前回の個別テーマは「盗賊が出てくるゲーム」でした。
一言で盗賊といっても、ここは幅広く「山賊」、「海賊」、「スパイ」なども含めるものとしました。実社会においては重大な犯罪行為でもある「盗む」という行為も、ゲームの中では意外にポピュラーで、アイテムを盗ったり盗られたりが面白い作品もちらほら(笑)。まぁあんまりやりすぎると怒られるのは同じですけどね。『操り人形』とかでもサックリ刺されちゃうし><(爆)。
第1位:ヴァイキング
第1位はコチラ。いきなり「盗賊」ではなく「海賊」で恐縮ですが、キースリング単独名義の傑作『ヴァイキング』です。クラマー&キースリングというドイツボードゲーム界きってのデザイナーコンビはあまりにも有名ですが、そのキースリングがまさにひとりでもできるもん(笑)的なその才能を見せてくれたのがこの『ヴァイキング』ですね。オリジナリティ溢れるシステム、北欧の雰囲気、どれをとっても素晴らしいの一言です。ゲーム難易度は決して低くはないですが、初心者からベテランまで幅広くオススメできる汎用性を秘めており、ヴァリアントルールもありますが、基本ルールだけでも十分楽しいこの作品はまさに名作の名にふさわしい1品。是非一度御賞味あれ♪
第2位:ノッティンガム
第2位はローゼンベルグの隠れた名作『ノッティンガム』です。『アグリコラ』で一躍大ブレイクする前は、カードゲームの名デザイナーとして有名だったローゼンベルグ。そんな彼がセットコレクション(同種類のカードを集める)系の傑作をデザインしたのがこの『ノッティンガム』です。ごくごく小さいボードが付いていますが、基本的にはカードゲームといっても良いコチラの作品ですが、カードゲームとは思えないほどプレイヤー同士の濃密な絡みが楽しめる良作です。誰からカードを奪い、どのタイミングで公開するのか?待ち伏せの危険性はどれくらいあるのか?などなど駆け引きを楽しむ要素が満載。多人数でも十分楽しめるのも魅力ですね。
第3位:アンダーカバー
第3位は往年の名作『アンダーカバー』ですね。どの色(プレイヤー)のコマを動かしても良いですよ。でも自分の色がばれると他の人が大量得点してしまうので御注意を!というシステムはまさにシンプルかつディープ。プレイヤーレベルに合わせてパーティゲームになりもすれば、完全なる心理戦を楽しむ推理ゲームに変貌するところが素晴らしいです。ゲーム慣れした仲間同士の『アンダーカバー』はこらえていても笑みがこぼれてしまうくらい腹黒い探りあいが楽しめます(笑)。
第4位:コールドウォー:CIAvsKGB
第4位は久々に二人用の対戦型ゲームを紹介したいと思い、『コールドウォー:CIAvsKGB』を選んでみました。お互いカードとキャラクターの能力を駆使しながら戦略上の重要なエリアを支配していくというテーマは、冷戦時代のスパイ同士の戦いを見事に表現していて、まさに気分は「スパイ大作戦」といった感じです。両陣営ともに全く同じ能力のスパイ(達)を持っているにもかかわらず、実に奥深い戦略性があるのが特徴で、対戦ゲームとしてもかなりの高水準のものといえるでしょう。一度使用したカードを再利用するようなカードプレイの仕方に結構ギミック的な要素が多く含まれているので、ある程度は繰り返し遊んで慣れる必要があるかもしれませんが、これは対戦型ゲームが好きな方にはかなりオススメの1品ですね。
第5位:盗賊稼業
最後は『盗賊稼業』ですね。人気の「ワーカプレイスメント」システムを搭載した作品ですが、それまでの多くの「ワーカプレイスメント作品」に比べて非常にシンプルにまとめあげられているので、いわゆる「重さ」を一切感じることなくサクサク楽しめるのがこの作品の一番のセールスポイント。最近こういったライトな作品がうける傾向になってきているのは、巷におけるヘビーゲーマーの濃度がどんどん減ってきているからだとは思うのですが(笑)、そういった時代の流れにもマッチした佳作といえるでしょう。コンポーネントが全体的にちんまいのですが、その分低価格でリーズナブルなのも実に魅力♪気軽にオススメできて、短時間でしっかりと楽べる優等生です。
一言で盗賊といっても、ここは幅広く「山賊」、「海賊」、「スパイ」なども含めるものとしました。実社会においては重大な犯罪行為でもある「盗む」という行為も、ゲームの中では意外にポピュラーで、アイテムを盗ったり盗られたりが面白い作品もちらほら(笑)。まぁあんまりやりすぎると怒られるのは同じですけどね。『操り人形』とかでもサックリ刺されちゃうし><(爆)。
第1位:ヴァイキング

第2位:ノッティンガム

第3位:アンダーカバー

第4位:コールドウォー:CIAvsKGB

第5位:盗賊稼業

第50回NBGC月例会を開催いたします。
日時:1月23日(日)
場所:新津地域交流センター
時間:午前9時半?午後8時半
テーマ:リクエスト&ファンタジーゲーム
参加費:300円(初回の方は無料です)
当月例会は主として海外のボードゲームを楽しく遊ぼうという主旨のもとに開催いたします。海外のボードゲームには素晴らしい魅力が溢れています。是非一度体験してみてください。また特定の作品のリクエストも随時受け付けております♪興味がおありになる作品に関しましては、可能な限り対応させていただきますので、気軽に当方宛にリクエストをお願いします。
※なお、当サークルが御用意させていただいているボードゲームは、基本的に対象年齢が高めのものが中心です。初心者ならびに小さなお子様連れでの参加を希望なされる方につきましては、あらかじめ掲示板等に御連絡を頂ければ、初心者向け用の作品を個別に御用意させていただきます(事前の御連絡がない場合には対応が難しい可能性もございます)。
会場の御案内に関しましてはこちらをどうぞ。
当会場は無料駐車場が完備されております。ただし、少し会場から離れておりまして、かなりわかりづらい場所にございます。もしお車をお持ちの方で、無料駐車場を希望なさる場合には、予め御連絡をいただくか、当日会場で確認くださいませ。担当:高橋
日時:1月23日(日)
場所:新津地域交流センター
時間:午前9時半?午後8時半
テーマ:リクエスト&ファンタジーゲーム
参加費:300円(初回の方は無料です)
当月例会は主として海外のボードゲームを楽しく遊ぼうという主旨のもとに開催いたします。海外のボードゲームには素晴らしい魅力が溢れています。是非一度体験してみてください。また特定の作品のリクエストも随時受け付けております♪興味がおありになる作品に関しましては、可能な限り対応させていただきますので、気軽に当方宛にリクエストをお願いします。
※なお、当サークルが御用意させていただいているボードゲームは、基本的に対象年齢が高めのものが中心です。初心者ならびに小さなお子様連れでの参加を希望なされる方につきましては、あらかじめ掲示板等に御連絡を頂ければ、初心者向け用の作品を個別に御用意させていただきます(事前の御連絡がない場合には対応が難しい可能性もございます)。
会場の御案内に関しましてはこちらをどうぞ。
当会場は無料駐車場が完備されております。ただし、少し会場から離れておりまして、かなりわかりづらい場所にございます。もしお車をお持ちの方で、無料駐車場を希望なさる場合には、予め御連絡をいただくか、当日会場で確認くださいませ。担当:高橋
昨日はNGBCの49回目の月例会でした。先週はOASE新潟さんが月例会でしたので、久々に2週連続のゲーム会です。いつもの常連を中心に注目作を中心に遊べた一日でした。
<この日の参加者の皆様>
安達さん、池田さん、大野さん、スギハラ、ゼンさん、野田さん

