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     ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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第60回NBGC月例会の開催します。

日時:10月28日(日)

場所:新津地域交流センター

時間:午前10時~午後8時半

第10回すべらないゲーム会

※すべらないゲームの詳細はコチラ
 最近『お化け屋敷ゲーム』の最新版が出たという話を聞きました。

 なんでもスマートフォンを中央に配置して、色々なイベントをそれで盛り上げるギミックになっているとか。

 かくいう私も、子供の頃に『お化け屋敷ゲーム』に魅せられた1人でして、当時は年に1度夏休みに親戚同士で集まる際に、従兄妹の拓ちゃん(いまでは立派な脳外科医になられました)が持ってきてくれるこのゲームが、本当に楽しみで仕方がありませんでした。

 なんとも言えない独特の雰囲気を持つカードイラスト。妖怪やお化けだけではなく、知恵と勇気と力のカードに変な動物の絵が描かれていたりとか、太陽カードとかの怪しげな表情とか、例えは変かもしれませんけど江戸川乱歩の少年探偵団の世界に迷い込んだようなちょっと隣にある異世界に入り込んだ気分にさせられたものです。

 今思うととんでもなくゲームバランスは悪くて、なかなか部屋に入れなかったりとか、梯子を外されたりとか、ふりだしに戻されたりとか、全員集合カードで一気にリードがなくなったり(笑)とかした記憶がりますけど、当時は従兄妹会の中でも自分が最年少ということもあってか、他のプレイヤーに翻弄されて本当にいつまでも出られない「お化け屋敷」の中にいるような感じで、それがまた逆にたまらない魅力があって、ホント夢中で遊ばせてもらったものです。

 またこの作品は発売当時から品薄で、長い間絶版状態にありました(一時ヤフオクでプレミアがついていたことも)。きっと私と同じように当時夢中でこの作品を遊んだ人にしてみたら、幼い時の夢中で遊ぶという宝物のような体験が詰まった思い出として、いわば「伝説のゲーム」として強く記憶に残り続けていたことでしょう。数年前に長らく絶版だったこの『お化け屋敷ゲーム』は晴れて復刻され、前述のとおりオークションでアホみたいなプレミアが付く状況からはひとまず開放されましたが、ただし再びこの作品を手にした方が、当時のその宝物のような体験を再度味わえたかについては定かではありません。

 私自身は、当時の思い出を超えることはないだろうという予想、あるいは前述のゲームバランスの悪さから、ドイツゲームを知った今となっては、良い思い出は思い出のまま眠らせておくのが良いと思い、「復刻版」にはあえて手を出しませんでした。案の定、手を出した方たちからは「やはり昔のゲームだね。バランス悪いし、今となっては遊ぶ価値薄いよ」という感想を伺ったりもしましたから、どうやらその判断は間違ってはいなかったようです。

 そこに来て、この最新版の登場というニュースです。

 正直、発想やアイデアは素晴らしいと思います。

 アナログに最新のデジタルを上手く融合させる。ちょっと考えただけでもわかりやすい演出等で盛り上がる風景が浮かびます。またゲームバランスにもかなり調整があったようで、新旧「お化け屋敷ゲーム」ファンを唸らせる部分は多かったのではないでしょうか?

 しかし、私の素直な感想は

「結局そっちにいっちゃったかぁ~><」

 です。

 1つは、アナログを最後までアナログとして昇華できなかったということ。

 もう1つは、結局わが国内では、「ボードゲーム」は「すごろく」から抜け出ていないことを再認識させられたということ。

 前者は、なにもアナログにデジタルが入ることが「悪」だとまでは言いません。実際に海外のボードゲームでも音源をデジタルに求めて高い評価を得ている作品もありますし、なにより今回のスマートフォンを利用するというアイデアは画期的だとすら思います。特に最近ではアプリでアナログゲームを楽しむ方も増えてますから、ある意味でこれは必然の流れだったのかもしれません。

