既に一週間以上経ってしまいましたが、春分の日に近年最高傑作ともいえるファンタジ-マルチウォ-ゲ-ムの『ル-ンウォ-ズ』の特例会を開催いたしました。
もともと個人的には大好きなタイトルでしたが、この度拡張セットが発売されたということで、かなり以前から「是非特例会を開催したいですね♪」と関係者内では盛り上がってはいたのですが、なにぶん下手したら一日がかりの大作ということもあって、他のゲ-ム会を優先するあまりなかなか開催にまでこぎつけられなかったのですが、ようやく日程&面子の調整がついてこの日の特例会の開催となりました。
『ル-ンウォ-ズ』は、『ル-ンバウンド』や『ディセント』の世界観を受け継いだファンタジ-ウォ-ゲ-ムで、人間・エルフ・獣人・アンデットの4軍が毎回オリジナルにデザインされた戦場で実に戦略的なマルチウォ-ゲ-ムを展開するという作品です。その完成度はべらぼうに高く、エリア支配による拡大再生産要素といった自軍を発展&充実させる面白さと、直接殴りあうウォ-ゲ-ムの荒々しさの見事なバランス。ヒーロー&クエストの2重構造。シンプルなカ-ドによるコマンド形式のわかりやすいシステムが、ファンタジ-といいうテ-マと実に良くマッチした掛け値なしに面白い大傑作です。
しかも今回は拡張セットが入って、色々とオモシロ要素が追加&バランスの調整がなされてるという充実っぷり。もうセットアップの時間からウキウキが止まりません(笑)。ちなみに新しい要素としてはコマンドカ-ドの0番として『駐屯』が追加されたこと。各軍に追加のユニットが登場したこと。またユニットの能力等を強化するという要素が増えたこと。あとは各種イベントやクエストが増えてバランスが調整されたことが大きな変更点でしたね。一通りル-ルを聞いて、久々なので基本的な部分をおさらいしたらゲ-ムスタ-ト!

とりあえず種族の選択は各自の希望制で行うことにして、全員未経験の軍を率いることに。協議の結果私はウチュク(獣人)軍を担当することになり、あとは肝心要の初期配置。前述のとおりエリアを多数支配することでの拡大再生産的な要素が大きいので、まずは都市に近いこと。次に軍団数を維持するための肉のアイコンが多いエリアに近い場所が一般的に強位置とされてます。

じゃんけんで一番手はエルフに決定。ここは問題なく最強のポジションをゲット。都市に近く、運河によって責められにくいという、序盤は足を貯めるエルフにはもってこいの地形があったので、そこを選択(っていうかかなり有利な初期位置でしたね^^;)。2番手は人間。恐らくは序盤は足を貯めるであろうエルフの隣国はやはり好位置。肉を比較的入手しやすいとみて少し奥まった位置を選択。3番手はアンデット。中央への道が開いている場所か、人間と同じように少し奥まった場所かの2択。目の前に鉄が多く強力な軍団を早期に形成しやすい&やはりエルフは序盤は責めてこないという目論見でこれまたひきこもりポジションをゲット。そうなると必然的に最後の私は自動的にエルフの対面ということになりました。

しかしこの最後に降ってきた初期位置が実はかなり良ポジションでして、中央への道が開けていて確かに防衛には苦労する位置なのですが、逆に言えば侵略にはもっとも適したポジション。息切れしようが何しようがとにかく序盤から猛攻を仕掛けないと終盤きつくなる(と思われる)獣人軍としては(エルフの初期位置を除いて)最も欲しかった場所で、今回は初手からかなりラッキ-な感じでした。

今回は勝利に必要なドラゴンル-ンの数はなんと8個!プレイ期間は8年を予定ということでしたからのっけから絶望感が襲います。とりあえず8個揃えるよりも6個くらいを防衛する展開になると予想してプレイできる他の軍に比べて、終盤は食い物にされがちな獣人軍ですからこれは辛い。多少無理目でもどこかで大きく相手本国へ迫るギャンブルに出る必要がありそうでしたが、まぁ序盤は全員自国の拡大&他軍との境界線を決めるという自然な流れに。
とりあえず今回は対面のエルフが強そうなので、隣国の人間とはお互いに消耗できませんよねと真っ先に和睦。肉シンボル2個の地形をみすみす譲るのはこちらとしても辛いところですが、そこは大きく譲歩して国境線を決め一路中央へ侵攻する私。エルフとアンデットに睨みを利かせられる位置にいち早く要塞を築いて、肝心要の肉集めにかかることに。

