ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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 今年も早いもので10月です。ボ-ドゲ-ムというものを趣味としながら、毎週末のゲ-ム会等をワクワクしながら待ち望む生活に完全にリズムを合わせてしまうと、本当に1年はあっという間に過ぎ去っていく感じがします。

 春先に起きた未曾有の震災、夏に起きた水害。とにかく趣味を満喫する雰囲気ではとてもありませんでしたが、「節電」というキ-ワ-ドとともに多少(本当に多少ですけど^^;)アナログゲ-ムへの注目があったようにも感じられたこの半年間。アナログゲ-ムが子供達が少しでも笑顔を取り戻してくれる一助になれているのだとすればとても素敵なことだと思います。

 一方で、我々ボ-ドゲ-ムマニアはどうだったかというと、これはあまり変化なかったようにも思います(笑)。相変わらず話題作をむさぼり、また名作・傑作を追い求める日々は例年ととかく変化する部分はなかったかなぁ~と。

 ただし、そんな中でも各地で新しくショップやサ-クル等がポツリポツリと立ちはじめ、この趣味の世界もにわかに活気だっている節もあるのですが、まぁなかなかに「マニア」という領域へは踏み込んでもらえるには至らず、フリ-クが好きな(タイプの)作品が例会にかかる確率はどんどん下がっているようにも感じられました。

 ということで、本年度の個人的なベスト作品を紹介したいとは思うのですが、相も変わらずフリ-ク目線でのチョイスになってますので、あまり参考にはならないかとは思うのですが、個人的な基準として設けている「繰り返し遊べる(遊びたい)」というものは色濃く反映されている(と思っている)ランキングですので、未プレイの方はもちろん、一度プレイをしたけれども、どうもいまいちピンと来なかった方にも是非、再度遊んでいただきたい作品ばかりを選んでますので、機会があればいつでもリクエストお待ちしております。

第1位:ナビゲ-タ-

ナビゲーター栄えある本年度のナンバ-1は、『ナビゲ-タ-』でした。個人的に今年は『ナビゲ-タ-』ではじまり『ナビゲ-タ-』で終わった年だったかなと感じてます。大航海時代を舞台に、実に戦略性豊かな作品はドイツゲームの風格十分の内容で、確かに既存のシステムの焼き増しという部分は、本来であれば大きなマイナス評価にもつながりかねないものですが、同システムを搭載した作品の中でも過去最高レベルの面白さを表現したという事実は、素直に作者の力量&チャレンジ精神を褒め称えたいと思います。これで「ロンデルシステム」は『インペリアル』に続いて私の中で年間1位を取ったことになり、私がいかにこのシステムに魅了されているかが伺われます(笑)。


第2位:ロンドン

ロンドン2位は僅差でワレスの『ロンドン』です。ワレスの作品は実際フリ-ク向けのものが非常に多いのですが、夢中になって遊べるほど魅力的なものは、私の中では実はあまり多くありませんでした。しかしこの作品は、近年では『産業の時代』に引き続き(彼の作品の中では)異色の面白さがあったと思います。オリジナリティがありながらシンプルで奥が深く、リプレイ欲求が非常に高めだったのも高順位の理由です。借金のル-ルで一部不満な部分があったのが、最後競り負けた理由でしょうか(今現在はオリジナルのバリアントルールを採用することでこの不満点は解消しました)。しかし紛れも無くこの作品はワレスの新しい代表作の1つであり、納得の2位といえます。


第3位:ドミナントスピ-シス

ドミナントスピーシス3位は長時間ゲ-ムですが、ここ最近では陣取り系では一番の出来と感じた『ドミナントスピ-シス』がランクイン。ウォ-ゲ-ムデザイナ-がドイツゲ-ムを作った結果、思わぬ傑作が誕生してしまったのはある意味皮肉な結果ですが(笑)、ワ-カプレイスメントやプレイヤ-ボ-ドを駆使しながらも、基本叩き合いのマルチゲ-ムという部分を残したのは、非常に私の好みに合いました。特に1つ1つのカ-ドの効果が派手で、プレイヤ-全員でバランスを取りながらゲ-ムを作り上げる必要がある部分は、まさに玄人好みの作品といえるでしょう。長時間ということで一般的にはなかなか敬遠されがちですが、実際遊べばあっという間に時間が過ぎる傑作です。


第4位:エイリアンフロンティア

エイリアンフロンティア4位は『エイリアンフロンティア』です。元々あまり期待はしていなかった作品でしたが、蓋を開けてみたら意外と面白かったので、私の中ではすっかりお気に入りになってしまいました。サイコロを用いたワ-カプレイスメントは斬新なアイデアで、昔風のSFというテ-マの取り方も素晴らしく、また単にサイコロ運だけではなく、プレイヤ-同士の叩き合いも含めたマルチゲームとしてのバランスの取り方は、賛否両論あるとは思いますが、個人的には毎回最後は接戦になるように巧みにデザインされており、サイコロゲームの弱点(運任せになりがち)を上手くフォローしたと思います。


第5位:トロワ

トロワ5位は『トロワ』ですね。同じくサイコロをメインとしたシステムなのですが、展開の多様性というか、ゲ-ムの最中における戦略決定の幅の広さは特筆すべきものがあり、プレイヤ-の思考能力と意思決定がモロに勝敗に関わってくる内容はフリークとしては圧巻の一言。まさにフリ-クのために作られた作品といっても過言ではないでしょう。毎回環境が変わる可変性といい、基本的に文句の付けどころはないのですが、全体的な見通しが悪く、あまりにもカオス過ぎるその内容は、必ずしも大きなリプレイ欲求にはつながっていない気がしたので、残念ながら満点ゲ-ムではないかなと。フリーク目線で言えば、本来ならば1位でもおかしくない快作だとは思います。


