ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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現時点でのゲーム会の予定は下記のとおりです。もし希望があればこれら以外にも特例会などを行うことも検討しております。

NBGCの月例会はお休みです。

※次回の開催は12月下旬の予定です。

11月11日(日):OASE新潟11月例会

場所:万代市民会館(13:00~)
参加費:300円(初回、小中学生は無料)
詳細:こちら

是非皆様の御参加をお待ちしております。
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 今年遊んだ作品の中で、私個人が最も楽しめた作品10個を紹介する企画。続いてはいよいよ「ヘビーゲーム編」です。基本的には(インスト込みで)2時間以上クラス。初心者よりも中級者からベテラン向けのいわゆる「重ゲー」と呼ばれる作品の中からチョイスしてみました。

 既に「ライトゲーム編」でも触れましたが、今年に関していえば脳ミソにガツンとくるような衝撃作には残念ながら出会えませんでしたが、それでもやはり毎年こうしてランキングが作れるくらいは楽しめたことはドイツゲームの奥深さをあらためて認識させられると同時に、こういったランキングに関しては、個人個人で色々な意見や見解があると思いますので、あぁ~あの作品があの順位なのかと、是非皆さん自身との「違い」を楽しんでいただければ幸いです。

第1位:ハワイ

ハワイ栄えある第1位には、かなり悩みましたがトータル的なバランス面から安定した面白さを堪能できた『ハワイ』を選びたいと思います。可変ボードと多彩な戦略性。ルールの量とゲームの質のバランスが絶妙で、一度プレイしたら必ず二度目をプレイしたくなるリプレイ欲求の高さもさることながら、この作品に関していえばルールも簡単ですし、戦略を見つけ出すのも結構容易なので、誰にとっても満足度の高い作品で、比較的初心者にもお勧めできるタイトルだったといえるのではないでしょうか。惜しむらくはテーマの不親和性ですかね。「ハワイ」というテーマにはさほど魅力は感じられず、もっと他の魅力的なテーマを用いていれば文句無しで1位だったことでしょう。


第2位:トゥルネー

トゥルネー第2位は『トロワ』のデザイナーによる『トゥルネー』ですね。名前もデザインも似ている両者ですが、中身は全く異なります。こちらの作品は基本は「カードゲーム」なのですが、3×3のプレイエリアを用いるなど、いわゆる「環境構築型」の作品として細かい部分で実に良くデザインされていて、昨年のエッセンで人気を博したのも納得の出来栄えでした。惜しむらくはやはりアイコン重視のシンプルなデザインが、いわゆる「トロワ語」と呼ばれるほどの難読さで、言語依存ならぬ記号依存が非常に高かったことですかね。しかし、それを差し置いても、中毒性の高さも含めて2位に挙げたいほど印象に残った作品でした。是非最初の高い敷居を超えてみて欲しいですね。


第3位:トラヤヌス

トラヤヌス第3位は今や押しも押されぬボードゲーム界のトップデザイナーの地位を手に入れたといっても良いS・フェルドの意欲作『トラヤヌス』ですね。アフリカの伝統ゲーム「マンカラ」のシステムを取り入れるという試みは、かなり難易度の高い作業だったかとは思いますが、見事に1つの作品として作り上げた手腕は、作品の出来不出来以前に、デザイナーの意欲に素直に感銘を受けた作品といえるでしょう。また「マンカラ」独特の駒の動きが、プレイヤーの計画を大きく狂わせる要因にもなっていて、多彩な戦略性とともに、非常に難易度の高い作品に仕上がったと同時に、それでいて脱落者をなるべく出さないようにデザインしている点は素晴らしいと感じました。


第4位:村の人生

村の人生第4位は『村の人生』ですね。基本となるのはもはや手垢が付きまくった「ワーカプレイスメント」というシステムなのですが、その中で「ワーカー自体をマネジメントする」という新機軸が、「村人の人生」という大きなテーマとうまく融合していて、誰もがその完成度の高さに唸らされる作品に仕上がっていたと思います。セッションの最中にもハッとさせられる場面や、唸らされるポイントが実に多いというか、プレイヤーが作品世界と大きく絡める点は見事としか言いようがなく、本年度の年間ドイツゲーム大賞エキスパート部門(黒ポーン)にも輝いたまさに秀作といえる作品でしょうね。


