ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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連休最終日から降り続く雪で、すっかり雪国らしくなってしまった新潟ですが、やはり雪のない冬だった数年前は奇跡だったんですね^^;

さて、今回は久々のS氏の自宅ゲーム会の模様をお伝えしたいと思います。天候その他諸々あって参加していただけたのは前回と同じくNさん。お寒い中どうもありがとうございます♪

ル・アーブル

1.ル・アーブルまず最初はいきなりこの日のメインディッシュ『ル・アーブル』からプレイです。『アグリコラ』のメガヒットで一躍トップデザイナーに登りつめたローゼンベルグの新作とあって、日本に上陸した瞬間に売り切れるという人気ぶりは相変わらずですね。実はこの日のゲーム会は急に開催が決まったのですが、テストプレイの段階から『アグリコラ』同様プレイアビリティがあまり高くないと感じていたこの『ル・アーブル』に関しては、カードを自作で日本語化する予定だったのですが、そうなると全部日本語化したくなる悪い癖が出てしまい、ボードからなにから全てほぼ完全に日本語化してしまいました(当日の朝までかかりましたがw)。このゲームは実に様々な建物を建てていく(あるいは購入していく)ゲームなんですが、『レオナルドダヴィンチ』同様、自分(や他人)が一体何の建物を建てたのか、というイメージが原語のままではさっぱり沸きません。もはやプレイアビリティというよりかは雰囲気の問題です(でもこの「雰囲気」って実は凄く重要なんですよね^^;)。さて、実際のセッションでは苦労して日本語化した甲斐もあって、雰囲気は格段に上昇!、初めてのプレイながら楽しくて仕方がないです!。「やれることが多すぎてジレンマが凄い!」、「見通しの良さは格別でルールもシンプル、これは『アグリコラ』より良くまとまっているかも!?」、「(同じく)『アグリコラ』よりも他人と絡んでいる感じが凄くある、これはイイ感じ♪」などという感想を頂きました。概ね私も同意見です。むしろ個人的には『アグリコラ』よりもこちらの作品の方が好きですね。ただ一方で、ゲーム中に若干どうしたらよいかわからなくなっていたNさんは「何もできない?><」といっておられましたが、これは大きな間違いです(というよりもNさんの感覚は普通のボードゲーマーならそう感じてしまうものだとは思います)。このゲームでは「誰が購入しようが、建物は全員の共有物」という認識を持たないといけません。通常のドイツゲームとかでは、「購入した建物は自分以外は使えない」というのが普通ですから、どうしても他人が建てた建物には入りづらい印象を受けてしまいますが、このゲームに関してはそうではないんですよね。ゲームが進むにつれて自分の手番にやれることが雪だるま式に増えていきます。ですから「何をしたら良いか分からない」ということはあっても、「何もできない」ということは決してありません^^;このことを説明してさしあげると、その後は比較的順調にプレイされてました(その辺の感覚はインスト時に教えてあげれば良かったですね^^;)。今回は序盤で真っ先に木の船を建造した私が、特別な建物の中から出てきた「食堂」をフルに活用して資金面でも食料面でも大量にリード、圧倒的な大差で勝利しました。最後は「食堂」に使う材料を「教会」に取りにいくなどの鬼畜プレイもあって(笑)盛り上がりました。2位は牛を大量に抱え込んで皮を剥ぎ取り、最後は「定期便」で大きく差を詰めた(それでも大差でしたがw)S氏、3位は船を作るタイミングがあまりにも遅すぎたNさんが微差でラスになってしまいました。プレイ時間はインスト込みで約3時間。S氏はかなり気に入ったようで、早くも再戦が待ち遠しいようです。

