ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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 先週末は、ゲ-ムマ-ケットの戦利品をちょっと遊ぼう会ということで、ほとんどル-ルも読まずに半ばテストプレ-に近いことを了承していただいて、自宅でプチゲ-ム会を開催しました(戦利品といっても、全てショップ購入作品。同人系を期待された方スミマセン^^;)。

 とりあえず面子が揃うまでは『タンブリングダイス』が火を噴いてました。予想通り笑いの瞬発力のある作品で点火材にはうってつけの作品ですな(笑)。

ザ・ボス

1.ザ・ボス

 まずは、バネストさんで購入した『ザ・ボス』です。ゲ-ムマ-ケットで珍しく中野さんからオススメしてもらった作品。これは中野さんを良く知る人であれば皆さん驚かれることでしょうけど、普段中野さんは滅多に人にゲ-ムを薦めたりしません。そんな中野さんが珍しく「あ~タカハシさん、『ザ・ボス』ね、これ良いですよ~。なんかねぇ~上手く説明はできないんだけど、良いゲ-ム」。帰りしなにそんなこと言われたら、もう即買い決定じゃないですか^^;ありがたく買わせていただきますとも♪

 この作品では、プレイヤ-はアメリカマフィアのボスとなり、各都市でお金を稼ぐために暗躍するというのがメインのテ-マです。各都市には3~5枚のカ-ドが用意されており、1枚は裏向きに各都市の前に配置し、残りはランダムに各プレイヤ-に配られます。裏向きに置かれたカ-ドはそのラウンドでのその都市で稼げる報酬(あるいは制裁)を示し、また配られたカ-ドはそれぞれその秘密裏の報酬(あるいは制裁)の情報を探る手がかりとなります。

 裏向きにされているカ-ドがお金なら、その都市で仕事をする価値が十二分にあるのですが、中には敵対組織の縄張りを荒らしたということで、お金の代わりに自分の構成員を失ったり(ピストルのカ-ド)、病院や留置所に送りにされるカ-ド(病院や牢屋のカ-ド)が伏せられているケ-スもあります。

 プレイヤ-は自分の手番になったら、1.まず自分のファミリ-の構成員をいずれかの都市に派遣し(任意)、2.そのあとでその派遣した都市以外のカ-ドを1枚公開する。という行動をしなければなりません。全員が手札を全て公開した時点で、各都市毎に最も構成員を派遣したファミリ-がその都市の報酬を受け取ることができます。

 自分が重要な情報(ピストルのカ-ドなど)を握っている場合、そのラウンドではその都市が安全なことがわかる反面、安易に構成員を派遣するとたちまち全員のタ-ゲットになってしまいます。プレイ感覚は往年の名作『メンバ-ズオンリ-』に近いのですが、「誰がどの情報を握っているかがわかる(カ-ドの裏が色違いになっているので)」というスパイスが尋常じゃないくらいに効いてます。

 その都市の情報を握っているのに、さりげなく構成員を派遣するという行為が、はたして罠なのか本気なのか?プレイヤ-同士のブラフの掛け合い、高度な心理戦のドキドキハラハラが見事に表現されてて、さすがは中野さんのオススメだけあるなぁ~と唸らされました。ゲ-ムマ-ケットでこの作品を買われた方。おめでとうございます。これはアタリでしょう♪

 最近、口三味線がマナ-違反だとかどうこういわれがちな傾向がありますが、こういった作品はそういう三味線自体を楽しまなければ全然面白くありません。「さて、ボストンで荒稼ぎといくかな!」「え~?それホント?罠はってるんじゃないの?」「さぁどうだろね?俺は稼ぐ、お前は稼がない、それだけの話だろ?」「くそ~、一人だけ良い思いはさせられないからなぁ~。よしいったれ!」「ハイ残念~^^だぁ~まされたぁ~w病院送り決定ね♪」「ぐ・・ぐぅ・・・><」。

 いやぁ~面白かった!こういう人を騙したり、騙されたり、普段の実生活では人道的に決して味わうことが難しいことを、あえて「楽しめる」のがボードゲ-ムの醍醐味なんですから、こういう作品こそもっともっと遊ばれるべきでしょうね。

ア-サ-王

2.アーサー王

 続いては、これはメビウスさんで購入したアレア中箱シリ-ズから、『ア-サ-王』ですね。先月のメビウス便に入っていたということで、既に先週のOASEさんでも遊ばれていたようでしたが、この日の面子は誰もそのときにプレイなさらなかったそうで、全員初プレイのちょうどいいお披露目になりました。

 さて、この作品のデザイナ-はかの有名なクラマ-&キ-スリングの大御所コンビ。かつてドイツゲ-ム界きってのデザイナ-コンビと謳われた彼らは、何度もゲ-ム賞を総なめにする作品を世に送り出し、長いドイツゲ-ムの歴史の中でも確実に1時代を築いたといっても過言ではありませんから、そんな彼らがアレアシリ-ズに登場するということで、最強コンビと最強レ-ベルという夢の組み合わせに多くのフリ-クがワクワクさせられていたと思います。

 それぞれのマスにプラスマイナスが書かれた動く円形テ-ブルの上に、自分の騎士と王族駒が配置されており、自分の手番ではプラス点のマスの駒を動かせば点数をもらえるという笑えるくらいにシンプルなデザイン。円形テ-ブルの基準位置は、常に王様がいるところにセットされるというのがある意味この作品の大きな特徴で、新しい王様が誕生すると世界が劇的に変化するのがなかなか面白い仕組みになってます。

