ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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 先週末は奇跡的に休みが合ったので、S氏の自宅で恒例のゲーム会を開催することに。しかし、直前になって参加を予定されていたNさんが体調を崩されて欠席することが判明し、急遽メンバーを募集したのですが何故かOさんしか返信はなく(あれ?メール送ったんですけど届いてないですかね?)、最終手段で友人のZ氏に打診したところ快く参加を表明してくださったので、常連のAさんと何とか4人揃って遊ぶことが出来ました♪

 一応この日は午後からのゲーム会でしたが、ちょっと未プレイの「対戦型ゲーム」を処理したかったので、S氏に頼んで午前中にセッションしてもらうことに。本来の開始時間の1時間半くらい前に彼の家に到着すると、最近彼が購入した「ギャラクシータブ」の「ダイスアプリ(画面をタッチすると2つのサイコロが振れるというもの)」なるものを自慢げに見せられました。確かにここ最近のモバイル技術の進歩には凄いものがあると思いますけど、将来は『カタンの開拓者』のサイコロもこんな感じで振られるのかぁ?と思うとちょっとゲンナリさせられましたね><

 関係ないですが彼の最近の驚きの事実の1つに、携帯のメールをひらがなで打つ要領で「タ・カ・ハ・シ」と入力すると、ちょうど英語表記では「G・A・M・E」になるんだそうです。「お前どんだけゲーマーなんだよw」と言われてしまいました(笑)。俺にしてみたら「そんな怪しい符号見つけんなよ!」って感じです(爆)。確かに自分でも気が付きませんでした。(ここまであからさまだと有名なネタな気もしますがw)ちょっと驚きです。

キャンペーンマネージャー2008

1.キャンペーンマネージャー2008

 ということで、まずは「対戦型ゲーム」の『キャンペーンマネージャー2008』からスタートです。昨年の国際ゲーマーズ賞(対戦型ゲーム部門)受賞の作品で、黒人初のアメリカ大統領に就任したオバマ対マケインの熱い戦いを見事に再現した作品として、かなり評価が高かったということもあり、念願かなってのようやくの初プレイです。

 既に大統領選挙をテーマにした「対戦型ゲーム」としては『1960大統領になる方法』という大傑作ゲームが存在しますので、我々の中でのハードルは非常に高かったですが、それをいとも簡単にクリアするほど面白かったのは意外な驚きでした。

 この作品はお互いに予め自分の「デッキ」を構築して遊ぶタイプの作品なのですが、今回は初プレイということで基本カードのみのプレイでした(お互い構成が同じ)がそれでも十分楽しかったので、これは本当にスペックが高い作品だと思います。

 簡単に言えば、カードドリブンのテキスト効果のみを応酬する感じで、常に4つの州で戦うのですが、非常に分かりやすいシステムなのでサクサクプレイできるのも嬉しいですし、それでいてかなり悩ましいポイントが多いのでダレずに最後まで戦えます。

 今回もお互いのカード構成が同じというせいもあってか、最後まで勝負の行方が分からない大接戦となり、最後の最後で隙を見せたオバマ(S氏)に止めを刺したマケイン(私)が見事過半数票を獲得して勝利!短時間ながらかなり充実したセッションを楽しめました。これは『大統領を作る方法』に勝るとも劣らない傑作だと思います。また近いうちに遊びたいですね。

エイリアンフロンティア

2.エイリアンフロンティア

 続いては面子が揃ったので、この日の個人的メインディッシュの『エイリアンフロンティア』をプレイです。昨年のエッセンで注目していたコチラの作品は、アメリカのドマイナーな個人メーカーっぽいところから発売されていて、国内ではほとんど流通していない作品ですが、既に海外での評判は上々で密かに期待していた作品でもあります。

 メインとなるシステムは「ダイスを使用したワーカプレイスメント」で、ここ最近でパッと思いつくのはアレアの『賽は投げられた』ですが、あちらよりもかなり本格的なエリアマジョリティーとして仕上げられているので、フリークとしてはこちらに軍配を挙げざるをえません。

