ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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 先週の日曜日に、NBGCのいつもの会場で内輪で震災チャリティー特例会を開催しました。NBGCの常連さんにお声掛けして急遽3名様にお集まりいただき、終日ボドゲを楽しむことができました。義援金に対しても快く御協力していただき、本当にありがとうございました。

<参加していただいた皆様>
安達さん、大野さん、野田さん

ビブリオス

1.ビブリオス

 まずは、最近すっかりお気に入りの『ビブリオス』からスタート。野田さんの会場入りが遅れているようでしたので3人でのセッションとなりました。私以外は全員初プレイということでしたが、両名ともにすぐさまプレイのコツを掴んだようでして、経験者の私の方が逆に押され気味という驚きの展開。

 前半部分でほぼ狙いを2色に絞ったものの、金がどう考えても不足気味でしたから、後半は本当に薄氷を踏むような競りが続きます。この作品は点数の入り方がかなり均衡することが多いので、最後の所持金の残し方も重要になってきます。

 案の定今回のセッションも大接戦でした。まずは基本得点の分配、1色目は余裕の勝利でしたが、2色目は僅か1点の差で勝利、合計7点でやはり他の2色を制したプレイヤーと残り所持金勝負となります。そして何と残り所持金はお互い6金と同額、結局「修道士」を制していた私が勝つという何ともギリギリの勝利でした。

 3人プレイですと、最初に12枚カードを抜くので、各色一体何点抑えればセーフティなのかの読みが非常に重要ですね。前半に場に登場する僅かなカードから、どこまで相手の手札を想像できるか。いたるところで駆け引きが行われるのは実に面白いです。今度は是非一度3人以外のプレイ人数で遊んでみたいですね。

ナビゲーター

2.ナビゲーター

 ここで未だに野田さんがお見えにならないので携帯に連絡をしてみると、まだ御自宅にいらっしゃるとのこと。訳を聞くと私がこの臨時特例会が本決まりになったという連絡をしていなかったとのこと。大変失礼しました><。幸い午後から参加できるように会場に向かってくれるそうで、午前中は3人でセッションを続けることにしました。

 ということで、続いては「ロンデルシステム」の新作『ナビゲーター』ですね。マック・ゲルツが考案したこのシステムは、近年登場したボードゲームのメカニズムの中でも「ワーカープレイスメント」に匹敵するほど画期的かつ素晴らしいシステムなのですが、注目度は「ワーカプレイスメント」に比べるとどうも今1つのようで、この作品も「ロンデルシステム」の純粋な前作となる『ハンブルグ』からは3年以上経ってしまっているという状況でしたから、はじめは期待と不安が半分半分という感じでした。

 しかし、ルールブックを読んだ瞬間にそれが余計な危惧だったことが理解できました。大航海時代というテーマもさることながら、『ハンブルグ』では運の要素がほとんど存在しなくてガチガチ過ぎた部分を、「植民地タイルのめくり」という運を盛り込んで多少薄めることに成功しており、また相変わらずの絶妙なロンデルのアクション配置、基本的に増えるだけの収入、工場や船といった拡大再生産が見事に表現されてて、これは数年待った(待たされた)甲斐のある素晴らしい作品だと思いました。

 『アンティーク』によりウォーゲームに新しい魅力を吹き込んだ「ロンデルシステム」でしたが、続く『インペリアル』では株式ゲームの新しい地平を切り開き、『ハンブルグ』では運の要素がほとんど無い作品としては異色の面白さを披露。そしてこの『ナビゲーター』でトータルボードゲームとしての完成度の高さを見事に確立したといえるでしょう。

 さて、実際のセッションでは植民地開拓で他の両名に大差を付けられジリ貧に。仕方なく方針を船開発に転換。中盤であえてしゃがんで後半の航海に賭けます。すると、中盤で航海を焦りすぎた両名がインド洋で停滞し始めるのを尻目に、一気にマカオ、ナガサキを陥落。ゲーム終了までのタイミングを計算していたので特権ボーナスをガッツリ確保していたということもあり、かなりの大差で勝利することが出来ました。