第6位:ランカスタ-

ランカスター6位は『ランカスタ-』ですね。今年リリ-スされた作品の中では最も「ドイツゲ-ム臭」を感じた作品がこちらです(笑)。色々な要素が複雑に絡み合いながらも、基本的にはシンプルでエレガント。システムの調和といいますか、全体的なまとまりの良さは秀逸で、久々に「オ-ソドックスなドイツゲ-ム」の面白さを堪能できる作品に出会った気がしました。短時間の間に色々な要素が詰め込まれてはいますが、無駄な贅肉を上手にそぎ落とした感じは実に洗練された印象があり、メーカーのドイツゲームに対する飽くなき意欲と、新鋭デザイナ-の新しい才気を感じさせてくれる一品です。


第7位:世界の七不思議

世界の七不思議7位は『世界の七不思議』です。今年のゲ-ム賞を総なめした作品にしては意外に低い順位とお思いの方もおられるでしょうけど、私の中では納得の順位です。もちろん安定した面白さは折り紙つきですし、プレイタイムの短さも素晴らしいと思うのですが、なんかこう100点満点をつけるほどの作品ではないなぁ~というのが私の中でのこの作品に対する最終的な結論でした。やはりドラフトというシステムは、個人的には面白いとは思う反面、それほど奥行きが出るものではなかったかなと。それでも全体で7位という順位は、ポテンシャル自体は高い作品だということは認めてます^^;


第8位:ブルゴ-ニュの城

ブルゴーニュの城8位はフェルドの『ブルゴ-ニュの城』ですね。アレア大箱シリ-ズとしての水準の高さを保ちつつ、フェルドらしい細やかなシステム設定はダウンタイムが長い長時間の作品ながら、プレイヤ-を最後まで飽きさせない魅力あふれる作品だったと思います。サイコロを用いたメインシステムはこの作品で3つ目ですが、結果的に他の2作品よりこの作品が下という印象を抱いた理由としては、上手く他のプレイヤ-との絡みも含ませてはいるのですが、基本ソロプレイ感が強かったからだと思います(別の角度からは、逆にこの辺がフェルドが素晴らしいデザイナーである部分でもあるのですが)。あと、視認性の悪さは今後このデザイナ-の重要な課題の1つかもしれません(笑)。


第9位:ビブリオス

ビブリオス9位は『ビブリオス』です。今年リリ-スされたカ-ドゲ-ムの中ではこの作品が群を抜いてレベルが高かったと思います。もともと『写本と修道士』というタイトルの作品だったのをリメイクというかタイトル名を変更しての発表でしたが、結果的には多くのファンを惹きつけたことからも、作品自体の質は相当に高く、特に前後半に分かれた独特のプレイ感覚は、様々なプレイヤ-の思惑を交錯させる見事なものでした。カードゲームの歴史の中でも一際輝く存在感を見せたといえるでしょう。2段階の競りゲームということで、短い時間でプレイヤー同士の濃密な駆け引きが楽しめるので、例会等ではかなり重宝しました。もしカードゲーム大賞を選ぶとするならば、この作品を選びます。


第10位:K2

K2最後は『K2』ですね。「山登り」というありそうでなかったテ-マを上手く表現した作品で、サバイバルゲ-ムとしての質・量ともに一級品のものがありました。システムは単純なものですが、他のプレイヤ-との駆け引きみたいな部分もしっかりあって、わかりやすくて面白いという、幅広く多くの方に楽しんでもらえそうな作品でした。個人的には若干物足りない感じがしたのでこの順位ですが、もしも一般の方にお奨めする作品としてならば、文句なしでこちらが1位だったでしょう。


第11位から20位までの作品

第11位:ヴィニョス
第12位:ル-ンエイジ
第13位:ファミリア
第14位:イノベ-ション
第15位:ザ・ボス
第16位:スモ-ルワ-ルド~地下世界~
第17位:51番目の州
第18位:近衛銃士隊
第19位:電力会社(日本MAP)
第20位:ルナ

☆番外編:勝手に2人用ゲ-ム大賞☆

数エイカ-の雪

数エイカーの雪こちらに関しては、私の中では年間を通してずっとフリ-ゼの『ファミリア』で決まりだったのを、最後の最後に土俵際でうっちゃったのがこの『数エイカ-の雪』でした。M・ワレスがデザインした「デッキ構築ゲーム」は、とにかく難易度がべらぼうに高く、MAPの視認性の悪さ等も含めてまず普通の方にはお奨めはしません。しかし、気に入る人には麻薬みたいな魅力のある作品だと断言します!個人的に「デッキ構築」というシステムは、ワレスによって遂に完成されたという印象すら抱いたほどです。まず何度か繰り返し遊ばないと見えてこない敷居の高さ。毎手番状況が変化する戦略判断の難しさは、それだけにチャレンジし甲斐のある歴史的な名作だと思います。


☆番外編その2:国産ゲ-ム大賞☆

藪の中

藪の中最近国産ゲ-ムが賑やかなので、今年はオマケで国産ゲ-ム大賞も選んでみました。栄えある第1回目は『藪の中』を選びたいと思います。非常に良くできた推理ゲーム(ブラフゲーム)で、全体的にみると結構ル-ルが甘い部分(特に点数の付け方等)は否めないのですが、とにかく独特の世界観がある設定とシンプルなシステム&コンポ-ネントが秀逸すぎますね。たったこれだけの用具で、よくもまぁここまでの作品性を表現したものだと感心させられました。これ以上でも以下でも成り立たない、芥川龍之介の世界を表現する純粋な美しさが存在する傑作といえるでしょう。
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2011/11/21(月) 14:40:38 | 新潟シミュレーション・ゲーム・サークル(NSGC)
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