ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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 5月の最終日曜日。今月はいつもの月例会はお休みの予定でしたが、先週予定していた他サ-クルさんへの遠征が個人的な都合でキャンセルになってしまったので、どうにもウズウズしてしまい(笑)いつもの常連さんをお誘いして特例会を開催することに。

 あいにくの雨でしたが急なお誘いだったにもかかわらず、4名様の御参加をいただき、いうなれば「NBGC五月雨(さみだれ)会」とあいなりました♪

<この日の参加者の皆様>
安達さん、池田さん、笠谷さん、野田さん

ブルゴ-ニュ

1.ブルゴーニュ

 まず1発目は、アレアの最新大箱シリ-ズ、フェルドの『ブルゴ-ニュ』ですね。安達さんと野田さんが未プレイということでリクエストが入り、個人的には意外と早く再戦のチャンスが到来して嬉しかったです。

 ※余談ですが、この作品のデザイナ-S・フェルドは、ドイツ語読みですと「フェルト(末尾が濁らない)」となります。最近こうした「表記」にかなりまめに拘る方がおられるようですが、やはり権威あるサイトとかですと、その辺も気を使う必要があったりするんでしょうか?私個人的にはマイケルをマイコ-と呼ぼうが、ミハエル、ミヒャエル、ミゲル、ミシェル、マイカ-と呼ぼうが、そんなのどうでもよい話なんですが、シュ-マッハはやはりミヒャエルだと思うので(爆)、フェルドもフェルトが本当なら良いのでしょうね。日本人の一般の方100人に読ませても「フェルト」と読む人は数人でしょうし、既に脳みそに「フェルド」でインプットされてますから、大体の意味が通じる以上はNBGCでは今更わざわざ変える気もないですけど・・・^^;

 さて、前回この作品をプレイした際はゲ-ムの中盤でいろいろとル-ルのインスト忘れがあったりして、フルスペックで遊べた感がなかったので、今回は私がインスト係を務めるということで、結構慎重にル-ルを説明させていただきました。リファレンスを用意したのも良かったのか、皆さんスム-ズにル-ルを理解していただけたみたいでなによりでした。

 今回は色々悩んだのですが、前回は「船」で先行する作戦だったので、今回は最後まで「船」には一切手を出さないプレイを目指してみました。まず第1の目標を「鉱山」プレイ。第2の目標を「動物」プレイと決めてのスタ-ト。幸運にも初手番でしたので、サイコロの目がフィットしたこともあり、目の前の「4頭牛」と「3頭牛」をゲット!同順で経験者の池田君がやはり「鉱山」をいきなり2個取る感じでしたので、お互いあっさり方針決定となりました(笑)。

 2手番目、商品を売却して中央の黒タイルからやはり「4頭牛」を購入する私。既に自分のボ-ドのストックエリアは牛で満杯です(笑)。中盤は金銭面で収入が少ないのを商品の売却でなんとか補い、サイコロ運に見放され気味でしたが、ボ-ナスタイルを2番手で効率良く獲得したりしながら勝利を目指します。

 フェイズCで全く「牛」が登場しないことで1歩後退を余儀なくされましたが、都合「牛」だけで66点(黄色の特殊タイルもあったので)の大量得点を稼ぎだし、最終版でようやく手を出した「船」で運良く商品の色が合うというラッキ-も味方して、序盤から「鉱山」でかなり優位な状況だった池田君を際どく4点かわして勝利!最後の商品の重なりが勝負の分かれ目でしたね。二人とも300点を超える大熱戦でした。

 この作品は個人的にはかなり好きなタイプで、今年から創設された「ブラックポ-ン」の有力候補だと思っていたのですが、同じフェルドデザインでも、こちらではなく『ストラスブ-ル』がノミネ-トと、ちょっと残念な感じでした。ここ最近多作&大安定のフェルドですが、彼はいつ突き抜けた作品で賞を手にするのか?と問われると、正直(安定感が高すぎて)答えに困るデザイナ-なのかも?という気もします。やはり賞レースは色々あって難しいですね^^;