 しかし、できれば限界まで「アナログ」にはこだわって欲しかったという思いがどうしても私の中にはあります。それは今なおアナログのまま面白い作品を世に出し続けているドイツゲームという趣味に携わっているからかもしれません。中途半端にデジタルを入れて欲しくない。その昔「お化け屋敷ゲーム」の続編として数年後に「ニューお化け屋敷ゲーム」が発売されたのですが、やはり「デジタル」とまではいかないせよ、機械装置のギミックが使われてて、大きくその雰囲気を損ねており、かなりガッカリした思い出がありますが、それに近いものが今回の最新版にも少なからず当てはまった気がします。

 後者は、これは否定的な面よりも悲観的な面の方が大きいです。今回の最新版はたぶん面白いのでしょう(あくまでもたぶんですけど^^;)。でも、面白いからこそ、結局わが国では『人生ゲーム』や『お化け屋敷ゲーム』みたいな「すごろく」こそが「ボードゲーム」のスタンダードという、まさしく「ふりだしに戻る」みたいな印象を私は受けてしまいました。

結局もう30年近く国内のボードゲーム文化は歩みを止めたままなのだろうか・・・。

 多くの同人ゲームが海外の作品に触発されて発売される時代に、いまだに「お化け屋敷ゲーム」を回顧せずにはいられない。アナログなゲームを遊ぶという点では、『お化け屋敷ゲーム』も『ドイツゲーム』ももちろん同じものですが、その楽しみ方の過程というか、面白さのツボに関しては、「ドイツゲーム」の方が確実に1歩上をいっているという印象がありましたから、今なおここにきて『お化け屋敷ゲーム』の最新版が出る(出てしまう)という事象に対しては、どうしても一抹の寂しさを覚えてしまいます。

 もしかしたら今後デジタル化の流れは『ドイツゲーム』にさえも影響を及ぼしてくるのかもしれません。『ラミーキューブ』のタイマーにアプリを使うような私達は、もしかしたら違和感なくその流れに乗れるのかもしれません。しかし、できれば最後までアナログの火は灯しつづけて欲しい。そう願う私は既に生粋のアナログ人間なのかもしれませんね。byタカハシ
 先月の月例会の模様を今更ですけどアップします(笑)。

 既に2ヶ月に1回ペースになって久しいですけど、最近毎週のように県内のどこかでゲーム会が開催されているので、個人的には今のペースにして大正解だったと思ってます。

今回の参加者の皆様

<大野さん、笠谷さん、野田さん、はやるさん>

カルカソンヌ~契約の箱~

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 まず最初は久々にプレイしたくなり、前日にスギハラから借りてきた作品のうちの1つ。『カルカソンヌ~契約の箱~』からスタート。たくさんの拡張が出ているカルカソンヌシリーズでも、独立して遊べるタイプはそれほど多くはないのですが、『カルカソンヌ2~原始~』と並んでゲームフリークからの評価が高いこちらの作品。その大きな特徴は手番に「アーク(契約の箱)を動かす」という選択肢が増え、それによってカスタイルを引いた場合でも戦略的に点数が稼げるという点ですね。毎回の「アーク」での収益は少ないですけど、ゲーム終了時にはそれが勝敗を分ける大きなポイントになっていたりします。

 今回は、初手からタイルの引きに恵まれない私^^;2手目に草原に寝そべるという荒業に出るも(意外とこの作品ではスタンダードなプレイかも)、毎回アークは別の道を通過するという。「あれ?俺裏通りで寝てるのもしかして?」状態になり(笑)、また1回だけ収益を倍にできる使者を早々に潰されるなどの涙目な状況が非常に辛く、その一方でタイル7枚の街(しかも巻物2つ付)を使者駒で完成させたはやるさんが、1発で36点の荒稼ぎをする素晴らしいタイルの引きを見せ大きく逃げ切りを図ります。

 結局最後は猛追するも、そのリードがあまりにも大きく、まんまと逃げきられてしまいました。しかし久々にプレイしましたけど、やはりこの作品は名作ですね。個人的には前述の『カルカソンヌ2』の方が派手な動きをするので好きなのですが、地味ながらもしっかりと戦略性があるこちらの作品も捨てがたい魅力があると思います。