 とある惑星の開発というSFをテーマにしたコチラの作品は、旧支配者の異性人の遺物と呼ばれる科学技術を駆使したり、軌道施設と呼ばれる惑星衛星上のメカニズムを利用したりなど、とにかくその昭和のSF的イラストもあいまって実に良い雰囲気の作品に仕上げられてます。特に惑星の各エリアは歴代の海外有名SF作家の名前を大胆に拝借しているので、SFファンならば思わずニヤリとさせられること請け合いです。

 実際のゲームバランスも、ダイスゲームなのにもかかわらず非常に良くデザインされており、簡単で分かりやすく明快なものでもあるので、これはなかなかなの名作(奇作w)といえるのではないでしょうか。多様な戦略性、適度なマルチ要素で必ずしもトップが独創できず、下位が置いてきぼりを喰らわないところも素晴らしく、序盤の展開のゆっくりさに比べて終盤の収束も早いので、最後はかなりの確率で接戦を楽しめるはずです。

 今回はある強力なカードを巡って議論もあったのですが、この作品には「相手のカードを奪う」という明確な選択肢が存在するので、私的には全く取るに足らない(理解できない)ものでした。「それほど脅威に感じるのであれば奪えば良いのでは?」という私の意見に対し、「いや、奪うよりも他の方に目が行ってしまう」という反論は全く反論になってません。他に目が行くのであれば、そのカードを甘く見ているということでしょ?

 実際のセッションでは最後に資源がわずか1つ不足したことで勝利を逃してしまった私に対して、大逆転のチャンスがあったAさんでしたが、最後の最後でダイス運に恵まれず、惜しくも勝利を決めることができなかったのは残念でした。結局棚ぼたで再度手番が回ってきた私が勝利!参加者の皆さんの評価もかなり良かったのでこれまた再戦したい作品ですね。

藪の中

3.藪の中

 続いては『藪の中』ですね。先週プレイしたばかりの作品ですが、個人的にはテーマとシステムは素晴らしいと感じたのに、いまいちの仕上がりに思えたので再確認がしたかったのと、もしかしたらS氏はこういう作品が好きなんじゃないかな?という予感もあり、この日の朝に急遽Aさんに連絡して持参していただいた作品です。

 そしてその予感は大的中!顔に似合わず(爆)原作も読んだことのあるS氏は「これは素晴らしい!」を連発。「俺好みだわ?」とのこと。やはり肌が合う人は合うんでしょうね。ためしにZ氏の意見も伺ってみましたが、彼もそこそこ評価はしてくれましたが、絶賛までは至らないようでしたね。

 セッション後少し冷静になった(笑)S氏とも話したのですが、やはりこの作品は「得点」と「勝敗の決め方」に大きな問題点を抱えているということが指摘されました。「ブラフ要素」をもっと活かしたり、チップが最後の1つになったプレイヤーの選択肢が非常に狭い点などは、改善する余地が多いんじゃないかなと。

 「そんな問題は自分らでルールを変えたら良い」というS氏の意見は御尤もなんですが(たくましいな^^;)、一応作者の意図する所もあってのルールだと思うので何ともいえませんが、個人的にはこの基本ルールでは凄く良い着眼点とテーマ性を兼ね備えた作品だけど、システム的に未完成感が著しい作品」という位置付けで終わりそうなのがもったいない感じです。

 いずれにせよ話題をさらうには十分のスペックはあるのでしょう。余談ですがこの作品は4人以外で遊んでも楽しくないだろうなぁ?という感じはヒシヒシと感じます。カードの枚数構成を活かす意味でも4人限定作品でも良いのではないでしょうか?

