ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

2017/01123456789101112131415161718192021222324252627282017/03

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前回の月例会テーマは「アブストラクトゲーム」でした。「アブストラクト」とは恐らくもともとは美術用語で、「抽象的」という意味だと思うのですが、ボードゲームの世界では主として「1.運の要素がない(少ない)もの」、「2.特別なテーマ性がないもの」としてカテゴライズされる場合が多く、そのほとんどが2人対戦のゼロサムゲームか、パズルゲームが該当するものとして挙げられることになると思われます。古くは『チェス』や『オセロ』、国内のもので言えば『囲碁・将棋』等は「アブストラクトゲーム」の典型的な例ですが、意外なところでは『バックギャモン』なんかも「アブストラクト」に含められたりします。ダイスを振るので運の要素が気になるところですが、既に定跡というか「この局面でならこの一手」というのは研究されていますから、なるほど「アブストラクト」なのかもしれないという気はします。ともあれ今回はドイツゲームの中からそんな「アブストラクトゲーム」を選んでみました。良く「アブストラクトゲームはゲーム巧者や頭の良い人には勝てないから嫌いです」という方がいますが、確かにそういった側面はあるものの、ゲームそのものの面白さは確かに存在するわけで、実際同レベルのプレイヤ-同士で遊ぶのならこれほど楽しいテーマも少ないことでしょう。一応できるだけ2人対戦物は避けたつもりですが、このテーマは「2人用ゲーム」でこそ真価を発揮するものかもしれませんね。

第1位:ブロックス

ブロックス第1位は御存知『ブロックス』シリーズから、第1作目の『ブロックス』です。フランス生まれのこのパズルゲームは今や全世界で遊ばれるほどの大ヒットとなりました。次々と続編も発売されていて、タイルが3角形になった『ブロックストライゴン』も、最新作の『ブロックス3D』もいずれもパズルゲームとして文句なしの面白さを誇っています。ルールも非常にシンプルでルールを聞いて、友達や家族同士ですぐに遊べるのが嬉しいですね。初めてプレイするボードゲームとしても優秀だと思います(私もかなり勧めています♪)。一昔は一家に一台というほど『オセロ』がありましたが、これからは『ブロックス』ですね♪

第2位:ツァール

ツァール第2位は今現在世界最高の「アブストラクトゲームシリーズ」と呼ばれている「ギプフシリーズ」の最新作『ツァール』です。最新作にして最終作といわれた本作は、このシリーズの集大成的な作品で、個人的にもシリーズ最高傑作でもおかしくないレベルだと感じました。現にアメリカの「ゲームズ社」が選ぶ本年度の「ゲームオブザイヤー」に輝きました。このシリーズはいずれも「アブストラクトゲーム」としては最高水準の面白さなので、このシリーズさえあれば他はいらないかも!?

第3位:ドルメンの神々

ドルメンの神々第3位には『ドルメンの神々』を選んでみました。近年勢いを増してきている「エッガートシュピール社」がかなり初期の段階で発表した作品が本作品です。非常に良くできた「陣取りゲーム」で、初期配置からほとんど「運の要素」がないのが特徴です。唯一ゲームの最中に裏向き出で配置するタイルのみが非公開情報なんですが、それ以外は全て全プレイヤーに公開されているので、かなりプレイヤーの思考能力を試されることになります。美しいボードのデザインとエレガントなシステム。カラフルなコマが並ぶ様は非常に綺麗で、凄く美術的な作品といえるでしょう。

第4位:マスターラビリンス

マスターラビリンス第4位は『マスターラビリンス』です。初めてこの作品を見たとき、ドイツゲームのファンになって本当に良かったと思いました。子供の頃自分が作りたかったゲームがまさにそこにあったからです。次々と動く床のタイル。辿り着きそうで辿り着けない宝箱。なかなか思うようにはいかないジレンマと、上手くいったときの爽快感は何年経っても廃れない面白さがありますね。特に有名な賞に輝いたわけでもないのに、後世に語り継がれるべき作品というのは結構珍しいケースだと思います。

第5位:フォーラムロマーナム

フォーラムロマーナム最後はW・クラマーの隠れた傑作『フォーラムロマーナム』です。「多人数陣取り」というとんでもないテーマ(普通陣取りゲームは少人数が良いといわれています)をあっさりデザインしてしまうその能力の高さはさすがはクラマーといったところです。最大6人まで遊べるこのゲーム。思考性が極めて高いので先の先までよもうと考えると、ダウンタイムが長くなりすぎる嫌いはありますが、「陣取りゲーム」が好きな人なら是非とも一度は遊んでみて欲しい作品でもあります。もちろん軽いノリでプレイしても楽しい作品なので、その場合はインスト時に「考えすぎないように!」と念を押しましょう(笑)。協調プレーが基本のこのゲームでは誰が裏切るのかも重要なポイントなので、あまり真剣になっては喧嘩の元です(爆)。
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