ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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先週の日曜日はNBGCの第44回目の月例会でした。新しい会場にも段々と慣れてきた感じですが、駅の目の前という交通アクセスが格段に向上したにもかかわらず、新規のお客様はなかなか現れないものですね(まぁ予想通りではありますが^^;)。いつもどおり熱心な常連さんを中心にこの日も楽しいゲーム会を開催することが出来ました♪

<この日の参加者の皆様>

安達さん、池田さん、笠谷さん、スギハラ、野田さん

NBGC準備

この日のテーマは「ワーカプレイスメントゲーム」でした。ここ数年ず?っと人気のシステムですね。これほどまで1つのシステムの人気が続くのは、よほどこのシステムが素晴らしいのか?、はたまたボードゲームの限界が見えてきたのか?、この趣味を長く続けている身としては「限界なんてことは絶対無い!」と信じてますが、こうも飽和状態になってくると多少食指が鈍ったりもします(←じゃあ何でテーマに選ぶんだ!というツッコミが入りそうですが^^;)。まぁでもこの辺で一度「ワーカープレイスメント」の総おさらいも良いかな?とも思いながら準備をしたわけですが、まぁここ数年の代表作が出るわ出るわwこれはあらためて凄いシステムなんだなぁ?と逆に感心させられました(笑)。

池田さん&安達さん持込み

こちらは池田さんと安達さんの持込み作品です。以外に両名とも「ワーカプレイスメント」はあまり所有してはいないとのこと。これは少し意外でしたね。安達さんは『ヴァスコ・ダ・ガマ』と悩んで『エンデバー』をお持ち下さったようですが、さすがに『エンデバー』は「ワーカプレイスメントゲーム」ではないかな?と思います。確かにコマを配置したりするので、結構「陣取りゲーム」とゴッチャになったりする人は多いかもですね。「ワーカプレイスメント」の定義自体も結構曖昧だったりしますが、個人的には「1.コマの配置がアクションと連動していること」と「2.何らかの先取り要素があること」が必須条件かなと考えてます。皆さんはいかがですか?

アステロイド

1.アステロイド

さて、「ワーカプレイスメントゲーム」がテーマといいながら、最初に選択したのはイスタリゲームス社の新作『アステロイド』でしたね(笑)。思えば元祖「ワーカプレイスメントゲーム」というか、世界中にそのシステムの素晴らしさを知らしめた作品が、イスタリゲーム社の『ケイラス』という作品でした。まさにボードゲーム界に舞い降りた超新星は、今だに輝きを失わない歴史的大傑作でしたが、その『ケイラス』を含め今まで数多くのフリーク向け作品をリリースし続けてきたイスタリ社が、今回新たに発表した作品は今までとは全く方向性が異なる作品だったことにまず何よりも驚かされました。

手番プレイヤーはトリコロールカラーの(この辺はさすがフランスのメーカーですね♪)馬鹿でかいサイコロを振り、出た目を読み上げます。それと同時にタイムキーパーはストップウォッチのスイッチをオン!各色のサイコロの目に対応して縦横無尽に飛び回るアステロイドの動きを予測しながら、各プレイヤーは自分のマシンの動きをプロットします。しかもその制限時間はわずか1分以内!!迫りくるアステロイドをギリギリでかわしながら、宇宙空間を飛び回るレースの雰囲気をそのまま体感できる圧倒的なスピード感は今までにはない面白さで、非常にテンポも良いですしわかりやすいシステムが光ります♪

今回は数ある遊び方の1つ、「ショット」を選択。これは宇宙空間を飛び回る4つのターゲットをいち早くビーム砲で打ち抜くというもので、プレイタイムは一番少ないものかと思います。完璧な予想を立てた!と思っていると、ターゲットの目の前にまるで図ったかのように邪魔しに来る他のアステロイド(笑)や、進もうとしていた場所に急に飛び出してくる最悪のアステロイド(爆)がレースを盛り上げます。いきなりプランを砕かれてピンチの私はここぞ!という場面でアステロイドを破壊する!というギャンブルに(HPが激減><)!でもそれが見事に決まって最後はタッチの差でスギハラを追い抜き勝利!まさに白熱したレースさながらの展開でした。これはイスタリ社は新しいスマッシュヒットを繰り出したんじゃないでしょうか?