 相変わらず大逆転が存在しない感じや、ジリジリ&ギリギリした展開は好き嫌いが分かれそうな気もしますが、いくつもの戦略が考えられ、プレイヤーの独自の判断で多種多様に変化する局面が多いのは本当に素晴らしいです。ルールも驚くほどシンプルで分かりやすいですし、ダウンタイムも短めでテンポも非常に良かったです。これは久々にみる欠点がほとんど無い作品といえるかもしれませんね。

ルーンウォーズ:大野さん持込み

3.ルーンウォーズ

 そして、午後からは何と!遂に!『ルーンウォーズ』再プレイです(大野さんアリガト?!)。

 いやぁ?この日をどれほど夢見てきたことでしょう。一度「ルーンウォーズ会」はお流れになったりもしましたからね><もちろん念願のエルフを志願してプレイさせていただきました。久々のプレイでしたが、もうセットアップの段階からワクワクが止まりません。

 今回は大野さんが全てのMAPを作成。色々と考えた末のMAPということでした。隣接する敵国とはタイル1つで接するという、いわゆる前線がはっきりしているのが特徴です。とりあえず私はエルフですから、攻めることより守ることに専念しなければなりません。とりあえずはこのゲームで一番重要といっても良い「肉(=食料)」を生産する都市を探します。

「え?と・・・肉・・・にく・・・???」

 あれ?我らがエルフの領土にはほとんど食料を生産する都市がないではありませんか。ただでさえ初期食料が少ないエルフ。いくらベジタリアンぽいっていっても、森の中でカスミだけを食って生きてはいけません。このままでは完全にエルフは「食後のデザート」です^^;

「あのぅ?、申し訳ないですけど、たった今からエルフは専守防衛に入ります!」

 そう宣言すると、国境付近に要塞をつくり防衛にいそしみます。また上家の「アンデット軍団」を支配する安達さんが自国から追い払った中立軍は全て国境に集結させるようにして壁を作ったり、とりあえず即時に攻め落とされない体制を作り上げることに成功しました。

 すると、早速クエストで「ティモシー」を2つもゲットするという幸運、さらには自国領土にルーンが隠れているという激運が発動して僅かずつですが勝利への希望が見え始めます。さらにはやはり自国内に居座るジャイアントを味方に付ける戦略カードを引き当てたることで、彼らを仲間にするばかりか一気に「鉱山」が3つも上昇してペガサス量産体制が整います。

 しかしそうこうする間に、対面の野田さん担当の「ビースト軍団」が中盤のミスで一気に大野さんの「人間軍」と安達さんの「アンデット軍」の挟撃に耐え切れず、本国を攻め落とされて大まかな体制が決します。そうなるともうあとは「人間軍」か「アンデット軍」か、いずれの軍がエルフを喰らい尽くすかに勝負がかかってくるといってよいでしょう。

 もはや国境には両軍が迫ってきてます。大量に配置した中立軍を避けるように山の向こうに陣を張る「アンデット軍」。「山越え」の戦略カードを使ってくることはもうほとんど100%間違いないでしょう。またルーンが配置してあるエリアにより近い「人間軍」も、一気に勝利を掴もうと恐ろしい数の軍団をエルフに向け始めます。

 しかし、この絶体絶命のタイミングで最後の目的カードを公開し、7つ目のドラゴンルーンを手に入れて勝利を掴めたのはほとんど奇跡的でした。あと数季節遅れていれば、一気に侵略されていたことでしょう。全ての面において恵まれていたエルフ。終始弱者だったからこそ掴めた勝利でした。

 いやぁ、久々の『ルーンウォーズ』でしたが、やはりこの作品は最高ですね♪まさかエルフで勝利できるとは夢にも思いませんでしたが、ラッキーに次ぐラッキーは勝つ運命にあったのかもしれませんね。また機会があれば是非遊びたいです。

