久々のトラ道場。もうトラ道場って何?って感じですが・・・^^;
昨年の大震災から早1年が過ぎようとしていた先週末の土曜日。震災復興団体「みんなともだちプロジェクト」が伝統ゲ-ムの「カロム」を通じて被災者や支援者の家族同士の交流を図ろうと企画した「みんなともだちカロム」というイベントに参加してきました。
こちらのイベントは昨年来東北を中心に盛んに行われているのですが、ここ最近新潟でも定期的に開催されており、そんな「カロム」のイベントにお呼ばれして参加。会場に到着すると既にたくさんの親子がカロム盤で楽しそうに遊んでおられます。主催の方やお手伝いの方と御挨拶を交わして、この素晴らしいイベントにお邪魔させていただくことに。
「カロム」は、元々全国的にブ-ムとなった「ビリヤ-ドをモチ-フにした卓上おはじき」なのですが、起源は諸説あって定かではありません(古代エジプト説が濃厚!?)。明治初期にアメリカ経由で「闘球盤」という名称で日本に広まりましたが、定着したのは結局彦根だけだったという経緯があります。
実は我が家にもカロム盤はあるのですが、どうやらアメリカの「キャロム盤」らしく、盤内にピンを立てたりパックがプラスチックだったりといった特徴があるようです。「カロム」は今現在も世界中で遊ばれており、またそれぞれに多少の地域性があるようです。
ということで、今回の「みんなともだちカロム」では新しい「カロム盤」をオリジナルで作成。震災があった東北(いわき市)の授産施設で作成され、購入するとそれが復興支援にも繋がるということで、この日集まった皆様も次々と「カロム盤」を購入なされたということです。
※みんなともだちカロムはコチラ
※みんなともだちSHOPはコチラ
そんでもってこの新しい「カロム盤」。素晴らしいです!!

サイズは若干小さめ(従来のものを一回り小さくした感じ)で、普通サイズのこたつの上でも遊べるようになってます。パックは木製。滑りは最高です(滑りすぎる気も^^;)♪絵本作家の中川ひろたかさんがデザインしたというイラストも素敵で、お値段は少し高めですが、それでも一家に一台、一生遊べる遊具としてのポテンシャルは確実に元が取れることでしょう。
「普段は夫婦で遊びます」とか、「90歳のおばぁちゃんが孫に勝ったんですよ!」とか、「小学校の子供が夢中で」とか、とにかく年齢層の幅が広い広い。お気に入りの(自作の)「カロム盤入れ」を作成してる方もおられたり(これが素晴らしい出来なんですよ!)、本当に皆さんカロムが好きなんだなぁ~というのがビンビン伝わってきます。
何でも今年は全国大会も企画されているとかで、今新潟では入賞目指してみんなで特訓中なのだそうです。先日福島で開催された大会では1位が小学生の女の子、2位が50歳のお父さんだったということで、これは誰にでもチャンスがあるゾ!と皆さんの意気込みには凄いものがあります(笑)。
この日も、歓談のあとには実際にリ-グ戦&ト-ナメントで個人戦と団体戦のプチ大会を開催。小さな子供さんもおられるのに夜遅くまで白熱した戦いが行われました(私自身も無理やり参加させられてしまいました^^;)。
久々の「カロム」はパックが滑りすぎることになかなか慣れなくて、最初の個人戦は決勝ト-ナメント(準決勝)まで進むもミス連発で自滅して敗退><。続く団体戦はコンビを組んだ小学校4年生の女の子がビックリするくらい上手な子で、なんと優勝してしまいました(会場では最強コンビとかいわれてましたね^^;)♪
いやもう個人戦はリラックスして楽しめたのですが、団体戦はパートナーの足を引っ張りまくりで緊張のしっぱなし、ミスするとキッと睨まれるし、狙いを間違うと「そうじゃない」と怒られるし、でもそんなコンビの様子が周りの父兄には大ウケで、私がミスしてパ-トナ-に謝るたびに大爆笑が起きてました。
