ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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 以前から入手を頼まれていた作品がようやく格安で手に入ったので、それの引き渡しを兼ねてS氏自宅でいつものようにゲ-ム会を開催することに。正午過ぎから夜中近くまで、Nさんを交えて楽しいゲ-ム会でした。

アレキサンドリア

※画像なし

 まずは、なんと自作のオリジナルゲ-ムからスタ-ト!

 以前からNさんにことあるたびに「タカハシさん、自作でゲ-ム作ってよ」と言われ続けていたので、重い腰を上げて制作に取り掛かったのが先週末。ほとんど数時間で主要ル-ルをまとめ、残り半日でボ-ドと200枚を超えるカ-ドを仕上げたので、出来はおそらくボロボロのはず・・・と予想していたのですが、これが意外とゲ-ムとして動いてくれて、テストプレイに付き合ってくれたS氏とともに良い意味での感動と驚きがありました。

 テ-マに関しては、長年自分でボ-ドゲ-ムを作るならこれしかないと考えていた、古代アレキサンドリア。偶然にも今年映画が公開されてますが、それに触発されたとかではありません(笑)。学術研究所ム-セイオン、アレキサンドリア図書館、ファロスの大灯台という素晴らしいモチ-フが存在するこの歴史上稀に見る文化都市は、ボ-ドゲ-ムの題材にはうってつけだなぁ~とずっと以前から温め続けておりました。

 メインシステムはほとんどカ-ドゲ-ムに近いのですが、一応ギミック的なものは今までにない(自分自身がプレイしたことがない)ものを搭載したつもりなので、既存のゲ-ムの焼き増し感はあまり無いと自分では思うのですが、まぁ世の中広いですから先行する作品と被ってしまってる可能性は否定できないですよね(これが一番怖い^^;)。

 そんなこんなで、とりあえずは動かしてみようということになり、最初から最後までS氏と2人でさらっと流してみました。当初の懸念材料であったゲ-ムバランスは、まぁさすがにところどころ綻びはありましたが、概ね良好。基本ル-ルもいたってシンプルですし、もちろん言語依存もほとんどないので(まぁあってもテキストは全部日本語ですしねw)、必ずしもプレイテンポは悪くなかった(むしろ良いくらい)のですが、問題はプレイタイムの長さ。初めてのテストプレイにせよ、いくらなんでも対戦形式で3時間クラスはひど過ぎましたね><

 S氏の感想としても、「お世辞抜きにしてこれやばい、面白い!もし製品版があるなら絶対買うね!!」という最大級の賛辞をくれる一方で、私の浮かない顔をみて「確かにちょっと重いかもなぁ~。まぁ俺は好きだから全然問題無しだけどさ」とフォロ-までしてくれましたが、正直こんな重い作品はとても一般向きではありません。あらためて既存のボ-ドゲ-ムデザイナ-がいかにゲームを上手くまとめる才能を持っているかを思い知らされました。

 私と違い、普段から自作ゲ-ムに関しては積極度の度合いが高いS氏からしてみると、まずきちんとゲ-ムとして成立するだけで凄い、製作期間がほとんど1日というのが全く信じられん。なおかつオリジナリティのあるシステムがリアルに面白いというだけでも作った価値がある、とのことですが、そうですねぇ~、確かに自分でいうのもなんですが、突貫工事で作ったゲ-ムにしてはソコソコ面白かったとは思いました。

 まぁさすがに今の状態では相当問題点が多い作品ですけど、せっかく(奇跡的に)ゲームとして動いたということも踏まえて、少しずつ暇を見つけてバランスとプレイ時間を調整していくのも悪くないかなぁ~と思います。ぶっちゃけゲ-ムを作る(完成させる)って凄く大変^^;

ルナ

ルナ

 続いては、3人でフェルド先生の『ルナ』です。個人的に昨年のエッセン前にはかなり注目していたタイトルだったのですが、ル-ルを読んだりレビュ-を見たりする限りではなんだかあまり面白くなさそうだったので、長いことスル-し続けてしまっていたのですが、最近あまりゲ-ムを買っていなかったこともあり、思わずポチっと右手が購入してしまった作品です(まぁフェルドなら外れ率低いかなという小賢しい計算もw)。

