ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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先週の日曜日は急遽休みが取れたS氏の要望で、久々に彼の自宅でゲーム会を開催。

急な呼びかけに対して集まっていただけたのはNBGC常連のAさんとNさん。

Nさんは午前中から近くにある美術館で開催されていた「とある催し物(笑)」を観に行っていらしたようで、お昼ぐらいにその美術館へお迎えに参りながらS氏の自宅へ向かう私。

途中合流したAさんから「今日はどんなゲームを遊ぶんですか?自分は昨日アクアピア日本海(注)に行ってきたんで『アクアレット』とかあれば遊びたいんですけど・・・」というリクエストがあったのですが、さすがにえげつないのでそのリクエストは却下です(爆)。

注:アクアピア日本海では先日職員のミスで大水槽に間違った消毒液を投入し、大量に魚を死なせてしまう事故が発生したため、この週の半ば頃から無料開放してました^^;

「今日はクニツィア先生を遊びます!」

そう、この日は我々の間では普段あまり遊ばないクニツィア作品を遊び倒そうという、まさに

クニツィア祭り

の開催日だったんですね♪さて、どんなゲーム会になることやら・・・^^;

トパーズ

1.トパーズ

クニツィア博士のここ近年の代表作といえば、むろんドイツ年間ゲ?ム賞を獲得した『ケルト』が挙げられるでしょうけど、もともと『ケルト』は『ロストシティ』という前身があった作品でもあり、真にクニツィア博士のデザイナ?としての実力が発揮された作品としてはむしろ『頭脳絶好調!』を挙げるべきなのではないでしょうか。この『トパ?ズ』というカ?ドゲ?ムは、まさにその『頭脳絶好調!』を非常にライトにした感じの作品で、お手軽にパズルゲ?ムを楽しめる秀作といえます。プレイヤ?は手番になったら手札からカ?ド(タイル?)を1枚プレイし、すぐさま得点を獲得。得点の方法は『頭脳絶好調!』とほとんど同じなのですが、1つの列で獲得できる最大点が「7点まで」に制約されているので、一気に大量得点!といかないところが実に悩ましいですね。できるだけうまくカ?ドを置いて、できれば毎回2ケタの得点を狙いたいですけど、やはりその辺はカ?ドの引きや、間(場の状況)のタイミングなどに左右されるため、どうしても実力以上の運の要素はあると思います。でも逆にこれだけライトですとむしろ最初から真剣に頭を使うことなく楽しめる作品ともいえますので、慣れた面子で遊ぶ『頭脳絶好調!』のあのキリキリした頭脳戦に比べたら、プレイヤ?に対する負荷は格段に低くこちらの作品を好まれる方も少なくないのではないでしょうか。今回は私がシビアな手を打つ→下家のプレイヤ?が困ってトスを上げる→それをS氏が決める(笑)という悪循環が蔓延した結果、毎回高得点を叩き出したS氏が結構な差で勝利!う?ん席順重要(爆)。

メンバーズオンリー

2.メンバーズオンリー

続いてはクニツィア博士の隠れた名作として有名な『メンバ?ズオンリ?』をプレイ。意外にも今回の面子は私以外が全員初プレイということで、やはりあまり遊ばれる機会の少ない作品なのでしょうね。しかし、ゲ?ムの中味に関しては絶賛の嵐。S氏に至っては「自分が思い描くエレガントなボ?ドゲ?ムの理想像」とまで言い出す始末で、なかなか気に入っていただけたのは嬉しい限りです。プレイヤ?は毎回「どのカ?ドが何枚プレイされるか?」を予想し、ボ?ド上にコマを1つ配置したら、実際にカ?ドを2枚プレイ。こうしてだんだん情報が増えていく中で賭けが続けられるのですが、既に他人に賭けられてしまった場所には相乗りできないので、どの段階でどの位置にコマを配置するかの駆け引きが秀逸です。また賭けに外れたコマは没収されてしまうので、あえてコマを置かない(置けない)という判断や、「全てのコマを失ったら再度全てのコマが戻ってくる」というル?ルを生かし、無茶な賭けをすることも時には重要な戦略となってきます。今回は切り札的なカ?ドをガッツリ引いた私が華麗なビットで場をリ?ドするものの、終了条件を勘違いしたS氏が負けているのにもかかわらずゲ?ムを終わらせるというチョンボをやらかしてゲ?ムセット。効率よく得点を稼いだAさんが勝利なされました♪そういや最近この名作にリメイクがかかったという噂ですが、博士自身あまりにも多作なんでどの作品がそうなのか良く分からないんですよね^^;プレイ感とかがかわらないのでしたら、テ?マが変わっても面白いんじゃないでしょうか?機会があれば是非。