ビーンストーク:安達さん持込み

4.ビーンストーク

 ここで安達さんがお帰りになられるということで、最後に軽めの作品を遊びましょうということで『ビーンストーク』を2戦遊びました。

 『テラフォーマー』に引き続きその完成度の高さで評判の良いコチラの作品。国産ボードゲームとしてはかなりの水準に達していることは間違いないですね。私自身ルールはある程度知ってましたが、実際にプレイするのは初めてということで、非常に興味深く楽しむことが出来ました(0勝1敗1引き分け)。

 一目プレイして、この作品が実に良くデザインされていることに驚かされました。基本的なアイデアはまんま「ぷよぷよ」ですが、きちんとボードゲームとしてアレンジされてます。独自のアイデアも随所に生かされてて、それが機能しているのは着眼点の良さだけではない、れっきとしたデザイナーとしての実力といえるのではないでしょうか。

 ただし、個人的には「最適戦略探し」に思えた『テラフォーマー』より多様性が感じられるコチラの作品の方が好みなのですが、自分自身でどうこうするというよりも、他人の行動(決算)にいかに上手く絡むか?という他人任せになる部分が多い点はどうにも好きになれなさそうで残念でした。やはり「よしっ!」って心の中で大なり小なりガッツポーズが取れるような作品でないと、私の中でなかなかボドゲ魂が燃えないですね^^;

 もしこれで展開がさらにドラマチックだったり、自分自身でもっと戦略を練れるようでしたら最高の作品だったでしょう(もしかしたら「対戦ゲーム」として遊んでみたら、私の中でググッと評価が上がる気もします)。ともあれ、特筆すべきコンポーネントの素晴らしさは、もはや「国産は・・・」と馬鹿に出来ないレベルですし、派手さは無いかもしれませんが、初プレイでも多くの人が楽しめる佳作といえるでしょう。素直にオススメです!

エイリアンフロンティア

5.エイリアンフロンティア

 締めは残った3人で『エイリアンフロンティア』を遊びました。昨年のエッセンで話題になりましたが、国内ではほとんど遊ばれていなさそうな感じの作品。まぁ元々発売元がドマイナーなメーカーなので仕方が無い部分もありますが、この作品に関してはもっと量産して少なからず国内に入ってくれば良いのになぁ?と思います。

 基本システムは「サイコロを使ったワーカプレイスメント」。いわゆる「ワーカー」の代わりに「サイコロ」を使用するもので、サイコロの出目によって配置可能な場所やアクションの効果が色々と変化したりします。テーマは遠く離れた惑星の植民地開発。未知の惑星にどんどんコロニーを建造していくというSFです。

 プレイヤーは毎手番サイコロを振って、それぞれを「軌道施設」と呼ばれる様々な場所に配置していきます。序盤で一番重要なのは「サイコロ(=船)」の数を増やせる「造船所」にいかに早く置けるか。この場所はゾロ目でないと配置できないのと、いざ配置できても資源がないと意味が無いのでタイミングが難しいです。運良くサイコロを増やしていけた私と大野さんに対し、かなり出遅れた野田さん。だいぶ苦労していらっしゃいました^^;

 そしてやはり経験の差を生かして序盤から得点面で一気に引き離す私でしたが、この作品は非常にマルチ性が高いのが特徴で、最後は必ずといってよいほど接戦になります。出遅れていた野田さんも次第に追いついてきて、最後はほとんど3人が横一線に並ぶ状態でしたが、僅かに頭1つ抜け出たのが私でしたね。常に2番手を走っていた大野さんの最後の猛攻も僅かに1点届かず、辛くも勝利を手に入れることが出来ました。

 何か昭和の香りが漂うイラストワークや、いかにも!的なネーミングが随所に出てくるところ(笑)なども雰囲気は満点のコチラの作品。本年度の隠れたヒット作になりつつあります。また近いうちにプレイしたい作品ですね。


 ということで、『ビブリオス』、『ナビゲーター』、『ルーンウォーズ』、『ビーンストーク』、『エイリアンフロンティア』という正月と盆が一気に到来したかのような恐ろしい豪華ラインナップだったこのチャリティ特例会。残念なことに常連さんの数名には上手く連絡が取れなかったということもあったりもしましたので、是非次回の特例会に関しては(その方達を含めて)あらためて皆様に積極的に参加していただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。byタカハシ
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