ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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さて、前回予告したとおり今回は本年度私がプレイしたゲームの中で特に印象に残った&面白かった「ボードゲーム」を紹介したいと思います。今現在私は地方都市に住んでいるので、普段ゲームの購入はどうしてもインターネット等での前評判に頼らざるをえず、テストプレイ等を経てから購入を考えるというような贅沢をできる機会はほとんどありません(極僅かですがメビウス便に入ってくるゲームなどは他のサークルでプレイできるので助かっています^^;)。ですからどうしてもマイナーなゲームはランキングから除外される傾向にあります。実はこれは必ずしも本意ではなく、本来ならば「隠れた名作」を紹介できることこそがこうした小さなサークルの特権だと思っているのですが、なかなか思うようにはいかないのが現状でもあります><

ですからこれから紹介する作品も、本年度において国内外での評判が高い(高かった)作品がずらっと並ぶわけですが、一応順位をつける上での私なりの「一定の基準」というものはあります。詳しく具体的に列挙することはできませんが、全体的にみれば(御存知のとおりw)じっくり考えるタイプのゲームを好む傾向にあり、特に運の要素は低めで、また各プレイヤーの個性が感じられるような作戦の多様性がある作品が好きです。逆にソロプレイがちなゲームは嫌いで、ワンパターンかつ展開のないゲームはどれほど内容が充実していても評価を低くみています。また再プレイ欲求の高さも、全体的な評価にも少なからず直結していて、たとえ面白くても1回目のプレイでお腹が一杯になってしまうゲームは好きではありません。

ということで、メジャーな作品が並んでいるかもしれませんが、少しでも私の個性が出てれば良いかなとも思います。一応どれもオススメの作品ですので、月例会でのプレイはもちろんリクエスト等もいつでも受け付けておりますので気軽にメール(もしくは掲示板に)下さいませ。

第1位:キューバ

キューバ栄えある第1位は、今年度一番私の脳内を活性化させた『キューバ』です。アクション選択により、資材を獲得して、建物を建てて、その効果を活用して発展していくといういわゆる「箱庭&構築系」のゲームでありながらも、わかりやすいルールで意外にライトなプレイ感覚を保っているのが素晴らしく、プレイ時間は短くありませんが非常に充実したセッションが毎回期待できる傑作です。様々な作戦を立てられるので、再プレイ欲求が非常に高く、何度も楽しみたいと思える作品です。プレイする前も、プレイしている最中も、プレイし終わった後も、全てが楽しいゲームは久々でした。

第2位:パンデミック

パンデミック第2位は、魅力ある設定と、ドキドキハラハラの展開で、協力型ゲームとしては異例のヒット作品となった『パンデミック』です。「バイオハザード」という難しいテーマを見事に表現することに成功したばかりか、そのゲームバランスは特筆モノで、抜群の完成度の高さを見せてくれました。僅かな油断が即ゲームセットにつながるので、常に緊張感に包まれながらのセッションになりますし、また非常にパズルチックでありながらも、ダラダラした展開にせず全体として短いプレイ時間にまとめあげたデザイナーの実力は高く評価されるべきでしょう。「あともう少しで・・・」という感じで負けることが多いので、クリアするまでは再プレイ欲求が物凄いんですよね(笑)。

第3位:アグリコラ

アグリコラ第3位は、本年度の最高傑作との名高い『アグリコラ』です。名作『プエルトリコ』を蹴落として数年ぶりにギークのトップに躍り出た作品であり、今や世界NO.1ゲームの名を欲しいままにしているゲームですが、実際のところそれほど凄いゲームなのかどうかは疑問です。確かに「箱庭系」としてはこれ以上ないほどの完成度ですし、面白さも保障しますが、正直『プエルトリコ』をプレイしたときほどの感動はありませんでしたし、実際面白さもムチャクチャ楽しい!というレベルではなく、是非1度はプレイすべきゲームかもしれませんが、冷静に考えて評価は3番手止まりでした(それでも高いかな)。カード300種以上と言語依存が高すぎるのもマイナスですかね。

第4位:アミティス

アミティス第4位は一昨年から昨年にかけては飛ぶ鳥を落とす勢いだったイスタリ社の新作『アミティス』です。もう一つの新作である『メトロポリス』は今一つの出来でしたが、こちらは文句無しで面白い成長&構築系の傑作でした。空中庭園を作り上げていくというテーマとシステムが上手くマッチしていて、悩みどころ&考えどころも多く、総体的にプレイ時間は非常にかかるものの、最後まで集中させて飽きさせない仕上がりをみせてくれました。あらゆる場面でプレイヤーのゲーマー資質が試されるので、初心者と熟練者が一緒に遊ぶゲームではありませんが、是非多くの人に一度はチャレンジしてみて欲しい作品ですね。このメーカーには今後も期待していきたいです。

