ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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 今年もまた「気が付けばエッセン」。もはやボードゲーマーの中ではこの時期の流行語大賞でしょうけど、1年は本当にあっという間ですね。今年は非常に多くの魅力あふれる作品が世に出た年でもあり、各ゲーム会では毎回どの作品を遊ぼうか悩むほどでした(嬉しい悩みであることには間違いないですけど)。そんな中、1年を振り返る意味でも、毎年恒例の年間TOP10を発表したいと思います。

 前述のとおり、今年は良質な作品が非常に多かったように感じます。TOP10に入らなかった作品でも、例年ならばもしかしたらTOP10入り間違いなしの作品もあったかもしれません。一応方針としては、やはりフリーク向けの重めの作品を中心に選びました。あくまでも私(タカハシ)の好みということですから、御容赦ください。

 もし未プレイの作品がありましたら、是非お手に取っていただきたい作品ばかりです。当サークルの例会等へのリクエストも大歓迎です。よろしくお願いいたします。

第1位:ツォルキン

ツォルキン第1位は、早い段階から今年は文句なしにこの作品だと思っておりました。歯車というギミックがボード中央を占めており、まずは初めてボードを広げたときのドキドキ感を、久々に強く感じたこと。そして実際にプレイしてみると、そのギミックが実に良く機能しているということ。テーマとシステムの融合性が素晴らしく、その内容も非常に高い戦略性に溢れており、間違いなく新時代の名作と呼ばれるに相応しい作品といえるでしょう。独特のプレイ感や、少し難易度が高めな点は、何度も遊べる(遊びたくなる)要素として評価したいですね。


第2位:テラミスティカ

テラミスティカ第2位は、昨年のエッセンでも高評価だったこちらの作品ですね。古今東西ありとあらゆる名作と呼ばれるボードゲームから選りすぐりのシステムを抽出して、それを見事に調和させた作品ということで、非常に豪華な芸術作品を見せられたかのような完成度の高さを感じた作品であり、またボリュームのあるルールでありながら、シンプルな機能性や、そのリプレイ欲求の高さなど、随所にバランスの良さも見られる隙のない仕上がりで、こちらも新時代の定番作品になれる名作といえるでしょう。ある意味文句のつけようのない作品なのですが、個人的にテーマとの融合性があまり感じられなかったのが唯一の残念な部分で、そこが『ツォルキン』との決定的な差でした。


第3位:レジスタンスアヴァロン

レジスタンスアヴァロン第3位は、リメイク作品ですが、非常に良いアイデアを盛り込んだことで、元の作品(『レジスタンス』)を大きく成長させたという意味でこちらの作品を選んでみました。テーマとしても以前のSFっぽいものからアーサー王へと移したことで、より親近感が出たようにも思います。既に元の作品の時点で高く評価されていた作品ですが、あらためてこちらの作品は(それを大きく進化させたという意味で)今現在パーティ系の作品としては世界一と言われてます。昨今の「人狼人気」をふまえると、今後こちらの作品がより注目を増すのは間違いないでしょう。最先端の「人狼系作品」として、この作品を知っていると仲間内での評判も上がるかもですね!?


第4位:リアルト橋

リアルト橋第4位はこちら。今年はこの作品を含めてフェルドの作品を3つTOP10に選びましたが、私の中で今年のフェルドベストはこの作品です。実際にプレイしてみると実に(良い意味で)フェルドらしくないというか、目立った特徴といえばプレイ順を決めるトラックの存在くらいで(我々はこれを「フェルド順」と呼んでますw)、際立ったペナルティー等はなく、逆にシンプルなシステムのバランスの良さ、またその完成度の高さが際立つ秀作だったと思います。数年前に『倉庫の街』という作品を彼がデザインした時と同じ驚きというか、デザイナーとしての懐の深さを感じさせてもらいました。プレイ時間もさほどかからず、これは所有していて重宝する作品だと思います。


第5位:キーフラワー

キーフラワー第5位は昨年のエッセンで1番人気だったこちらの作品ですね。非常にフリーク向きというか、まさに古き良きドイツゲームみたいな「ハード」さを感じられる逸品で、「ワーカプレイスメントのコマを使用した独特の競り」という新しいシステムを見事に構築したという意味では、大変意義ある作品だったように感じます。色々と盤面を隅々まで見渡す必要があったり、最善手が発見しづらい難易度の高さによってプレイの爽快感は生まれませんが、奥は非常に深い作品です。


第6位:銀杏都市

銀杏都市第6位はこちらですね。最初4人でプレイした際に、なんとも不可思議なプレイ感だなぁ~。せっかくドラフトというシステムを上手く陣取りに組み込んでいるのに、なんかいまいちピンとこないなぁ~というか、その面白さが上手く伝わってこないなぁ~(面白いのは間違いないと感じてはいたのに)と一時評価を下げていたのですが、その後3人でプレイして評価が一変。一気にそれまでの不満点が解消され、プレイ人数が一人減るだけでシステムの魅力がこれほどまでに増大するのかと驚かされました。その後今現在のベストプレイ人数はなんと2人とまでいわれてます。4人プレイでこの作品を見限ってしまった私のような方、棚から引っ張り出すなら今でしょw


