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     ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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 今年1発目のコラムは、自己反省からスタ-トしたいと思います^^;

 既に「リプレイ」云々に関しては、過去におのさんとアレコレありましたが、かくいうリプレイ派を目指している(はずの)私自身も、なかなか思うようにリプレイできていない現状について思い悩んでいる次第です。

 もちろん世間一般の健全なマニア様が、1つの作品をとことん愛し尽くす立派なプレイスタイルをお持ちであることは承知しております。ですので、この場合の「マニア」とは、決して「マニアとは言えないレベルの私=タカハシ」と読み替えていただいて結構です。

 冒頭に戻りまして、あくまでも自己反省です。一般論で語るつもりは毛頭ございませんので、どうかその辺は御理解くださいませ。

1.時間がない

 まずは、なんといってもコレですね。ボ-ドゲ-ムに割ける時間は非常に限られてます。金と時間がありあまっているセレブや廃人以外、毎週末をボ-ドゲ-ムに捧げるなんてことは不可能です(それはそれで魅力的だとは思いますけど^^;)。そうなると、必然的に多くの作品を遊ぼうとすると、1つ1つの作品のプレイ頻度はどうしても少なくなってしまいます。

 また、私のようなマニアが好む作品は、結構長時間拘束される場合が多く、そういう意味でもプレイ頻度を下げる傾向にあるといえるでしょう。

2.新作のペ-スが早い

 次はこれです。とにかく新作のペ-スが尋常ではないので、次から次へと作品が押し寄せてきます。1冊の本を読み終わらないうちに、すぐに新しい本が出てしまうみたいな感じですね。

 前述の「時間がない」に付属するものとしてこれも理由の1つに挙げたいと思います。

3.作品の水準が高い

 これも大きな理由といえますね。とにかく、ドイツゲ-ムのレベルの高さは特筆ものです。よくもまぁこれだけ毎年毎年面白い作品をリリ-スできるものだと感心させられます。

 しかし、水準が高いということは、どの作品を遊んでも面白いという麻薬的なジレンマが待ち受けていることを意味してますので、前述の「新作のペ-スが早い」=「面白い作品が次から次へと押し寄せてくる」という図式が成立してしまい、やはりリプレイよりも新作へ飛びつく欲求を増幅させているといえるでしょう。

 まだ見ぬ新しい画期的なシステムへの期待なんかもここに含まれるかもしれませんね。

4.他人は既に遊んでいるという劣等感

 まぁ私自身も何も「劣等感」までは感じませんが、なんていうんでしょう焦燥感といいますか、「あそこに美味しいお店があるんだよね」という情報を耳にしたら、すぐにでも食べに行きたくなるのと同じで、自分も早くその面白さを体験したいという部分はどうしても存在します。

 ましてや今では新作をすぐに入手できる環境がありますからね。他にあまた存在する美味しいお店の存在を無視してまで、新しいお店へ足を向ける美食家の気持ちは良くわかります。

5.作品自体がつまらない

 続いてはネガティブな意見を。やはり数多く作品をプレイすれば、どうしても好みに合わない作品に出合います。たった数回のプレイでは評価は下せないことは頭で理解していても、一度身についた負の感情はなかなか払拭できないものです。時間は有限ですから、一度そういう評価が下った作品は二度と日の目を見ない確率は意外に高いです。

 また、マニアは「何度も繰り返しプレイ可能」な戦略性の高さを好む傾向にあります。どれほど面白い作品でも、展開がワンパタ-ンだったり、必勝法があったりするとリプレイ欲求は極端に下がる傾向にあるといえるでしょう。特にプレイ時間が長い作品で上記のパタ-ンは、これまたお蔵入りが濃厚になってしまいますね。

6.経験差というハンデ

 以前おのさんが「初プレイ時は全員公平だ」みたいなコメントをなされて、それに対しては反対の意見を述べたのですが、確かにこの御意見に関しては、全く的を得ていないとまではいえないもので、特に1度プレイしたことがある人と、初プレイの人との経験差は非常に大きなものがあると思います。

 ですので「公平なセッション」を念頭に置いた場合は、自分が1度でもプレイしたことがある作品に関しては、(初プレイの方と)リプレイするのはどうしてもためらいがちになる傾向があります。経験差を承知でなお挑んで下さる初プレイの方がいれば話は別ですが、実際は無理やり卓を囲んでしまい、結局一方的な展開になってしまうこともしばしば。

 そうなると、無理にプレイしたことがある作品を遊ぶよりも、新作重視で自分が(まだその作品を詳しく知らないという)不利を受けた方が、気が楽という面はどうしても否めません。昔からのゲ-ムマニアならば、この辺のハンデの存在はむしろ当然のことで、「ゲ-ムとは最初は負けるものだ」くらいの心構えはできているものですが、なかなかどうして、マニアとライトゲ-マ-が混在する今現在は難しい問題になりつつあると思います。


 ということで、リプレイしない(できない)自分なりの理由を、アレコレ考えてはみましたが、結局そのどれもが決して「リプレイしなくても良い理由にはならない」ことは良く分かりました。

 新作の抗いがたい魅力。これほど過去に名作が存在しているのに、それでもまだ新作をプレイしたいというマニアの貪欲さが、ある意味この趣味を支えているといっても過言ではありませんが、やはりリプレイすることでその作品の面白さを最大限まで味わい尽くすという魅力もまた、忘れてはならないものといえるでしょう。

 また、今回のことで「リプレイの形」みたいなものにも色々存在することが分かりました。

 単にその人個人としてはリプレイであっても、他の方は初プレイであったりした場合は、リプレイの本当の意味での効果が発揮できるかどうかが微妙な面は、確かにあると思います。さらに極端なことをいえば、常に同じ作品しか遊ばないというスタイルは、これはこれで逆に敬遠されるケ-スもありますし、経験差の問題を考えればそのことで必ずしも楽しいセッションが行えない場面もあると思います。

 ゲ-ム会に参加すると、実にたくさんの作品がテ-ブルに並びます。新作旧作に限らず、そのどれもが魅力的な輝きを持ってるはずです(まぁ中にはハズレもあるのでしょうけど^^;)。

 そして限られた時間の中で、これはもの凄く難しいことだとは思うのですが、もし参加しているメンバ-の了承が得られる場合には

1つの作品に関しては

基本2回は連続でプレイ


 というスタイルが、もっと一般的に浸透したら実に素敵なことだなぁ~と思います。

 「全員が1度はプレイしたことがある、お馴染みの作品のセッション」の実に面白いことか。繰り返し作品を楽しむことで、「色々見えてくる」面白さ。最近全然リプレイできない自分ですが、今年はこの辺を(NBGC的にも)テ-マにしていきたいですね。byタカハシ