ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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今年のドイツ年間ゲーム大賞は、大方の予想通り『ディクシット』が受賞。最終ノミネート作品の残り方からいって、この作品が選ばれる可能性は相当高かったと思います。

ディクシット※親がテーマを1つ宣言し、そこから連想したイメージカードを(親も含めて)1枚選び、裏向きにして伏せる。その後伏せたカードをシャッフルし、一斉に公開。各プレイヤーは親が選んだと思うカードに予想タイルを置く。その予想の当たり方によって親とそれ以外のプレイヤーに一定数の点数が入る・・・というシンプルなルールの作品。かつて人気を博した『アップルトゥアップル』に近いプレイ感を味わえるが、コチラの作品の方がイメージの沸き方が断然に高い。必ずしもストレートではない奥深さを味わえるのは日本人の好みに非常に良くマッチした作品といえるのではなかろうか?


当初発売されていたフランスでも、既に年間ゲーム賞を受賞しているこの作品は、昨今の説明書が分厚い作品とは全く異なり、むしろ子供向けゲームといっても過言ではないくらいの単純なシステムで、その美しいイラストカードを主体としたコンポーネントは、「家族向け」あるいは「教育ゲーム」としての高い評価を得ていましたから、ここ数年のドイツ年間ゲーム大賞の受賞作品の傾向を考えれば、この作品が一番「大賞(ポーンマーク)」に近いだろうことは容易に想像できました。

ですから今回のセレクションには何の異論もないというか、まぁ当然そうなるでしょうね^^;といった印象を受けました。

これでこの作品がいやがおうにも今年の注目作品になることは間違いないでしょう。

ただ1点だけ、文句をつけるわけではないのですが、私自身この作品(というか、この手のコミュニケーション作品)を目の前にしたときにいつも感じることの1つに

「これは本当に自分が遊びたい作品ではない!」

という気持ちがあるんですよね・・・。

もちろん、私自身「コミュニケーションゲーム」は好きな方ですし、今までの経験から盛り上げる自信もありますし、実際にも大変盛り上がって遊びます(笑)。

でも、私自身が心からその魅力に惹かれて、未だにその虜であるボードゲームの「形(というかフォルム的なもの!?)」は、それとは違うものだ!という確信が常にあるんです。

その根本にあるものが一体何なのか?

一瞬頭に浮かんだ答えは

「楽しいだけがボードゲームじゃないから」

というものですが・・・この答えが正しいかどうかについても、正直自分の中では整理できていません。基本的に「楽しさ」というファクターを突き詰めていくのが「コミュニケーションゲーム」である!とも言い切れない部分がありますし、当然「コミュニケーション作品」だからといってレベルが低い作品だとも思いません。

でも何かが違うんですよね。

たとえば今自分がはじめて海外のボードゲームに触れるとして、じゃあ試しに今年の年間ゲーム大賞を購入して遊んでみよう!と考え、実際に『ディクシット』を購入して仲間内で遊んだとしたとしましょう。きっと(かつての)自分がボードゲームに始めて触れたときに感じた、あの「ときめき(爆)」は絶対に得られないと思うんですよね。

『ディクシット』自体は素晴らしい作品だと思う反面、この作品がドイツ年間ゲーム大賞に輝く意義というか、意味を考えると、必ずしも心から拍手を送れない自分がいます。

皆さんが考えている以上に「ポーンマーク」って「重い烙印」だなぁ?と思います。byタカハシ
コメント
この記事へのコメント
僕も同感です。同じゲームのくくりながら、自分が思っているゲームとしてのくくりとは異質な感じがします。こういったコミュニケーションゲームがダメ、というわけではないですが、昨今の流れを考えると、より一般の人が楽しめるようなゲームにゲーム大賞は傾倒している気がします。
2010/06/29(火) 23:27 | URL | Nim #-[ 編集]
賛同ありがとうございます♪
Nimさんこんばんわ

> 僕も同感です。同じゲームのくくりながら、自分が思っているゲームとしてのくくりとは異質な感じがします。こういったコミュニケーションゲームがダメ、というわけではないですが、昨今の流れを考えると、より一般の人が楽しめるようなゲームにゲーム大賞は傾倒している気がします。

同じ感想をお持ちの方がいらしてくれたのは素直に嬉しいです。

元々ボードゲームって、異質な雰囲気がありますから(特に海外製となるとなおさら)あまり一般ユーザーにシフトするのはどうなんだろう?とは以前から疑問に思っておりました。

一番はこの趣味を楽しんでいる多少マニアックな人達に、その次に一般ユーザーに向けてという形で選出してくれないと、いずれポーンマークは薄味な作品ばかりになってこの趣味自体が廃れていくんじゃないかなと危惧してみたり・・・。
2010/06/30(水) 03:11 | URL | タカハシ #-[ 編集]
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