この日の個別テーマは「盗賊が出てくるゲーム」。一口に「盗賊」といっても、「スパイ」や「山賊・海賊」まで広く含めたものとしましたので、結構な数の作品が集まりました。ボードゲームのテーマとしては優秀なんですね^^;

こちらは池田さんの持込み作品。『ヴァイキング』はいつも池田さんが持込む作品の常連なので、被るだろうなぁ?と予想しつつ、案の定被りましたね^^;

こちらは安達さんの持込み作品。ここ最近強烈な「安達コレクション」は鳴りを潜めているようでw比較的最近の作品が多いですね。かつての「安達コレクション」の復活が待たれるところです(笑)。
あと、大野さんの持込み作品の写真が抜けてました。毎回たくさんの貴重な作品が持込まれてて感謝のしようもないくらいなのですが、どうも写真を撮るタイミングを逸したようで、失礼いたしました><
盗賊都市:大野さん持込み

まずは大野さん持込みの新作、『盗賊都市』ですね。ファンタジーフライト社の話題作のようですが、ルール訳に関しては自分で行ったということですので、国内ではまだ一般流通はしていないようですね。
街中を盗賊たちがあれこれする作品で、「アクションポイント制」ということですが、判定はダイスロールを多用するということで結構運の要素もあるみたいですね。
序盤は好調だったスギハラでしたが、一発狙いの金庫破りに立て続けに失敗し、コマを失い続けたのが敗因だったようです。逆に漁夫の利を得たのは野田さん。
「やっぱタカハシさんがいない卓だと、意外と勝てるもんだね(^^)!」
だそうです(笑)。
勝利:42点=野田 敗北:38点=安達&スギハラ (敬称略)
ローマの栄光

こちらは先週かなり好評だった『ローマの栄光』をプレイ。
とりあえず、この1週間で全カードにタックスシールを貼り終え、プレイアビリティはかなり向上したはず。
それほど難しいルールはないので、ひととおり軽くインストした後は、とにかく1回プレイしてもらうことに。
すると、やはり今までの経験が生きていらっしゃるのか、すぐにコツやポイントをつかまれたようで、すぐさま再選希望のリクエストが出たほどでしたね。隣の卓の『盗賊都市』が3時間近くセッションしていたので、結局連続3回プレイしたほどでした。
「これは面白い!」
と池田さんが絶賛していらっしゃったのが印象的。私自身もここ最近遊んだカードゲームの中では群を抜いて面白いと感じてます。暫くヘビロテしたいくらいですね。
※写真は元々の入れ物がとてもじゃないですがショボショボのものだったので、100均で購入してきたケースにカラープリントしたラベルを貼った箱に入れたものです。これで結構まともになりました(笑)。
1戦目 勝利:安達 敗北:池田&タカハシ
2戦目 勝利:タカハシ 敗北:安達&池田
3戦目 勝利:安達(フォーラム勝ち) 敗北:池田&タカハシ (点数&敬称略)
盗賊稼業

さて、未だに終わらない『盗賊都市』。そうこうしていると、久々にゼンさんが遊びに来てくれたので、こちらは4人で『盗賊稼業』を遊ぶことに。
人気の「ワーカプレイスメント」システム。非常にライトでありながら、それなりに遊んだ感を味あわせてくれる佳作。持ち主のスギハラに言わせると
「ほどよいスペックの作品」
だそうです(笑)。
前回の反省点から、4人目のプレイヤーの手札は5枚でスタート。皆さん初プレイだったせいか、盗みに入る下準備や実際の盗みは上手に出来ていたようでしたが、この作品では「盗品を売りに出す」のが一番のポイント。いかに古買屋に売りさばくかが勝負の分かれ道ですね。
ということで、やはり一度プレイした経験の差は大きく、毎回盗品をボーナス価格で売りぬいた私が余裕のリードで勝利!まぁこの手の作品は結構プレイスキルの差が出やすいとは思いますね^^;
勝利:22点=タカハシ 2位:19点=安達 3位:12点=池田 4位:11点=ゼン (敬称略)
世界の七不思議

昼食休憩後は、せっかくですので先日とどいたばかりの話題作『世界の七不思議』を全員でプレイすることに。金曜日に国内に入ってきて、すぐに配送していただいたのでギリギリ年内最後の月例会に間に合ったこの作品。といず広場のスタッフさんに感謝×2です♪
さて、こちらの作品のメインシステムは「カードドラフト」。何枚からのカードの中から1枚を選んでアクションを実行。残りのカードは隣のプレイヤーに渡し、以下同文・・・というもので、7人でプレイしてはいるのですが、実質的に絡みがあるのは両隣のプレイヤーがほとんどです。
この作品では他の「カードドラフト」作品の多くに見られるように、カードとカードの関連性が非常に重要なポイントで、勝利ポイント稼ぐために計画的に毎回の1枚を選ぶ必要があります。常に先々への計画性が重要です。
また各自自分の「七不思議ボード」を所有しており、それも計画に大きな影響を及ぼします。
またカード(建物)を建設するための資材は、自身で創出する以外にも、両隣のプレイヤーから購入してこなければ立ち行かないケースが多いのが良く出来てます。つまり、両隣と資材面で噛み合わないと非常に苦しいわけです(笑)。
今回は全員のあまりの高評価に続けて2回遊ぶほど盛り上がりましたが、1戦目、2戦目とも「科学技術都市」のボーナスを上手く揃えて勝利しました。1戦目はかなり計画通りにいったものの、2戦目は両隣と全然噛み合わなかったので苦肉の策で選んだ作戦でした。結果最後のギャンブルで何とか接戦で勝てました。
この作品。先ほどのスギハラのコメントではありませんが、かなり良く出来た「ほどよいスペック」の作品だという印象を受けました。2?7人まで遊べるという汎用性の高さ、今回は多人数のプレイでしたが、少人数ですとまた違った作品に変貌するであろうことが容易に想像付くこと、各種ボードの組み合わせ方次第で無限の楽しみがありそうなことなどは今後末永く遊ばれていきそうな期待が持てます。
個人的には必ずしも100点満点のお気に入り作品にはならなさそうな感じですが、間違いなく本年度の注目作になるでしょうね。「カードゲーム不利」のジンクスが抜けた今、年間ゲーム大賞も視野に入りそうですね。
1戦目 勝利:62点=タカハシ 2位:54点=池田&野田 4位:52点=スギハラ 5位:50点=ゼン 6位:48点=大野 7位:38点=安達 (敬称略)
2戦目 勝利:61点=タカハシ 2位:59点=池田 3位:52点=大野&スギハラ 5位:50点=野田 6位:49点=安達 7位:37点=ゼン (敬称略)
キーラルゴ

