ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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第21回目の月例会の報告の前に、先日たまたま家人が旅行で家にいないことから急遽企画された自宅ゲーム会の模様をお伝えいたします。参加していただけたのは、これまたちょうど仕事が休みだったS氏と、NBGCの常連さんでもあるNさん。ちょうど学校が午前中で終わりの日だったというY君の3人です。とりあえず、午後からという感じで企画したのですが、S氏とは前々から対戦したかった二人用ゲームがあったので、午前中から対戦することにしました。

1960:大統領になる方法
1.1960:大統領になる方法ちょうどこのゲーム会の前日に民主党の大統領候補がオバマ氏に決まったということもあって、テーマとしてはかなりタイムリーな感じでしたが(笑)、こちらのゲームは私がまだ生まれるずっと以前に実際にアメリカで史上最高の接戦とまでいわれた共和党のニクソン対民主党のケネディの大統領選挙をベースにしています。史実では皆さん御存知のとおりケネディが勝利するわけですが、実は、彼の勝利の裏側には様々な選挙工作が行われたことがわかっていて(詳しくはまさにこのゲームのタイトルにもなっているホワイト著の「1960大統領になる方法(弘文堂)」を読めばわかると思います。←なんと翻訳者は読売巨人軍の元オーナーナベツネさんですw)、このゲームでも当時の様々な事件を実に見事に反映させています。とにかく、その辺の歴史に興味がある人には文句なしでオススメのゲームですが、実際に歴史を知らない人でも十分にゲームとして楽しめるようにデザインされているのも素晴らしいといえるでしょう。当時の様々な世界情勢や、アメリカの文化、政治の裏側のドロドロした部分から、ドラステックに展開する選挙戦のダイナミックさまで、カードドリブンをメインシステムとして採用することでかなり忠実に再現することに成功しています。また、各種のカードバランスも実に派手で、実際プレイ中には「こんなカード(効果)でいいの?」と思えるくらいの破壊力のあるやり取りが交互に起きるのですが、何故か最後は接戦にもつれ込んでいくというバランス取りも絶妙です。今回のセッションでも、最後の最後まで勝負の行方がわからない状況で、実に白熱した(そしてあっという間の)3時間でした。最後の最後に大票田のニューヨークを落としたニクソン担当の私が、再逆転を狙うケネディ担当のS氏の猛追を振り切って勝利したわけですが、最後惜しくも敗北を喫してしまったのにもかかわらず、S氏の感想では「これは過去にプレイした最高の二人用ゲームだろう」とのことです。彼も私も是非とも再戦をしようと心に誓ったので、次回は陣営を入れ替えて再び熱い選挙戦を戦いたいと思います。

ヴィンチ
2.ヴィンチ軽い昼食を取って、午後からはこの日のフルメンバーの4人で『ヴィンチ』からスタートすることに、かなり久々のプレイだったので、ルールもうろ覚えだったのですが、すぐに思い出すことができたのでインストも楽でした。このゲームはマルチゲーム(他人との交渉やゲーム上での順位、位置関係、敵対状況などを常に考えるゲーム)の傑作と呼ばれていますが、実際には陣取りゲームのシステムがベースにあって、基本部分はあくまでもそちらにあります。ただし、直接打撃系(特定のプレイヤーを攻撃する)の激しいゲームですので、得点上でリードすれば他の全員から叩かれますので、どのタイミングで飛び出すのか、はたまたじっと耐えるのかの戦局観を持つ必要があります。とにかく前に出ると完膚なきまで叩かれるので、全員相手の様子を探り探りの展開が続くのが序盤?中盤で、終盤ではやはりそんな中でも勝ちを目指さなければ行けないので結構パズルの要素も入ってきます。今回のセッションでは最終ターンのルール間違いもあって最後は少しダラっとした感じになってしまいましたが、序盤?中盤にかけての一進一退の攻防や、一人一人が特定のプレイヤーを走らせないプレイリングは見事で、全員で1つのゲームを成立させることができたのはマルチゲームとしては成功したといえるでしょう。これだけシンプルなルールでありながらマルチゲームの奥深さを簡単に体験できてしまうのは本当に珍しいので、結構貴重なゲームだと思います。

