現時点でのゲーム会の予定は下記のとおりです。もし希望があればこれら以外にも特例会などを行うことも検討しております。
NBGCの月例会はお休みです。
※次回の開催は8月下旬の予定です。
9月8日(日):OASE新潟9月例会
場所:万代市民会館(13:00~)
参加費:300円(初回、小中学生は無料)
詳細:こちら
是非皆様の御参加をお待ちしております。
NBGCの月例会はお休みです。
※次回の開催は8月下旬の予定です。
9月8日(日):OASE新潟9月例会
場所:万代市民会館(13:00~)
参加費:300円(初回、小中学生は無料)
詳細:こちら
是非皆様の御参加をお待ちしております。
8月最終日曜日は久々の月例会でした。本来サークルサミットが実質的には63回目の月例という位置付けだったので、いつもの会場を使うのは実に4ヶ月ぶり。いつもどおり常連さん中心で楽しみました。
テーマは3回目の「ファンタジーゲーム」です。良くなんでそのテーマなのですか?と聞かれますけど、実際「ファンタジー」がテーマの作品は結構存在するのですが、プレイタイムが長かったりして意外に遊ばれないパターンが多いのと、その中身の面白さの割には、これまた世に埋もれている作品が多い気がするからです。
最近同じ県下でも多くのサークルさんが活動してくださるようになって、新作などのプレイ機会はそちらで十分確保できつつあるように思えますから、ある意味でウチは少し狭い所を狙う感じでも良いのかなと(笑)。しばらくはNBGCではこのテーマを続けたいと思ってます。
<この日の参加者の皆様>
じゃんさん、野田さん、はやるさん、新人さん(スミマセン正式にお名前伺うの忘れてました^^;HNでも結構ですので今度教えてください)
星の王子様:はやるさん持ち込み

ボザの作品ということで、大まかなルールは知っていたのですが、未プレイスルーしていた作品。人数が揃うまでの時間潰しということで、はやるさんに詳しく教えてもらいながら、2人対戦用の特別ルールでガチンコ勝負!
いわゆるタイル配置ゲームですが、タイルを獲得する次のプレイヤーを指名という少し変わった特徴(味)のある作品であるにもかかわらず、ただ単に交互にタイルを取り合う(押し付けあうw)という対戦ルールなので、その辺はもうグダグダに・・・^^;
最初にイメージしていた感じとは大きく異なるプレイ感でしたが(恐らくは対戦向きではない作品だと思いますw)、それでも十分楽しめたのはコミカルなイラストと、ある意味牧歌的ともいえる柔らかいイメージが、対戦形式作品によくあるガチンコ感やギシギシ感がなく、非常に楽に遊べました。
普段ですとマングローブで裏返されたら苦しいはずなのですが、対戦形式だとそれが頻繁に発生し、セッションの途中では、一瞬上手くはやるさんを追い込んだと思ったのですが、なんと逆に裏返したタイルを得点化するタイルというものが存在していて、それを上手く獲得されてしまい僅差で敗北。今度は正式な多人数ルールで遊んでみたいですね。
勝利:はやる 敗北:タカハシ (敬称略)
キングダム

ここで野田さんがお見えになったので、3人でクニツィア博士の『キングダム』をプレイすることに。少し古い作品なのですが(元々は『市場のお店』という別タイトルのリメイク)、最近何故か日本語版が発売されたので(もともと言語依存は全くないので、単純に復刻の意味合いが強いのでしょうね^^;)、手にされた方も意外におられるのかなと思っていましたが、何気にお二人とも初プレイとのこと。
個人的に3人でのプレイがベストで、博士特有のジレンマが効いた秀作だと思っているのですが、ハイリスクハイリターンの少しプレイ感に癖のある作品なので、ある程度の度胸というか思い切りの良いプレイリングが出来ない方には苦手かもしれません。
実際のセッションは一進一退の攻防の末に、一度はリードされていた私が、最後にハイリスクな賭けに勝って逆転で勝利。これは未プレイだったけどなかなか面白い作品ですねという好意的なコメントもいただいたので、紹介できて何よりです。
1位:162点=タカハシ 2位:148点=はやる 3位:140点=野田 (敬称略)
キングアーサー:はやるさん持ち込み