1位:4つ=タカハシ 2位:4つ=スギハラ 3位:3つ=池田 4位:3つ=安達 5位:2つ=野田 (敬称略)

護民官

2.護民官

続いては久々に『護民官』をプレイ。一昨年のエッセンで一番人気を博したコチラの作品は、「ワーカプレイスメント」と「カードマネージメント」を上手く組み合わせた作品で、一番人気も納得の秀作でしたが、何故か我が国内ではさほどブレイクしなかった作品でもありました。やはり言語依存が多かった(というよりも、何をすれば良いのかがプレイヤーボード兼リファンレンスシートが外国語なので凄くわかりづらかった)のが要因なのでしょうね。私は自作したリファレンスを配って丁寧にインストすることでだいぶその面白さを理解してもらうことができましたが、普通にこの作品を遊んだ場合は、かなりの確率で「う?ん、ちょっとよくわからんにゃ?><」となってしまうことでしょう。

今回は従来の「クリア制」ではなく、初めて「得点制」でプレイすることに。基本的に「オークション」中心の作戦で攻めるも、手札&場のカードのめくり運がかなり悪く、序盤からかなり出遅れ気味。それでも最初に提示した色のカードが他の面子になかなか渡らず、ゲーム終盤までその色をキープできた利点を活かしてなんとか得点面で粘りこむも、最後の最後でギャンブルを成功させた池田さんに僅かに及ばず惜敗でした。最後の局面ではもちろん池田さんをマークすることは頭をよぎったのですが、その場合スギハラがそのまま逃げ切るのが濃厚そうに見えましたし(実際そうでした)、池田さんがそこまでギャンブルしているとは思えなかったので、妨害を躊躇してしまいました。まぁいずれにせよ惜敗は免れなかったので選択自体は間違っていなかったから良いのですが、それにしてももう少しカードのめくり運に恵まれても良かったなぁ?と(スギハラに同情される酷さでした^^;)。

1位:26点=池田 2位:24点=タカハシ 3位:23点=スギハラ 4位:18点=安達 5位:14点=野田 (敬称略)

ヴァスコ・ダ・ガマ

3.ヴァスコ・ダ・ガマ

ここで一度昼食休憩に。この日は会場の近所にできた新しい「駄菓子屋」をひやかしに行くというツアーも組まれていたので、お昼御飯でおなか一杯になったにもかかわらず、午後はあちらこちらで駄菓子を食べながらのセッションとなりました(ちなみにNBGCではゲーム卓での飲食は基本的に一切NGなのですが、この日は「私の作品に限って」特別にOKということにしました)。休憩から戻ってくると笠谷さんがお見えになられていたので、ここで2卓に分かれることに。こちらは昨年のエッセンで一番人気だった『ヴァスコ・ダ・ガマ』ですね。

もうそろそろ「ワーカプレイスメント」もネタが出尽くしたかな?と思われていた矢先に「いやまだまだ!」といわんばかりにリリースされた本作品。一時「カードゲーム」に立場を奪われそうになっていた「ボードゲーム」に再び気合を入れてくれた意味でも価値ある作品だったと思います。この作品が広く支持されたことで、本年度は次々と新しい「ワーカプレイスメント」作品がリリースされ、そのいずれも人気を博すという1つのムーブメントになりました。難易度は決して低くないフリーク向けの作品ですので、ちょっと経験差のでる作品かな?というイメージはありましたが、奇しくも今回のセッションも経験の差が出た感じのようでしたね。

1位:84点=安達 2位:80点=野田 3位:75点=池田 (敬称略)


キューバ

4.キューバ

こちらは久々の『キューバ』ですね。この作品は一見「ワーカプレイスメント」には見えませんが、コマではなく手札で「プレイスメント」する点や、全ての建物が1種類しかない点(極僅かなものについては2つありますが)、各種先取りの「特権」がある点などは「ワーカプレイスメント」の要素を有していると思います。個人的にはここ数年でもかなりお気に入りの作品の1つでもあるこの作品は、最近なかなかプレイする機会がなかったのが私の中では非常に悔やまれていたので、この日は迷わず卓にかじりつきました(笑)。