ナビゲ-タ-

2.ナビゲーター

 少し遅めの昼食休憩後は、遅れて到着なさった笠谷さんを混ぜて5人で『ナビゲ-タ-』をプレイすることに。何気に池田君以外は全員経験者ということで、これは久々に燃える展開。関係ないですが、この作品も『ナビゲ-タ-(英語読み)』なのか、『ナヴィゲド-ル(ポルトガル読み)』なのかショップによっても違うようですね^^;箱の字をそのまま読もうとするなら、やっぱり『ナヴィゲド-ル』ですか?。何で『航海者』とかに統一しなかったんでしょうね(笑)。

 今回は、というよりも次に自分がこの作品をプレイするなら「船」プレイでいこうと決めていたので、『ブルゴーニュ』と同じように、予め最初からかなり方針を決めて挑んだ今回のセッション。最近スギハラにこの作品をレンタルしたところ、仲間内だと「船」でガンガン先に進んだプレイヤ-が勝利したという報告を受けたのですが、私自身当初から「船」プレイには懐疑的(勝ち味が薄いのでは?)だったこともあって、その結果が本当なのか知りたくもあったのであえて自分でも自信のない作戦を選択してみました。

 とりあえず、序盤は造船所を先行で建設するので、マ-ケット関係でかなり出遅れます。周りのプレイヤ-達が金満でウハウハプレイを続ける最中、ギリギリのマネ-ジメントでやりくりしていかなければなりません。中盤、造船所の数を3つまで伸ばした時点で、ようやく大船団を2順かけて作り上げ、盤面に全ての船を送り込むことに成功しました。

 終盤、もたもたしていると金満プレイヤ-との差がどんどん開く(というか詰められる)ばかりでしたので、一気に長崎を襲撃して早期のゲ-ムセットを狙いたい私でしたが、私と同じように「船」プレイを続けていた安達さんが時代3への突入を悩んでおられたので、よせばよいのに「1順待って先に「特権」を取りに行ってから突入の方が安達さん的にはベストなんじゃないですか?」とアドバイスしてしまったことで、終了のタイミングが1歩遅れてピンチに^^;

 というのも、結構楽観的に見ていた「建物」関係が、終盤金満家達の買い占めで一気に購入されまくりで、もしかしたら長崎到達よりも先に「建物売り切れ」で終了トリガ-が引かれてしまうのでは?という最悪の状況が見えてきたので、最後の数順はかなりアセアセでした。

 それでも何とかギリギリで長崎に到着すると、最後は盤面にあれほどあった私の船は1隻もなく(ラストの手番で「特権」を取りに行くのに最後の1隻を沈めたので)、また労働者の数も最低の2というまさに真っ白な灰状態でのゲ-ムセット(爆)。全てにおいて他プレイヤ-の後追い状態になってしまった野田さんが残念ながら最下位。私と同じ「船」プレイを実行しながら、特権が今一つで最後伸びきれなった安達さんが4位。初プレイながらバランス良くプレイし、教会で先を取った池田君が3位、そしてやはり金満プレイで特権も充実していた笠谷さんを、最後の最後でわずか2点かわして私が勝利!という劇的な幕切れでした。

 「うわ~これで負けてる(届いている)のかぁ~><」という笠谷さんの嘆きがとても印象的で、確かに私自身も本当に届いているのかわからないまさにデッドヒ-トだったと思います。あと1順遅れていれば、私は3位以下の可能性も十分ありましたから、最後の最後で届いたのはまさに執念だったと自分でも思います!

