツコツゲームを進めるのが好きなプレイヤーの好みに合う作品かなとは思いますが、元の作品のシステムをかなり忠実に再現していて、コンパクトにまとめながらもそのテイストを上手くカードゲームに落とし込んでいたと思います。さすがはアレアのエースデザイナーのフェルドですね。言語依存はありませんが、カードサイズが小さいので一部の建物の効果(アイコン)が混同しがちなのが唯一マイナス点ですかね。


☆番外編:勝手に2人用ゲ-ム大賞☆

世界の7不思議デュエル

世界の七不思議 デュエル今年のNo.1対戦型作品は、文句なしでこちらの作品でした。多人数でのドラフトの面白さで数々のゲーム賞にも輝いた『世界の七不思議』がベースなだけに、対戦型にリメイクしたと聞いたときは最初は半信半疑でしたが、蓋を開けてビックリの面白さは望外のスマッシュヒットでした。向かい合ってのただのカードの取り合いが、これほどまでのゲーム性を持つことにただただ驚きです。多人数ドラフトから対象を目の前のプレイヤーに限定することで、『世界の七不思議』より数段切れ味があり、戦略性も駆け引きも濃密な作品になったと思います。この進化は本当に仰天でした。


☆番外編その2:勝手に国産ゲーム大賞☆

ナショナルエコノミー

ナショナルエコノミーここしばらく該当作無しが続き、数年振りの選出となりましたが、本年度は自信を持って選ぶことができました。カードゲーム&ワーカプレイスメントというシステム自体はかなり手垢がついたものでしたが、こちらの作品はゲームに登場する「お金の総量」という概念がうまく組み込まれていて、一度プレイすると次が楽しみになる魅力が沢山溢れていたと思います。残念なのはこれほどまでに魅力的な作品ならば、むしろ「カードゲーム」という枠には収まらないで欲しかった。いつかこの作品と同じくらい魅力溢れる「国産のボードゲーム」が登場することを願うばかりです。


☆番外編その3:よくぞ日本語化してくれたで賞☆

デッドオブウィンター

デッドオブウィンター近年増え続ける海外での高評価作品の日本語化の流れの中で、本年度私に限らず多くのボードゲームファンが喜んだのが、海外の数ある「ゾンビゲーム」の中でも群を抜いて評価が高く、また群を抜いて言語依存が高かったこちらの作品です。遂に完全日本語化されたことで国内での本格的なプレイが広まったのが素晴らしい現象でした。実際こちらの作品を持っていれば他の「ゾンビゲーム」は必要ないんじゃないかと思わせるくらいの内容の充実は満足度が非常に高く、今後絶版になる前に確実に入手しておきたい作品と言えるでしょう。
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