続いては2卓に分かれて、こちたは久々登場の『キーラルゴ』ですね。
ティルジット社の作品の中では個人的に一番のお気に入りがこちらの作品。沈没船からお宝を引き上げてコレクターに売るというシステムは、先ほどの『盗賊稼業』をさらにグレードアップしたような印象を受けます。
それぞれのプレイヤーは10日間という短い間で、装備を整え、大王イカの影におびえながら必死に海へダイブします(笑)。ローリスクローリターンで浅瀬を攻めるのか、ハイリスクハイリターンで深海を攻めるのか、プレイヤーの計画性が問われます。
今回のセッションでは持ち主のスギハラ以外はほとんど初プレイの模様。全員手探り状態で浅瀬から攻める王道の展開のようでしたが、それでもワイワイと盛り上がっていたのはやはり「大王イカ」の存在が効いているんでしょうね^^;
また、酒場で泥棒を雇って他人のお宝を掠め取る。この作品の勝利への裏ルートをいかに活用するか、またそれを活用させないかが私自身この作品のテーマだと思っているのですが、今回はそこまで考えてプレイできたプレイヤーはいなかったということで、持ち主のスギハラがそれにチャレンジはしたものの、スカを引いて自滅したようでした(爆)。
勝利:1700点=池田 2位:1590点=ゼン 3位:1500点=大野 4位:1480点=スギハラ (敬称略)
カタンの開拓者

一方こちらの卓は定番の『カタンの開拓者』。少なくても年に一度は遊びたい作品ですね。
最近念願の日本語版の再販が行われたようですが、あまり評判を聞かないのは出来が良くないんですかね?トライソフト版に慣れた往年のプレイヤーにとってはあれ以外のスタイルが考えられないという部分が大きいんでしょうね。個人的には嬉しさ半分。もうちょっと再販の方法を考えて欲しかったなぁ?とは思いした。
さて、今回はヌルヌルの3人カタン。普段なら厳しい初手番も、3人なら何とかいけるだろうと思ってましたが、この日はとにかくサイコロの目が偏る偏る^^;
序盤の必須資源「粘土」が薄目ということで、真っ先に抑えた「6」の粘土が全く出てこず、逆に「2」の粘土から次々と生まれる展開は痺れました><
「あ、2ですね?」
「あ、また2かぁ?」
「えぇ?っ!、また2なの?」
6の目が1回出る間に2の目が5回。おかげで最長交易路は早々に他2プレイヤーの争いごとになってしまい、当方は仕方なく最大騎士力を狙うことに。
4とか5の目も出まくったので、手札に予想外に羊があふれた序盤。なんとか中盤で羊港を押さえるも、そのころには逆に羊が出なくなる厳しい展開。それでもなんとか鉄のビルドアップに成功した後は9の目が出るたびにビルドアップができる理想的な展開に。
結局終盤に狙っていたこの作戦にぴったりサイコロの目がはまり、9の目が2回続けて出た時点でゲームセット。ゲーム全体を通して凹んでいた野田さんはさておき(爆)、常にドラマ性があって『カタンの開拓者』はあいも変わらず面白かったですね。
勝利:10点=タカハシ 2位:7点=安達 3位:3点=野田 (敬称略)
※もう一方の卓が終了するまで『ワードバスケット』を遊ぶことに。ハンデ戦=4回連続上がりを達成した私の勝利♪この作品は大得意です^^
テラフォーマー:池田さん持込み

続いては再度卓分けをして、こちらはリクエストがあったようで、池田さんがお持込みくださった『テラフォーマー』ですね。
今回は先週とは打って変わって、ランダムに環境を変えてのプレイだったみたいですね。
詳しい内容は良く分かりませんでしたが、都合2戦遊ばれていたようです。
まぁこの作品もまた『ほどよいスペック』の作品といえるんでしょうね^^;
1戦目 勝利:26点=池田 2位:22点=安達 3位:25点(失格)=野田
2戦目 勝利:44点=安達 2位:41点=池田 3位:33点=野田 (敬称略)
ローマの栄光(2回目)

こちらは本日2回目の『ローマの栄光』ですね。
先週一緒にセッション頂いた大野さんと、初プレイのスギハラと3人でプレイ。
1戦目はカードの効果の解釈ミスがあって初プレイでいきなりスギハラが圧勝!
2戦目は自身初のフォーラム勝ちを達成した私が勝利。
セッション後にはかなり高評価をくれたスギハラでしたが、フォーラム勝ちの唐突さがちょっと気になったようで、「別にいらない要素(カード)じゃね?」っていってましたが、確かに強力な強力な作戦だと思う反面、これはこれで戦略として認めても良さそうだとは思います。
「妨害できる要素が少なすぎるから、フォーラム勝ちを決められそうになるとどうにもならない感がある」というのは正しい指摘だとは思いますが、それならそれで戦い様はまだ残されているはずです。メタゲーになる可能性があるので、もう1つか2つくらいは制約を付けても良いのかもしれませんが、暫くはこのままで楽しんでみたいと思います。
1戦目 勝利:スギハラ 敗北:大野&タカハシ
2戦目 勝利:タカハシ(フォーラム勝ち) 敗北:大野&スギハラ (敬称略)
ゲシェンクト:大野さん持込み

これは時間調整で遊んでいただいてたようですね。
「調子乗ってえらいマイナス点食らっちゃいました><」
と嘆いた池田さん。大丈夫、私は3桁逝った方を知ってます(爆)。
勝利:?35点=安達 2位:?59点=野田 3位:?86点=池田 (敬称略)
サンダーストーン:大野さん持込み

こちらは最近日本語版が出たことで、ヘビロテ気味の『サンダーストーン』ですね。
初プレイの池田さんを交えてのセッションのようでしたが、池田さん2連勝で、うまく立ち回っておられたようですね。
この作品はかなり「引きゲー」と言われますが、それでもプレイヤーの腕の見せ所、判断力が勝負を分けるポイントは多いんじゃないかな?と想像してます。
まぁこの作品を遊ぶときは勝ち負けは一切気にしないで遊んでますけどね^^;
1戦目 勝利:44点=池田 2位:24点=野田 3位:15点=大野
2戦目 勝利:27点=池田 2位:26点=大野 3位:22点=野田 (敬称略)
百科審議官

締めはこちら。我々の間ではもはや「ワードゲーム」としては「ネ申ゲー」の認定を受けている『百科審議官』ですね。
今回は何と3回連続で遊んだほど盛り上がりました。3戦目は相手のお題を全て突き当てたのですが、内容的に詰んでいたのが笑えました(爆)。
もうこの作品に関してはキリがないくらい遊べますね(笑)。
1戦目 安達:「同じ字が2文字以上含まれている単語」
スギハラ:「スーパーマリオに関連する単語」
◎タカハシ:「キン肉マンの超人に関連する単語」
2戦目 安達:「外来(舶来)品であるもの」
◎スギハラ:「この部屋の中にあるもの」
タカハシ:「ドラゴンクエストの世界にあるもの」
3戦目 安達:「やわらかいもの」
スギハラ:「哺乳類」
◎タカハシ:「頭に「お」が付けられる単語」
ということで、この日はとにかく同じ作品を連続で遊ぶケースが多かったですね。やはりボードゲームは2回以上遊ばないと本当の面白さが理解できない場合がほとんどですから、これはゲームサークルとしてもとても良い傾向だと思いました。
「今日は凄く充実して楽しめました。面白い作品が多かったです!」
そういっていただけるだけでも幸せというもの。また来年度もよろしくお願いします。byタカハシ
<この日の参加者の皆様>
安達さん、池田さん、大野さん、スギハラ、ゼンさん、野田さん