レスパブリカ

3.レスパブリカ

続いてはこれまた滅多にプレイされることがない『レスパブリカ』をプレイすることに。クニツィア博士にしては珍しい(というか唯一!?)「交渉ゲ?ム」でして、何度かテ?マを変えてリメイクされている作品にしてはプレイ頻度があまりにも低すぎる^^;という可哀想な作品でもあります。「交渉ゲ?ム」はともすれば「口が達者な人が勝つから嫌」という印象を持つ人が多いですが、この作品に関しては非常にシンプルな交渉のル?ルで、しかも「余計なことを口にすると手番終了(笑)」という制約がありますから、普段「交渉ゲ?ム」にアレルギ?を持っている人には打ってつけの作品でもあります。基本的に手番で行える交渉は「クレクレ」か「ヤルヤル」の2択です。「クレクレ」は「○○のカ?ドを下さい」とだけ言って、他のプレイヤ?からの要求を聞くだけ。「ヤルヤル」はいくつかのカ?ドを提示して他のプレイヤ?からの交換の提示を待つだけ、という至ってシンプルなもので、しかもその間に余計なことを口走ると強制的に交渉終了!となるので、複雑怪奇なプレイは一切無く、交渉ゲ?ムなのにかなりライトな仕上がりになっているのが素晴らしいですね。普段「交渉ゲ?ム」が大の苦手のS氏も「こんなエレガントな交渉システムなら全然面白い!」と手放しで絶賛するほどでした。さて実際のセッションでは序盤で1歩抜け出せるカ?ドを安値でゲットしたAさんが、そのままその優位性を保って逃げ切り勝利♪「このままでは逃げ切られちゃうよ!」とさんざん忠告しながらカ?ドを提示していた私ですが、フェアな(というよりもむしろ私自身が不利な)取引き提示であるにもかかわらず散々協力プレイを拒否されてしまい、結局Aさんに上手く逃げ切りを許してしまいました><ワ?ルドエネミ?は自覚してますが、できればもうちょっと優しくしてくださいね(爆)。

スチーブンソンロケット

4.スチーブンソンロケット

続いてはこの日のメインディッシュ的作品の『スチ?ブンソンロケット』ですね。クニツィア版『アクワイア』といっても良いこの作品。鉄道&株式という魅力溢れる組合わせはA・ム?ンの『ユニオンパシフィック』にも通じるものがありますが、「会社の合併」という要素がある分こちらはかなり『アクワイア』への傾倒がみられる作品となっています。この作品があまり頻繁に遊ばれない理由として、システムがちょっと分かりづらいという面が取り上げられますが、これは私も同意見でして、最初ル?ル説明をした時点で全員の頭の上に大きなハテナマ?クが浮かんでいるのが見えました(笑)。しかし、実際にプレイをしてみれば、毎回の手番にやることはシンプルですし、複雑に見える得点獲得方法も慣れれば「なるほど良くできてる!」を思わせるに十分な仕上がりとなっているため、雰囲気としては「終わってみると面白かった作品」という感想を抱く方が多いのでは?と想像してます。最初のプレイでいきなり面白さが見つかるかどうかが難しい作品だと思うので、ある程度この手の作品に慣れてからプレイするのがオススメですね。今回のセッションでは序盤から執拗に私を狙い打ちしてくるS氏(彼曰く、この手の作品は「とにかくお前を叩くことが何より重要!」だそうですw)を他の2人が援護するような図式となり、実質3対1のような感じでしたが、それでも何とか食らいつきつつ中盤で一瞬の隙をついて華麗な合併劇を成功させ一気に逆転。とここまでは理想的なプレイができましたが、やはり最後は序盤のマ?クが響き最下位に終わってしまいました(笑)。全員僅差だったこともありますが、戦術の多様性や独特のプレイ感。意外なほど重くないテンポやプレイ時間など、好評価が多かったのは良かったと思います。続けて何度もプレイできるともっともっと面白みを実感できる素晴らしい作品だと思うので、また機会があれば是非遊んでみたいですね。

