ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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昨年辺りからボードゲームの日本語版が作られる傾向が強まっていますね。

主にホビージャパンが行っている日本語化の発端は、『アグリコラ(日本語版)』の成功があったからだろうとは思いますが、それぞれの時期にちょうど海外で話題になっている作品をタイムリーに日本語化するというセンスも良かったように感じます。

特に言語依存の高い作品に関しては、今まではタックシールなどで対応したりしながら遊ばなければなりませんでしたが、完全日本語版ともなればそういったことを一切気にしないで普通に楽しく(そして判りやすく)遊べるのは大きなメリットです。

ちょうど映画の吹き替え版と同じですね。ごくまれに「吹き替え版なんて、せっかくの役者の演技が台無しで全然駄目だね」みたいな、トンチンカンなことをいう映画マニアがいますが、もともと字幕の方が場面毎に表示できる文字数の最大が決められているため、実際にはかなり省略的に中味を伝えていたりするんですよね。声のあて方が上手い人がやれば吹き替え版の方が面白い作品も実際には多いです(人気海外ドラマなんて特にそうですよね)。

ようは吹き替えには吹き替えの良さ、字幕には字幕の良さがあるわけで(ちなみに私は99%字幕ですけど^^;)、ボードゲームも言語依存の高さによって海外版と国内版を使い分けることができれば、ユーザーとしてはこれはプレイの面では凄く助かるといえるでしょう。

もちろん国内版には国内版のデメリットもあります。いわゆるエラッタの多さですね。言語を変換すればするほどエラッタは出てくるものですから、特にドイツ語から英語を経由している場合なんかは発生率が高かったりもします。

また一部では根強い舶来嗜好の高さもあるでしょう。特にカタカナ表記でタイトルを書かれたりするとガッカリする部分が私の中にもないわけではありません(笑)。

しかし、それらを差し置いてでも日本語化をする(していただける)メリットはとても大きいといえるのではないでしょうか。ボードゲーム初心者の方に手に取っていただける確率も高まるでしょうし、製造&流通コスト面からも、元々の海外版よりも価格が安価に設定されることが多いのも嬉しい限りです(欠品とかに関しては私自身幸運にも被害にあってないので何ともいえませんけど^^;)。

こうしてみると良いことづくめの日本語化に対しては、これは文句のつけようもないのですが、それじゃあ面白くないので(笑)1点だけ。

もちろんビジネスとしては売れることが何より大事ですし、今までの失敗からは過去のビッグタイトルにしがみつくのは得策ではない!という判断は、決して間違ってはいないのでしょうけど、やはりメーカーとしても、ただただ人気の新作を闇雲に追いかけるだけではなく、いわゆる「名作」と呼ばれる作品の再販を兼ねた日本語化も是非進めてもらいたいんですよね。

特に

『カタンの開拓者』の再日本語化!

これは是非やってもらいたいです。

残念ながら今では絶版となってしまいましたが、トライソフト社の『カタンの開拓者(日本語版)』は本当に素晴らしい仕事で、私以外にもこの作品によって一気にボードゲームの魅力に取り憑かれた人は多いはずです。もちろん今でも『カタンの開拓者』は入手できますが、あのほとんどドイツ語版と同じコンポーネントの水準で作られた『カタンの開拓者』の仕上がりの良さまでには到底至っておりません。

まぁ現在では本国ドイツ版の『カタンの開拓者』もコンポーネントがグレードアップ(ダウン!?)して、木製の良い感じだったコマがプラスチック製になってしまいましたが、逆にタイルとかカードのイラストは非常に美しくなっているので、これらと昔の木製コマを組み合わせたオリジナルな『カタンの開拓者(日本語版)』の再販が決まったりすれば、これはまた凄く人気がでるんじゃないでしょうか?

※ちなみに私自身はこれを実際にやってます(笑)。トライソフト版のカタンの「タイル」と「資源カード」だけをドイツ語版と入れ替えてプレイしていますが、雰囲気が完璧でとても気に入っています(発展カードは日本語版の方が断然わかりやすいですのでそのまま使用)♪

残念ながらトライソフトさんはこのジャンルに目を向ける時期が早すぎたというか、タイミングが悪かったというか、アナログゲームがトレーディングカードゲーム一色に染まってしまった時代に、かの偉業をなされてしまったのが本当に悔やまれますよね。一時は在庫がかなり余ってしまったようで、ヤフオクでも10個セット1万円!なんて信じられない破格で売られていたりもしました。

今ではだいぶ相場も落ち着いてきており、オークションとかですと大体発売当初の値段と同じくらいの5千円前後で取引きされているようです。是非今の日本語化ブームの流れから、『カタンの開拓者』を再日本語化して再販→価格は3千円!?くらいになれば、ホント「ネ申」っていわれると思いますよ(笑)。

頑張れ!ホビージャパン!byタカハシ
コメント
この記事へのコメント
映画への例え、言いえて妙で感心しました。まさしくそうですね。最近は吹き替え版をよく見るようになったので、その例えはよくわかります。やはり言語の壁は大きくて、普通の人にはこの頭の中で別の作業を1つはさむ、というのは難しいものなのでしょう。その点日本語版ならそんな苦労とは無縁。もっとこういった傾向が進んでくれれば、日本のボードゲーム業界はもっと広がっていくのかもしれません。
追記
言語依存のないゲームまで日本語版が出るのはどうよ、と思っていましたが、やはり外箱に日本語版って書いてあるのとないのでは一般の人の手に取ってくれる率がちがうんだろうなぁ、ということで納得しました。それでもゲーマー視点からすれば、もっと言語依存するものを日本語化してくれれば・・・というのは確かにあります。
2010/07/17(土) 09:51 | URL | Nim #-[ 編集]
誰のための日本語化か?
Nimさんこんにちわ。

毎度コメントありがとうございます。

> 追記
> 言語依存のないゲームまで日本語版が出るのはどうよ、と思っていましたが、やはり外箱に日本語版って書いてあるのとないのでは一般の人の手に取ってくれる率がちがうんだろうなぁ、ということで納得しました。それでもゲーマー視点からすれば、もっと言語依存するものを日本語化してくれれば・・・というのは確かにあります。

う~ん、どうなんですかね?

一般の人、一般の人と何かあるとすぐそれを持ち出したがる人がいますけど

「一体メーカーは誰のために日本語版を発売しているのか?」

結局問題はここなんじゃないですかね?

もちろん日本語でタイトル表記されていると手に取りやすいということに関しては否定はしませんけど、私なんかはメーカー側としてはそこを狙って作っている気があまり感じられないのも正直なところです。

結局日本語版を購入する人たちって、大半がマニアなんじゃないでしょうか?

そうであれば、無理に言語依存が少ない作品を日本語化するくらいなら、もっと他に言語依存が高くて日本語化が待ち望まれる作品を作れよ!っていわれてもしょうがないと思います(特に海外版と日本語版が同時に流通に流れているものなんかそう感じますよね)。

それに、どうしたって『カタンの開拓者』レベルで強烈に面白さをユーザーに伝えることができる作品とかが普及しなければ、新しい層の取り込みなんて一定の人気作を「日本語化」したくらいじゃ全然ダメでしょ。

というのが本音です。

そういう意味では『乗車券』の日本語化失敗(出るには出たけど最後は投売り)は痛かった><あれは完全にコンポーネントをしょぼくしすぎたのと、製造コスト&販売ロット数を見誤った結果ですね。
2010/07/17(土) 17:02 | URL | タカハシ #-[ 編集]
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