第5位:エクリプス

エクリプス第5位はある意味本年度一番の話題作だったともいえる『エクリプス』ですね。海外での圧倒的な人気に押されて国内でも少数出まわったようですが、プレイ時間の多さとマルチ要素の高さに、それほど国内では(爆発的には)人気が出た感はありませんでした。昨年発表の『ドミナントスピーシス』が「ウォーゲーム」の要素を持つ「ボードゲーム」だったのに対し、こちらはむしろ「ボードゲーム」の要素を持つ「ウォーゲーム」であった点が、好みが分かれた部分といえるでしょうね。


第6位:ウォーターディープの支配者たち

ウォーターディープの支配者達第6位は名作TRPG『D&D』の舞台をボードゲーム化した『ウォーターディープの支配者たち』ですね。こちらもまた「ワーカプレイスメント」を基本システムに、「ワーカプレイスメント」の代表作(始祖作)ともいわれる名作『ケイラス』のシステムを一部大胆に拝借して、馴染みの世界観に合わせてかなりシンプルにまとめあげた点は高く評価したいですね。カードやタイルを多用するので言語依存がかなり高く、またコンポーネント全体の味気無さ(職業別の駒が全部キューブw)とかもありましたが(笑)、誰でも気軽に楽しめる作品としては、こちらは相当なスペックがあると感じました。ゲームバランスも一見悪そうに見えて実は高かったのも◎ですね。


第7位:ダンジョンペッツ

ダンジョンペッツ第7位は個人的に今現在のトップデザイナーだと思っているブラーダ・フヴァチルの『ダンジョンペッツ』ですね。一見『ダンジョンロード』の続編のように見えますが、全然別の作品です。こちらもやはり「ワーカプレイスメント」を中心にしながら、「モンスターの育成」というテーマを非常にうまく表現したと思います。残念なのはシステムもテーマも既にかなり手垢がついたもので新鮮味が全く感じられなかったのと、戦略的な面で毎回の選択が必ずしも良い結果につながらない部分が(それが作者の狙いだとは思うのですが)どうにももどかしく感じてしまった点でしょうか。それ以外は普通に楽しく遊べたのでこの順位で評価したいと思います。


第8位:ケベック

ケベック第8位は本年度の「陣取りゲーム大賞」ともいえる(爆)『ケベック』ですね。「ところてん式決算」という新しいシステムを中心に、非常に戦略性のある奥の深い作品だと思うのですが、毎手番1アクションのみということで、かなりアブストラクトっぽい印象と、それが先見あるいは行動選択の難しさに直結してしまったように感じました。完全にゲーム慣れしてる人向けの作品である一方、しかしそれでも隠しきれない質の高さ、完成度の高さは(フリークなら特に)一見の価値ありの作品だと思います。


第9位:メイジナイトボードゲーム

メイジナイトボードゲーム第9位はこれまたフヴァチルの『メイジナイトボードゲーム』ですね。人気のテーマ&世界観を用いて、デッキ構築システムを中心にワールドアドベンチャーをかなりな完成度で達成した作品で、海外では絶大な人気を博したのですが、とにかくルールの分量が半端なく、間違いなく繰り返し遊ぶごとに面白くなる作品でありながらも、その敷居の高さと継続性の難しさにおいて疑問符が頭からぬぐいきれず、私の中では大きく順位を下げた作品でした。中身は間違いなく面白いです!