それでも最後は決めるべき(難しい)ショットを決めれて面目躍如。商品は余った缶ビ-ルを1本いただきました(家に帰ってから飲みました^^;)。ちなみに個人戦の決勝は私を破った方が、圧倒的不利な状況から優勝候補の方にあと一歩まで迫ったのに(もうほぼ逆転勝ちが決まったかに見えたのに)ミスをして負けるという劇的な展開で、これまた大盛り上がり。ス-パ-ショットにどっと沸き、ミスショットにも歓声が飛び交う。みんなで楽しむイベントらしく、みんなで観戦しみんなで盛り上がると、まさに「みんなともだちカロム」でした。
特に印象深かったのは、主催の方の大会前のコメント。「みなさん、絶対に相手に勝つんだぞ!っていう強い気持ちで、最後まであきらめないで頑張りましょう!それと、負けても絶対に泣かないこと♪良いですね?」という考え方にはとても共感させられました。
「カロム」は震災以後沈みがちだった避難所に笑いをもたらし、親子同士、また隣人同士の新たな絆を生み出すツ-ルの一つとして着実に機能してきたのだと思います。普段我々が親しむボ-ドゲ-ムはどちらかと言えばクロ-ズな趣味ですが、「カロム」は素晴らしくオ-プンな趣味です。同じアナログゲ-ムというくくりで参加はさせていただきましたが、目指すべき方向性の違いに多少とまどい、驚き、また感動させられ、その辺は大変勉強になりました。
どんな化学変化が起きるかは分かりませんが、いつかこうした方たちと交流を持てるようなゲ-ム会が開催できれば素敵なことだなと思います。大震災から1年が経ち、少しずつこういう形の復興支援もできるようになったことを素直に喜びたいと思います。「みんなともだちカロム」。みなさんよろしければ参加してみて下さい♪byタカハシ
昨年の大震災から早1年が過ぎようとしていた先週末の土曜日。震災復興団体「みんなともだちプロジェクト」が伝統ゲ-ムの「カロム」を通じて被災者や支援者の家族同士の交流を図ろうと企画した「みんなともだちカロム」というイベントに参加してきました。
こちらのイベントは昨年来東北を中心に盛んに行われているのですが、ここ最近新潟でも定期的に開催されており、そんな「カロム」のイベントにお呼ばれして参加。会場に到着すると既にたくさんの親子がカロム盤で楽しそうに遊んでおられます。主催の方やお手伝いの方と御挨拶を交わして、この素晴らしいイベントにお邪魔させていただくことに。
「カロム」は、元々全国的にブ-ムとなった「ビリヤ-ドをモチ-フにした卓上おはじき」なのですが、起源は諸説あって定かではありません(古代エジプト説が濃厚!?)。明治初期にアメリカ経由で「闘球盤」という名称で日本に広まりましたが、定着したのは結局彦根だけだったという経緯があります。
実は我が家にもカロム盤はあるのですが、どうやらアメリカの「キャロム盤」らしく、盤内にピンを立てたりパックがプラスチックだったりといった特徴があるようです。「カロム」は今現在も世界中で遊ばれており、またそれぞれに多少の地域性があるようです。
ということで、今回の「みんなともだちカロム」では新しい「カロム盤」をオリジナルで作成。震災があった東北(いわき市)の授産施設で作成され、購入するとそれが復興支援にも繋がるということで、この日集まった皆様も次々と「カロム盤」を購入なされたということです。
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そんでもってこの新しい「カロム盤」。素晴らしいです!!