 フェルド自身が「ワ-カプレイスメント」を進化させた「ワ-カム-ブメント」が売りと言っているだけあって、彼らしいなかなか凝りに凝ったシステムは個人的には嫌いではなかったですが、とにかく多人数アブストラクトみたいなプレイテンポの悪さ、先々の予定を加味しながら手番のアクションを実行するのに、必ずしも上手くいかないもどかしさ&爽快感のなさは、面白さを体感する以前に難しさの方が上回ってしまって、プレイヤ-の頭の方が先に混乱してしまう可能性の方が高いんじゃないかな?と感じてしまいました。

 実際プレイヤ-間のインタラクション性も非常に高く、地味な牽制状態が続いたりもしますが、基本3人プレイだと脚の引っ張り合いをしていると、残った一人のプレイヤ-に抜け出されるので、結局3すくみで様子を伺うような状況は、毎手番のアクションに関して、一体何が正解なのか全く不明のまま突き進む感じで、ちょっとジリジリし過ぎていて正直面白味はあまり感じられませんでした。

 今回のセッションも、最終ラウンド前まででかなり差が開いている&最終ラウンドで更に点差を広げる環境が既に出来上がっていると判断した私が、最終ラウンドはすぐさまロウソクの火を消すという行動に出て一気に勝利!まだまだラウンドが続くとばかり思っていたS氏とNさんはこの展開に何もできず驚いていたのが印象的でした^^;

 この作品。ル-ルを熟知してくれば色々な戦略性も見えてくるのですが、そのどれもが至って地味目で、フェルドらしく重厚な作品にはなっていると思うのですが、この作品に関しては、逆にその重厚さが裏目に出たような気もします。今までフェルドの作品は全て面白い!と感じてきましたが、残念ながら今回は少し裏切られた感じですね。もう何度か繰返しプレイをしてみて、少しでも良い方に評価が変わってくることを期待したいです。

ランカスタ-

ランカスター

 続いては『ランカスタ-』ですね。『グレンモア』が大のお気に入りとなったS氏ということで、同じデザイナ-の新作ということでおススメしてみました。普段はどちらかというとこの作品のような攻撃色の強めの作品は嫌う傾向にあるS氏ですが、はたしてどうだったでしょうか。

 まず、この作品の最大の魅力は、毎回の手番の少なさにあると私は思います。全部で5ラウンドあるのですが、全部合わせても駒の配置は20手番くらいしかありません。他のプレイヤ-の駒をはじいたりする要素もあるのですが、この「駒の少なさ」というのは非常にゲ-ムのテンポを良くしており、ゲ-ムをデザインする上で、プレイヤ-に飽きさせない=ダラダラさせないという非常に難易度の高い部分を上手くクリアしているといえるでしょう。

 また手番数が少ないからといって、ゲ-ム自体が決して単調なものにもなっておらず、自国の騎士を発展させたり、城のボ-ナスタイルを整備していったり、貴族を集めていくという箱庭の要素や、フランス軍との戦争、得点にダイレクトに関係してくる法案の投票などプレイヤ-間のかかわりぐあいも絶妙で、非常にデザイナ-のセンスの良さを随所に感じ取れます。

 実際S氏も最初は半信半疑でプレイをしてますが、第1ラウンドが終わるころには「これ、凄くドイツゲ-ムっぽくて良いねぇ~。良いよウン」。とかなりの好感触を得たようでした。彼がこの手の作品を気に入るのは結構珍しいことで、やはり思った通り彼とデザイナ-との相性が凄く良いんだなということを感じました。

 実際のセッションは唯一経験者であったのは私だけということで、私自身はある程度自分に制約をかけてのプレイを実践してみました(最近こういうハンデ!?の付け方を良く行います。S氏曰く「ハンデを付けるとかいうと凄く上から目線みたいでイヤな感じはするけど(笑)、別に手を抜いているわけじゃないんだから、あえてリスキ-なプレイを選択するってのはまぁありなんじゃね?」とのことです)。