1位:141点=はやる 2位:138点=タカハシ 3位:112点=大野 (敬称略)

海賊旗を掲げろ!:はやるさん持込み

※すみません写真撮り忘れです

 続いてははやるさん持込みの『海賊旗を掲げろ!』ですね。なかなかデザインが難しい(というよりもゲームバランスを取るのが困難)といわれる「多人数パズルゲーム」の作品。自分の海賊旗シンボルを一定の形に配置すると得点がもらえるというオーソドックスなシステム。特殊カードや切り札になりそうなカードがなかなか派手で一瞬面白そうに見えたのですが、やはり他のプレイヤーを妨害したりする必要に迫られるようなゲームバランスの面で、ちょっとどうなんだろう?と感じた作品でした。

 またシステム上ゲームを成立させるためにはどうしようもない部分なのですが、手札から2枚プレイするということでかなりテンポが悪いです。初見ですと結構悩みますし、どのように収束するのかも不明で、特に自分の海賊旗シンボルが手札にない場合などはどういったプレイが正解なのかわかりづらい場面が多かったです(一応手札全交換とかいう選択肢があるのですが、強力な特殊カードとかあったり、他の人がリーチ目だったりするとそれを阻止しなければならないのかの判断が難しかったですね)。

 結局序盤は自分の海賊旗シンボルがなかなか引けなくて、ちょっとゲームに参加できていなかった私が、終盤一気の成功で逆転勝利したのですが、普通なら妨害されていただろう局面でしたので、勝利の喜びは少し薄かったです。シンプルで良くできたゲームなのかもしれませんけど、パズルゲームなりに存在するであろう「うまくいった時の爽快感」みたいなものや他の人に妨害されるかどうかを「ドキドキして待つような興奮」が少なく、私的には少し地味な印象を受けました。もしかしたら「対戦形式」とかで遊んでみたら盛り上がるかもしれませんね♪

勝ち:タカハシ 負け:大野、はやる、野田 (敬称略)

インダストリア

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 続いても、久々に遊びたいシリーズということで、シャハトの『インダストリア』を引っ張り出してみました。非常にシンプルなデザインですけど、競りゲー&拡大再生産というシステムを上手くまとめあげていて、たまに遊びたくなる作品の1つです。毎ラウンドの収入が少ないので、派手なインフレが起こらず、しかしそれでいて富の集中が発生しやすい状況を上手くゲームに取り込んでいるのは見事なデザインかなと。

 今回は「産業」よりも「技術」を優先する作品を選択、「産業」を建築すると後々他のプレイヤーからお金がもらえるようになるので美味しいのですが、「技術」の得点効率の高さは凄く魅力なので、唯一のこの作品の経験者の動きとして、あえて極端なプレイで尖ってみました。

 すると、得点面では序盤こそ置いて行かれそうになるも、徐々に差を詰め中盤過ぎに一気に逆転。最後のボーナスで大きく詰め寄られましたけど、何とか逃げ切ることができました。「技術」にとがることで毎回シビアなマネージメントを要求され、常に1円の差でドキドキする競りを堪能できたのはとても痺れました。おそらくプレイ人数によってだいぶプレイ感が変わる作品だと思いますが、今回の4人プレイもなかなか面白かったです。

1位:52点=タカハシ 2位:38点=大野 3位:37点=野田 4位:19点=はやる (敬称略)

ディセント(第2版):大野さん持込み

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 続いては久々にファンタジー番長大野さん持込みの『ディセント(第2版)』ですね。色々な部分で改編がされて、プレイタイムの短縮を目指しているということで、より例会向けにリニューアルされたようです(笑)。今までは凄く面白い作品でありながら、そのプレイタイムの長さから午後1番のセッションで卓が立たなかったらその日はもう望み薄みたいな感じでしたけど、これで少しはプレイする機会が増えるかもしれませんね。