ポイズン

5.ポイズン

ここでAさんがお帰りになられたので、残った3人で『ポイズン』をプレイすることに。クニツィア博士らしいカ?ドゲ?ムといえるこの作品は、3つの色の毒薬を作るゲ?ムで、できるだけ相手にカ?ドを取らせる部分と、取っても良い色のカ?ドは一番多く集めることを目標とするというジレンマをうまく利かせた作品です。3色それぞれの毒薬の釜には合計13までの数字のカ?ド(毒薬)を投入することができ、13を超えてしまう場合はその釜に入っているカ?ドを全て取らされるという基本的には単純なシステムなのですが、「ラウンド終了時にその種類の色で最も多くのカ?ドを獲得したプレイヤ?は、その色の解毒剤を作ったことになり、その色の全ての失点を0にできる!」という素晴らしいル?ルがあるため、前述のような見事なジレンマが表現されています。ということで、一度カ?ドを取らされたらできるだけ解毒を狙うようになるので、そうさせないように自分もある程度のリスクを負いながら妨害する!というのが基本プレイとなるのですが、このリスクを負うという行為がなかなか難しいようで、1週目は最悪な手札のめくり運というハンデもありましたが、私1人がダントツで凹む展開に(1人でリスクを負いまくっているのですから当然ですね^^;)。2週目は逆に手札運がある程度回復したので、もうリスクを負うのを止めて追撃を図ったのですが後一歩及ばずという残念な展開でした。この作品もプレイ頻度によってプレイ感がガラっと変わってくるので、繰り返し遊ぶことで色々見えてくる秀作だと思います。数学博士らしい数字の組合わせ方や、カード枚数の構成などは、彼の作品に魅了される多くの人が抱く独特の美しさであり、特徴ともいえるものですが、この作品もそういった部分を存分に楽しめるエレガントな仕上がりになっているといえるでしょう。

珍獣動物園

6.珍獣動物園

続いてはこれまたカ?ドゲ?ムで『珍獣動物園』を久々にプレイ。名作『ハイソサエティ』のリメイクでもある本作品はテ?マとカ?ドのイラストが面白いので、私自身も『ハイソサエティ』よりもこちらを遊ぶことの方が多いです。いわゆる「競りゲ?ム」の1種なのですが、競りに使うカ?ドにかかる制約と、タイミングがランダムで訪れるゲ?ム終了のトリガ?と、その時に一番所持金が少ないプレイヤ?を「足切り」にするというシステムが終盤の強烈なジレンマを生む名作カ?ドゲ?ムですね。チキンプレイヤ?ばかりのときの勝利のボ?ダ?ラインと、アグレッシブプレイヤ?が複数いる場合のボ?ダ?ラインが異なるのも面白い点で、その時々の面子に合わせて競りのレ?トが変化するのが楽しいです。今回は序盤Nさんがアグレッシブに押していったので、中盤で私も押すことでとりあえずは得点面でリ?ド。しかし山札の一番下に終了トリガ?のカ?ドが埋まっているという悲劇もあって、アグレッシブ過ぎた私が「足切り」で敗北。勝利を手にするには最後の直前で出た「2点」のカ?ドを競り落とさないといけなかったNさんは、「足切り」にビビって手が出せずに1点差で敗北。結局そのカ?ドに手を出していたら「足切り」の可能性があったS氏が美味しい所取りで逆転勝利という劇的な幕切れでした。う?ん華麗に逃げ切りを図ったのですが上手くいきませんでしたね。さすがに良くできてるなぁ^^;

パラッツォ

7.パラッツォ

締めは『パラッツォ』ですね。アレア中箱シリ?ズから唯一出ているクニツィア作品(小箱・大箱に関しては複数アリ)ですが、あまりプレイ頻度が高くなく、久々にプレイしたくなって棚から引っ張り出して見ました。5階建ての建物をできるだけ「材質」を揃えて建築することを目指すこの作品。望む階数の建物タイルをゲットしながら、それを順番に組立てるのはなかなか高度な技術を必要とされるので、先々まで見通した計画性が重要となってきます。まぁそれでも今回は3人プレイですので、難易度はかなりぬるめ。初プレイということで建物の数で勝負を賭けるNさんでしたが、「材質」を揃えてボ?ナスを狙う方が効率的と知っている私とS氏には少し経験の差があったようでしたね。「あいかわらずホント上手くやるよな?」とS氏に突っ込まれるほど順調に建物を組み上げる私。建物の数は少ないですがきっちり材質を揃えて5階建てと4階建てと3階建てを作り上げて勝利!S氏もかなり順調でしたが最後ゲ?ム終了のトリガ?に間に合わず大きな失点を喰らったのが敗因でしたね。珍しくこの日絶好調だったS氏(何とここまで6戦4勝!)に最後に一矢報いることができたのが良かったです。何と私はこの日初勝利^^;クニツィア作品とはどこか相性悪そうな感じでしたね(笑)。