ミドルキングダム

2.ミドルキングダム続いては最近かなりお気に入りの『ミドルキングダム』です。非常に独特の動きを見せるカードゲームで、勝ち筋もいくつか存在し、一筋縄ではいかない歯ごたえのあるゲームですが、経験者とそうでない人ではかなりのハンデがあるのと同時に、独特のゲーム感覚は回数を重ねるごとに面白くなっていく感じがするので、必ず一回のセッションで複数回プレイすることをオススメします。実際にこの日のセッションでも、1戦目は早々と「ゴールカード(特権カード)」をたくさん集めたS氏が、自分の中ではかなりイイ感じで得意気にプレイしていましたが(本人も「こりゃ楽勝♪」と思っていたそうですw)、実は経験者の私とNさんは彼を泳がせていたに過ぎず、終わってみたら最下位だったS氏はかなり納得がいかないようで不思議そうでした(笑)。そこで、1戦目が終わった段階で、少しこのゲームのコツを説明してあげると、2戦目は見違えるようにプレイが上達します(この辺の感覚は説明しても理解できない人もいるから、さすがです)。とにかく「ドラゴン」が強いので、いかにして「ドラゴン」を取るかがキーポイントで、「ゴールカード」は強力な反面あまり取りすぎると「ドラゴン」に嫌われてしまいます(笑)。あとこのゲームは「農民」というファクターが根幹として存在するので、他のプレイヤーとあまりにも「農民」で差をつけられてしまうとこれまた勝機は薄くなります。とにかく「バッティング」ゲームとしても「カードゲーム」としても全く新しい感覚のこのゲーム。繰返し遊ぶことでどんどんはまっていく感じなので、持っていて損はないゲームといえるでしょう。

シラ

3.シラ続いては今月のオススメゲーム、まだまだ新作の『シラ』です。様々な能力をもつ人物を揃えて、それらの人物を駆使してタイルを取り、自分の環境を良くしていくという一種の「構築型」でありながら、ゲーム全体としてはそれほど重々しくない感じがする佳作です。人物の種類は「元元老院」「商人」「戦士」「巫女」「奴隷」の5タイプです。それぞれの人物(奴隷以外)は特殊能力とタイルを手に入れるためのお金(宝石)みたいなものを持っています(このゲームでは手元の「お金」ではタイルを買えません)。人物はタイル購入のために使用してしまうとそのラウンドでは「特殊能力」が使えなくなってしまうので、その辺でジレンマが効いてきます。また人物カードによって同じ種類の人物でも、出せるお金の色が異なるので、他人がどの色を得意としているか(いうならば自分はいくら提示すれば無条件でタイルを購入できるか)を把握することが勝ちへの近道となります。今回のセッションでは、私が「奴隷プレイ」、S氏が「元老院プレイ」、Nさんが「巫女プレイw」でした。さすがに一度プレイしているだけあって、Nさんは順調に自分の環境を整えていきます、一方初プレイのS氏は、やることがあまりにも満遍なく平凡で、しかも「戦士」と「巫女」を持たないという少し辛い選択をしていたので、物凄い勢いで置いていかれます。私は奴隷パワーを生かして序盤から欲しいタイルをピンポイントで獲得することができ、またイベントに関しては「戦士」に絞ってプレイすることでそれほどNさんに差をつけられることはありませんでした。とにかく今回は序盤から食糧危機が勃発して、食料タイルを持たないとかなりのダメージを受ける状況でした。これをモロくらったのがNさんで、最後私が振り切れたのはそのおかげだと思います(だってそれだけで10点以上は差が付いていますものね^^;)。とにかく得点のタイミングは、得点タイルを取ることと、大事業に投資すること、各種のチップを集めること、最後にキリスト教徒と奴隷を解放することの4つしかないので、食料危機で減らされる得点はかなり痛いんですよね><。前回プレイしたときは食料危機が起きなかったので、Nさんはその辺を軽視していたようです。最後は奴隷を大量に解放した私がS氏1週差をつける勢いで勝利!途中で一人でも「戦士」や「巫女」を取っていれば違う展開にもできたと思うS氏は、惨敗にかなり悔しそうでした。