第10位:祈れ働け

祈れ働け最後は色々悩んでローゼンベルグの『祈れ働け』を選びました。既存の彼の作品と比べると、パンチ力・印象度のいずれも劣る作品だとは思うのですが、そのテーマやシステム的な部分に関してはやはり面白い作品だったと思います。運の要素の無さにともなう定石の存在など色々と問題はあるかもしれませんが、相変わらず箱庭の楽しさは堪能できる佳作といえるでしょう。他人のボードをいちいち確認しなければならないというローゼンベルグ(特有の!?)システムは個人的にはかなり苦手で、この作品でそれが更に押しすすめられていたのは非常に残念でした。もっとシンプルにエレガントにデザインできなかったのか考えさせられた作品でもありました。


総評

 ということで、今年は全体的に既存のシステムをベースにした作品が多く、かといって新たな試みを実践したフェルドの『トラヤヌス』も、必ずしも圧倒的な面白さというわけではなかった(それでも十分楽しめましたけど)のが印象に残った1年でした。また海外では絶大な人気を博した作品であっても、重すぎてそもそも卓が立たなかったり、また仮に卓が立ったとしてもメンバーがその作品に順応するのに時間がかかったりする点で、大きくマイナス評価につながったのも、今までにはない傾向として認識できました。ランキングに入らなかった作品としては『ウォルナットグローブ開拓史』や『サンチャゴ・デ・クーバ』などの比較的短いプレイタイムで楽しめる良作が光りました。以上の点から、少なからずフリークも楽しみ方が変化しつつあるのかなと、自分のことを一般論で語るつもりはないのですが、ボリュームたっぷりの作品が必ずしも第1位にはならないことを不思議に感じた1年でした。まぁとにもかくにも、今年1年これだけの作品を(何度も)遊んでいただいたゲーム仲間に大大大感謝ですね♪byタカハシ

☆番外編:勝手に2人用ゲ-ム大賞☆

サモナーウォーズマスターセット

サモナーウォーズ今年の2人用ゲーム大賞には『ターギ』と悩みましたが、最終的にはこちらの作品を挙げたいと思います。日本では何故か人気がない(というよりそもそも流通されていない)『サモナーウォーズ』の最新作。『サモナーウォーズマスターセット』ですね。典型的な対戦型ウォーゲームですが、ファンタジーという設定と「デッキ」という馴染み深いシステムとの融合が豊かな戦略性を生み出している傑作シリーズ。結構白熱したダイスロールが熱い作品です。言語依存が非常に高いので、これを機に日本語版を・・・と期待したい意味も込めましてこちらの作品を推させていただきます。
 気が付けばエッセン。熟練のボードゲーマーなら一度は口にしたセリフですね。長いようで1年は早いものです。昨年のエッセンの期待作を調べたりしたのがつい昨日のことのようですが、またあっという間に新年度のエッセイ開幕直前となってしまいました。

 ということで、今年も恒例の個人的な年間ベスト10を挙げたいと思うのですが、実は今年に関しては年初からずっと「不作感」を感じながらの1年でした。新しい作品が出るには出るのですが、どれもこれも脳ミソをガツン!!と刺激するような作品ではなく、実際面白いとは思うんだけど正直(今迄に比べると)パンチ力に欠けるなぁ~というのがずっと続いていて、年末のベスト10は苦労するだろうなぁ~と予測してはいたのですが、その一方で結構粒は揃っていたというか、パンチ力に欠ける分安定感のある作品が多かったことも事実で、特に「ライトゲーム」と呼べるような比較的ルールも簡単でプレイ時間がかからない作品に秀作が多い年だったようにも感じます。

 ですので、まずは「ライトゲーム編」として、1時間以内で終わる作品で個人的に面白かったものを10個紹介したいと思います。「ヘビーゲーマー」が選ぶ「ライトゲーム」なんてのも意外に面白いかなと(笑)。

 ※なお、選考の基準として「パーティ系」の作品は選びませんでした。必然「カード」ゲームが多めにはなってますけど、きちんとゲームゲームしたものを選んだつもりです。

第1位:リサイクル

リサイクル第1位は「ゴミの収集」というテーマとシステムの噛み合い方が絶妙だった『リサイクル』ですね。簡単なルールで痺れる「競りゲーム」を演出し、運の要素もふんだんに盛り込んだ上質のチキンゲームは一般受けも抜群。ベテランを唸らせるゲームバランスもさることながら、特に普段アナログゲームを遊ばない面子に持ち出すにも最高の作品でした。またルール説明5分で大勢でワイワイ遊べる作品というのは実はとても貴重で、普段の例会などでもちょっとした合間を埋めるといった大活躍をしてくれた本年度のMVPカードゲームといえるでしょう。