 序盤はそれでも上手く立ち回っていたのですが、得点では大きく遅れた状態で最終局面に。ここで私としては2番手をゆくNさんと協調してトップのS氏を叩きたかったのですが、何故かNさんはS氏の口車に騙されて私潰しに協力するプレイを実践。結局そのままトップのS氏が逃げ切る展開となり、まんまと勝利を勝ち取ったS氏は、「いやぁ最後は君の追い込みにちょっとビビりすぎたよねアハハ♪」とほざいてました(爆)。
 
 いくらなんでもこの作品で最初から最後まで一方的に叩かれるのは勝ち目薄いです><最終ラウンドでトップにいる人とは普通誰も協力しないのですが、まぁ仕方がないですね^^;ということで私は惨敗。しかしこれで2回目のプレイでしたが、あらためて良い作品だなと感じました。このデザイナ-には今後要注目ですね!

ジャンボ(3人用オリジナル)

ジャンボ

 締めはもともと対戦ゲームである『ジャンボ』をいたく気に入ったS氏が、4人でも遊べるようにと2セット購入して改良したバージョンを3人でプレイ。いくつかのカードを抜いて遊びやすくしているとのことでした。

 もともとシンプルで面白いルールの『ジャンボ』。確かにちょっとした改良で多人数でも遊べるようになるとは思うのですが、個人的には彼のその改良の仕方(主にカードの選別)に疑問を感じる結果になりました。まぁ好みの問題が大きいとは思うのですが、彼のオリジナルバージョンは必ずしも元の二人用ゲームとしての面白さを、多人数プレイへ転化しているとは言い難い気がしました。

 まず第1点目は、産物や道具を全員で競り合うカードを全部抜いた点です。確かに処理が煩雑なんで、元のオリジナルルールでも賛否が分かれるカードだったとは思うのですが、個人的にはそれらのカードに対しては「賛」に立場であったこともあって、何だか美味しい部分を根こそぎ取り除かれたガッカリ感の方が強かったです。

 2点目は、ブチ壊れカードの「長老」をそのまま全力で投入している点です。手札を一気に5枚まで回復できるこのカード。ただでさえカードの枚数を増やしづらいこの作品においては、「長老」を何枚引けるかで勝負が決まるといっても過言ではないのに、2セット分丸々入れていることで、一人のプレイヤーが連続で引き当てる状況は、正直かなりウンザリさせられました(仮にもしそれでゲームに勝ってもオマエ嬉しいのか?という疑問を感じてしまうわけです)。

 このカードこそマストで抜くべき対象といえるでしょう。実際には道具の引き、カードの引きに恵まれたおかげで、S氏に都合3回、Nさんに1回それぞれ一気にカードを5枚引くというとんでもない効果を見せられながらも、何とか気合で逃げ切ることはできました(当然私は長老は1枚も引けず)。

 何だ結局勝ててるんだから良いじゃん?そう思われる方もいらっしゃるとおもいますが、実際プレイしている最中に一気にカードを5枚引かれると、本当に萎えますよ。こっちはコツコツ積み重ねながら地道に頑張っているのに、何だソレ!感がマヂで半端ないです^^;私としては2人で遊ぶときであっても「長老」は抜きたいカードの筆頭格ですからね。せめて手札の補充は3枚にして欲しかったですね~><


 ということで、オリジナルゲームのテストプレイが思いの他長くかかってしまい、あまり多くの作品を遊べなかったこの日のゲーム会でしたが、色んな意味で中身の濃い内容だったと思います。S氏は私の自作ゲームにかなり刺激を受けたようで、久々に「いやぁ~マジで驚いた。面白いゲームって作れるもんなんだね。俺も久々に作りたくなったよ」と、彼自身の創作意欲に火が灯ったようでしたし、またお世辞でもそこまで褒めてもらえたならば、もう少しゲームバランスを整えて、再度彼にプレイしてもらいたいというささやかな欲も出てきました。

 反省会を込めて久々に行ったラーメン屋の新メニュー(味噌マーボー麺最高♪)が、メチャクチャ美味しいという思わぬ当りに出会えた幸運に関しても、何だかこの日のゲーム会(というより自作ゲームの完成度が、デザインした本人も驚くほど意外と高かったという幸運)にもどこか似てて、とにかくラッキーな一日だったなぁ~という不思議な余韻の残るゲーム会でした。お付き合い頂いた両名とも、長時間にわたり本当にありがとうございました♪byタカハシ
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