この日の個別テーマは「盗賊が出てくるゲーム」。一口に「盗賊」といっても、「スパイ」や「山賊・海賊」まで広く含めたものとしましたので、結構な数の作品が集まりました。ボードゲームのテーマとしては優秀なんですね^^;

こちらは池田さんの持込み作品。『ヴァイキング』はいつも池田さんが持込む作品の常連なので、被るだろうなぁ?と予想しつつ、案の定被りましたね^^;

こちらは安達さんの持込み作品。ここ最近強烈な「安達コレクション」は鳴りを潜めているようでw比較的最近の作品が多いですね。かつての「安達コレクション」の復活が待たれるところです(笑)。
あと、大野さんの持込み作品の写真が抜けてました。毎回たくさんの貴重な作品が持込まれてて感謝のしようもないくらいなのですが、どうも写真を撮るタイミングを逸したようで、失礼いたしました><
盗賊都市:大野さん持込み

まずは大野さん持込みの新作、『盗賊都市』ですね。ファンタジーフライト社の話題作のようですが、ルール訳に関しては自分で行ったということですので、国内ではまだ一般流通はしていないようですね。
街中を盗賊たちがあれこれする作品で、「アクションポイント制」ということですが、判定はダイスロールを多用するということで結構運の要素もあるみたいですね。
序盤は好調だったスギハラでしたが、一発狙いの金庫破りに立て続けに失敗し、コマを失い続けたのが敗因だったようです。逆に漁夫の利を得たのは野田さん。
「やっぱタカハシさんがいない卓だと、意外と勝てるもんだね(^^)!」
だそうです(笑)。
勝利:42点=野田 敗北:38点=安達&スギハラ (敬称略)
ローマの栄光

こちらは先週かなり好評だった『ローマの栄光』をプレイ。
とりあえず、この1週間で全カードにタックスシールを貼り終え、プレイアビリティはかなり向上したはず。
それほど難しいルールはないので、ひととおり軽くインストした後は、とにかく1回プレイしてもらうことに。
すると、やはり今までの経験が生きていらっしゃるのか、すぐにコツやポイントをつかまれたようで、すぐさま再選希望のリクエストが出たほどでしたね。隣の卓の『盗賊都市』が3時間近くセッションしていたので、結局連続3回プレイしたほどでした。
「これは面白い!」
と池田さんが絶賛していらっしゃったのが印象的。私自身もここ最近遊んだカードゲームの中では群を抜いて面白いと感じてます。暫くヘビロテしたいくらいですね。
※写真は元々の入れ物がとてもじゃないですがショボショボのものだったので、100均で購入してきたケースにカラープリントしたラベルを貼った箱に入れたものです。これで結構まともになりました(笑)。
1戦目 勝利:安達 敗北:池田&タカハシ
2戦目 勝利:タカハシ 敗北:安達&池田
3戦目 勝利:安達(フォーラム勝ち) 敗北:池田&タカハシ (点数&敬称略)
盗賊稼業

さて、未だに終わらない『盗賊都市』。そうこうしていると、久々にゼンさんが遊びに来てくれたので、こちらは4人で『盗賊稼業』を遊ぶことに。
人気の「ワーカプレイスメント」システム。非常にライトでありながら、それなりに遊んだ感を味あわせてくれる佳作。持ち主のスギハラに言わせると
「ほどよいスペックの作品」
だそうです(笑)。
前回の反省点から、4人目のプレイヤーの手札は5枚でスタート。皆さん初プレイだったせいか、盗みに入る下準備や実際の盗みは上手に出来ていたようでしたが、この作品では「盗品を売りに出す」のが一番のポイント。いかに古買屋に売りさばくかが勝負の分かれ道ですね。
ということで、やはり一度プレイした経験の差は大きく、毎回盗品をボーナス価格で売りぬいた私が余裕のリードで勝利!まぁこの手の作品は結構プレイスキルの差が出やすいとは思いますね^^;
勝利:22点=タカハシ 2位:19点=安達 3位:12点=池田 4位:11点=ゼン (敬称略)
世界の七不思議

昼食休憩後は、せっかくですので先日とどいたばかりの話題作『世界の七不思議』を全員でプレイすることに。金曜日に国内に入ってきて、すぐに配送していただいたのでギリギリ年内最後の月例会に間に合ったこの作品。といず広場のスタッフさんに感謝×2です♪
さて、こちらの作品のメインシステムは「カードドラフト」。何枚からのカードの中から1枚を選んでアクションを実行。残りのカードは隣のプレイヤーに渡し、以下同文・・・というもので、7人でプレイしてはいるのですが、実質的に絡みがあるのは両隣のプレイヤーがほとんどです。
この作品では他の「カードドラフト」作品の多くに見られるように、カードとカードの関連性が非常に重要なポイントで、勝利ポイント稼ぐために計画的に毎回の1枚を選ぶ必要があります。常に先々への計画性が重要です。
また各自自分の「七不思議ボード」を所有しており、それも計画に大きな影響を及ぼします。
またカード(建物)を建設するための資材は、自身で創出する以外にも、両隣のプレイヤーから購入してこなければ立ち行かないケースが多いのが良く出来てます。つまり、両隣と資材面で噛み合わないと非常に苦しいわけです(笑)。
今回は全員のあまりの高評価に続けて2回遊ぶほど盛り上がりましたが、1戦目、2戦目とも「科学技術都市」のボーナスを上手く揃えて勝利しました。1戦目はかなり計画通りにいったものの、2戦目は両隣と全然噛み合わなかったので苦肉の策で選んだ作戦でした。結果最後のギャンブルで何とか接戦で勝てました。
この作品。先ほどのスギハラのコメントではありませんが、かなり良く出来た「ほどよいスペック」の作品だという印象を受けました。2?7人まで遊べるという汎用性の高さ、今回は多人数のプレイでしたが、少人数ですとまた違った作品に変貌するであろうことが容易に想像付くこと、各種ボードの組み合わせ方次第で無限の楽しみがありそうなことなどは今後末永く遊ばれていきそうな期待が持てます。
個人的には必ずしも100点満点のお気に入り作品にはならなさそうな感じですが、間違いなく本年度の注目作になるでしょうね。「カードゲーム不利」のジンクスが抜けた今、年間ゲーム大賞も視野に入りそうですね。
1戦目 勝利:62点=タカハシ 2位:54点=池田&野田 4位:52点=スギハラ 5位:50点=ゼン 6位:48点=大野 7位:38点=安達 (敬称略)
2戦目 勝利:61点=タカハシ 2位:59点=池田 3位:52点=大野&スギハラ 5位:50点=野田 6位:49点=安達 7位:37点=ゼン (敬称略)
キーラルゴ