サイズは若干小さめ(従来のものを一回り小さくした感じ)で、普通サイズのこたつの上でも遊べるようになってます。パックは木製。滑りは最高です(滑りすぎる気も^^;)♪絵本作家の中川ひろたかさんがデザインしたというイラストも素敵で、お値段は少し高めですが、それでも一家に一台、一生遊べる遊具としてのポテンシャルは確実に元が取れることでしょう。
「普段は夫婦で遊びます」とか、「90歳のおばぁちゃんが孫に勝ったんですよ!」とか、「小学校の子供が夢中で」とか、とにかく年齢層の幅が広い広い。お気に入りの(自作の)「カロム盤入れ」を作成してる方もおられたり(これが素晴らしい出来なんですよ!)、本当に皆さんカロムが好きなんだなぁ~というのがビンビン伝わってきます。
何でも今年は全国大会も企画されているとかで、今新潟では入賞目指してみんなで特訓中なのだそうです。先日福島で開催された大会では1位が小学生の女の子、2位が50歳のお父さんだったということで、これは誰にでもチャンスがあるゾ!と皆さんの意気込みには凄いものがあります(笑)。
この日も、歓談のあとには実際にリ-グ戦&ト-ナメントで個人戦と団体戦のプチ大会を開催。小さな子供さんもおられるのに夜遅くまで白熱した戦いが行われました(私自身も無理やり参加させられてしまいました^^;)。
久々の「カロム」はパックが滑りすぎることになかなか慣れなくて、最初の個人戦は決勝ト-ナメント(準決勝)まで進むもミス連発で自滅して敗退><。続く団体戦はコンビを組んだ小学校4年生の女の子がビックリするくらい上手な子で、なんと優勝してしまいました(会場では最強コンビとかいわれてましたね^^;)♪
いやもう個人戦はリラックスして楽しめたのですが、団体戦はパートナーの足を引っ張りまくりで緊張のしっぱなし、ミスするとキッと睨まれるし、狙いを間違うと「そうじゃない」と怒られるし、でもそんなコンビの様子が周りの父兄には大ウケで、私がミスしてパ-トナ-に謝るたびに大爆笑が起きてました。
それでも最後は決めるべき(難しい)ショットを決めれて面目躍如。商品は余った缶ビ-ルを1本いただきました(家に帰ってから飲みました^^;)。ちなみに個人戦の決勝は私を破った方が、圧倒的不利な状況から優勝候補の方にあと一歩まで迫ったのに(もうほぼ逆転勝ちが決まったかに見えたのに)ミスをして負けるという劇的な展開で、これまた大盛り上がり。ス-パ-ショットにどっと沸き、ミスショットにも歓声が飛び交う。みんなで楽しむイベントらしく、みんなで観戦しみんなで盛り上がると、まさに「みんなともだちカロム」でした。
特に印象深かったのは、主催の方の大会前のコメント。「みなさん、絶対に相手に勝つんだぞ!っていう強い気持ちで、最後まであきらめないで頑張りましょう!それと、負けても絶対に泣かないこと♪良いですね?」という考え方にはとても共感させられました。
「カロム」は震災以後沈みがちだった避難所に笑いをもたらし、親子同士、また隣人同士の新たな絆を生み出すツ-ルの一つとして着実に機能してきたのだと思います。普段我々が親しむボ-ドゲ-ムはどちらかと言えばクロ-ズな趣味ですが、「カロム」は素晴らしくオ-プンな趣味です。同じアナログゲ-ムというくくりで参加はさせていただきましたが、目指すべき方向性の違いに多少とまどい、驚き、また感動させられ、その辺は大変勉強になりました。
どんな化学変化が起きるかは分かりませんが、いつかこうした方たちと交流を持てるようなゲ-ム会が開催できれば素敵なことだなと思います。大震災から1年が経ち、少しずつこういう形の復興支援もできるようになったことを素直に喜びたいと思います。「みんなともだちカロム」。みなさんよろしければ参加してみて下さい♪byタカハシ
この記事へのコメント
私は元々彦根人ですが、そちらでもカロムがあるのですね。
因みにカロム人口は?わたし宅でも孫と遊んでいます。
因みにカロム人口は?わたし宅でも孫と遊んでいます。
2015/05/08(金) 00:56 | URL | みつお #-[ 編集]
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