しかしここで悲劇が起きます。まず人間が唯一中央進出できるであろうエルフ側の道が洪水発生で(冬季以外侵入不可)エリアに。続いて私が確保を目指していた肉3個アイコンのエリアでも洪水が発生してただでさえ狭いMAPがムチャクチャ狭くなります。とにかく肉がないと軍団を維持できないので、冬季侵攻で件のエリアを制圧し、そこに要塞を建てて拠点にすることに成功したのですが、ここがアンデット軍にわりかし近いポジションということでかなり刺激してしまいます。

中盤、最初にル-ルを間違えて出遅れながらも(だから事前に基本ル-ルを確認したのに^^;)いよいよ戦力が充実してきたアンデット軍は、当初エルフ軍を叩こうと目論んでいたのですが、エルフ軍に侵攻すると背中を獣人軍に向けるということで、こともあろうに私の大事な肉エリアにほとんど総力戦に近い形で冬季侵攻をかけてきます。圧倒的な戦力で攻めるアンデット軍に対し、いくら要塞の防御力があるといってもユニット数に限界がある獣人軍。しかし、ここで獣人軍最強の大型ユニット「カオスロ-ド」を大量に防衛配置し、しかもユニット強化してた私の底力が出ます。

引いたカ-ドも強かったのですが、それよりも「カオスロ-ド」の自爆効果が物凄く、大量にいたアンデット軍をことごとく殲滅して辛くも防衛に成功。この冬季侵攻を防いだことでアンデット軍は大きく弱体化。戦力の立て直しに数年を要する大きなロスで、その間に獣人軍の充実度がかなり増します。とりあえず敵本国の隣のエリアを制圧することで達成する目標をクリアして、ドラゴンル-ンをゲットしたらさっさとアンデット領内からは撤退。相手はもはや死に体ですが、一方でエルフの充実ぶりも激しいので弱ったネズミは無理に叩きません。

終盤、難しいと思われた前述のドラゴンル-ン獲得をクリアした獣人軍は、ヒ-ロ-のクエストからティモシ-で1つ。支配下の都市に1つ。別の目的クリアで更に1つ。報酬3つとの交換で1つ。初期配置の2つを加えて合計6つ。果てしなく遠いゴ-ルに見えた8個を射程圏内に収めます。そして7年目のヒ-ロ-のクエストでティモシ-をゲット!ラストの目的カ-ドは戦略カ-ドを6枚捨てるとドラゴンル-ンゲットという比較的楽な内容。ここで潜在的にかなり勝利を意識します。



最終年。とりあえず前年のうちにドラゴンル-ンエリアの1つ外側のエリアに防衛線を引いた私は、何としてでも夏のヒ-ロ-のム-ブで1番手を手にしなければならないので、ここで初めて0番の「駐屯」のコマンドを選択。最終決戦を繰り広げる人間軍とエルフ軍を尻目に、ここでどうやってもル-ン8個を他の軍がクリアできないことが判明して勝負あり。夏のヒ-ロ-ム-ブでティモシ-持ちのヒ-ロ-を自国の要塞に戻し、なおかつ手札の戦略カ-ドを6枚捨てて8個目のドラゴンル-ンをゲット!長い戦いに終止符が打たれました。

