ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

2006/04123456789101112131415161718192021222324252627282930312006/08

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
5月某日。あるゲームを遊ぶためにNBGCの常連が集結しました。

そのゲームの名は『ルーンウォーズ』。

かねてよりプレイしたかった期待の新作を遂に体験できるということで、実は前の日から興奮しっぱなしだったのですが、実際には予想をはるかに上回る面白さでした!

ルーンウォーズ

RIMG0064.jpgファンタジーフライト社が誇るファンタジーゲームの傑作『ルーンバウンド』、『ディセント』の流れを汲む期待の新作『ルーンウォーズ』は、発表当初からその完成度の高さで注目されてた逸品でもあり、いつかプレイしてみたい作品でもあったのですが、同じく同社から発売された人気の『ケイオスインザオールドワールド』があっさりと日本語化されたのに対し、なかなかすんなりと国内には入ってこないのでもどかしさばかりが募っていたのですが、なんと!NBGCの常連さんでもある大野さんが個人的に海外から入手され、しかも自らルールを翻訳し、さらには全ての言語依存をタックシールにてカバーするというとてつもない偉業をみせてくださったので、もう半ば土下座もので「プレイさせていただきたい!」と願い出たほどでした(笑)。午前中は全てセットアップ&ルールのインストに費やされたほどボリューム満点のこの作品。なんせ箱サイズは通常のボードゲームの軽く倍はありますからね^^;でもインスト時から既にその内容の面白さ、可能性の高さを予想させられっぱなしなほど対戦型ウォーゲームの面白さのツボを抑えまくりなシステムに、思わず昼食休憩(近くのレストラン)の合間さえもルールサマリー(これも大野さんの自作で、非常にわかりやすくとても素晴らしいものでした♪)を全員が読みふけるほどでした。
RIMG0065.jpgこの作品は、「人間」&「エルフ」のライトサイド、「モンスター」&「アンデッド」のダークサイドの4つの勢力が世界を我が手に掌握すべく戦いを繰り広げるというもので、典型的な「マルチウォーゲーム」の作品なのですが、ボードゲームとしても実に面白いシステムが満載で、とにかくダレるって言葉が浮かばないほど熱中して楽しめる傑作です。4つの季節を6年間行い、世界に散らばるドラゴンルーンを全部で6つ集めたプレイヤーが勝利するのですが、とにかく勝ちへの道筋がいくつも考えられるので各プレイヤーの思惑が絶妙に交差します。各季節では8つあるアクションカードを使用して、その季節に行うアクションを決定するのですが、それぞれのアクションカードには番号が振られていて、より小さい番号のアクションカードから順にプレイすることで追加のボーナスアクションを得られるというシステムになっており、それがまた絶妙にイイ感じで効いてます。また全部で3種類ある資源は、プレイヤーが手に入れることのできる軍隊の数や政治力マーカー、戦術カードの量を示し、一つのエリアを制圧することでその量を増やすことができます(正確には一度アクションを必要とするのですが)。つまり「ウォーゲーム」と「ボードゲーム」の面白い部分を集めたような作品がこの『ルーンウォーズ』といえるわけです。