第2位:ブロッカーズ

ブロッカーズ第2位は小品ながら人気を博した『アップタウン』のリメイク作品『ブロッカーズ』ですね。なによりルールがより洗練され、ボードに書かれたシンボルもわかりやすく(そして大きく)なりプレイアビリティも向上(意外にこういう部分は大事だと思います)しました。上質のパズル&アブストラクトはシンプルでいて実に奥の深い駆け引きが楽しめる傑作といえるでしょう。個人的には昨年年間ドイツゲーム大賞に輝いた『クァークル』よりも、ずっと年間ドイツゲーム賞に近い作品だと思ってます。プレイ人数によってもプレイ感がガラリと変わるので、5人まで遊べる懐の深さも魅力ですね♪


第3位:電力会社原始

電力会社原始3位は名作『電力会社』のライトブラッシュアップ作品ともいえる『電力会社原始』ですね。名作をあえてライトにまとめあげるというのは勇気のいる行為だと思いますが、天才フリーゼは少しも臆することなくそれにチャレンジ。結果非常に良い感じで仕上げたように感じました。本家は本家、分家は分家の面白さがきちんと存在していて、ライトユーザーにもいきなりプレイを勧められる優位点などは、高く評価したい作品ですね。またコンポーネント面としてマンモスや魚の木製駒がふんだんに入っているのは凄く良い感じ。最近味気ない駒が増えてきているので、こういう「基本」を押さえてくれている作品はそれだけで高評価したくなってしまいます。『電力会社』への入門としても使える作品なので、是非遊んでみてください。


第4位:ディヴィナーレ

ディヴィナーレ続いては霊媒師の戦いという興味深いテーマと、シンプルなビットゲームが、美しいアートワークに彩られながら実にニヤニヤした面白さを堪能できた『ディヴィナーレ』がランクイン。基本システムはほとんど『メンバーズオンリー』ですが、共通情報が存在するという他プレイヤーとの絡みや、一度ビットした駒が次々と動くところなどは今までにはない新鮮味を感じられた秀作です。個人的に若干ルールで不満があるので、現在はバリアントルール採用で楽しんでますが、基本のルールでも文句なしで面白いオススメ作品です。


第5位:小吃大胃王

小吃大胃王続いては『ウノ』の超進化系ともいえる『小吃大胃王』ですね。最初ルールを聞いたときは「う~んどうなんだろう?」と疑問符がよぎりましたが、実際遊んでみるとこれがなかなかに良くできてます。基本「ドロー○○」系の応酬がメインということで、動きも派手で盛り上がります。過去多くの『ウノ』亜種が世に出ましたが、この作品はオリジナリティがきちんとあって、その中でも最高クラスといえるでしょう。個人的には可愛い女の子の絵柄ではない方が良かったですけど、まぁその辺は御愛嬌ということで(笑)、実際ゲーマー以外の女の子とプレイしても十分盛り上がりました。勇気を持ってカードを大量に引いても生き延びてしまったり、逆に数枚しか引かないのにアウトになってしまったりするのが本当に笑えますね。


第6位:北極点

北極点続いてはそこのけそこのけペンギンが通る。カードを使用した「レースゲーム」としては異色の面白さを感じた『北極点』がランクイン。ベースキャンプから北極点を折り返し地点に行って帰ってのレースゲームなのですが、目の前の氷を割られたり、ルート変更を余儀なくされたりと、実際にプレイをしてからジワジワと面白さを堪能できる良質の作品です。またレースゲームでありながら、最下位争いまできちんと楽しめるのは「ライトゲーム」の大きな魅力といえるでしょう。


第7位:ベガス

ベガス第7位はなんとフリーク向けブランドの第1人者でもあった「アレアシリーズ」から過去最低難易度の作品としてリリースされた『ベガス』がランクイン。サイコロを振って対応する目のボードに置くだけというだけの至ってシンプルなルールながら、最後の1振りでドラマチックな展開が生まれるカジノの特徴をうまく表現したところは名デザイナーR・ドーンの面目躍如ともいえる作品といえるでしょう。またフルメンバーでプレイしない場合のダミーダイスの使い方も実に良くデザインされてます。どんなに頑張っても最後の数順で熱い展開が待ってますから(爆)、あまり考え込まずに白熱したダイスゲームを楽しみたい時などにはまさにうってつけの作品といえるでしょう。