続いてもクニツィア博士の『キングアーサー』をプレイすることに。少し前のハンドマネジメント&セットコレクション系のカードゲームなのですが、はやるさんが唯一お持ちの博士の作品だそうです。
こちらの作品に関しては、ごく普通の良くある「集め」系の作品なのですが、やはりその辺は博士らしく、カードに書かれた数字にそのセンスを感じる佳作です。ルールもシンプルでわかりやすく、収束性も高い一方、あまりにもシンプルすぎる感じは、もしかしたら少し物足りなさも感じる作品かもしれませんね。
またダブルシンボルの引き等でだいぶ有利不利が出る感じや、戦力カードの色の識別が少し紛らわしいなどの難点はあるにはあるのですが、まぁそこまで完成度の高いものを望まずに、気軽にクニツィアジレンマを楽しむのにはうってつけの作品といえるでしょう。結構考え所もあったりして手が止まることもしばしばあります。
実際のセッションは終始上手くハンドマネージメントしたはやるさんが、抜群の効率の良さで勝利。私は最後の最後でうまく出し抜いたつもりだったのですが、野田さんがはやるさんの最後の得点化を妨害できずに、結果的にはやるさんの勝利をアシストしてしまったような感じになってしまいました。
1位:53点=はやる 2位:51点=タカハシ 3位:40点=野田 (敬称略)
ボトルインプ:はやるさん持ち込み

まだ昼食休憩までは時間があったので、久々に『ボトルインプ』をプレイすることに。このカードゲームの傑作は、最近になってアミーゴサイズの小箱で再販されたのは良いのですが、作品のシンボル的なコンポーネントだった「魔法のボトルコマ」がただのカードに変更になっているのが非常に残念すぎますね。たぶん旧版を知っている人は大部分の人がそういう印象を受けるのではないでしょうか。利便性やコスト面でやむを得ない部分もあるのでしょうけど、そういう「作品にとって大事なコンポーネント」を安易に変更してしまうのは私は反対です。
まぁでも実際にセッションを始めてしまえば、そんなコンポーネント面の不満も吹き飛ばすほどの相変わらずの面白さで、毎回いろんな展開が発生して非常に楽しめました。やはり名作はいつの時代も名作なんだなとあらためて痛感させられました。
1位:109点=タカハシ 2位:97点=はやる 3位:37点=野田 (敬称略)
キャメロットを覆う影

午後はじゃんさんと新人さんがお見えになられたので、これまた久々に『キャメロットを覆う影』をプレイすることに。最近では「協力型ゲーム」といえばすっかり『パンデミック』みたいな感じになってしまいましたが、元祖「協力型ゲーム」といえばこちらが先で、まさに金字塔的なその位置付けは今も不変のままといえます。
特にボードゲームを趣味にしている方の一番の楽しみともいえる「斬新なシステムに出逢った際の驚き」に関しては、今もこの作品に出逢った時の衝撃を忘れられないほど鮮明に覚えてます。円卓の騎士が様々なクエストをクリアしながら、キャメロット城を悪の手から守る。ただしその中にはもしかしたら「裏切り者」が存在しているかもしれない。
今回は5人プレイということで比較的裏切り者率は高かったのですが、結果から言えば裏切り者は存在せず、また初プレイだったプレイヤーたちもそれなりにそつなくプレイをこなして見事勝利!一番面白い「裏切り者が存在するパターン」を味わえなかったのは非常に残念ですけど、単純にクリアするだけでもこの作品は面白いので、導入という意味ではある意味正解だったのかもしれませんね。是非何度も遊んでもらいたい作品ですから、機会があればまた再び円卓の前に集まりましょう♪
勝利:プレイヤー全員
オリンポス:新人さん持ち込み