ということで、クニツィア祭りは大変好評でした。余裕があればS氏が所有する『キングダム(『市場のお店』のリメイク)』なんかも遊びたかったですけど、残念ながら時間切れ。普段重いゲ?ムをたくさん遊んでいると、逆にシンプルでエレガントな作品を忘れがちになりそうになるので、こうした名デザイナ?の作品を重点的に遊ぶのは原点に立ち戻ったような感じがして逆に新鮮ですね。私自身も懐かしい作品をたくさん遊べたので非常に満足度が高かったです。年に数回(数年に数回かな^^;)はこういうゲ?ム会を開くのも良いものですね♪byタカハシ
コメント
この記事へのコメント
クニツィア祭りとはうらやましいですね。

絵柄から判断すると、ポイズンはアミーゴ版ですよね。ということはトパーズと珍獣動物園を入れてクニツィアのアミーゴカードゲームを3つ遊んだのですね。クニツィアとアミーゴという組み合わせは、過去にはフリンケピンケ、最近ではペンギンパーティーなど傑作が多いです。カードゲームじゃないけどメディチなんかもそうだし。

メンバーズオンリーは4人が適正だと思います。リメイクのグレンの画廊はサイケっぽいので好みが分かれるデザインですが、ゲーム内容は全く同じです。

レスパブリカは決して多くはないクニツィアの交渉ゲームですよね(他にはクオヴァディス、法廷、ラストパラダイス(ちょっとだけ交渉要素)などがあります)。オアとアンドの使い方が鍵ですね。
>・・・何度かテ-マを変えてリメイクされている作品にしては・・・
とありますが、テーマを変えてのリメイクは知りません。もし良ければ教えて下さい。

スチーブンソンロケットは好きなのですがあまりプレイ機会が無いゲームです。vitoのルールが面白いと思います。おそらく一番ヘビーなクニツィアです。

パラッツォは3人がベストというのが通説です。4人だとランダム要素が多すぎるので。逆にポイズンは3人だと3色なところから緩めです。4人が一番面白いかな。

またデザイナーに絞ったゲーム会をする予定なのでしょうか?デロンジュ祭りとフリーゼ祭りが見てみたい。

それでは。
2010/06/24(木) 08:02 | URL | けがわ #-[ 編集]
クニツィア祭りに釣られましたねw
けがわさんこんにちわ

> 絵柄から判断すると、ポイズンはアミーゴ版ですよね。ということはトパーズと珍獣動物園を入れてクニツィアのアミーゴカードゲームを3つ遊んだのですね。クニツィアとアミーゴという組み合わせは、過去にはフリンケピンケ、最近ではペンギンパーティーなど傑作が多いです。カードゲームじゃないけどメディチなんかもそうだし。

確かに。『フリンケピンケ』も『ペンギンパーティー』も秀作ですよね!

> メンバーズオンリーは4人が適正だと思います。リメイクのグレンの画廊はサイケっぽいので好みが分かれるデザインですが、ゲーム内容は全く同じです。

『グレン画廊』ですね。情報ありがとうございます。

> レスパブリカは決して多くはないクニツィアの交渉ゲームですよね(他にはクオヴァディス、法廷、ラストパラダイス(ちょっとだけ交渉要素)などがあります)。オアとアンドの使い方が鍵ですね。

そっか『クオバディス』がありましたね!まぁあれは交渉というか投票ゲームに近いですけど^^;

> >・・・何度かテ-マを変えてリメイクされている作品にしては・・・
> とありますが、テーマを変えてのリメイクは知りません。もし良ければ教えて下さい。

確か昔「宇宙」っぽい感じでバネストで売られていた気が・・・。

> スチーブンソンロケットは好きなのですがあまりプレイ機会が無いゲームです。vitoのルールが面白いと思います。おそらく一番ヘビーなクニツィアです。

拒否権はかなり斬新なアイデアだと思います。実に奥深くテクニカルなプレイが可能になるので、私的には高評価ですね。

> パラッツォは3人がベストというのが通説です。4人だとランダム要素が多すぎるので。逆にポイズンは3人だと3色なところから緩めです。4人が一番面白いかな。

確かにサドンデスを考えると、4人だとバランス悪いかも・・・>パラッツォ

ポイズンは手札5枚ルールでプレイしたんですが、終了後にそれはオプションルールなんだよねというと、「(本来のルールの)カード配りきりの方がプレイ難しくね?」という意見もありました。いわゆる「間」のゲームなんで、3人の方がコントロールできる領域が多いかなと思いましたが、4人が面白いということで、次は4人で遊んでみたいです♪

> またデザイナーに絞ったゲーム会をする予定なのでしょうか?デロンジュ祭りとフリーゼ祭りが見てみたい。

デロンシュとフリーゼですか・・・^^;

考えておきます(笑)。
2010/06/24(木) 19:05 | URL | タカハシ #-[ 編集]
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