ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

2016/12123456789101112131415161718192021222324252627282930312017/02

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 今年度の年間ゲーム賞が発表になりました。

 大方の予想を裏切って、受賞したのは『クァークル』でした。

クァークル何故、数年前に発売されたパズルゲームに、今更スポットライトが当ったのか?確かに『クァークル』はシンプルで良くできた作品だと思います。実際に遊んだことはありませんが、ノミネートのアナウンス後にルールを読んでみたところ、なるほど良質のパズルゲームだということは容易に想像がつきます。しかし、何故?今?その疑問は多くのドイツボードゲームファンが抱いたに違いありません。確かに今年はわざわざエキスパート部門を別に設けたりもしましたから、シンプルなルールで、家族でも遊べるという路線を審査員達が強調したかったのはわからなくもありません。


黒ポーンしかしながら、海外(アメリカ)の、しかも数年前に発売された作品を大賞に選ぶほど、ドイツボードゲームの権威は地に落ちたのでしょうか?私はこの趣味を始めた瞬間から、ボードゲームの最先端はドイツであるという妄信にも近い考えを持ち続けてきたのですが、それが間違いであったことが遂に証明されてしまいましたね。これまでは、ドイツ以外の国においては、数年前に発売された作品がそれぞれの国のゲーム賞に輝いたりする例はありましたが、まさか本国ドイツで同じような事例が起きるとは夢にも思いませんでした。私の中でノミネートの段階で「ん?ちょっとこれはおかしいぞ?」という疑念は確かにありましたが、それ以上にこの作品が大賞に輝くことを認めたくない自分がいました。


世界の七不思議そしてエキスパート部門は誰もが予想した『世界の七不思議』が受賞。確かに、この作品のシステムが単純なものだとは思いませんが、正直私には「エキスパート」というカテゴリに含まれるほど複雑なものだとも思えません。何故素直にこの作品が大賞ではいけなかったのでしょうか?毎年それこそ数限りない作品が世に出てくる中で、ある意味一番を決めるプライズであるべきなのに、何故「カードドラフト」というシステムに新しい光を当てた作品よりも、古典回帰ともいえるシンプルなパズルゲームを選択しなければならなかったのか。はたしてブラックポーンの新設は、レッドポーンの存在価値を変えてまで行うべきことだったのか。

 ということで、個人的には今年の結果はドイツボードゲームの行き詰まりを象徴しているように思えてなりません。ドイツボードゲームがはたしてどこを目指しているのか、私にはその方向性すら理解できません。この流れが続けは、これから先、レッドポーンはフリークにとっては、ほとんどキッズ大賞と同じような感じになってしまうのは自明で、ブラックポーンの価値は確かに上がるかもしれませんが、それ以上にレッドポーンの価値の下落の方が気になってしまうのは必然でしょう。少なくてもリメイクでもない過去の作品を選ぶのは、(たとえその作品がどれほど面白いものだとしても)今年で最後にして欲しいなぁ~と思います。byタカハシ

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nbgc.blog63.fc2.com/tb.php/424-bfff73d0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。