続いてはイスタリ社の作品としては珍しく未プレイのままだった『オリンポス』をプレイさせていただくことに。デザイナーは『スモールワールド』のキーヤーツ。メカニズムは私の大好物の「拡大再生産&マルチ陣取り」ということで、かなり期待をしながらのインストだったのですが、いかんせん簡易なシステムの割に説明要素が多く、実に30分以上もかかってしまいました。手番のアクションからタイルの説明まで、最後の方は思わず瞼が閉じそうになることも・・・。
また実際にプレイが始まっても、意外にダウンタイムが長かったりして、これはプレイヤーを選ぶ作品かなと強く思いました。最初から最後まで同じような展開が続きますし、大きな盛り上がりとかも特にないので私的には『スモールワールド』の方が好みですけど、マルチ要素は逆にこちらの方が薄目ですので(それでも十分嫌なプレイとかされますけどね^^;)、逆にこちらが好みという方もいるでしょう。
実際は最初から最後までノーマーク気味だった私が、領土的にはいまいちながらも、自分が欲しいタイルだけはガッツリ確保して、最後は思わぬ大差での圧勝でした。う~んでも、なんですかねこのいまいちな感じは。たぶん同じ面子で相当やりこむような感じじゃないと、この作品の真のポテンシャルは出ないのかもしれませんね。まさに「硬すぎるスルメのような作品」というのが私の感想でした。
1位:タカハシ 2位以下:その他(スミマセン集計してませんでした^^;) (敬称略)
ミドルキングダム:はやるさん持ち込み

続いてはレーマンの『ミドルキングダム』ですね。たまたまですけど、今回は「キング~」という作品が多いですな(笑)。ここ数年のカードゲームの中でも相当上位の面白さを誇るこちらの作品。少し古い昔のファミコン風のイラストがちょっと残念なんですけど(爆)、システム的には名作『ハゲタカの餌食』を、ゲーマーズ向けに更に洗練したような見事な仕上がりを見せてまして、単純なバッティング&セットコレクション系の作品ではなく、繰り返しプレイするごとにその戦略性の高さや奥の深さに気づかされる傑作です。
今回は少し農民にルーズなプレイヤーがいたので、農民でガッツリ稼ごうと思っていたのですが、なかなか農民が出てくるタイミングと手札とが噛み合わず、逆に序盤で将軍を荒稼ぎしていたじゃんさんがそのまま逃げ切りで勝利されてました。何気に初プレイでお見事です♪
1位:じゃん 2位以下:その他(これまた集計してませんでした^^;) (敬称略)
モンスターが棲む家:じゃんさん持ち込み

