ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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 もうずいぶんと前にボツにしたネタを今更引っ張り出してみたシリーズ(笑)。本当であれば2010年くらいにやりたかったのですが、当時はそんなに面白くないかなと思っていたので、普通にスルーしてました。ですので今回は(も!?)あらかじめ断っておきますが、あまり面白くない内容である可能性大です^^;

 最近新しいボードゲームデザイナーがどんどん出てきてて、以前よりランキングの動きが活発になってきた感のある「ボードゲームギーク」ですけど、ふと気になるのは

「今一番面白いボードゲームを作るデザイナーは誰か?」

 という疑問です。

 ということで、人様のランキングを使って勝手に独自の集計をしてみました。

 条件は

・「ボードゲームギークの総合順位で100位以内に必ず作品がノミネートされていること」
・「少なくても5つ以上の作品を発表していること」
・「ウォーゲームは除く」

 の3点です。

 あとは、その5作品の平均順位の高い方を上位とみなして、TOP10デザイナーをあぶりだしてみました。

 ※ちなみに少しズルい気もしますが、同様のシステムやシリーズものでも集計するようにしました。リメイク作品や第2版とかも同様です。また原作が違ったり競作のものもノミネート作品に含めてます。シリーズものはそれはそれで評価の対象ということで、ね^^;

第1位:マーチン・ワレス

平均順位:38・6位 平均AV:7.82


ノミネート作品:『ブラス』、『スチーム』、『蒸気の時代』、『世界の鉄道』、『数エイカーの雪』

第2位:ブラーダ・フヴァチル

平均順位:42.4位 平均AV:7.85


ノミネート作品:『スルーザエイジ』、『メイジナイトボードゲーム』、『スペースアラート』、『ギャラクシートラッカー』、『ダンジョンロード』

第3位:コーリィ・コニーチカ

平均順位:53.4位 平均AV:7.87


ノミネート作品:『バトルスターギャラクティカ』、『ディセント』、『スターウォーズXウィングミニチュアゲーム』、『ルーンウォーズ』、『マンションオブマッドネス』

第4位:ウゼ・ローゼンベルグ

平均順位:70.8位 平均AV:7.87


ノミネート作品:『アグリコラ』、『ル・アーブル』、『祈れ働け』、『洛陽の門』、『アグリコラ対決』

第5位:ステファン・フェルド

平均順位:74位 平均AV:7.68


ノミネート作品:『ブルゴーニュ』、『トラヤヌス』、『ドラゴンイヤー』、『ノートルダム』、『マカオ』

第6位:ライナー・クニツィア

平均順位:76.4位 平均AV:7.54


ノミネート作品:『チグリスユーフラテス』、『ラー』、『サムライ』、『バトルライン』、『アメン・ラー』

第7位:クリスチャン・T・ピーターセン

平均順位:93.2位 平均AV:7.64


ノミネート作品:『七王国の玉座』、『トワイライトインペリアムⅢ』、『指輪物語対決デラックス』、『七王国の玉座Ⅱ』、『スタークラフトボードゲーム』

第8位:アラン・ムーン

平均順位:105.6 平均AV:7.52


ノミネート作品:『乗車券ノルディック』、『乗車券ヨーロッパ』、『乗車券』、『乗車券メルクリン』、『エアラインズヨーロッパ』

第9位:ヴォルフガング・クラマー

平均順位:119.4位 平均AV:7.49


ノミネート作品:『エルグランデ』、『フィレンツェの匠』、『ティカル』、『トーレス』、『マハラジャ』

第10位:リチャード・ガーフィールド

平均順位:130.2位 平均AV:7.62


ノミネート作品:『アンドロイド・ネットランナー』、『キングオブトーキョー』、『マジックザギャザリング』、『ロボラリー』、『ネットランナー』


 こうしてみると、なかなかに興味深いランク表が出来ましたね。

 特筆すべきはワレスとフヴァチルの2強。特にワレスは200位以内に何と10作品もランクインさせるなど、フリークからの絶大な支持を受けていることが分かります。またフヴァチルも、多種多様なシステムを考案しファミリーゲームから本格派まで。デジタルとの融合なども試みるなど意欲的な活動を示し、多くのファンから明確な支持を受けるデザイナーとなりました。

 それ以外に印象的なのは、遂にフェルドがクニツィアを超えてきたこと。ガーフィールドが『ネットランナー』の好リメイクでTOP10に喰い込んできたことでしょうか。歴史に残る名デザイナーと呼ばれるクラマーやクニツィアであっても、新しい作品のノミネートがほとんど見受けられないところをみると、時代の流れの変化に付いていくのに相当苦労しているようです。

 また個人的に当然ランクインするものと思っていたフリーデマン・フリーゼはランク外。同じく「ロンデルシステム」で上位に来るだろうと想像していたマーク・ゲルツも11位と惜しくもTOP10入りを逃す感じでした。やはり早々と代表作を発表したデザイナーは、その多くが「1発屋デザイナー」と化してしまう傾向にあって、連続して上位にランクインする作品をリリースするというのはやはり至難の業といえるようです。

 『ドミニオン』のヴァッカリーノ、『世界の七不思議』のボザ、いずれもまだまだ上位との差は大きかったですね。あまりにも素晴らしい作品をデザインしてしまうと、その次の作品を生み出す苦悩へとつながってしまい、ファンの期待を裏切り続けることにもなってしまうのはデザイナーにしてみればあまりにも酷な状況なのですが、「期待の新人」と呼ばれるのはほんの一瞬ですから、是非次代を担うデザイナーへの成長を期待したいところです。

巨匠の駄作よりも新人の良作

 この流れはもう明確に見受けられますが、先日の「○○追いの美学」ではないですけど、巨匠の作品を追う楽しみもまた魅力的なものでありますので、酷とはわかっていながらも、ファンは非情なまでに新人デザイナーに期待を寄せてしまいます。

 デザイナーもデザイナーで、いつかは巨匠と呼ばれたい。自分が作り出すゲームは全て面白いんだ!という信念を持って作品作りに励むとは思うのですが、上記の流れからも、今後一人のデザイナーに与えられるチャンスはさほど多いとは思えません。

 これから先、一体どんな巨匠が世に生まれてくるのか。新人デザイナーにとっては、発表のチャンスは増える一方で、生き残っていく可能性はどんどん減るというジレンマに、その頭脳1つでどう立ち向かっていくのか。過酷なサバイバル時代の到来ですね。byタカハシ
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