第7位:ボラボラ

ボラボラ第7位は前述のとおりフェルドの作品その2です。アレア大箱シリーズの最新作ということで、相変わらずのその水準の高さは見事としか言いようがないのですが、ある意味詰め込み過ぎのような感じのする部分と、ある種の「脱落系」のシステムでもあるので、自分自身の殻に閉じこもって目的を達成させるようなソロプレイ感が半端なく、多人数でゲームを遊ぶ魅力があまり感じられないのは残念なのですが、逆にそういうコツコツと自分の目的に向かって戦略を練っていくのが好きな方には大好物の作品といえるでしょう。要素が多い分、次はああしてみようかな、こうしてみようかなというイメージもわきやすいので次回のプレイに繋がりやすい点も評価したいですね。


第8位:蟻の国

蟻の国第8位はこちら。蟻の巣(コロニー)という独特の世界観と、拡大再生産&ワーカプレイスメント&陣取りという実に欲張りなシステムを取り入れた作品で、序盤から常にカッツカツのマネージメントを要求させる部分が非常に面白かったですね。ボードゲームとしてエレガントな部分があちらこちらに散見しており、プレイ時間は多少長めですが至福の時を過ごせる逸品です。蟻さんたちがフェロモンをまき散らす際に「スカーッ」って擬音を発するのがNBGC流です(笑)。


第9位:秦

秦第9位は久々にクニツィア博士の作品がランクイン。シンプルなタイル配置&陣取りゲームですが、博士独特のジレンマが非常に良く効いたシステムは、久々に名人芸を見せられたかのような感動を覚えました。最近の博士は非常にシンプルな作品をリリースする傾向にあって、それが果たして時代の流れに合っているのかどうかは正直疑問ですけど、こういったシンプルでありながらプレイヤーを唸らせる作品ってのが逆に貴重な存在と化してきているので、この世界における博士の存在感はまだまだ大きなものだといえるでしょう。


第10:ブルッヘ

ブルッヘということで、ラストはフェルド作品その3ですね。フェルドにしては非常に攻撃性の高い作品というか、他のプレイヤーとの絡みが非常に濃厚なシステムで、ある意味『ボラボラ』とは全くの対極にある作品のような気がします。もしかしたら、それまでフェルド自身が色々と自分に対してなされてきた批判に対するある種のアンチテーゼ的な位置づけとしてデザインしたのかもしれません。原色多用のボード&カードデザインなど、視認性の良さなどはそれまでとは見違えるようです(爆)。実際には多種多様なカードを用いた楽しい作品で、あらかじめ攻撃性に高さを念頭におけば十分に遊べる作品といえるでしょう。突然計画がパーになるなんてのはザラですのでw


☆番外編:勝手に2人用ゲ-ム大賞☆

アンドロイドネットランナー

アンドロイドネットランナー今年の2人用ゲームの一番は、色々悩んでこちらの作品にしました。あの『マジックザギャザリング』の生みの親でもあるリチャード・ガーフィールドの往年の名作のリメイクで、当時はさほど大きく話題にはなりませんでしたが、ここにきてその作品性の高さが評価されて、瞬く間に多くのファンを獲得しました。LCG(限定型カードゲーム)というトレーディング無しでデッキ構築を成立させるのが今の時流で、本作品はその中でもトップクラスの位置づけにあるといえるでしょう。※決して拡張が少ないわけではないのでその点は要注意です(拡張無しでも十分遊べます)。


☆番外編その2:勝手に国産ゲーム大賞☆

成敗

成敗昨年は『ラブレター』を自分の中でどうしても評価しきれずに「該当作なし」という結論になってしまいましたが、逆に今年は自信を持ってこちらの作品をナンバー1に推せます。カナイ製作所さんのこちらの作品は、協力型「カード」ゲームともいえるもので、必殺仕事人の世界観を見事に作品に落としこんでいるのと、そのバランスの素晴らしさたるや感嘆の一言です。一体どこまで狙ってデザインされたのかは定かではありませんが、まさに神がかり的な完成度といえるでしょう。


☆番外編その3:勝手にファミリー&キッズ部門大賞☆

ワニに乗る回してドボン!

ワニに乗る 回してドボン最後に、昨年ライト部門を紹介して、意外に好評だったこともあり、今年は1点だけ私の琴線に触れた作品を紹介させていただきます。既にバランスゲームであるところの『ワニに乗る』はHABA社のヒット作品の1つでもあるのですが、こちらはそのリメイク最新作。なんと駒が乗るボード自体を動かすことで、「バランスゲーム」として全く新しいプレイ感を生み出すことに成功してます。今までの「ギリギリ次の人で失敗するような」置き方ができないので、色々な意味でゲーム性が増したと感じました。
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