いやぁ?それにしても、ゲームの準備段階から湧き上がるこの高揚感はなんなんでしょうね?この作品に関しては結構好き嫌いがあるという話も聞きますが、私の中では気に入らない理由が全く理解できないほど夢中で遊べます。いわゆる「間違いない店、間違いない味」ってやつですか?プレイの最中も同じくこの作品が大好きなスギハラと「くそ?やっぱこの作品は面白いよな?><」と言いながらのセッションでした(爆)。

勝利へ向けての筋道が幾通りも用意されているこの作品。既に過去にある程度の主要な作戦は遊びつくしていたので、今回は今までにないルートを選択してみようと果敢にチャンレンジしてはみたのですが、なかなか上手くいかずに気が付いたらいつものように「バランス型」になりかけていたのは少し思惑が外れた点でしたが、最後の最後で接戦を抜け出すことができたのは当初の作戦のおかげでもあったので、一応自分の中では満足のいくセッションでした。それにしても何て面白いんだろう♪

1位:80点=タカハシ 2位:72点=スギハラ 3位:62点=笠谷 (敬称略)

エイジオブインダストリー

5.エイジオブインダストリー

続いては再度卓分けをして、こちらは本日の隠れメインディッシュでもある『エイジオブインダストリー』ですね。M・ワレスの大傑作『ブラス』がデザイナー本人の手によってブラッシュアップされて再リリースされたことで話題となっていた作品です。M・ワレスというデザイナーは非常にシビアなマネージメントゲームを好んでデザインすることが多く、一部で「ワレキチ」と呼ばれる熱狂的なファンがいるほどフリークにはかなり人気のあるデザイナーですが、個人的にはあまりにもフリーク向けすぎて、ゲーム全体的に爽快感の無い作品が多く、『蒸気の時代』と『ブラス』というプレイの最中も作品にぐいぐい引きこまれる彼の2大代表作以外は、あまり積極的にはプレイしたいとは思えないことが多かったですが、今回はその『ブラス』の正当な後継作品というのですから、これはいやがおうにも期待が高まるというものです。

さらっとルールを読んだ時点で、「これは『ブラス』とはかなり異なりそうだ!」という印象を受けていた通り、ゲームを開始してすぐにこの作品の重厚感を感じました。これは(カードの種類も含めて)ルール全体が非常にシンプルになったことで、逆に1つ1つの手が重要な意味を持ってくるようになった結果でしょう。良くも悪くも『ブラス』のように「手札のせい」にはできない場面が多く、かなりアクションの選択に悩まされるケースが多かったです。システムがエレガントな上に、様々な制限があることでそのカオティックなゲーム性が見事に表現されていた『ブラス』に対し、よりエレガントな面を前面に打ち出したことで、そのカオティックな面が逆に大きく失われてしまった感があるのは評価が大きく分かれる部分でしょうね。ゲーム全体がプレイヤーの後押しをするかのような「推進力」が『ブラス』の大きな魅力でもありましたが、この『エイジオブインダストリー』に関しては、ゲーム自体はあくまでもプレイヤーの目前に立ちふさがる障害としての存在として表現されていて、下手をすればこれまでの「悪いワレス作品」と同じく、単に「苦しいだけの作品」に成り下がる危険性もあるかもしれません。

とはいえ、基本システムは『ブラス』をほとんど踏襲していますから、作品全体の風格は衰えてはいないといえるでしょうし、結果的に『ブラス』を完全に上回る作品として後世に残る可能性も消えさったわけではありません。何度も繰り返し遊ばれるに相応しい傑作だと感じましたし、とりあえず1発目のセッションはもの凄く面白かったです!とりあえずは2・3回遊んでみて、じっくりと自分の中で答えを見つけたいですね。

1位:50点=タカハシ 2位:46点=スギハラ 3位:39点=安達 (敬称略)