 とりあえず今回はさわりということで、サクッと入門シナリオを遊んでみることに。せっかくですのでニューキャラクターをと選ばれたのが「未亡人ターラ」。女オークのネクロマンサーというなんじゃそりゃといった設定(爆)。ちなみに今回イラストやフィギュアの造形もだいぶ良くなってるので、キャラクターシートをもらった時点で既に楽しいです^^特殊能力でしもべスケルトンが召喚できるので、その辺を上手くいかせればと思いながらのセッション。

 あまりシナリオの内容は言わない方が良いと思うので伏せますけど、結果的にこのしもべがMVP級の大活躍をみせてくれました(笑)。序盤、予想外に突っ込みすぎたパーティ内最大火力のエルフ戦士があっさり昇天すると(だいたいサイコロの目がヘタレ過ぎて話になりません)。一気に敵の猛攻を食らって壊滅寸前のパーティ。ここで逆転の目を生んでくれたのが前述のスケルトンでした。

 「御主人様、わたくし目にお~まか~せを~♪」。そういって雑魚敵を次々に処理してくれます。「なんて優秀なスケルトン!!」一同から喝采がやみません(爆)。中盤何とか体勢を立て直し、昇天していた戦士を蘇生させたあたりから勝機が見え始め、結局最後のラスボスに止めを刺すという美味しい役目はエルフ戦士が持っていきましたが、誰もが「お前はただのお荷物だった」といわれる始末(笑)。やはり骨のある奴には敵いませんな^^;

勝ち:プレイヤー(笠谷、タカハシ、野田、はやる) 負け:マスター(大野) (敬称略)

アメン・ラー

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 続いてはこれまた久々にクニツィア博士の『アメン・ラー』をプレイ。何気に5人プレイは初めてでしたが、これがなかなかに熱い展開で盛り上がりました。エジプトを舞台にした「ところてん競り」をベースにしたマネジメントゲーム。お金をいかに稼ぐか、また得点に返還させるか。間違いなくクニツィア作品の中でもトップクラスのゲーマーズゲームですね。

 序盤、ラクダ収入(ラー神への貢物が少ない場合に収入を得られる)の土地が連続で出て、毎回賽銭箱からお金を盗むプレイヤーが続出(笑)。ただしそんな中でもしっかりと貢物をささげたプレイヤーにはしっかりと見返りをくれるので、相手の貢いだ価格を適切によんだ私が前半は大きくリード。

 ところが大洪水の後の後半は、しっかりとお金を貯めこんでいたプレイヤーの逆襲が始まり、最後はかなり微妙な差に。ここでラスト所持金で勝てると判断した私は、ラー神に全力で貢物をして最後に3つの見返りを得るチャンスを得ます。ここで最後の所持金ボーナスでも勝てるとふんだ私は(特殊カードもあったので)、農民3人を選択したのですが、これが結果的に大失敗。よくよく計算すれば所持金ボーナスで勝てない(2位にはなれる)のがわかっていたのですから、おとなしく資材3つでピラミッドを建てて1点ゲットが正解でした。

 何と最後は後半一気に伸びたはやるさんと同点タイブレーク。後半ははっきりと捨てていたピラミッドの数の差で負けてしまいました><。きっちり計算していれば見事な1点差勝利だっただけに悔しい敗戦です。最後の最後でミスプレイが出るあたり、まだまだ修行が足りないですね。逆に前半の私の大量リードを見事に捲り上げたはやるさんお見事でした!久々の『アメン・ラー』でしたけど、初プレイの方にも好評で良かったです。次は是非リベンジしたいですね。

1位:44点=はやる 2位:44点=タカハシ 3位:37点=野田 4位:37点=大野 5位:30点=笠谷 (敬称略)

ベガス

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 続いては軽く息抜きに『ベガス』をプレイ。もともとフリーク向けとして作られたブランドの「アレアシリーズ」で息抜きですから、時代も変わったものです。作者は最近代表作の『ゴア』のリメイクがされたことで再注目されているR・ドーン。とにかくサイコロを振ってただ出た目に置いていくだけというシステムなのですが、これがなかなか悩ましい感じにデザインされてて、どうして今までなかったんだろう?と不思議に思うくらいのコロンブスの卵的な佳作です。