全体を通じて、今回は初期配置のラッキ-。中盤でのアンデット軍との総力戦を制したことがとても私に有利に働いたと思いました。拡張に関しては、おおむね好印象です。ちょっとどうかな?と思ったのはやはり「洪水」ですね。特定のエリアが(冬季以外)侵入不可になるだけでかなりMAPが狭くなります。今回はそれが2ヶ所でしたからね。地形次第ではかなり問題アリなMAPに変貌する可能性を秘めているので、場合によっては不要かなとも。新ユニットに関しては個人的にはあまり活用しなかったので、これは軍団にもよるかなと。まぁ悪くはないので次回以降も必須でしょう。0番の「駐屯」のカ-ドは使い勝手がまだ分かりません。全体的にみても最後に私が1回使っただけでしたので、これはちょっと微妙かも!?新しいイベントや目的カ-ド、ヒ-ロ-はまず問題なしでしょう。司令官ル-ルは活用したプレイヤ-はかなり活用していたのでアリなんだとは思います。
ということで、久々の『ル-ンウォ-ズ』会。死ぬほど面白かったです!!
早期再戦求む!次回はアンデット希望です^^;
もともと個人的には大好きなタイトルでしたが、この度拡張セットが発売されたということで、かなり以前から「是非特例会を開催したいですね♪」と関係者内では盛り上がってはいたのですが、なにぶん下手したら一日がかりの大作ということもあって、他のゲ-ム会を優先するあまりなかなか開催にまでこぎつけられなかったのですが、ようやく日程&面子の調整がついてこの日の特例会の開催となりました。
『ル-ンウォ-ズ』は、『ル-ンバウンド』や『ディセント』の世界観を受け継いだファンタジ-ウォ-ゲ-ムで、人間・エルフ・獣人・アンデットの4軍が毎回オリジナルにデザインされた戦場で実に戦略的なマルチウォ-ゲ-ムを展開するという作品です。その完成度はべらぼうに高く、エリア支配による拡大再生産要素といった自軍を発展&充実させる面白さと、直接殴りあうウォ-ゲ-ムの荒々しさの見事なバランス。ヒーロー&クエストの2重構造。シンプルなカ-ドによるコマンド形式のわかりやすいシステムが、ファンタジ-といいうテ-マと実に良くマッチした掛け値なしに面白い大傑作です。
しかも今回は拡張セットが入って、色々とオモシロ要素が追加&バランスの調整がなされてるという充実っぷり。もうセットアップの時間からウキウキが止まりません(笑)。ちなみに新しい要素としてはコマンドカ-ドの0番として『駐屯』が追加されたこと。各軍に追加のユニットが登場したこと。またユニットの能力等を強化するという要素が増えたこと。あとは各種イベントやクエストが増えてバランスが調整されたことが大きな変更点でしたね。一通りル-ルを聞いて、久々なので基本的な部分をおさらいしたらゲ-ムスタ-ト!

とりあえず種族の選択は各自の希望制で行うことにして、全員未経験の軍を率いることに。協議の結果私はウチュク(獣人)軍を担当することになり、あとは肝心要の初期配置。前述のとおりエリアを多数支配することでの拡大再生産的な要素が大きいので、まずは都市に近いこと。次に軍団数を維持するための肉のアイコンが多いエリアに近い場所が一般的に強位置とされてます。

じゃんけんで一番手はエルフに決定。ここは問題なく最強のポジションをゲット。都市に近く、運河によって責められにくいという、序盤は足を貯めるエルフにはもってこいの地形があったので、そこを選択(っていうかかなり有利な初期位置でしたね^^;)。2番手は人間。恐らくは序盤は足を貯めるであろうエルフの隣国はやはり好位置。肉を比較的入手しやすいとみて少し奥まった位置を選択。3番手はアンデット。中央への道が開いている場所か、人間と同じように少し奥まった場所かの2択。目の前に鉄が多く強力な軍団を早期に形成しやすい&やはりエルフは序盤は責めてこないという目論見でこれまたひきこもりポジションをゲット。そうなると必然的に最後の私は自動的にエルフの対面ということになりました。

しかしこの最後に降ってきた初期位置が実はかなり良ポジションでして、中央への道が開けていて確かに防衛には苦労する位置なのですが、逆に言えば侵略にはもっとも適したポジション。息切れしようが何しようがとにかく序盤から猛攻を仕掛けないと終盤きつくなる(と思われる)獣人軍としては(エルフの初期位置を除いて)最も欲しかった場所で、今回は初手からかなりラッキ-な感じでした。

今回は勝利に必要なドラゴンル-ンの数はなんと8個!プレイ期間は8年を予定ということでしたからのっけから絶望感が襲います。とりあえず8個揃えるよりも6個くらいを防衛する展開になると予想してプレイできる他の軍に比べて、終盤は食い物にされがちな獣人軍ですからこれは辛い。多少無理目でもどこかで大きく相手本国へ迫るギャンブルに出る必要がありそうでしたが、まぁ序盤は全員自国の拡大&他軍との境界線を決めるという自然な流れに。
とりあえず今回は対面のエルフが強そうなので、隣国の人間とはお互いに消耗できませんよねと真っ先に和睦。肉シンボル2個の地形をみすみす譲るのはこちらとしても辛いところですが、そこは大きく譲歩して国境線を決め一路中央へ侵攻する私。エルフとアンデットに睨みを利かせられる位置にいち早く要塞を築いて、肝心要の肉集めにかかることに。