アグリコラ:池田さん持込

6.アグリコラ

こちらは池田さんのインストで(ってもしかしてインスト不用メンバー!?)『アグリコラ』をプレイしたようですね。『アグリコラ』の面白さは「その世界観が素晴らしいこと」が何よりも挙げられますが、ゲームの基本システムも思えば流行の(当時は流行ってはいなかったですが^^;)「ワーカプレイスメント」を採用していたんですよね。当時はプレイヤー間の絡みが余り無いという点が批判されていましたが、ここ最近はその手の「自分の世界に入る」作品に対する風当たりも弱まったきつつあるような感じも受けます。

個人的にはこの「他プレイヤーと絡めない」点は非常に大きなマイナス評価として捉えていますが、『アグリコラ』に関しては、本当に「プレイヤー間の絡みが少ないのか?」に関してはまだ疑問の余地がありそうですね。突き詰めれば最初の手札の有利不利や、家族を増やすタイミングに恵まれるかどうか(手番マーカーを獲得するタイミングと新しいアクションのめくり運)によって最終的な得点が上下するのはもちろんなのですが、実際プレイの最中にはシビアなマネージメントをコントロールするための「プレイヤー独自の技量」を問われる部分がまだまだ残されているといえるのではないでしょうか?

まぁ究極的には他人を妨害することが目的となっていない(『アグリコラ』の基本が、他の人よりも多く点数を稼ぐことではなく、自分自身がいかに高得点を叩き出すかに主眼を置くため)時点で、私の中では他の傑作と肩を並べる作品とまでは評価してませんが、逆に「箱庭」という部分に関してはかなりのところまで極めた作品だと思いますので、この作品が愛される理由も良くわかります(それにしてもこの点差は酷いですが><)。

1位:54点=池田 2位:27点=野田 3位:26点=笠谷 (敬称略)

グレンモア

7.グレンモア

ここで笠谷さんが体調を考慮してお帰りになられたので、残った5人で締めに『グレンモア』をプレイすることに。この『グレンモア』に関しても「他人とあまり絡みがない」作品といえますが、5人プレイともなればかなりその面も強調されてしまった感じがしましたね^^;小品ながら「タイル配置&マネージメント系」としてこれまでにない新しいプレイ感覚を生み出しているのは素晴らしいと思うのですが、さすがに5人プレイでは「どんなに頑張っても、(他の4人のうち)一番めくり運に恵まれたプレイヤーには勝てない感」が強く、「点数を競う」という部分ではかなり意味を成さない印象を受けたプレイヤーが多かったですね。

私自身はもう既に何回目かのプレイなので、あえて得点面や効率面で良さそうなタイルをバランス良く狙っていくのではなく、「コマの数をできるだけ増やさない!」という異色の作戦を貫いてみることにしました(笑)。いやぁ?さすがにこれが辛いこと辛いこと^^;良い子は真似しないでね!といいたいくらい「どうって勝つの?」的状況に陥りましたが、それでもできる限りの効率性を追求した結果、最後は気が付いたら2番手でした(何故^^;?)。途中明らかなミスプレイもあったのですが、タイルのめくられ方も良く、オーソドックスに効率良くプレイしていた池田さんとの差が埋まったとも思えませんので、都合数回目のプレイにしてようやくこの作品が「めくりゲーだ」ということに気が付きました(爆)。まぁそれは冗談として、とにかく多人数でのプレイに関してはこの作品の魅力は半減以下かなという印象は受けたので、今後この作品を遊ぶ際は3人が基本かな?と思います。

1位:58点=池田 2位:49点=タカハシ 3位:47点=野田 4位:39点=スギハラ 5位:33点=野田 (敬称略)

ということで、テーマのせいかいつも以上に「重量級」の作品が多かった今回の月例会でしたが、皆さんいかがでしたでしょうか?個人的な感想としては『アステロイド』と『エイジオブインダストリー』というテーマとは関係ない作品がいずれも面白かったことと、プレイを渇望していた『ブラス』を遊べたのが凄く嬉しかったです。次回のテーマはまだ未定(次回月例会の御案内は来月初旬予定です)ですが、また皆さんの御参加を心よりお待ちしております。byタカハシ
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