締めは軽くアクションゲームということで、数年前の「子供」年間ゲーム大賞候補の『モンスターが棲む家』をプレイすることに。2人のプレイヤーがペアになって、それぞれが2本のスティックを動かしながら迷路状になったボードの上でモンスターコマを動かし、制限時間内に中央の穴に落とすというこちらの作品。
そのギミックや着眼点は素晴らしいものがある一方、視認性の悪さや、操作性の悪さ(特に箱をボードに利用しているので、そのシステム上グラグラと動きやすい)はいかんともしがたく、この手の作品にしては大人が爆発的に楽しめるような作品ではありませんでした(意外にみんな真面目&慎重になるので、やってることの面白さ、バカバカしさの割には少し地味な展開が続く感じ)。
まぁでもゲーマーズにとってはこういった作品は「出落ちゲーム」とか言われがちですけど(笑)、それなりには楽しめるので、お子さんがいらっしゃるような方であれば手に入れて損は無いかなとも思います。個人的には『魔法のラビリンス』に出逢った時と同じくらいそのギミックに関しては感心しましたけど、諸々の完成度とかは(個人的な思い出とかも込みで)『魔法のラビリンス』には及ばない感じでしたね。
実際のセッションでは両隣のじゃんさん&野田さんとそれぞれペアになって何度かプレイし、それなりに上手く回していたつもりだったのですが、一度じゃんさんとのペアの時に、お互い焦って僅か1枚しか獲得できない会があったりして、結局は対面のはやるさんにわずかに及ばず負けてしまいました><
1位:はやる 2位以下:その他(これも未集計^^;) (敬称略)
ということで、久々の月例会はこんな感じでした。次回は10月後半の予定です。byタカハシ
テーマは3回目の「ファンタジーゲーム」です。良くなんでそのテーマなのですか?と聞かれますけど、実際「ファンタジー」がテーマの作品は結構存在するのですが、プレイタイムが長かったりして意外に遊ばれないパターンが多いのと、その中身の面白さの割には、これまた世に埋もれている作品が多い気がするからです。
最近同じ県下でも多くのサークルさんが活動してくださるようになって、新作などのプレイ機会はそちらで十分確保できつつあるように思えますから、ある意味でウチは少し狭い所を狙う感じでも良いのかなと(笑)。しばらくはNBGCではこのテーマを続けたいと思ってます。
<この日の参加者の皆様>
じゃんさん、野田さん、はやるさん、新人さん(スミマセン正式にお名前伺うの忘れてました^^;HNでも結構ですので今度教えてください)
星の王子様:はやるさん持ち込み

ボザの作品ということで、大まかなルールは知っていたのですが、未プレイスルーしていた作品。人数が揃うまでの時間潰しということで、はやるさんに詳しく教えてもらいながら、2人対戦用の特別ルールでガチンコ勝負!
いわゆるタイル配置ゲームですが、タイルを獲得する次のプレイヤーを指名という少し変わった特徴(味)のある作品であるにもかかわらず、ただ単に交互にタイルを取り合う(押し付けあうw)という対戦ルールなので、その辺はもうグダグダに・・・^^;
最初にイメージしていた感じとは大きく異なるプレイ感でしたが(恐らくは対戦向きではない作品だと思いますw)、それでも十分楽しめたのはコミカルなイラストと、ある意味牧歌的ともいえる柔らかいイメージが、対戦形式作品によくあるガチンコ感やギシギシ感がなく、非常に楽に遊べました。
普段ですとマングローブで裏返されたら苦しいはずなのですが、対戦形式だとそれが頻繁に発生し、セッションの途中では、一瞬上手くはやるさんを追い込んだと思ったのですが、なんと逆に裏返したタイルを得点化するタイルというものが存在していて、それを上手く獲得されてしまい僅差で敗北。今度は正式な多人数ルールで遊んでみたいですね。
勝利:はやる 敗北:タカハシ (敬称略)
キングダム

ここで野田さんがお見えになったので、3人でクニツィア博士の『キングダム』をプレイすることに。少し古い作品なのですが(元々は『市場のお店』という別タイトルのリメイク)、最近何故か日本語版が発売されたので(もともと言語依存は全くないので、単純に復刻の意味合いが強いのでしょうね^^;)、手にされた方も意外におられるのかなと思っていましたが、何気にお二人とも初プレイとのこと。
個人的に3人でのプレイがベストで、博士特有のジレンマが効いた秀作だと思っているのですが、ハイリスクハイリターンの少しプレイ感に癖のある作品なので、ある程度の度胸というか思い切りの良いプレイリングが出来ない方には苦手かもしれません。
実際のセッションは一進一退の攻防の末に、一度はリードされていた私が、最後にハイリスクな賭けに勝って逆転で勝利。これは未プレイだったけどなかなか面白い作品ですねという好意的なコメントもいただいたので、紹介できて何よりです。
1位:162点=タカハシ 2位:148点=はやる 3位:140点=野田 (敬称略)
キングアーサー:はやるさん持ち込み