続いては2卓に分かれて、こちたは久々登場の『キーラルゴ』ですね。
ティルジット社の作品の中では個人的に一番のお気に入りがこちらの作品。沈没船からお宝を引き上げてコレクターに売るというシステムは、先ほどの『盗賊稼業』をさらにグレードアップしたような印象を受けます。
それぞれのプレイヤーは10日間という短い間で、装備を整え、大王イカの影におびえながら必死に海へダイブします(笑)。ローリスクローリターンで浅瀬を攻めるのか、ハイリスクハイリターンで深海を攻めるのか、プレイヤーの計画性が問われます。
今回のセッションでは持ち主のスギハラ以外はほとんど初プレイの模様。全員手探り状態で浅瀬から攻める王道の展開のようでしたが、それでもワイワイと盛り上がっていたのはやはり「大王イカ」の存在が効いているんでしょうね^^;
また、酒場で泥棒を雇って他人のお宝を掠め取る。この作品の勝利への裏ルートをいかに活用するか、またそれを活用させないかが私自身この作品のテーマだと思っているのですが、今回はそこまで考えてプレイできたプレイヤーはいなかったということで、持ち主のスギハラがそれにチャレンジはしたものの、スカを引いて自滅したようでした(爆)。
勝利:1700点=池田 2位:1590点=ゼン 3位:1500点=大野 4位:1480点=スギハラ (敬称略)
カタンの開拓者

一方こちらの卓は定番の『カタンの開拓者』。少なくても年に一度は遊びたい作品ですね。
最近念願の日本語版の再販が行われたようですが、あまり評判を聞かないのは出来が良くないんですかね?トライソフト版に慣れた往年のプレイヤーにとってはあれ以外のスタイルが考えられないという部分が大きいんでしょうね。個人的には嬉しさ半分。もうちょっと再販の方法を考えて欲しかったなぁ?とは思いした。
さて、今回はヌルヌルの3人カタン。普段なら厳しい初手番も、3人なら何とかいけるだろうと思ってましたが、この日はとにかくサイコロの目が偏る偏る^^;
序盤の必須資源「粘土」が薄目ということで、真っ先に抑えた「6」の粘土が全く出てこず、逆に「2」の粘土から次々と生まれる展開は痺れました><
「あ、2ですね?」
「あ、また2かぁ?」
「えぇ?っ!、また2なの?」
6の目が1回出る間に2の目が5回。おかげで最長交易路は早々に他2プレイヤーの争いごとになってしまい、当方は仕方なく最大騎士力を狙うことに。
4とか5の目も出まくったので、手札に予想外に羊があふれた序盤。なんとか中盤で羊港を押さえるも、そのころには逆に羊が出なくなる厳しい展開。それでもなんとか鉄のビルドアップに成功した後は9の目が出るたびにビルドアップができる理想的な展開に。
結局終盤に狙っていたこの作戦にぴったりサイコロの目がはまり、9の目が2回続けて出た時点でゲームセット。ゲーム全体を通して凹んでいた野田さんはさておき(爆)、常にドラマ性があって『カタンの開拓者』はあいも変わらず面白かったですね。
勝利:10点=タカハシ 2位:7点=安達 3位:3点=野田 (敬称略)
※もう一方の卓が終了するまで『ワードバスケット』を遊ぶことに。ハンデ戦=4回連続上がりを達成した私の勝利♪この作品は大得意です^^
テラフォーマー:池田さん持込み

続いては再度卓分けをして、こちらはリクエストがあったようで、池田さんがお持込みくださった『テラフォーマー』ですね。
今回は先週とは打って変わって、ランダムに環境を変えてのプレイだったみたいですね。
詳しい内容は良く分かりませんでしたが、都合2戦遊ばれていたようです。
まぁこの作品もまた『ほどよいスペック』の作品といえるんでしょうね^^;
1戦目 勝利:26点=池田 2位:22点=安達 3位:25点(失格)=野田
2戦目 勝利:44点=安達 2位:41点=池田 3位:33点=野田 (敬称略)
ローマの栄光(2回目)

こちらは本日2回目の『ローマの栄光』ですね。
先週一緒にセッション頂いた大野さんと、初プレイのスギハラと3人でプレイ。
1戦目はカードの効果の解釈ミスがあって初プレイでいきなりスギハラが圧勝!
2戦目は自身初のフォーラム勝ちを達成した私が勝利。
セッション後にはかなり高評価をくれたスギハラでしたが、フォーラム勝ちの唐突さがちょっと気になったようで、「別にいらない要素(カード)じゃね?」っていってましたが、確かに強力な強力な作戦だと思う反面、これはこれで戦略として認めても良さそうだとは思います。
「妨害できる要素が少なすぎるから、フォーラム勝ちを決められそうになるとどうにもならない感がある」というのは正しい指摘だとは思いますが、それならそれで戦い様はまだ残されているはずです。メタゲーになる可能性があるので、もう1つか2つくらいは制約を付けても良いのかもしれませんが、暫くはこのままで楽しんでみたいと思います。
1戦目 勝利:スギハラ 敗北:大野&タカハシ
2戦目 勝利:タカハシ(フォーラム勝ち) 敗北:大野&スギハラ (敬称略)
ゲシェンクト:大野さん持込み

これは時間調整で遊んでいただいてたようですね。
「調子乗ってえらいマイナス点食らっちゃいました><」
と嘆いた池田さん。大丈夫、私は3桁逝った方を知ってます(爆)。
勝利:?35点=安達 2位:?59点=野田 3位:?86点=池田 (敬称略)
サンダーストーン:大野さん持込み

こちらは最近日本語版が出たことで、ヘビロテ気味の『サンダーストーン』ですね。
初プレイの池田さんを交えてのセッションのようでしたが、池田さん2連勝で、うまく立ち回っておられたようですね。
この作品はかなり「引きゲー」と言われますが、それでもプレイヤーの腕の見せ所、判断力が勝負を分けるポイントは多いんじゃないかな?と想像してます。
まぁこの作品を遊ぶときは勝ち負けは一切気にしないで遊んでますけどね^^;
1戦目 勝利:44点=池田 2位:24点=野田 3位:15点=大野
2戦目 勝利:27点=池田 2位:26点=大野 3位:22点=野田 (敬称略)
百科審議官

締めはこちら。我々の間ではもはや「ワードゲーム」としては「ネ申ゲー」の認定を受けている『百科審議官』ですね。
今回は何と3回連続で遊んだほど盛り上がりました。3戦目は相手のお題を全て突き当てたのですが、内容的に詰んでいたのが笑えました(爆)。
もうこの作品に関してはキリがないくらい遊べますね(笑)。
1戦目 安達:「同じ字が2文字以上含まれている単語」
スギハラ:「スーパーマリオに関連する単語」
◎タカハシ:「キン肉マンの超人に関連する単語」
2戦目 安達:「外来(舶来)品であるもの」
◎スギハラ:「この部屋の中にあるもの」
タカハシ:「ドラゴンクエストの世界にあるもの」
3戦目 安達:「やわらかいもの」
スギハラ:「哺乳類」
◎タカハシ:「頭に「お」が付けられる単語」
ということで、この日はとにかく同じ作品を連続で遊ぶケースが多かったですね。やはりボードゲームは2回以上遊ばないと本当の面白さが理解できない場合がほとんどですから、これはゲームサークルとしてもとても良い傾向だと思いました。
「今日は凄く充実して楽しめました。面白い作品が多かったです!」
そういっていただけるだけでも幸せというもの。また来年度もよろしくお願いします。byタカハシ
先週の日曜日はOASEさんの月例会でした。
師走ということもあって、皆さんお忙しいのか、先月まで好調だった客足は一旦遠のき、今月は常連さんオンリー。何とか2卓は動いてましたね。
(ウチも含めて)田舎のゲームサークルなんてこんなもんですよ^^;
久々の和室でまったりゲーム会を楽しみました♪
ピッグ10