しかしここで悲劇が起きます。まず人間が唯一中央進出できるであろうエルフ側の道が洪水発生で(冬季以外侵入不可)エリアに。続いて私が確保を目指していた肉3個アイコンのエリアでも洪水が発生してただでさえ狭いMAPがムチャクチャ狭くなります。とにかく肉がないと軍団を維持できないので、冬季侵攻で件のエリアを制圧し、そこに要塞を建てて拠点にすることに成功したのですが、ここがアンデット軍にわりかし近いポジションということでかなり刺激してしまいます。

中盤、最初にル-ルを間違えて出遅れながらも(だから事前に基本ル-ルを確認したのに^^;)いよいよ戦力が充実してきたアンデット軍は、当初エルフ軍を叩こうと目論んでいたのですが、エルフ軍に侵攻すると背中を獣人軍に向けるということで、こともあろうに私の大事な肉エリアにほとんど総力戦に近い形で冬季侵攻をかけてきます。圧倒的な戦力で攻めるアンデット軍に対し、いくら要塞の防御力があるといってもユニット数に限界がある獣人軍。しかし、ここで獣人軍最強の大型ユニット「カオスロ-ド」を大量に防衛配置し、しかもユニット強化してた私の底力が出ます。

引いたカ-ドも強かったのですが、それよりも「カオスロ-ド」の自爆効果が物凄く、大量にいたアンデット軍をことごとく殲滅して辛くも防衛に成功。この冬季侵攻を防いだことでアンデット軍は大きく弱体化。戦力の立て直しに数年を要する大きなロスで、その間に獣人軍の充実度がかなり増します。とりあえず敵本国の隣のエリアを制圧することで達成する目標をクリアして、ドラゴンル-ンをゲットしたらさっさとアンデット領内からは撤退。相手はもはや死に体ですが、一方でエルフの充実ぶりも激しいので弱ったネズミは無理に叩きません。

終盤、難しいと思われた前述のドラゴンル-ン獲得をクリアした獣人軍は、ヒ-ロ-のクエストからティモシ-で1つ。支配下の都市に1つ。別の目的クリアで更に1つ。報酬3つとの交換で1つ。初期配置の2つを加えて合計6つ。果てしなく遠いゴ-ルに見えた8個を射程圏内に収めます。そして7年目のヒ-ロ-のクエストでティモシ-をゲット!ラストの目的カ-ドは戦略カ-ドを6枚捨てるとドラゴンル-ンゲットという比較的楽な内容。ここで潜在的にかなり勝利を意識します。



最終年。とりあえず前年のうちにドラゴンル-ンエリアの1つ外側のエリアに防衛線を引いた私は、何としてでも夏のヒ-ロ-のム-ブで1番手を手にしなければならないので、ここで初めて0番の「駐屯」のコマンドを選択。最終決戦を繰り広げる人間軍とエルフ軍を尻目に、ここでどうやってもル-ン8個を他の軍がクリアできないことが判明して勝負あり。夏のヒ-ロ-ム-ブでティモシ-持ちのヒ-ロ-を自国の要塞に戻し、なおかつ手札の戦略カ-ドを6枚捨てて8個目のドラゴンル-ンをゲット!長い戦いに終止符が打たれました。

全体を通じて、今回は初期配置のラッキ-。中盤でのアンデット軍との総力戦を制したことがとても私に有利に働いたと思いました。拡張に関しては、おおむね好印象です。ちょっとどうかな?と思ったのはやはり「洪水」ですね。特定のエリアが(冬季以外)侵入不可になるだけでかなりMAPが狭くなります。今回はそれが2ヶ所でしたからね。地形次第ではかなり問題アリなMAPに変貌する可能性を秘めているので、場合によっては不要かなとも。新ユニットに関しては個人的にはあまり活用しなかったので、これは軍団にもよるかなと。まぁ悪くはないので次回以降も必須でしょう。0番の「駐屯」のカ-ドは使い勝手がまだ分かりません。全体的にみても最後に私が1回使っただけでしたので、これはちょっと微妙かも!?新しいイベントや目的カ-ド、ヒ-ロ-はまず問題なしでしょう。司令官ル-ルは活用したプレイヤ-はかなり活用していたのでアリなんだとは思います。
ということで、久々の『ル-ンウォ-ズ』会。死ぬほど面白かったです!!
早期再戦求む!次回はアンデット希望です^^;
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