サメ警報
3.サメ警報続いては最近お気に入りの『サメ警報』をプレイ。コンポーネントは「サメカード」と「イルカカード」のみという、ある意味ではふざけたゲームですが(笑)、実際にはシステムも良く練られていて感心させられてしまうゲームです。小さいお子様からベテランプレイヤーまで、ちょっとした時間でプレイできるのも良いですね♪「イルカカード」を7枚公開するか、「サメカード」を他人よりも3枚多く公開するか、いずれかの勝利条件を目指すかの判断が難しいゲームです。一応もう一つ用意されている「サメ警報を解除する」というルールがあるのですが、実際にはほとんど不可能に近いと思われるので(最初もしかして翻訳ミス?とも思いましたが、色々と伺ったところではそのルールで問題ないとのことです)、他人の取っている作戦の裏をついていくのがこのゲームのポイントといえるでしょう。今回のセッションでは、終盤に2つのラッキーが重なったS氏がそのまま押し切って「イルカカード」を7枚揃えて見事勝利♪途中彼のプレイミスで「サメ警報」が鳴りかけましたが、ギリギリのところで忠告ができたのでセーフでした。このゲームは(特に最初は)相手に「サメカード」を渡してしまうことを失念しやすいので、ふとした時に「サメ警報」が鳴っちゃいます(爆)。慣れないうちは熟練した人がサポートしてあげるか、逆にそれもアリでプレイするかを最初に決めておくと良いでしょう。

ドメモ
4.ドメモ続いては、『ラミィーキューブ』を使って推理パズルゲームの名作『ドメモ』をプレイすることに。「1」?「7」までのタイルがあって、それぞれのタイルはその数字と同じだけの枚数があります(つまり「5」だったら5枚ということです)。そしてそれら28枚のタイルを裏向きに中央に置いて、あらかじめ決められた枚数のタイルを「自分のタイルは自分では見ないようにして」、自分のついたての前に並べます(つまり、自分以外の3人のタイルは見れる状態ということです)。あとは簡単、順番に自分のついたての前にあると思われるタイルの数字を宣言していくだけです。宣言に成功すれば、そのタイルを中央に捨てることができ(隣のプレイヤーに捨ててもらいます)、そして一番早く自分のタイルをなくしたプレイヤーが勝利するという単純なゲームです。なお、中央の場には伏せられた裏向きのタイルが必ず4枚存在するので、実際4人プレイでは手持ちのタイル6枚と、中央の4枚の合計10枚を推理することになるのですが、とにかくヒントになるのは他人の宣言のみなので、あえてブラフをかましたりするとかなりの確率で他のプレイヤーを混乱させることができます(笑)。口で言ってもなかなか理解されないでしょうけど、実際にプレイしてみるとこのゲームの面白さはすぐに理解できるはずです。今回は基本ルールとオリジナルのオプションルールの2回プレイしましたが、2回とも勝利することができました。例えば、2回目のプレイでは、実際には「3」のタイルを3枚引いているプレイヤーがいたのですが、「あえて「3」を宣言する」といったトリックプレーなどもありました(そのときに、他にもその状況が見えているプレイヤーが「えっ?」とかいったりすると作戦が台無しになるので、他人の発言に反応しないことも重要なんですけどね^^;)。時間もかからずに手軽に遊べるので、『ラミィーキューブ』を持っている人は是非試してみてください。

キューバ
5.キューバここでY君が帰宅するということで、残った3人で最近もうどっぷりはまっている『キューバ』をプレイすることに。常に毎回新しい作戦を考えてプレイしようと思っているのですが、今回メインで考えたのは「ダム」を建設して、毎回の産物を他人よりも多く収穫するということと、「灯台」を建設して、その獲得した産物を効率よく出荷するというものでした。今回は残りの2人が商品製作系の作戦だったことも幸いしてか、この作戦がかなりイイ感じで展開して、最終的には過去最高得点の79点まで伸ばすことができました(もちろん勝利です♪)。この作戦は建物を2件しか建てないで良いので(実際には「ゴルフ場」も建設しましたがw)、「建築士」のカードで得点2点を獲得するプレーもできるのが強みでもありました。あと1点で得点ボードの最終80点だったので、ちょっと悔しかったです^^;3人プレーでも4人プレーでも5人プレーでも面白いこのゲーム(2人プレーはまだ未プレイ。流石に2人ではどうかとおもいますが^^;)。それぞれプレイ人数に応じて、有利・不利な作戦がありそうですので、まだまだこのゲームは遊びつくせそうです。このゲームの作者は昨年ゲーム大賞も受賞した『大聖堂』の作者なんですが、個人的には『キューバ』の方が断然面白いですね。前回2ペソ事件で(爆)辛くも逃げ切ったS氏もこのゲームは大絶賛してましたし(ちなみに彼に言わせると今回の私の作戦はそれほど脅威を感じる作戦ではなかったそうです^^;まぁその辺も含めての作戦なんだけどねw)、今後ますますプレイ機会が増えれば良いなぁ?とも思います。