まずは、メビウス便の新作ですので・・・ということでこちらの作品からスタート!
『ピッグ10』という名のこの作品。「数字を足していって、ちょうど10になったらカードが取れます。10を超えてしまうと前の人がカードを取ります」というインストを聞いた瞬間から面白さが理解できない私。
特殊カードもほとんど存在しませんし、これはまんま小学校入学前のお子さんと遊ぶ「知育ゲーム」ですよね(メビウスさんはこんな作品を頒布会で流して大丈夫なんですか?)?
案の条セッションが始まっても全く楽しくありません(そりゃそうですよね^^;)。
多人数でプレイしているので、コツとかは一切無く運以外の要素がほとんどありませんし、10のカードを引くともうどうにもなりません(ちなみに今回10のカードが3枚揃った私。これはある意味勝ちに等しい気も・・・w)。
ここ数年どころか、過去の全ての作品の中でもつまらなさで言えば文句無しにTOP3に入りますね。少なくても大人が楽しめる要素は皆無だと思われます。
※あまりにも酷いので、個人的に思いついたバリアント
1.10を超えてもそのまま続行(10の位は無視)
2.(上記に加えて)10を超えたら、獲得したカードは全部放出。
3.2対2のチーム戦にしてみる
テラフォーマー

続いては池田さんのオススメ&持込みで、『テラフォーマー』をプレイ。
あちこちで評判が良いこちらの作品。既に同人ゲームとは思えないパフォーマンスという噂でしたが、はたして本当に期待を裏切らない出来なのでしょうか?
実際セッションをしてみると、なるほどあちらこちらの面白い作品の要素を持ち寄った感じで、ぱっと思いついただけでも『ケイラスマグナカルタ』、『ロールスルーエイジ』、『ドミニオン』などから影響を受けていることが感じ取れます。この作品のデザイナーさんとは直接面識はないのですが、とてもボードゲームを愛好しているんだろうなぁ?という印象を持ちました。
そして実際にプレイしてみると、単なるシステムの寄せ集めでは無く、テーマやバランスを十分に考えてデザインされていることも理解できました。個人的には好きなイラストでは無かったですが、カードのデザインなんかも良く出来ています(全体的なコンポーネントはやはり同人レベルですが、決して悪くは無いです)。
もともと「ワーカプレイスメント」というシステムは、最善手を求めるのでプレイヤーの実力差が出やすく、この作品に関しても、ある程度の作戦が見えてしまうとワンパターン化(というかそれ1択でしょ!みたいな^^;)に陥る要素は否めませんでしたが、色々なカードが用意されているので、1回のプレイでは到底そこまでは評価できないでしょうね。
結局今回のセッションでも、終盤に強力な手を打ち続けた私の圧勝でしたが、それなりにプレイヤー同士の絡みもありましたし、逆転の要素はあまりないのかもしれませんが、これはこれで十分楽しい作品だと思いました。
なんといっても驚きの低価格!同人ゲームファンには特にオススメしたいですね♪
ローマの栄光

続いては、私の持込み&オススメで『ローマの栄光』をプレイすることに。
海外では数年前に発売され、折りしもカードゲームブームに乗って人気を博していた作品でしたが、その同人的ともいえる「パッケージ売り」という手法がなじまなかったのか、国内にはほとんど入ってこず、一部のマニアだけが個人輸入して楽しんでいた作品ですが、ここ最近何故かポツポツと国内に上陸されてきたので思わず入手してしまいました。
英語ルール&英語表記でしたので、さほどルールを理解するのには苦労しませんでしたが、いかんせんタックスシールを貼るまでには至らず、リファレンスで我慢していただきながらのセッションとなりました(笑)。
システムは人気カードゲームの『サンファン』と『魔法にかかったみたい』を足して2で割ったような感じで、プレイヤーボードも用意されていたりと見るからに面白そうです。また実際にルール的にも難しい部分はほとんど無く、言語依存という高い壁以外は文句なしに完成度の高い作品でした。
この作品では「建物を建設して」、「その特殊能力を駆使して」、というお馴染みの要素があるのですが「デッキ構築型」ではない作品の魅力の多くはこうした「発展型」に見受けられるわけで、そういった意味でも『レースフォーザギャラクシー』に匹敵する(そもそも発売時期が同時期ですけどね^^;)面白さを感じ取れました。
一緒にセッションしていただいた方の感想も上々で、これはなかなか良い作品を入手した気がしますね。今後はタックスシールを貼って少しでもプレイアビリティを上げることが命題になりそうです(笑)。
※ちなみにこの記事を書いている時点で既にカードに関しては日本語化が終了してますw
ビッグチーズ

続いては、息抜きに同じく私が持ち込んだ『ビッグチーズ』をプレイ。
簡単な競りシステムで、ダイスの振り合いがとても熱い良い作品ですね。もともと「チーパスゲーム(海外のメーカーで同人的コンポーネントと低価格を売りにしてる)」の作品ですのでコンポーネントは本当に最低限のレベルですが、それに見合わぬ面白さがあるので、たまぁ?に無性にプレイしたくなるんですよね。
バリアントルールの「目標点にちょうどピッタリで勝利!」を採用すると、大きな仕事には一発逆転がありますし、小さい仕事は小さい仕事で最終的な目標点に到達するには欠かせないということで、それぞれの会社の状況で必要な企画が異なり、常に1発逆転を狙える面白さが生まれます。
今回はもちろんこのバリアントを採用してのセッション。20面サイコロを振って「2」を出す私を馬鹿にしていた方が10面サイコロで同じく「2」を連発とか、とにかく笑える展開で、最後は6分の1を見事に振り当てたプレイヤーが勝利!
確かに「しょぼ?ん><」という状況が多く、運ゲーの要素は満載ですけど、軽くて、笑えて、盛り上がる。とっても貴重な作品といえるでしょう。
ディスカバーインディア

続いてはメビウス便から、『ディスカバーインディア』ですね。
コマを動かしてタイルをゲット!タイルの色を合わせるように自分のボードに配置していく。
まぁ一種のパズルゲーム的な面白さを狙った作品のようですが、これが驚くほど盛り上がりポイントがありません(笑)。
コンポーネントの素晴らしさと反比例するようなこの「仕事させられてます感」が続く状態は、正直肌に合いませんでした。
また一所懸命タイルの色を合わせるように配置しても、得点の入り方が非常に地味で、タイルの色を合わせるよりもむしろボーナスの1点カードを集めていった方が強い感じがしたのも大きく評価を下げるポイントでしたね。
インドの名所を案内したカードは(ドイツ語が読めなくても)とても綺麗で楽しめました。でもそれだけの作品だったかなぁ^^;
ムガル

