ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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 ゴ-ルデンウィ-クの谷間の平日。仕事の関係上赤い日が黒く、黒い日が赤いS氏に合わせていつもの自宅会を開催。この日の午後に休みをもらうべく、前日のこどもの日にわざわざ出勤した私と、Nさんの3人でいつものように楽しみました。

近衛銃士隊

1.近衛銃士隊

 まずは、先日一方的にミレディ側が勝利してしまったことで、その難易度に問題アリな気がしたイスタリの新作『近衛銃士隊』の(ある意味)リベンジプレイからスタ-ト。S氏はは初プレイということで、私がミレディ担当、彼らは銃士を二人ずつ担当と相成りました。

 とりあえず、前回のプレイの反省を生かし、序盤の成長の仕方(特に買い物の仕方など)に対してはNさんからS氏にアドバイスが入り、また私からも多少のヒントを与えながらのプレイが続きます。サイコロを多用するということで、「協力型ゲ-ム」としては非常にバランスが悪いようにも見えるのですが、なかなかどうして、プレイ自体は非常に楽しく遊べます。

 そして中盤以降、いよいよ難易度の高さが身に沁み始めるころ、ミレディ側の私も、ヒントは出しつつも決して手を抜かないプレイを続けてましたから、銃士側の相当劣勢な状態が続きます。なかなかクエストに赴く勇気が出ないでいる銃士のケツを無理やり叩き、ようやく覚悟を決めさせると、そこからかなり良い感じで盛り返し始めました。

 最後は時間切れギリギリのラストタ-ン。既にダルタニヤンもアトスも力尽きた銃士たちは、アラミスの剣に全てを託します。手番はもう本当に最後の最後。ラストのダイスロ-ルで勝負が決まります。ミレディ側も、銃士側も気合のダイスロ-ル!そしてここで見事最後の敵を打ち取ったNさん。お見事でした^^

 いやぁ~。この作品は前回プレイした感じだと本当にクリアは無理なんじゃないの?と思えましたが、意外といけるもんですね。途中さなかでミレディ側のダイス運が悪かったことや、終盤の銃士側のドロ-が神がかっていたこともありましたが、それでもクリアできることを証明できて良かったです。非常に相性が悪いように思えたシステムも、「全然面白かった」と言ってもらえたのも嬉しかったです。今度は銃士側でプレイしたいなぁ。

ロンドン

2.ロンドン

 続いては、前回すっかりこの作品の魅力に取りつかれてしまったS氏の強いリクエストもあったので、『ロンドン』をプレイすることに。私自身この作品に関してはこれでテストプレイを含めて3回目ですが、前回プレイした後すぐに思いついた「ある作戦」を実行することに。

 それは「序盤から借金しまくって土地を買いまくる」というものです。とにかくこの作品は貧困マ-カ-の軽減とゲ-ム終了時の点数、「地下鉄」のボ-ナスが見込めるという意味で、土地の価値が非常に高いシステムになっており、また大量のカ-ドのドロ-が付属してることから、前述の作戦がかなり強力なんじゃないかな?という予感がありました。

 結論から言えば、これはまさに的中だったようで、序盤でカ-ドを引きまくることで、中盤以降の強力なカ-ドをいち早く引けることと、手札のコントロ-ルを同時に行い、借金というマイナス状況を一気に回復できること。中盤以降も「オムニバス」等のカ-ドを立てれば金銭面で不利にならないことなど、まさに良いことづくめで、かなりの大差で圧勝してしまいました。

 個人的には、この手の有力な戦法は、作品にとってはあまり望ましいことではない気がします。メタが存在するというのは一種のバグみたいなもので、ワレスがこのプレイを予想してデザインしたとは思えないからです。いくらル-ル上は問題ないからといって、ゲ-ムの良い部分をだいぶそぎ取るようなこの作戦はちょっと問題アリだったかなと。自分で実践しておいてなんですが、そう痛感しました><

ザバンド-ルの鉱山

3.ザバンドールの鉱山

 続いては、先日S氏が珍しく独自で購入(普段は私が購入して彼に渡すケ-スが多いので)したというこちらの作品をプレイ。普段ボドゲをあまり遊ばない仲間内で遊んでみたところ非常に評判が「悪かった^^;」そうで、是非いつもの面子でもセッションしてみて感想を聞きたかったとのこと。そういわれれば協力しないわけにはいきません。

 この作品は、一時期フリークに大人気だった『ザバンドールの笏』を非常にライトにした感じの作品で、いわゆる「拡大再生産」&「競り」がメインのシステムなのですが、『アウトポスト』のリメイクだった『ザバンドールの笏』に比べると、プレイ感は非常に軽いです。交渉といってもお互いの要求がシンプルなのでそれほど負担にはなりませんし、競りも一斉に同時公開で処理されるので煩雑さもほとんどありません。

 それぞれのボ-ドやカ-ドに書かれている数字や、効果に関しても非常に練られた印象を受けますし、多種多様なプレイヤ-ボ-ド(今回は基本のボ-ドで遊びましたが)、戦略性の高さなどなど非常にリプレイ欲求をくすぐる要素が満載のはずなのですが・・・これがなぜか全くといって良いほどくすぐられません(爆)。

 原因はいくつかあって、まず最も大きなものとしては「拡大再生産ゲ-ム」の最大の魅力といっても良い、終盤のウハウハ感がほとんど感じられないことが挙げられます。コツコツと下準備をして、最終的には大量のリソ-スを得れるようになるからこそ楽しいのに、この作品ではそこまで成長させる要素がありませんし、それ以前にその前にゲ-ムが終わります。これではいくら戦略的に多様性があってもリプレイ欲求は満たされません。