トール

4.トール

 ここで息抜きにクニツィア博士の『トール』をプレイ。まぁ『フリンケピンケ』のリメイクなのですが、第6の色のカードがあったり、特殊能力のカードがあったりと若干のアレンジがされてますが、まぁ当然のように『フリンケピンケ』ルールでのシンプルプレイです(爆)。

 未だかつて他人とセッションして「つまらない」と言われたことがない『フリンケピンケ』。持ち主のS氏はこの作品のルールを既に忘れてましたが、もっとプレイしなよ(もったいないから)といった感じです。この日は他の2名も初プレイとかいってるし、良い作品ほどプレイされない傾向にでもあるのかなぁ?^^;

 実際のセッションでは、私の心の語りかけはまるっきり無視(泣)、この作品ではトップを走らせないように(わかってるよね・・・?)みたいな心の中での語り合いが楽しいのですが、私以外は全員初プレイに近い状態だったので、とにかく己の利益追求にのみ邁進する始末。私が自分で自分の点数を下げてまでトップを阻止しようとトスを上げても、オッケーじゃこれで決まりね?♪みたいな感じで点数を稼がれては勝負になりません。

 最後のセッションでトップが20点オーバーとか、お前らどんだけグルやねん^^;

パンデミック

5.パンデミック

 ここでZ氏からリクエストが入ったので久々に『パンデミック』をプレイすることに。「仲間に勧められてずっとプレイしたかったんだよね?♪」ということで、とりあえずは「拡張なし」の基本セットでのプレイです。

 難易度は熟練者が2人(私とS氏)がいるので、「中級」で「手札公開なし」、「相談あり」のそこそこの難易度を選択。役割は「研究者(Z氏)」、「科学者(S氏)」、「工作員(A氏)」、「衛生兵(私)」と決まり、いざゲームスタート。

 序盤いきなりアジアでパンデミックが3連発。続いてロシアで1発とかなり劣勢な状況でワタワタするのですが、ここで私(衛生兵)が毎回3個溜まった都市を2つずつ掃除するという華麗な打ち回し(笑)で凌ぎきると、以降はパンデミックのタイミングを絶妙にかわして終盤へ。

 久々のプレイで、自身の会心のムーブもあったりしたせいか余裕をぶっこいていたところ、S氏から「おいおい間にあわねーからそろそろ真剣にパズルしようぜ!」との注意が。気が付くともう山札が切れかかっているではありませんか(爆)。

 この時点で残りの未開発薬は2色。残りは1ターン(4手番)。ここで色々と考えてはみたのですが、余裕かましていたせいもあって、どうも最後は運任せになりそうな気配(笑)。とにかくやれるだけのことはやろうということで、あれこれ特殊カードも全て使い切ってS氏の最後のドローに賭けます。

 ここで彼が1枚でも黄色のカードを引ければ人類の勝利、引けなければ負け。1枚目は・・・「青!」、2枚目は・・・「黄色!!!!!」見事勝利を飾ることができました。

 この劇的なクライマックスに、リクエストしてくれたZ氏もかなり喜んでくれました♪セッションの最中も「これは面白いねぇ?!」を連発していたので、かなり好きなタイプの作品だったんでしょうね。気に入っていただけて何よりですわ。

電力会社 日本MAP

6.電力会社 日本マップ

 ここでZ氏が帰宅なされたので、残った3人でこの日の第2メインディッシュの『電力会社』をプレイすることに。最近発売された「日本MAP」をわざわざAさんにお持ちいただいてのセッションです。

 この日本MAPの大きな特徴は、資源の補充などよりもむしろMAP自体にあって、最初のスタート都市を複数(2箇所)まで選べること、また各都市の数が必ずしも3つではなかったり、ステップ1の場所が複数あったりという変則的なもので、かなり意欲的な「拡張MAP」という印象を受けました。

 まぁ実際のセッションは相変わらずの面白さ。もう『電力会社』は最高ですね。フリークの魂をくすぐる要素がふんだんに詰まっている(というかそれしかないw)みたいな感じで、とにかく夢中でプレイできます。序盤・中盤・終盤のいずれも楽しめ、緊張感のある競りや、冗談抜きに1エレクトロの不足で泣きを見るシビアなマネージメントはもう麻薬的な面白さです。