続いては私の持込み作品から、シャハトの『ムガル』をプレイですね。
まさに往年の名作といえるこちらの作品。シャハトの他の作品(『王と枢機卿』や『コロレット』)に比べるとビックリするくらい知名度が低い作品ですが、スペックは十分それらに匹敵する名作中の名作といえるでしょう。
おのさんがベストシャハト作品に押すのも納得のシステムは、簡単に言えば「一度に2つのものを競る」というもので、「株券として手に入れる」かそれとも「売却する権利を得る」のかを悩ませる部分は秀逸!特にゲーム終盤は他のプレイヤーとの絡みが非常に濃厚で、多くのゲーマーを唸らせる作品に仕上がっているのは素晴らしいですね。
今回は3人でのプレイ。序盤から一進一退の攻防が続きますが、最後の最後で逆転勝利!
ちょっと位置関係が分かり図らい得点ボードとか、どぎついカードのカラーリングとか(笑)、コンポート面ではいろいろ不満点はありますが、あいもかわらぬ面白さは健在。やはり良い作品はいつまでも良いですね♪
バベルの塔

続いても私の持込みで、クニツィア博士の『バベルの塔』ですね。
初めてプレイしたのはもうだいぶ前になりますが、当時は「ハンスイングリュック&クニツィア」といえば、『チグリスユーフラテス』とか、『アメン・ラー』、『サムライ』という偉大な名作が目白押しのラインナップコンビでしたので、かなり期待を込めてセッションに臨んだものの、面白い作品だとは感じながら、やはりそれらの作品に比べたらいまいちインパクトにかけているような気がしてかなりプレイからは遠ざかっていたこちらの作品。
その後けがわさんが自身のブログで絶賛していたりとかして、リプレイ欲求はそれなりに高められつつも、もともと所有していないこともありなかなか機会に恵まれない感じでしたが、先日ふとしたきっかけで安く入手することができたので、今回持ち込んでみた次第です。
けがわさんもさることながら、ネットでは特殊カードを抜くことを推奨されてましたが、今回は久々ということもあり、検証の意味を込めて普通にルールに書かれているように3人でプレイ。
なるほど、時の経過はプレイヤーの評価も変えることもあるんですね。前回はさほど面白みを感じられなかった部分も、あらためてプレイしてみるとなかなかに良く出来た作品であることは理解できました。特に他のプレイヤーとの絡み方などは、独特のプレイ感覚がこの作品には存在すると思います。
今回特に理解できたのは、やはり「特殊カードは不要であるという情報は正しいということ(笑)」。これは特に低人数だと一気にバランスをおかしくする要素で、特に必要性はないですね。今回もこのカードの存在のせいで私の一方的な展開になりゲーム自体は正直成立しない感じでした。
また一緒にセッションなされた方の感想としては「3人だと選択肢が少なすぎてつまらない」というものがありましたが、私はこの辺は逆に3人なら3人なりの切れ味の鋭さを感じ取れたので、十分面白いポイントはあったように感じました。この辺は完全に好みの問題なのかもしれませんけどね^^;
結局、それほど頻繁に遊びたくなるような強烈なクセのようなものは感じられませんでしたが、シンプルで良い作品であることがわかっただけでも嬉しかったです。これを気にこの作品に関してはもう少し遊んでみたいと思います。
ブラフ

締めも私の持込みから、全員で『ブラフ』をプレイ。
この作品に関しては、自身のサイコロの目と、それに対するビットの仕方でいかに自分を演出できるかが楽しいんですよね。強烈な目を振ったときは強烈なビットをして驚かす!これこそがまさに醍醐味です。
今回も2連続で同じ目を5つ揃えてしまった私も、確かに大概は大概なのですが(爆)、それに対して相手にブラフをかけさせるビットをしたということの方が、いかに会心のプレイだったかは是非御理解していただきたいところです。
また、この作品に関しては相手のクセや心理状況、こういう局面ならこういう風に想像している!ということを理解するのもポイント。すなわち相手が振っているだろうと思われる目を想像するだけでなく、それに対して相手がどのラインならブラフをかけてくるか、あるいはかけてこないかを想像するのも大事です。
ですから終盤残りサイコロの数で圧倒的リードだった私が、下家のクセを読みきってギリギリのビットをした結果、運悪く一気に5個全部失うという展開になりましたが、これはこれで全く後悔してませんし、自分では当然のビットだったと自信を持っていえます。
案の定、セッション後に「あの局面、1つでもその目を振っていたらブラフをかけませんでしたよね?」と伺ったところ、「そうだね、1個でも振っていたら振り直ししてたね」と、まさに読みが間違っていなかったことが判明したのが印象深かったです。
勝利と敗北が紙一重のこの作品。必ずしも運だけではない名作と呼ばれる所以ですね!
思いつく限りで他の卓で遊ばれていた作品
・同人ゲームいくつか(タイトルを良く思い出せません)
・ズーロレットミニ
・サンダーストーン
ということで、今年最後のOASEさんのゲーム会は久々にメビウス便を遊べたというラッキーがある一方、そのどれもが今1つ自分の好みに合わなかったのが残念な感じでした。
その一方で自分が持込んだ作品はいずれも面白かったですし、池田さんにオススメされた同人ゲームもなかなかのものでした。たくさんの作品を遊べて全体的には相変わらず満足度の高いゲーム会でしたね。また来年も是非よろしくお願いします。byタカハシ
師走ということもあって、皆さんお忙しいのか、先月まで好調だった客足は一旦遠のき、今月は常連さんオンリー。何とか2卓は動いてましたね。
(ウチも含めて)田舎のゲームサークルなんてこんなもんですよ^^;
久々の和室でまったりゲーム会を楽しみました♪
ピッグ10

まずは、メビウス便の新作ですので・・・ということでこちらの作品からスタート!
『ピッグ10』という名のこの作品。「数字を足していって、ちょうど10になったらカードが取れます。10を超えてしまうと前の人がカードを取ります」というインストを聞いた瞬間から面白さが理解できない私。
特殊カードもほとんど存在しませんし、これはまんま小学校入学前のお子さんと遊ぶ「知育ゲーム」ですよね(メビウスさんはこんな作品を頒布会で流して大丈夫なんですか?)?
案の条セッションが始まっても全く楽しくありません(そりゃそうですよね^^;)。
多人数でプレイしているので、コツとかは一切無く運以外の要素がほとんどありませんし、10のカードを引くともうどうにもなりません(ちなみに今回10のカードが3枚揃った私。これはある意味勝ちに等しい気も・・・w)。
ここ数年どころか、過去の全ての作品の中でもつまらなさで言えば文句無しにTOP3に入りますね。少なくても大人が楽しめる要素は皆無だと思われます。
※あまりにも酷いので、個人的に思いついたバリアント
1.10を超えてもそのまま続行(10の位は無視)
2.(上記に加えて)10を超えたら、獲得したカードは全部放出。
3.2対2のチーム戦にしてみる
テラフォーマー