 この作品のもっとも特徴的な部分で、またそれを良い面として評価もできますし、逆に悪い面としても評価されると思われるのが、最後まで勝敗が混沌とする「ままならさ」の存在です。プレイヤーの意思が通せるのは序盤の数手。終盤はどうしてもサイコロ勝負の運任せになり、また意外な目の偏りで思わぬ勝利が転がってきたり、あるいは「紛れ」が発生したりするので、そういった作品だと割り切ってプレイしないと、多少のもやもや感はぬぐいきれないものとして残りそうです。

 まぁであるからこそ「息抜き」でプレイしているんですけどね(笑)。

 今回はそんなノリが最初から上手く作れたこともあって、終始楽しい雰囲気でセッションが進みます。終盤に生まれる思わぬドラマに一喜一憂。あぁ~やられた~><とか、思わぬ棚ボタで大喜びとかもあったりとにぎやかに終盤を迎えます。が、最後の最後でスタートプレイヤーだったはやるさんがチキンプレイに走ってしまいます。

 場は9万や8万が単独でゴロゴロするハイロールな状況。ここで最初に9万の位置の目を大量に振ったのに、なぜか別の9万の目にサイコロを1個だけ置くはやるさん。案の定みんなに「ありえね~」と言われ、一周する間に他の9万や8万の目に大量にサイコロを置かれてしまいます。もちろん最初にはやるさんが置いた場所にもドカッと置かれ、もはやその目の逆転はかなり厳しい感じに。

 ここで何を思ったか、突如方針を180度入れ替えるはやるさん。わずか1個しか置かなかった場所に固執し始めます。まったく後に引けなくなるのはわかりますけど、それなら何故初手に他の目に置かなかったの?と聞きたくなるような暴走っぷり(笑)。結局はやるさんはそこから驚異的な目の連続で同点にまで追いつくのですが、最後まで逆転が難しい状況で戦い続け、それを他のプレイヤーに上手く漁夫の利されてエンドでした。

 結局この行動がキングメイクみたいな感じになり、それによって大量の得点をゲットしたプレイヤーが勝利するという結末でしたが、まぁギャンブルがテーマの作品ですから、そういった部分では良くできてるといえるのではないでしょうか(爆)。ギャンブルゲームで熱くなったら負けです^^;

1位:56万$=野田 2位:47万$=笠谷 3位:40万$=タカハシ 4位:38万$=大野 5位:30万$=はやる (敬称略)

ラミィキューブ

※すみません写真撮り忘れです。

 締めは、実は未プレイという笠谷さんへのレクチャーも兼ねて『ラミーキューブ』をプレイすることに。最初はなかなか入り込めないですけど、一度はまったら相当高い中毒性があるこちらの作品。通常はタイマーで制限時間を計るのですけど、慣れない内は時間制限なしでプレイしてもらって、1回でもあがったらそれ以降は徐々にタイムを短くしていくのが良いでしょう。

 今回は笠谷さんの呑み込みがかなり良く、初めてとは思えないプレイが続きますが、最初の2戦はタイルの引きも良かった私が経験者としての実力通り連勝で大差をつけます。残りの2戦は終盤グダグダの展開であがった人の点数も低く、そのまま私の勝利でした。この作品では(展開次第で)あがれる時以外は極力タイルを引いたり、出せる状態でも我慢するのが定石だと思うのですが、その辺の感覚までは初プレイで掴むのは厳しいですよね^^;

 また時間制限があると、たとえ勝ち筋があってもそれを見つけられなかったりするので、そういう意味では熟練度の差が非常に大きい作品ではありますけど、一方で運の要素も過分にあるので必ずしも強者が常勝ではないのが良いですね(もちろん実力に大差があれば別ですが)。特にジョーカーの引きや使い方には個性が出て面白いです(笑)。

1位:+220=タカハシ 2位:-54=野田 3位:-59=大野 4位:-107=笠谷 (敬称略)

次回月例会は10月開催予定です(たぶん28日)。よろしくお願いします。