続いてもクニツィア博士の『キングアーサー』をプレイすることに。少し前のハンドマネジメント&セットコレクション系のカードゲームなのですが、はやるさんが唯一お持ちの博士の作品だそうです。
こちらの作品に関しては、ごく普通の良くある「集め」系の作品なのですが、やはりその辺は博士らしく、カードに書かれた数字にそのセンスを感じる佳作です。ルールもシンプルでわかりやすく、収束性も高い一方、あまりにもシンプルすぎる感じは、もしかしたら少し物足りなさも感じる作品かもしれませんね。
またダブルシンボルの引き等でだいぶ有利不利が出る感じや、戦力カードの色の識別が少し紛らわしいなどの難点はあるにはあるのですが、まぁそこまで完成度の高いものを望まずに、気軽にクニツィアジレンマを楽しむのにはうってつけの作品といえるでしょう。結構考え所もあったりして手が止まることもしばしばあります。
実際のセッションは終始上手くハンドマネージメントしたはやるさんが、抜群の効率の良さで勝利。私は最後の最後でうまく出し抜いたつもりだったのですが、野田さんがはやるさんの最後の得点化を妨害できずに、結果的にはやるさんの勝利をアシストしてしまったような感じになってしまいました。
1位:53点=はやる 2位:51点=タカハシ 3位:40点=野田 (敬称略)
ボトルインプ:はやるさん持ち込み

まだ昼食休憩までは時間があったので、久々に『ボトルインプ』をプレイすることに。このカードゲームの傑作は、最近になってアミーゴサイズの小箱で再販されたのは良いのですが、作品のシンボル的なコンポーネントだった「魔法のボトルコマ」がただのカードに変更になっているのが非常に残念すぎますね。たぶん旧版を知っている人は大部分の人がそういう印象を受けるのではないでしょうか。利便性やコスト面でやむを得ない部分もあるのでしょうけど、そういう「作品にとって大事なコンポーネント」を安易に変更してしまうのは私は反対です。
まぁでも実際にセッションを始めてしまえば、そんなコンポーネント面の不満も吹き飛ばすほどの相変わらずの面白さで、毎回いろんな展開が発生して非常に楽しめました。やはり名作はいつの時代も名作なんだなとあらためて痛感させられました。
1位:109点=タカハシ 2位:97点=はやる 3位:37点=野田 (敬称略)
キャメロットを覆う影

午後はじゃんさんと新人さんがお見えになられたので、これまた久々に『キャメロットを覆う影』をプレイすることに。最近では「協力型ゲーム」といえばすっかり『パンデミック』みたいな感じになってしまいましたが、元祖「協力型ゲーム」といえばこちらが先で、まさに金字塔的なその位置付けは今も不変のままといえます。
特にボードゲームを趣味にしている方の一番の楽しみともいえる「斬新なシステムに出逢った際の驚き」に関しては、今もこの作品に出逢った時の衝撃を忘れられないほど鮮明に覚えてます。円卓の騎士が様々なクエストをクリアしながら、キャメロット城を悪の手から守る。ただしその中にはもしかしたら「裏切り者」が存在しているかもしれない。
今回は5人プレイということで比較的裏切り者率は高かったのですが、結果から言えば裏切り者は存在せず、また初プレイだったプレイヤーたちもそれなりにそつなくプレイをこなして見事勝利!一番面白い「裏切り者が存在するパターン」を味わえなかったのは非常に残念ですけど、単純にクリアするだけでもこの作品は面白いので、導入という意味ではある意味正解だったのかもしれませんね。是非何度も遊んでもらいたい作品ですから、機会があればまた再び円卓の前に集まりましょう♪
勝利:プレイヤー全員
オリンポス:新人さん持ち込み