 今回は序盤で有利な発電所を入手できたので、とにかく常に先に出て追われる作戦を選択。最後の最後で50の風力発電を競り負けたので、発電所のパワー不足になりそうな気配となり、ここは一発ギャンブルで一気に逃げ切りを図ります。そしてもう1ラウンドあると思わせるようなそぶりを見せ続けていたことで、後手番という不利さがここで有利さに変化します。

 発電所の競りで大金を出したことで、都市の拡充にまで手が廻らないことを露見させたAさんは、もう1ラウンドあることを見越して資源を大量に確保することを選択し、逆に都市の拡充に遅れていたS氏は都市の拡充を図るため資源を必要最低限だけ購入するという緩手を打ちます。ここで発電所の資源がS氏と被っていた私は必要最低限に達するまでの資源と、17都市まで拡充できる資金を用意することに成功。一気にゲーム終了トリガーを引いて、16都市通電での勝利を得ることができました。

 残金はわずかに3エレクトロwギリギリでの勝利でしたね^^;ちなみにS氏の残金も2エレクトロだったそうで、お互いギリギリのマネージメントだったみたいでした。いやぁ?『電力会社』の相変わらずの面白さを堪能できたのは大満足のセッションでしたね。日本MAPはちょっとクセがありすぎな気がしましたが、まぁこれはこれで特徴的でもあると思うのでアリでしょうね。

レースフォーザギャラクシー

7.レースフォーザギャラクシー

 締めは『レースフォーザギャラクシー』ですね。Aさんは御自身でもお持ちということで、プレイ自体にはなんの問題もなかったのですが、拡張セットが1までしかお持ちでないということで、拡張セット3の「威信ルール」を説明してからのスタート。

 この『レースフォーザギャラクシー』という作品は、まず基本セットに慣れるまでが1段階目。次に拡張セット1に慣れるまでが2段階目、そして拡張セット3に慣れるまでが3段階目のステップが存在しているといえます。それぞれのステップを踏んでいるか否かはもう格段のレベル差になってしまいますので、常に同じレベルのもの同士で遊ばないと、もう勝負にすらならないといっても過言ではありません。

 今回もオーソドックスな戦法を選択していたAさんでしたが、残念ながらもうすでに3段階目ではその戦法はほとんど通用しないんですよね^^;以前は強力に思えた戦術も、拡張を重ねることで絶妙にバランス調整されていますから、その都度新しい戦法を考え出す必要性があります。

 さてさて、この日の私の初期手札は最悪もいいところ、都合2回連続で遊んだのですが、1戦目は「アップリフター」にならざるをえない厳しいスタートでしたが、1手番目の「先読みドロー(他の誰かが?を選択することを見越して)」のギャンブルに成功したことで一気に有利に。序盤でコンボも決まりだし威信で一歩リードしたらもう他プレイヤーの追随は許しません。一気に終了トリガーを引いて77点の大勝利でした♪

 2戦目は「茶色一色」の初期手札。かなり負けっぽい感じでしたが泣き言はいってられないので王道の「アルファケンタウリ」スタートでしたが、とにかく有効なカードが引けずに後手後手の展開。途中威信パワーも使って20枚近くサーチしたのですが、結局何も引けずにエンド・・・反撃ののろしを挙げるまもなく46点の体たらくでした(勝利したのは59点のS氏)><

 この作品に関しては、仲の良いゲーム仲間同士でお互い切磋琢磨して前述のステップを1つずつ踏んでいくか、さもなくばPCなどでコンピュータ相手に練習するかして、プレイヤーのレベルを上げていかないと楽しめない作品であるのが最大の欠点だといえるでしょうね。コンピュータゲームの「格ゲー」に近いものがあると思います。


 ということで、この日はとにかく面白い作品ばかりを遊んだ素晴らしいゲーム会でした。『藪の中』に関してはちょっと微妙な気もしますが^^;やはり面子が良かったので思った以上に楽しめました。またこういうゲーム会は企画したいですね。ありがとうございました。byタカハシ
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