 今回は全員初プレイでしたが、あえて上級ル-ルで遊んでみました。上級ル-ルですと、毎回のアクションが2回に増えるのと同時に、「決算カ-ド」が新たに加わるので、しかるべき状況下をきちんと狙って整える必要性が生まれるため非常にテクニカルで難易度の高い作品に変化します。

 ほとんどの「決算カ-ド」は、プラスになる可能性よりも、マイナスになる可能性の方が高いので、逆にいかに失点を少なくするかの見極めの方が大事になってて、かなりその辺は特殊なプレイ感覚だと感じました。実際のセッションでも一気に得点ボ-ドで1周以上差を付けられたかと思ったら、逆に1周差をつけれるほどに逆転したりと、緻密な作業の反面ちょっと大味な展開は個人的には残念な感じでした。

 ということで、個人的にはル-ルを読んだ段階で上級ル-ル以外はプレイ欲求が低めに思えたのですが、上級ル-ルは上級ル-ルでけっこう難儀な作品だということが判明したので、せっかくの名コンビのデザインでしたが評価はアレアシリ-ズの中ではかなり低めの位置かなと。『片目の海賊』もそうでしたが、どうも最近のこのコンビは目新しい作品を生み出せない感じですね。確かに悪くない作品だとは思うのですが、突き抜けてないというか、新鮮味を感じないというか。10年以上前の作品のような古さを感じてしまいます。

 その辺は決して「古さ」ではなく大御所の「匠な技」だと言われればそうなのかもしれませんが、最近の多種多様な作品と比較するとどうしても見劣りしがち。今一度ル-ルを聞いた瞬間にプレイしたくなったり、セッションの最中も練りこまれたシステムに唸らせられるような、かつての名作に匹敵するような作品を生み出してみて欲しいものです・・・><

イノベーション

3.イノベーション

 締めは『イノベーション』ですね。これまたバネストさんで購入した作品で、『ローマの栄光』で一躍脚光を浴びたカードゲームデザイナーの雄、カール・チェディクの新作です(といっても例によって発売からしばらく時間は経ちましたが・・・^^;)。ここ最近のいわゆる「デッキ構築型」には目もくれずに、『サンファン』や『レースフォーザギャラクシー』のような「環境構築型」に拘るスタイルは個人的に高評価しており、注目していた作品でもありましたのでゲームマーケットでゲットできたのはラッキーでした♪

 プレイヤーは1~10に分かれた各時代を、シヴィライゼーションよろしく、様々な新技術を文字通りイノベーションしながら追体験していきます。手番では2アクション実行し、カードをプレイしたり、その能力を起動したりというシステムは特に目新しい感じはしないのですが、やはりこの手の作品はシステム自体が既にオモシロ要素満載ですので、全員初プレイながらなかなか楽しいセッションが続きます。

 というのも、この作品は驚くべきことに全てのカードが1枚ずつしか用意されておらず、しかもその個々のパワーが半端なく強烈なので、破壊的な攻撃が応酬される激しさがある展開は、ノリノリで場を支配しつつ押しているときも、また他のプレイヤーの攻撃でボコボコに凹まされているときも、決してダレさせない見事な(アンバランスな)バランスを保ってます。
 
 もちろん、時代が先に進めば更にパワーがインフレしていきますし、また多人数でプレイすれば(その攻撃色の高さゆえに)マルチ色まで生まれるという至れり尽くせりの内容に仕上がっており、この手のタイプが好きな人にとってはかなり満足度の高い作品といえるでしょう。

 今回は序盤で強烈なカードを展開したプレイヤーが場を支配。一気に偉業を2つも達成して一気にリードを広げますが、それ以降は他の3プレイヤーに常にマークされて思うように自分の環境を育てられず最後はジリ貧になってました。またそのプレイヤーを叩きつつ中盤勢力を伸ばしたプレイヤーも、その戦いに疲弊して終盤は伸びきれず、結局最後は終盤まで得点面ではかなり出遅れていた私と、もう1人のプレイヤーの一騎打ちという自然な流れに・・・。

 そして一瞬の隙を突いて時代10の強烈な新技術カードをプレイし、一気に3つ目の偉業を達成した私が、圧倒的有利さをもってリーチをかけたので、最後はそれを阻止すべく他の3人のプレイヤーが共闘して阻止する展開となったのですが、そこで皮肉にも私の勝利を確定するカードが場に出てきてしまい、その時点で私の勝利が確定!結構プレイ時間はかかりましたが、一時もダレることのない白熱したセッションは非常に面白かったです。

 セッション後は、当然のようにやり込んでいく過程で更に面白くなっていきそうな作品ですねという感想が聞かれましたが、まさにその通りだと私も思います。さすがに恐るべき中毒性の高さみたいなものまでは感じられませんでしたが、また遊んでみたいリプレイ欲求感は十分に感じられました。その一点だけでも十分な収穫だったと思います。


 ということで、個人的な自宅会だったので人数的なキャパがあり、しかも突発的でもあったので急なお誘いに参加していただけた皆様には本当に感謝ですね♪私自身ゲームマーケットで購入したっきりで開封もしておらず、ほとんどテストプレイに近い感じで御迷惑をかけたかもしれませんが、ある意味新鮮なプレイが楽しめたのではないでしょうか?かえすがえすもお付き合いいただきありがとうございました。また是非我が家に遊びに来てくださいね♪byタカハシ
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