乗車券ノルディック

4.乗車券ノルディックここでせっかく3人なんだから、3人専用のゲームをしようということで、『乗車券ノルディック』を選んでみました。北欧を舞台にしたこのMAPはヨーロッパに近いだけあって、同じ2?3人用の拡張だった『乗車券スイス』よりもさらに『乗車券ヨーロッパ』に近づき、「フェリー」のルールが採用されています。またシリーズ初の9本路線!が登場しています(完成するだけで27点!)。とにかく列車カードのイラストが綺麗で雰囲気は満点です。どこかクリスマスチックなテイストがあるのはやはり北欧だからなのでしょうね。さて実際のセッションなのですが、最初にチケット配られての第1の感想は「これは苦しいMAPだ!」というものでした。恐らく、線路の少なさに比例するように、同じ路線を使用する「チケット」はあまりないのでしょうけど、逆にいえばこれは簡単に他人の邪魔ができるということでもあります。今回は全員おとなしく他人の邪魔をしないようなプレイでしたが、慣れてくれば、「あそこさえ阻止してしまえばあいつは失敗するんじゃね?」という箇所が多すぎるような気がします。そういう意味では『乗車券』としてのもともとの面白さを一番ダイレクトに伝えてくるMAPがこの『乗車券ノルディック』といえるのかもしれません。「カードを集める」→即「線路を引く」という感覚が要求されます。今までのシリーズ作品のように「ある程度はカードが揃ってから」などと悠長なことは言っていられないようです(笑)。今回は最初に引いた「チケット」が同じ地方に偏っていた私がそのまま逃げ切っての勝利!勝因はズバリ「山札からあまりカードを引かなかったこと!」です。この辺も今までとだいぶ違う感じですね。ぶっちぎりの最下位はS氏(紫)、なんと写真の手前に写っている白い2本のフェリー路線が見えていなかったということで、勝手に自分で高得点を断念していたようです(笑)。恐るべし!北欧の保護色(爆)。まぁ近いうちイリベンジしましょうね(いつかあの9本路線に虹がかかるのだろうかw)。

ダミー

5.ダミー最後は疲れた頭を癒す意味でも、ほとんど何も考えずにプレイできるワイワイ系カードゲーム『ダミー』で締めです。コロヴィーニ作のこのゲームは、ルールはシンプルで、3?7までの数字が書かれたカードがあり、手札からは3枚までプレイできて、それぞれの数字の枚数だけ場に並べられればそれらのカードをGETできるというものです(例えば「5」なら5枚並べる必要があります)。当然3枚しかプレイできないので、「4」以上はある程度最初から場に並んでいる必要があるのですが、自分の手番でリーチをかけてしまうと、大抵再び自分の番がまわってくる頃には他のプレイヤーに取られてしまって残っていません。そうはいっても、各プレイヤーの山札はそれぞれ別で、最初にランダムに裏向きで配るので、「6」や「7」が全く引けないということもあるわけです(ようはかなりの部分で人間力が試されるわけです^^;)。そうなると、御想像のとおり、日頃の行いが悪い私に必然と皺寄せがくるようで、都合2回遊びましたがいずれもボロボロでした><本来なら5人まで遊べるゲームなのですが、人数が増えれば増えるほどやはり「運」の要素が多くなりすぎてしまいそうなので、やはりこのゲームは3人とかが面白いと思います(もしかしたら2人も面白いかも!?)。


ということで、この日の大収穫はなんといっても『ル・アーブル』がプレイできたことです。一晩かけて日本語化した苦労が報われました。間もなく『アグリコラ』の完全日本語版も出るようですし、今年はローゼンベルグの年になるのでしょうか(関係ないですけど『ドミニオン』も日本語化するようですね。S氏とも話をしたのですが、「『ドミニオン』が日本語化されてもあまり嬉しくないというか、関係ないというか、今更「Village」を「村」とか言われてもねぇ(笑)」というものでした。確かに私自身すっかり「英語表記」に慣れちゃっていますし、あの程度の文章なら日本語にする必要性も感じないのが正直なところですが、ただこれによってお子様達がプレイするようになることで、「専用のカードスリーブ」とかが一般に売られるようになったりすれば嬉しいかなと(笑)。多少別の意味で期待していたりします)?今回のレポートでも述べたように、やはり原語の依存はゲームの感想にかなり影響を及ぼすと私は考えているので、『ル・アーブル』にせよ『アグリコラ』にせよ(『ドミニオン』にせよ!?)日本語版でプレイできるのは大きいですね(特に暫くは『ル・アーブル』はマイブームになりそうです!)。byタカハシ
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