 次に、先行有利を直接防ぐ要素がないことが挙げられます。『ザバンドールの笏』では先に立つプレイヤ-が不利になるようなシステムが組み込まれており、それによって強制的に「しゃがむ」ことを要求される部分があったりと、先行プレイヤ-の逃げ切りを許さないシステムが存在しましたが、この作品にはそれがありません。ですので必然的に先に1歩抜け出たプレイヤ-がそのまま押し切るパタ-ンとなり、それを阻止するには下位同士が常に結託して交渉を行う必要がありますが、なかなかそこまで実践するのは難しい気がしました。

 最後に、そこそこかかるプレイ時間も問題と言えるでしょう。「拡大再生産」のようなもともとテ-マ自体が長時間プレイを要求しているものをあえてシンプルにまとめようという意欲は、概ね達成されているとは思うのですが、それでもカ-ドの認識などを踏まえると、意外とプレイ時間はかかり、ト-タル的に「ライトな作品」とはとても言えない気がしました。

 ということで、実際のセッションも先行逃げ切りで私の圧勝だったのですが、どこか消化不良を起こしたようなプレイ感でしたし、いろいろ見える部分がありながらもリプレイ欲求はかなり低めでした。この作品をプレイするならむしろ『ザバンドールの笏』をリプレイしたいですね。

ロンドン(2戦目)

※写真なし

 締めは、S氏のリベンジリクエストがあったので、本日2度目の『ロンドン』をプレイすることに。前述の「借金&土地先行購入作戦」を破りたいので、是非とも再戦させてくれ!というので、あえて同じ作戦で相手をしてあげることにしました(笑)。

 そして今回はNさんも私と同じ「土地先行購入作戦」を実践。私ほどアグレッシブではありませんでしたが、それでも積極的に土地を購入しておられたので、私自身の作戦も若干のマイナ-チェンジして、借金の数を減らしつつ、しっかりと建物でも得点を入れていく方向性にシフトさせました。すると最終的には前回よりも30点以上稼いで再び圧勝での勝利。

 S氏はわざわざ私の上家に座って、「お前には絶対強いカ-ドを渡さね~!」と息巻いておりましたが、そんなの彼の邪魔プレイは全く気にならない感じで、強いカ-ドは難なく山から引いてこれましたから、この作戦を直接的に邪魔するプレイはなかなか難しい印象を受けました。

 結局都合2回この「土地先行購入作戦」を実践してみましたが、これは3人プレ-だからとか関係なく強い気がしました。4人プレ-でも十分通用するじゃないかな?と思わせるほどとても強力です。そしてこの作戦が存在することはもはやこの『ロンドン』の魅力が半減してしまっているといっても過言ではありません(序盤が全くなくなってしまうので)。

 セッション後素直に敗北を認め、この作戦の理不尽さを認めたS氏といろいろと話し合って導き出した結論は、「借金は建物を購入する場合にのみ可能」というル-ルを付加することで、ある程度この問題は解決するのではないかというものでした。確かにこれが一番エレガントで、なおかつこの作品の魅力を取り戻すバリアントル-ルだと思います。次回以降は最初からこのル-ルの元でこの作品を遊んでみたいと思います。


 ということで、非常に良作に見えた『ロンドン』にバリアントルールを付加しなければならないほどの強力な作戦が見つかってしまったりして、いろいろセッション後の協議が多かったこの日のゲ-ム会。『近衛銃士隊』はまだまだ可能性がありそうでしたし、『ザバンド-ルの鉱山』の仲間内の不人気の理由や、完成度の高さに反するリプレイ欲求の低さの検討なども、結構鋭い意見が飛び交ってかなり盛り上がりましたね。深夜のラーメン屋でとことんボドゲ談義。こういうゲ-ム会は充実度が高くて好きです。また機会があれば開催しましょう。byタカハシ
コメント
この記事へのコメント
近衛銃士隊
近衛銃士隊クリアできましたか、素晴らしいです。
あれから負けたのが悔しくて買ってしまいました。
また次にプレイできる機会があれば是非。
後、謎の6人目のコマはイスタリのウェブサイトにおまけみたいなルールがあって、トレヴィル隊長のコマだったみたいです。能力は全部3で平坦ですが、特殊能力で1回のアクションを他の銃士に譲る事ができるとか、最初からトレドの剣を持っているで他の銃士と差別化されているようです。
2011/05/11(水) 22:21 | URL | オオノ #vTjinC2k[ 編集]
やっぱダルタニヤンが鬼強っぽい^^;
大野さんこんにちわ

> 近衛銃士隊クリアできましたか、素晴らしいです。
> あれから負けたのが悔しくて買ってしまいました。
> また次にプレイできる機会があれば是非。
> 後、謎の6人目のコマはイスタリのウェブサイトにおまけみたいなルールがあって、トレヴィル隊長のコマだったみたいです。能力は全部3で平坦ですが、特殊能力で1回のアクションを他の銃士に譲る事ができるとか、最初からトレドの剣を持っているで他の銃士と差別化されているようです。

購入御苦労様です。

ダイス&協力ゲーなのに、意外と面白いんですよね(意外とというと御幣あるかもですがw)。

ダルタニヤンにダブル必殺技でピストルと鎧を持たせるとムチャクチャ強いイメージ。

やっぱ主人公だけありますね♪
2011/05/12(木) 13:57 | URL | タカハシ #-[ 編集]
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