ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

2017/051234567891011121314151617181920212223242526272829302017/07

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
いや、遂に出ましたね~『アグリコラ(日本語版)』。当初は昨年末までに発売予定だったのが約1ヶ月遅れての発売とあって、待ちに待った人も多いのではないでしょうか?今回はそんな記念すべき『アグリコラ(日本語版)』の発売を記念して、そもそも『アグリコラ』というゲームはどんなゲームなのか?、どういった経緯で日本語版が発売されるに至ったのか?、ドイツ語の初版と日本語版はどこが違うのか?などを簡単にレポートしてみたいと思います。

『アグリコラ』とはどんなゲームか?

アグリコラ日本語版その1『アグリコラ』は約1年前くらいにそれまでボードゲームはあまりデザインしなかったU・ローゼンベルグというゲームデザイナーが手がけた作品で、300枚を越えるカードとボードゲームをミックスするという今までには無い発想の突如現れたBIGゲームです。またたく間に世界中に愛好家達が増え、ボードゲームギークのランキングで長きにわたって王者の地位を譲らなかった『プエルトリコ』を遂に引きずりおろすという快挙を成し遂げたことで当時はかなり話題になりました。また発表当時は非常に生産数が少なく(というか需要に追いつかず^^;)、手に入れるまでファンをヤキモキさせた作品でもあります。ゲームのテーマとなっているのはズバリ「17世紀の1つの家族の成長する姿」です。最初は小さな小屋に住む夫婦ですが、畑を耕したり、動物を飼育したり、パンを焼いたりしながら、家を大きくし、家族を増やし・・・とゲームが進むにつれて自分のボードの中に本当に架空の家族が生活しているような感じがしてきます。このような自分自信の環境を整えていく系のゲームを一般的に「箱庭系」といいますが、まさにこのゲームは「箱庭系」ゲームの最高峰ともいえるでしょう。

日本語版が発売されることになった経緯とは?

アグリコラ日本語版その2ということで、日本に上陸し始めると当然のように我が国内でもこのゲームの人気はすぐに高まりました。あちこちの例会でプレイされるようになり、拡張のカードやコマが出るとなれば何としてでも手に入れようとするファンも後を絶たないくらいでした。しかし、一方で冒頭にも紹介したように、300枚を超えるカードや、原語表記のボード(ラウンドカード等)、1プレイの時間の長さなどから日本ではライトユーザーにはなかなか普及しない系の作品にまで成り下がってしまいそうな風潮が流れました。ネット内では「一番のネックはやはりカードの認識が(タックスシールを貼ったとしても)どうしてもしづらいのではないか?」という意見が飛び交うようになっていました。そんな中、同じ時期にこの作品が世界各地で翻訳され始めたのをきっかけに、何とか我が日本でも『アグリコラ』の日本語版が出せないだろうか?という意見が一部の熱心な普及組から洩れ始めたのです。すると不思議なことに話は何故かトントン拍子に進み、翻訳に関しては日本のドイツゲームのトップランナーでもあられるおのさんが多忙な日々の中必死になって取り組んでくださったおかげで、昨年の夏ごろでしたでしょうか、遂にネットで「『アグリコラ』の日本語版が出せそうです。しかも年内に!」という驚きの、そしてなんとも素晴らしいニュースが日本のボードゲーム界を駆け巡ったわけです。

初版と日本語版はどう違うのか?

アグリコラ日本語版その3さて、そんなおのさんのグッジョブの成果はどれほど凄まじいものなのかをここで紹介したいと思います。まずは、全体的なところから。1枚目、2枚目の写真のとおり、外箱のサイズは完全に同じです。若干ですが日本語版の方が色合いが薄いといいますか、明るくなっています。私の所持するドイツ語の初版は全体的に色が濃いですね。また日本語で『アグリコラ』の表記が入った関係で、タイトルの位置が多少違います(本当に僅かなレベルです)。ちなみに裏面も完全に日本語化されてます♪さて、肝心の中身ですが、まずはボードです。これまた全体的に色合いは『日本語版』の方が薄いといいますか、明るいです。初版の方はどちらかといえば「緑」、日本語版の方はどちらかといえば「黄緑」といえばわかりやすいでしょうか。薄いといっても印刷が薄いという意味ではないので御安心下さい。さて、3枚目の写真ですが、一目瞭然で日本語版の方が分かりやすくなっています。なんなんですか?この差は!。これはプレイアビリティがどれほど向上するんだろう?といった感じです。