第8位:ワードバスケットキッズ

ワードバスケットキッズ8位には、こちらもリメイク作品として『ワードバスケットキッズ』をチョイスしたいと思います。「キッズ」ということでカードの難易度がかなり下げられていて、今までこの作品が苦手だった人でも結構カードを出せるようになっており、とっつきにくさがだいぶ解消されている点にとても好感が持てました。いつでもどこでもちょっとした合間に遊べる作品として、今後も間違いなく活躍してくれるでしょう。ちなみに普段大人同士で遊ぶ際には「ワイルドあがりはなし」、また「1度あがる度に文字数制限が1増加」というルールを採用してます。

第9位:ザ・シティ

ザ・シティ第9位はリメイク名人T・レーマンの『ザ・シティ』ですね。『サンファン』の「建築家フェイズ」だけを延々とプレイするような作品で、拡大再生産としては異例のスピード感。まさに「ゼロヨン再生産」ともいうべきシステムは、一度置いて行かれたらそこでジ・エンドの超速作品です。それでいてルールは簡単でプレイ時間は実に短いので、ソロプレイ感が半端ない部分は好き嫌いも大きく分かれるでしょうけど、何度も遊びたくなる不思議な中毒性もあったりと、とにかく異色の作品で是非1度は手にしてもらいたい作品ですね。ちょっと山札が少ない気がするのと、言語依存(特にカード名)があるのがマイナスポイントかな。とにもかくにも流石レーマンです。


第10位:ブラックスワン

ブラックスワンラストはトランプに毛が生えたようなカード構成でありながら、実に人間の心理を刺激する作品に仕上げた『ブラックスワン』ですね。基本2対2のチーム戦専用の作品なのですが、「7枚目のカードを出したプレイヤーがカードを引き取る」というたったそれだけのルールが、マジで心理的駆け引き要素が半端なく、特に「ブラックスワン」の舞うタイミングのよみ方には(同じチーム同士の意思の疎通も含めて)痺れるものがあります。アートワークも独特で実に美しく、単純にトランプでは代用できない魅力がそこにあるといえるでしょう。もし4人揃ったシチュエーションがあれば是非オススメしたい作品です。ちなみに映画の『ブラックスワン』は全く関係ありません(爆)。


☆番外編:国産ゲ-ム大賞☆

該当作なし

 昨年は僭越ながら『藪の中』を選ばせていただいたのですが、こちらに関しては今年は残念ながら激しく琴線に触れるほどの作品には出会えませんでした。あえて選ぶとするならば文句なしでカナイさんとこの『ラブレター』なのでしょうけど、やはり「あえて」の部分が自分の中ではどうしても気になりました。もちろんあの値段(ワンコイン)であのスペックは、大変素晴らしいアイデアであって、またそれをまとめあげる構想力にも目を見張るものがあったと思うのですが、逆にいえばこの(試作品に近い)作品を「大賞」には選びたくないというか、うまく表現はできないのですが、昨年の『藪の中』に比べると「決定的な差」みたいなものが自分の中には存在してました。『ラブレター』に関してましては、なんと海外から製品化されるということですから(おめでとうございます♪)そちらも含めてあらためて別の機会に評価させていただけたらと思います。
 ちなみにそれでいうと、個人的に非常に惜しかったのは、篠原遊戯重工さんの「うそつきばかり」でしたね。「ばかり」と「計り」という洒落の効いたタイトルと、そのブラフゲームとしてのシステムが実にマッチしていて、個人的にはかなり好きなタイプの作品だったのですが、残念ながら昔ほぼ同じシステムのゲームを仲間同士で考案して遊んだことがありまして、オリジナリティが全く感じられなかった点が、個人的な大きなマイナス要素となってしまいました。ただし当然「うそつきばかり」の方がルール的にもコンポート面でもきちんとまとまっていますので、是非興味がある方にはオススメしたい作品です。byタカハシ
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