第5位:ドラゴンイヤー

ドラゴンイヤー第5位はアレアの大箱シリーズ最新作だった『ドラゴンイヤー』です。「ドラゴンイヤー=辰年」の1年間を通じてイベントという名の数々の困難がプレイヤーに襲い掛かってくるので、それらに対する予防策を事前に整えていくというゲームなのですが、とにかくプレイ中は辛くてしょうがない状態が続くことから「マゾゲー」とも呼ばれた作品です。常に先々を見通す計画性と、他のプレイヤーの動きを予測する必要性があるので、息をつく暇もないまま12ラウンドが過ぎ去った後は、身も心もボロボロにされること請け合いです(笑)。全体的に良くまとまったシステムは「さすがはアレア」といえる水準の高さで、このシリーズの中でも十分代表作といえる面白さといえますね。


第6位:ハンブルグ

第6位は、第1位の『キューバ』に続いてエッガート社の新作だった『ハンブルグ』です。運の要素が極端に少なく、全てが公開情報の元で行われながらもちゃんとゲームとして成立する珍しいタイプのゲームで、その戦略性の高さは必見モノでした。昨年の『インペリアル』がとにかく衝撃的でしたが、このゲームもそれに続く作品としては見事な水準を維持したと思いました。

第7位:乗車券スイス

第7位は「乗車券シリーズ」第4弾として発表された『乗車券スイス』です。実に2~3人用としてデザインされただけあって、狭いスイスMAPを生かした本作品はそのゲームバランス性はシリーズ1といっても過言でないほどの完成度の高さでした。個人的にはシリーズ最高作品はこの『スイス』だと思います。普段あまり評価しない「拡張セット」ですが、今回は脱帽です。

第8位:護民官

第8位は昨年のエッセンでの公開プレイで、参加者のアンケート投票で1番好評だったという『護民官』です。カードを獲得して勝利条件を達成していくというタイプのゲームですが、とにかく各プレイヤー間の駆け引き要素が多く、ゲーム全体を通じてとにかく「ボードゲームプレイしている感」を味わえるその内容は素晴らしいですね。エッセン1番人気も納得の内容でした。

第9位:コンテナ

第9位はマイナーなメイカーから発表されながらも、口コミで次々とフリークを虜にしていった『コンテナ』です。湾岸事業を経営しながら利益を挙げていくのですが、とにかくマネージメントの能力が最大限に要求されると同時に、場の状況を常に正確に把握して他プレイヤーとの商談を行わなければならず、完全に上級者向けのゲームといえるでしょう。競りは激ムズでず!

第10位:ギャラクシートラッカー

最後は昨年から次々とヒット作を飛ばしているCGE社の『ギャラクシートラッカー』です。自分の宇宙船をデザインする前半部分。その宇宙船で実際にレースを行う後半部分。特に面白いのは前半部分ですが、後半部分で自分の愛機がどんどんボロボロになっていく様を眺めるのも実にオツなものです(爆)。ある意味でこのゲームも「マゾゲー」に属するといえるでしょう♪


ということで、今年度はどのゲームも素晴らしく面白い作品ばかりで、例年ならば3つも4つも順位が上でも全くおかしくないほどのレベルの高さでした。本当にボードゲームの奥の深さを痛感した1年でした。来年はまたどんな作品が現れるのか楽しみであるのと同時に、これだけの作品があればもう1年はゲームに困らないという嬉しいジレンマがある今日この頃です^^;

まもなく新しいシーズンが始まりますが、いつも一緒にゲームを楽しんでくれる人たちに感謝しながら、次なる傑作を待ち望みたいと思います。またよろしくお願いいたします。byタカハシ

☆番外編:勝手に2人用ゲーム大賞☆

1960:大統領になる方法

1960:大統領になる方法今年の2人用ゲーム大賞は『1960:大統領になる方法』です。時期的にアメリカ民主党の予備選挙と重なったせいか、非常にタイムリーなテーマ性と、1960年当時のアメリカの非常にギラギラした政治戦をカードドリブンで見事に(忠実に)表現しきったデザイナーの手腕には素直に拍手を送りたいと思います。この手に作品にしては珍しいほどのカードの効果の派手さがあり、それでいて良くこのゲームバランスを維持したものだなぁと感心させられました。
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