RIMG0066.jpg私が今回担当したのは「人間」。横に長細い地形となった今回のMAPで一方の端に本拠地を位置できた地の利を活かし、これまた運良く近くにあった2つの都市を早々に制圧することでかなり順調に勢力を伸ばすことに成功。特に「食料」のパラメーターを早々にMAXまで上げることに成功したので、大軍を率いて中央の戦場に赴くことができました。この作品では通常のプレイの他に3人までの英雄を雇うことで世界中でクエストを達成させることができます。クエストを達成して得られる報酬カードは、3枚で1つのドラゴンルーンに変換できるのでこれらをバランス良くプレイしていくことが勝利への近道なのですが、英雄はまた戦術カードとも密接に繋がっているので、私は意図的に英雄のクエストをある程度放棄したまま、既に中央で序盤から激しいバトルを繰り広げたことで疲弊している「アンデッド」と「エルフ」の軍隊を確実に殲滅していきます。訳あって途中で仲間に引き入れたジャイアントが大暴れをし、遂にドラゴンルーンも残り1つとなりましたが、ここで同じくMAPの端に本拠地を置いたことで(つまり私の本局地とは全く対極にあったわけですね)順調に勢力を伸ばしていた「モンスター軍」も時を同じくしてリーチ状態になります。軍団の配置図的にはすぐ目の前にドラゴンルーンが見える「モンスター軍」に対して、戦力的には十分でも、地理的に手番がかかってしまいそうな「人間軍」はどうみても劣勢です。ですが、ここで神引きともいえる戦術カードを引き入れた私は一気に勝利を掴み取ることに!
RIMG0067.jpg実は「8つの中立軍を味方につけたらドラゴンルーンを1つ手に入れられる」というシークレットな目的を持つ私でしたが、この終盤にきて味方にいるのは2体のジャイアントのみ。しかもボード上に残っている中立軍は目標達成にはギリギリの6体のみと、ほとんど絶望状態だったのですが、よくよく見るとその全ての中立軍が1つのエリアに集中しており、しかも何と私の英雄がそこにいるではありませんか!?そうです、私はここで「英雄のいるエリアの中立軍を全て味方につけることができる」というとんでもない戦術カードを引いたんです!!年は最終年の春です。もちろん私は1番でアクションを行い、そのアクションカードを実行しほとんど不可能に近かった目標をクリアして最後のドラゴンルーンをゲットして勝利!いやぁ?信じられないほど劇的な展開でしたね><戦い終わって感想戦。「あそこであのカードは熱かった!」とか、「実はこんなシークレット目標だったんだよね」とかとにかく熱気覚めやらぬ感じでとても楽しかったです。また私自身今回は地の利に恵まれすぎた感があったので、最初のセットアップはある程度プレイヤー同士で意図的にMAPを作っても良いのでは?という意見も出してみました。もしかしたらこの辺は次回に採用されるかもですね♪とにかく久々に熱くさせられたこの作品。とりあえず全勢力を1回はプレイしたいなぁと思うほど気に入りました。これはちょっとハマっちゃったかもですね^^;