アグリコラ日本語版その4このゲームにはプレイヤーボードを含めて数多くのボードが入っておりますが、その全てがきちんと翻訳されています。ボードの厚みも初版となんら変りません。質が落ちているといったことが一切無いのがこの『アグリコラ(日本語版)』の素晴らしいところです(スミマセン右の写真がピンボケしているのは私の腕です。実際のものは問答無用で美しいです!)。正直ここまでくると、初版を持っている私としては、今後は日本語版を持っている人にお願いして『アグリコラ』をプレイさせてもらうしかないかな^^;といった感じです。頑張って自分でボードを全て日本語化しても、このクオリティならおとなしく日本語版を買い直した方が早いです(まぁそのつもりは無いですけどw)。今までこのゲームを手に入れていない人がどれだけ幸せなことか・・・><。おのさん悔しいですけど本当に良い仕事しましたねぇ~。

アグリコラ日本語版その5次はカードです。もちろん300枚を越える全てのカードが日本語に翻訳されています。しかも凄いのは(ここでは到底紹介しきれませんが)、文字はできるだけ大きく分かりやすく書かれており、アイコンやその他の表記でわかりやすく表記できる箇所は全てわかりやすく表記されていることです。これは単に原文を翻訳しただけではないまさにユーザーのことを考えて翻訳者が考えに考えて行った仕事だという証拠です。裏面の表記に関してはずっと原版に接してきた方にしてみれば「少しチープになったかな^^;」ともいえますが、私は逆にシンプルでわかりやすいかなという印象を受けたので、この辺は好みの問題でしょう。イラスト・デザインに関しては本来のクレメンス・フランツの完全移植に成功しています。あの何ともいえない牧歌的な雰囲気は健在です(彼のイラストは本当に素敵ですね♪)。

アグリコラ日本語版その6→大きな進歩カードやラウンドカードもここまで分かりやすくなりました。もちろん今まで私達がプレイしてきたように、タックスシールでも十分ゲームは楽しめるのですが、パッと手にとって素早くカードの内容や意味が理解できるのはやはり素晴らしいことです。ゲームをプレイする上で格段にプレイアビリティが向上するといえるでしょう。また、残念ながら全体的にテキストの分量が多いのはこれはいたしかたが無いところでしょう。むしろそこがこのゲームの魅力でもあるわけですし、12歳以上という年齢層をターゲットにせざるを得ないのはある意味このゲームに関して言えば避けられません。ただこのゲームは究極の「箱庭ゲーム」でもありますので、正直他人と競争するのが主目的のゲームではないともいえます。ですから、どうしても分からないカードに関しては他のプレイヤーに気軽に聞いても私は良いと思います(そうすればプレイ推奨年齢を10歳以上くらいにまで引き下げられそうですし)。まさに「家族で楽しむ家族のシミュレーションゲーム」なんて本当に素敵じゃないですか?

アグリコラ日本語版その7最後はなんといっても今回の日本語版には「動物コマ」が入っていることです。初版の何ともいえない寂しいキューブと違い、愛くるしい木の「動物コマ」が最初から入っているなんて羨ましすぎます><これだけでも日本語版を買う!何て人がいそうなくらいですね。これで予価8,925円でしたら、正直持っていない人なら「買い!」だと断言できます(たぶん市場価格は予価よりも500~1,000円くらいは安く買えると思いますし)。今回の『アグリコラ(日本語版)』は版元のLookoutGamesも、日本での販売ライセンスを取ったホビージャパンも、また発売までに実に色々な苦労を乗り越えたスタッフの人達も全て良い仕事をしたと思います。これで普段あまりボードゲームを遊ぶ機会が少ない人達が、一人でも多くこの作品に出会うことができるのかと想像すると、1ボドゲファンとしては嬉しくて仕方がありません。この件に携われた全ての皆様にお礼が言いたいです。ありがとうございました♪byタカハシ

※ちなみにですが、残念ながらここまでのボリュームですとどうしてもエラッタが出ます(これはしょうがないでしょう^^;)。早速ホビージャパンのホームページ(コチラ)で訂正が公開されてますので参考にしてみて下さい(気にしない気にしない♪黙って買えばいいんですよw)。
コメント
この記事へのコメント
ご無沙汰しております
先日ようやく初アグリコラを日本語版でプレイしてきました。
日本語化されたという事でカードの分かり易さにはびっくりしました。
地味に動物コマを採用といったところからも、力の入れ具合を伺えますね。

2009/02/13(金) 18:34 | URL | あかさあしか #-[ 編集]
ご無沙汰です^^
初プレイおめでとうございました♪

何気に『アグリコラ』は日本語版ではまだプレイしていないんですよね~^^;

でも今後は日本語版でプレイする機会が増えそうです。楽しみだなぁ~。
2009/02/13(金) 19:38 | URL | タカハシ #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nbgc.blog63.fc2.com/tb.php/207-f068ebf8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。