イントリーゲ
6.イントリーゲ『キューバ』という他人との交渉がほとんど無いゲームをプレイしたからか、何故か急に交渉ゲームがプレイしたくなって無謀にも3人で『イントリーゲ』をプレイすることに。まともにプレイすると人間関係を激しく破壊するという(笑)恐ろしいこのゲーム。「口約束なんてものは破るためにあるのさっ!」という傲慢さを持たないと勝利することなど到底できません(笑)。このゲームは自分のコマを、その交渉術をフルに用いて、他のプレイヤーの持つ収入エリアのなかでできるだけ高い場所に入れてもらうことを目的にするわけですが、今回のセッションではいきなり最初に高額の賄賂を提示した私のコマをあっさりと最低ランクの場所に押し込むNさん(流石ですw)。しかし、そんなことでいちいち目くじらを立てていてはいけません。交渉事というのは怒ったり、感情的になったりしては逆効果である場合がほとんどです。確かに私は大損をしましたが、その大損は逆に言えばNさんにとっては、このゲームの重要な勝利条件でもある所持金でリードを「してしまった」状態でもあります。そこを突けば、今回の大損は大損ではなくなるわけです。すぐさま私はS氏と共闘にはいる(ふりをするw)ことにします。決め台詞は「このままだとNさんが勝っちゃうよ、だからここはお互いに助け合おうよ」です(爆)。そんなこんなの口八丁手八丁(手八丁は無いですけど^^;)でこの2人をだまくらかすことなんて私にとっては朝飯前のことです。最終的には一人で所持金が18万ドルを越えてぶっちぎりの大勝利!、一人だけ3の倍数で馬鹿になっていました(激爆)。S氏いわく「ちょっとこのゲームは危険なゲームだよね?、いろんな意味で2度と君とはプレイしないからw」ということです。まぁそうだよね、こんな危険な交渉ゲームじゃ私に勝てる気はしないよね^^;

頭脳絶好調
7.頭脳絶好調締めはこのゲーム。クニツィア博士の『頭脳絶好調』です。近年発売されたパズルゲームでは『ブロックス』と双璧をなすといえる面白さのこのゲーム。絶妙のバランスとシステムで多くのファンを獲得し、また一時期低迷していた博士のゲームデザイナーとしての才能をあらためて感じさせる作品です。もともと数学者でもあった博士はこういったパズルゲームの方が本当はデザインしやすいのかもしれませんね。久々のプレイでだいぶ感覚が鈍っていたということもあるのですが、今回は特にタイルの引きが最低で、本来であれば勝負どころで宣言しなければならない「頭脳絶好調!」も、序盤から使用しなければならない展開で終始苦しい状況でした。最後はわずかながら勝利の可能性もあったのですが、逆に色々と作戦を考えていくうちに、最終の数手前に他のプレイヤーの勝利が見えてしまったので、今回はまさに完敗、お手上げ状態でした。しかし最後は何と!単純な勝ち筋を見逃してしまった(恐らく単純すぎたんだと思います^^;)Nさんのおかげで、棚からぼた餅的に勝利が転がり込んできたS氏が、最後は全く意味のない「頭脳絶好調」宣言までしてゲームに勝利。まぁ彼もきっとある意味絶好調だったんでしょう^^;。実際に3人でプレーしてみて(そういや3人は初めてだっけかな?)感じたことですが、このゲームは3人でも面白いですけど、やはりベストは4人プレーかな?という気もします。3人だと「他人に先に置かれちゃうかも・・・><」というこのゲーム特有のドキドキ感が少し薄い気もします(慣れちゃったともいいますけどw)。


ということで、この日の自宅ゲーム会はこんな感じでした。前日からほとんど寝ていない状態だったので、結構フラフラの状態でのセッションが続いたのですが、なんとか最後まで集中力も続いていたので助かりました。次回はもう少し体調を整えて挑みたいかなと反省しています^^;。あまり我が家でゲーム会を開催する機会は少ないので、次回がいつになるかは果てしなく未定ですが、今後もしまた同じような機会があればよろしくお願いいたします。byタカハシ
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