 大熱戦の感想戦では、もうどんだけ計算してるの(笑)?みたいな話になりましたが、私自身最後の数回はもうただただ自分で決めたことをそのとおりに実行するだけで、計算云々というよりも単に最善手を打ち続けるしか道はなかったというのが正直なところです(ですのでダウンタイムとかは皆無でしたw)。ですから勝負の行方は本当に運任せだったといえるでしょう(むしろ私の方が負けてるとさえ思ってました^^;)。

 惜しくも3位で勝利を逃した池田君からは、「序盤よりもむしろ終盤の方が選択肢が少ないんですね」という指摘を受けましたが、なるほど終盤になると各人がある程度方針が明確に決まってくるので、そういう部分は過分にあるかもしれませんね。それでも池田君自身もこの作品についてはかなり気に入ってくれたようで、「確かにこの作品が人気の理由がわかりました。色々と戦略性があってこれは面白いですね!」というコメントをいただけたのは、セッションした甲斐があるというものです。また近いうちに遊べると良いですね♪

袋の中のフェロ-

3.袋の中のフィロー

 続いては、大熱戦の『ナビゲ-タ-』の後ということで、頭を休める意味も込めて「競り」と「ブラフ」が見事に融合したフリ-ゼの傑作『袋の中のフェロ-』をプレイすることに。この作品は一緒にプレイする面子にもよると思いますが、正直『電力会社』を除けば、個人的にフリ-ゼの作品の中ではトップクラスの切れ味があると思ってます。

 ル-ルは簡単。全員でカ-ドを裏向きに並べて(ちなみにカ-ドの構成は全員ほとんど一緒)、「裏向きのまま」全てのカ-ドを競りにかけます。そして途中で誰かがパスをするたびにカ-ドを1枚ずつ表に向けるのですが、マイナスのカ-ドや、高得点カ-ドを追い払う犬とかが出てくると、全員一気に競りから降りるので、心理的な駆け引きが尋常ではないです^^;

 競りから降りれば、降りる順番によって銀行からお金がもらえますので、全てのカ-ドの合計点数次第では降りた方が格段に儲かる場合が多々あります。自分が高得点カ-ドを入れた時は、いかにそのそぶりを見せないで競りに残り続けるか、逆にマイナスのカ-ドを入れた場合は相手にどれだけ期待をさせて競りを続けさせるか?かなりプレイ感が特殊なのですが、この辺の味わいがわかってくると、もうニヤニヤが止まらない(さすがにそれだと相手にバレて負けちゃいますけどねw)ブラフゲ-ムの傑作に一気に昇華します。

 当たり前のことですが、後半にめくられるカ-ドを入れているプレイヤ-方が有利に競りを進められますので、自分が最初の方にカ-ドを入れる手番では、どうしても様子見になるケ-スが多く、運良く一番最初のディ-ルで最後のカ-ドを入れた私が、強気の競りでいきなり大量リ-ドに成功しました(さすがにこの辺は全員の「様子見精神」を読み切りましたw)。

 その後中盤で、0→11→-8→15→?という状況で、池田君との一騎打ちになり、彼に14まで競り上げさせて降りたのが会心のプレイでした。最後の?は野田さんが入れたカ-ドで、予想では「大きな犬」だったので、見事その予想通りハマって、私は銀行から6円ゲット(プラス6点)池田君は14円払って3点ゲット(都合マイナス11点><)でしたから、ここで大きな差ができましたね。

 終盤調子に乗って罠にはまり、大きなマイナス点も喰らったりしましたが、手番順が常に好位置にあったことも幸いして銀行からかなり良い感じで「折り賃」をスチ-ルしまくった私が、最初のリ-ドを守って46点で逃げ切り勝利、2位は39点で安達さんと野田さんが同点でした。

 下手したら「動物愛護団体」からクレ-ムが来そうなカ-ドイラスト(この辺はフリ-ゼらしいブラックさが笑えます)や、黒と緑のワレスコインならぬフリ-ゼコインが入っていたりと、コンポ-ネント的にも楽しめるこちらの作品。最初に自分で高得点カードを入れてしまったがために、思わず1円を出してしまって、パス(大きな犬)、パス(-8)、パス(-5)、パス(-8)とかで大量ののマイナス点を喰らったりすると、もう爆笑間違いなしですよね。