ダンジョンロード

RIMG0068.jpgここでまだ時間が残っていたので、同じくファンタジー系の作品『ダンジョンロード』をプレイすることに。こちらは近年人気の「ワーカープレイスメント」システムをベースに、「バッティング」の要素と「箱庭作り」の要素をミックスさせた人気作で、既に海外では絶大な人気を博している新作でもありますが、国内での人気も上々のようで、既に「ワーカプレイスメント&箱庭系」として人気の『アグリコラ』よりもとっつきやすいと評判の作品でもあります。どうしてもメインシステムの一部である「戦闘」の説明に多少時間がかかるというか、初めてのプレイではとっつきにくさを感じてしまうとは思いますが、逆にいえばそれ以外は特に複雑なルールというものが一切ないので、一度落ち着いてプレイをしてみればその後はサクサク遊べること請け合いの素晴らしい作品です。「バッティング」要素も強烈に効いてるので、「箱庭系」にありがちな「自分自身のやりたいことだけやって他人は無視無視!」という要素が全くなく、ゲームを通じて非常に他人の動きを探り探りプレイしなければならない辺りは、私は完全に『アグリコラ』を越えた作品だと確信しているほどです!プレイヤーインターアクションが満載のダンジョン構築部分、(ほとんど)完全ソロ戦闘部分というゲームテンポのメリハリも凄く良くデザインされてて、さらにはリプレイ欲求も非常に高いとくれば、これはかなり完成度の高い作品といえるでしょう。
RIMG0069.jpgやはり4つの季節を2年間繰り返すこの作品(なんか流行なんですかね^^;)。ダンジョン作りに1年を費やしたら冒険者と戦闘。これを都合2回繰り返すわけですね。プレイヤーは各季節ごとにアクションカードの中から3枚を選択します。全員が密かに3枚のカードを自分のボードにセットしたら、一斉に1枚ずつ公開して自分のコマを対応するアクションエリアに配置していくのですが、基本的により後に配置した方が効果が大きい反面、1つのアクションは3つまでのコマしか配置できない(あるいはアクションの権利が2つしかない場所もある)ので、場合によってはコマが置けない(アクションが実行できない=1手番無駄)という悲劇に見舞われることもあります。基本的に直前の季節に選択した2つのアクションは使用できない&それらのカードは公開されているので、常に他人のプレイヤーボードをみながら(手番順も考えながら)、それぞれのアクションのタイミングを計らなければならないのがとてもスリリングです。そうやって少しずつ自分のダンジョンを作り上げ、部屋を配置したり、モンスターを雇い入れたり、あるいは罠を購入したり、食料やお金をマネージメントしたり、労働者であるインプを増やしたりと様々な計画性を立てながらにっくき冒険者を自慢のダンジョンに誘い入れてぶちのめすわけです(爆)。
RIMG0070.jpg今回は1年目は冒険者に圧勝したものの、「2年目の最初の1アクションを失う」という酷い魔法をくらってしまったので、2年目は試練の1年を覚悟してのプレイでした。ところが、プレイヤーのネガティブな思考に反してマネージメント部分は絶好調で、強力なモンスターを2体も雇い入れることに成功した私は、罠カードの引きの良さもあってついに念願のパラディン殺しを計画することに!この作品ではある一定の「悪事ポイント」を越えると、とんでもない強さの冒険者=パラディンがダンジョンにやってきます。コイツは通常ですとほとんど歯が立たないほどの恐るべき強さを誇るので、できるだけダンジョンには招き入れないようにプレイした方が良いのですが、もし倒すことに成功したときは報酬ポイントが高いので1発逆転を狙うならあえてこの悪魔を引き入れなければならないケースもあるでしょう。まぁ今回の私はそういったゲーム的な駆け引きとは別に、単に「パラディンを倒してみたい!」という念願に近いものだったわけですが・・・^^;結果は見事成功!最終的な得点もボーナス点をかなりゲットして、得点ボードをほとんど1周するほどの完勝でした!『ダンジョンロード』は決してさらりとした作品ではなく、それなりに時間がかかる作品なのですが、それでもプレイしている時間なんかほとんど忘れてしまうほど熱中できる面白さですので、まだ未プレイの方は是非一度チャレンジしてみてくださいね♪


ということで、この日はまさに「ファンタジーゲーム会」といっても良いゲーム会でしたね。お付き合いいただいた関係者の皆様、長丁場御苦労様でした。まぁ個人的にはとにかく『ルーンウォーズ』の面白さに圧倒された1日でした。普通に考えて現時点でこのクオリティでこの作品を遊べているのは恐らく日本でもココ(NBGC)だけでしょうし、本当に大野さんがウチの常連さんでいてくれてラッキーでした♪ここまでプレイアビリティーを高めた状態で遊ばせていただいて感謝のしようもありません。まぁ一般的にはプレイ時間がすごくかかる作品ですし、「マルチウォーゲーム」ですからプレイヤーも選ぶでしょうし、なかなか普通の方にオススメできる作品ではないかもしれませんが、密かに需要は結構あるんじゃないかな?と想像したりしてます。一日も早くこの作品の完全日本語版が出ると良いですね(もちろんエラッタ無しで^^;)。

あまりの面白さに早々に次回の対戦も決まりましたし(わ?い♪)、これは暫く脳内を活性化させてくれそうな作品に出会った気がします。『ダンジョンロード』といい、『ケイオスインザオールドワールド』といい、今年度は「ワーカープレイスメントの当たり年」と言われているようですが、個人的には「ファンタジーゲームの当たり年」であるような気がしてなりません(まぁ『ダンジョンロード』は「ワーカープレイスメント」ですが^^;)。こんな長時間ゲームは普段なかなかプレイできないですけど、この作品ならいつでもOKですよ。いやほんとに(笑)byタカハシ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nbgc.blog63.fc2.com/tb.php/321-a203c73a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。