続いてはイスタリ社の作品としては珍しく未プレイのままだった『オリンポス』をプレイさせていただくことに。デザイナーは『スモールワールド』のキーヤーツ。メカニズムは私の大好物の「拡大再生産&マルチ陣取り」ということで、かなり期待をしながらのインストだったのですが、いかんせん簡易なシステムの割に説明要素が多く、実に30分以上もかかってしまいました。手番のアクションからタイルの説明まで、最後の方は思わず瞼が閉じそうになることも・・・。
また実際にプレイが始まっても、意外にダウンタイムが長かったりして、これはプレイヤーを選ぶ作品かなと強く思いました。最初から最後まで同じような展開が続きますし、大きな盛り上がりとかも特にないので私的には『スモールワールド』の方が好みですけど、マルチ要素は逆にこちらの方が薄目ですので(それでも十分嫌なプレイとかされますけどね^^;)、逆にこちらが好みという方もいるでしょう。
実際は最初から最後までノーマーク気味だった私が、領土的にはいまいちながらも、自分が欲しいタイルだけはガッツリ確保して、最後は思わぬ大差での圧勝でした。う~んでも、なんですかねこのいまいちな感じは。たぶん同じ面子で相当やりこむような感じじゃないと、この作品の真のポテンシャルは出ないのかもしれませんね。まさに「硬すぎるスルメのような作品」というのが私の感想でした。
1位:タカハシ 2位以下:その他(スミマセン集計してませんでした^^;) (敬称略)
ミドルキングダム:はやるさん持ち込み

続いてはレーマンの『ミドルキングダム』ですね。たまたまですけど、今回は「キング~」という作品が多いですな(笑)。ここ数年のカードゲームの中でも相当上位の面白さを誇るこちらの作品。少し古い昔のファミコン風のイラストがちょっと残念なんですけど(爆)、システム的には名作『ハゲタカの餌食』を、ゲーマーズ向けに更に洗練したような見事な仕上がりを見せてまして、単純なバッティング&セットコレクション系の作品ではなく、繰り返しプレイするごとにその戦略性の高さや奥の深さに気づかされる傑作です。
今回は少し農民にルーズなプレイヤーがいたので、農民でガッツリ稼ごうと思っていたのですが、なかなか農民が出てくるタイミングと手札とが噛み合わず、逆に序盤で将軍を荒稼ぎしていたじゃんさんがそのまま逃げ切りで勝利されてました。何気に初プレイでお見事です♪
1位:じゃん 2位以下:その他(これまた集計してませんでした^^;) (敬称略)
モンスターが棲む家:じゃんさん持ち込み

締めは軽くアクションゲームということで、数年前の「子供」年間ゲーム大賞候補の『モンスターが棲む家』をプレイすることに。2人のプレイヤーがペアになって、それぞれが2本のスティックを動かしながら迷路状になったボードの上でモンスターコマを動かし、制限時間内に中央の穴に落とすというこちらの作品。
そのギミックや着眼点は素晴らしいものがある一方、視認性の悪さや、操作性の悪さ(特に箱をボードに利用しているので、そのシステム上グラグラと動きやすい)はいかんともしがたく、この手の作品にしては大人が爆発的に楽しめるような作品ではありませんでした(意外にみんな真面目&慎重になるので、やってることの面白さ、バカバカしさの割には少し地味な展開が続く感じ)。
まぁでもゲーマーズにとってはこういった作品は「出落ちゲーム」とか言われがちですけど(笑)、それなりには楽しめるので、お子さんがいらっしゃるような方であれば手に入れて損は無いかなとも思います。個人的には『魔法のラビリンス』に出逢った時と同じくらいそのギミックに関しては感心しましたけど、諸々の完成度とかは(個人的な思い出とかも込みで)『魔法のラビリンス』には及ばない感じでしたね。
実際のセッションでは両隣のじゃんさん&野田さんとそれぞれペアになって何度かプレイし、それなりに上手く回していたつもりだったのですが、一度じゃんさんとのペアの時に、お互い焦って僅か1枚しか獲得できない会があったりして、結局は対面のはやるさんにわずかに及ばず負けてしまいました><
1位:はやる 2位以下:その他(これも未集計^^;) (敬称略)
ということで、久々の月例会はこんな感じでした。次回は10月後半の予定です。byタカハシ