リベルテ

4.リベルテ

 最後は、安達さんの持ち込みリクエストということで、ワレスの『リベルテ』をプレイすることに。かなぁ~り昔にバネストで現物だけは見た記憶があるこの作品。どうも10年近くたって別のメ-カから再版されたらしく、箱のサイズも大きくなっていたり、何だか中身も新しく綺麗になった感じもするのですが、正直記憶があいまいで思い出せません^^;

 当時はワレスは今ほど人気ではなかったので(フリ-クにはやはり支持されてましたが)、この『リベルテ』に関しては、私自身残念ながらプレイする機会はありませんでしたが、巡り巡ってこの日のセッションということに関して、何だかとても感慨深いものがありました。

 実際の中身はガチガチの「陣取りゲ-ム」で、しかもマルチ要素がたっぷりというワレスのワレスらしさが溢れんばかりの作品でしたが、タイトルよろしくフランス革命をテ-マにしたトリコロ-ルの3色をそれぞれの陣営として使いながらエリア支配をコントロ-ルする(競い合う)というシステムは実に素晴らしく、その凝りに凝ったデザインは私の好みに合いましたが、やはり多人数プレイということで、マルチ色が強すぎたのが印象的でした。

 また、カ-ドをプレイして駒を配置していくというのは、確かにワレスらしい王道のシステムなのですが、このカ-ドの引きという部分がどうにもならないうえに、なおかつ「陣取り」なわけですから、その辺のバランスを全てプレイヤ-たち全員でコントロ-ルする必要に迫られた結果、爽快感がまるで生まれないというとても残念な結果になってしまいました。

 私としてはワレス作品に爽快感を求める方が酷だとは思うのですが(笑)、池田君に言わせれば、ワレス作品でもそれなりのアハポイントはあるらしく、やはりこの作品はその辺がとても少ないということでした。確かに、先行きが全く見えないこの作品では、自分の思い描いた理想の状況は、全て片っ端から封鎖されていく感じで、混沌の中の混沌の先に待っている何かに身を委ねるようなプレイ感覚は、なかなか一般的にはウケが良くないのかもしれません。

 実際のセッションも、点数的に先に出ればワ-ルドエネミ-として全員から叩かれてしまうので、なるべく2番手3番手につけたいところなのですが、自分の意志とはほとんど無関係に点数を「取らされてしまう」ので、最後は手札のままならさとも相まって、恥ずかしながら「もう良くわかんないやぁ~^^;」みたいな感じになってしまいました。

 序盤飛び出た笠谷さんを中盤で追い抜いた私(気分的には勝手に押し出されたような感じだったのですがw)。最終タ-ンでは他の全員から叩かれまくるので、もうほとんど自分のリ-ドを僅か1点でも伸ばせたらそれで良いかな?的なプレイしかできません。結局池田君と笠谷さんの熾烈な2位争いは、野田さんの妙手によって最後笠谷さんに軍配が上がり、棚ぼた的に野党の1位を取れた私が、その笠谷さんを僅かに上回り逃げ切り勝利。

 最後は私の目の前のカ-ドは片っ端からギロチンの餌食になったりと、ワ-ルドエネミ-らしい相当な叩かれっぷりでしたが(爆)、幾重にも張り巡らした「保険」がなんとか効いて、辛くも逃げ切ることができました。久々にここまで「ゲ-ムに絡めない」作品は逆に新鮮で、個人的にはプレイできて非常に良かったのですが、次回もしプレイする機会があるならば、もう少し低人数で(3人とか4人とかで)遊んでみたい印象を持ちました。


 ということで、この日はかなりプレイ時間が長めの作品が多く、都合4作品と少なめでしたが、こういう特例会ならではのラインナップということで、個人的にはかなり充実した1日でした。また、全てのセッションが接戦(熱戦)で、しかもそのどれもに勝利できたのもとても嬉しかったです(勝利できたというよりも、むしろ勝たせてもらったという方が大きいですけどね^^;)。突発的なゲ-ム会でしたが、悪天候にもかかわらず快く御参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。来月の通常例会もどうぞよろしくお願いします。byタカハシ
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