続いては池田さんのオススメ&持込みで、『テラフォーマー』をプレイ。
あちこちで評判が良いこちらの作品。既に同人ゲームとは思えないパフォーマンスという噂でしたが、はたして本当に期待を裏切らない出来なのでしょうか?
実際セッションをしてみると、なるほどあちらこちらの面白い作品の要素を持ち寄った感じで、ぱっと思いついただけでも『ケイラスマグナカルタ』、『ロールスルーエイジ』、『ドミニオン』などから影響を受けていることが感じ取れます。この作品のデザイナーさんとは直接面識はないのですが、とてもボードゲームを愛好しているんだろうなぁ?という印象を持ちました。
そして実際にプレイしてみると、単なるシステムの寄せ集めでは無く、テーマやバランスを十分に考えてデザインされていることも理解できました。個人的には好きなイラストでは無かったですが、カードのデザインなんかも良く出来ています(全体的なコンポーネントはやはり同人レベルですが、決して悪くは無いです)。
もともと「ワーカプレイスメント」というシステムは、最善手を求めるのでプレイヤーの実力差が出やすく、この作品に関しても、ある程度の作戦が見えてしまうとワンパターン化(というかそれ1択でしょ!みたいな^^;)に陥る要素は否めませんでしたが、色々なカードが用意されているので、1回のプレイでは到底そこまでは評価できないでしょうね。
結局今回のセッションでも、終盤に強力な手を打ち続けた私の圧勝でしたが、それなりにプレイヤー同士の絡みもありましたし、逆転の要素はあまりないのかもしれませんが、これはこれで十分楽しい作品だと思いました。
なんといっても驚きの低価格!同人ゲームファンには特にオススメしたいですね♪
ローマの栄光

続いては、私の持込み&オススメで『ローマの栄光』をプレイすることに。
海外では数年前に発売され、折りしもカードゲームブームに乗って人気を博していた作品でしたが、その同人的ともいえる「パッケージ売り」という手法がなじまなかったのか、国内にはほとんど入ってこず、一部のマニアだけが個人輸入して楽しんでいた作品ですが、ここ最近何故かポツポツと国内に上陸されてきたので思わず入手してしまいました。
英語ルール&英語表記でしたので、さほどルールを理解するのには苦労しませんでしたが、いかんせんタックスシールを貼るまでには至らず、リファレンスで我慢していただきながらのセッションとなりました(笑)。
システムは人気カードゲームの『サンファン』と『魔法にかかったみたい』を足して2で割ったような感じで、プレイヤーボードも用意されていたりと見るからに面白そうです。また実際にルール的にも難しい部分はほとんど無く、言語依存という高い壁以外は文句なしに完成度の高い作品でした。
この作品では「建物を建設して」、「その特殊能力を駆使して」、というお馴染みの要素があるのですが「デッキ構築型」ではない作品の魅力の多くはこうした「発展型」に見受けられるわけで、そういった意味でも『レースフォーザギャラクシー』に匹敵する(そもそも発売時期が同時期ですけどね^^;)面白さを感じ取れました。
一緒にセッションしていただいた方の感想も上々で、これはなかなか良い作品を入手した気がしますね。今後はタックスシールを貼って少しでもプレイアビリティを上げることが命題になりそうです(笑)。
※ちなみにこの記事を書いている時点で既にカードに関しては日本語化が終了してますw
ビッグチーズ

続いては、息抜きに同じく私が持ち込んだ『ビッグチーズ』をプレイ。
簡単な競りシステムで、ダイスの振り合いがとても熱い良い作品ですね。もともと「チーパスゲーム(海外のメーカーで同人的コンポーネントと低価格を売りにしてる)」の作品ですのでコンポーネントは本当に最低限のレベルですが、それに見合わぬ面白さがあるので、たまぁ?に無性にプレイしたくなるんですよね。
バリアントルールの「目標点にちょうどピッタリで勝利!」を採用すると、大きな仕事には一発逆転がありますし、小さい仕事は小さい仕事で最終的な目標点に到達するには欠かせないということで、それぞれの会社の状況で必要な企画が異なり、常に1発逆転を狙える面白さが生まれます。
今回はもちろんこのバリアントを採用してのセッション。20面サイコロを振って「2」を出す私を馬鹿にしていた方が10面サイコロで同じく「2」を連発とか、とにかく笑える展開で、最後は6分の1を見事に振り当てたプレイヤーが勝利!
確かに「しょぼ?ん><」という状況が多く、運ゲーの要素は満載ですけど、軽くて、笑えて、盛り上がる。とっても貴重な作品といえるでしょう。
ディスカバーインディア

続いてはメビウス便から、『ディスカバーインディア』ですね。
コマを動かしてタイルをゲット!タイルの色を合わせるように自分のボードに配置していく。
まぁ一種のパズルゲーム的な面白さを狙った作品のようですが、これが驚くほど盛り上がりポイントがありません(笑)。
コンポーネントの素晴らしさと反比例するようなこの「仕事させられてます感」が続く状態は、正直肌に合いませんでした。
また一所懸命タイルの色を合わせるように配置しても、得点の入り方が非常に地味で、タイルの色を合わせるよりもむしろボーナスの1点カードを集めていった方が強い感じがしたのも大きく評価を下げるポイントでしたね。
インドの名所を案内したカードは(ドイツ語が読めなくても)とても綺麗で楽しめました。でもそれだけの作品だったかなぁ^^;
ムガル

続いては私の持込み作品から、シャハトの『ムガル』をプレイですね。
まさに往年の名作といえるこちらの作品。シャハトの他の作品(『王と枢機卿』や『コロレット』)に比べるとビックリするくらい知名度が低い作品ですが、スペックは十分それらに匹敵する名作中の名作といえるでしょう。
おのさんがベストシャハト作品に押すのも納得のシステムは、簡単に言えば「一度に2つのものを競る」というもので、「株券として手に入れる」かそれとも「売却する権利を得る」のかを悩ませる部分は秀逸!特にゲーム終盤は他のプレイヤーとの絡みが非常に濃厚で、多くのゲーマーを唸らせる作品に仕上がっているのは素晴らしいですね。
今回は3人でのプレイ。序盤から一進一退の攻防が続きますが、最後の最後で逆転勝利!
ちょっと位置関係が分かり図らい得点ボードとか、どぎついカードのカラーリングとか(笑)、コンポート面ではいろいろ不満点はありますが、あいもかわらぬ面白さは健在。やはり良い作品はいつまでも良いですね♪
バベルの塔

続いても私の持込みで、クニツィア博士の『バベルの塔』ですね。
初めてプレイしたのはもうだいぶ前になりますが、当時は「ハンスイングリュック&クニツィア」といえば、『チグリスユーフラテス』とか、『アメン・ラー』、『サムライ』という偉大な名作が目白押しのラインナップコンビでしたので、かなり期待を込めてセッションに臨んだものの、面白い作品だとは感じながら、やはりそれらの作品に比べたらいまいちインパクトにかけているような気がしてかなりプレイからは遠ざかっていたこちらの作品。
その後けがわさんが自身のブログで絶賛していたりとかして、リプレイ欲求はそれなりに高められつつも、もともと所有していないこともありなかなか機会に恵まれない感じでしたが、先日ふとしたきっかけで安く入手することができたので、今回持ち込んでみた次第です。
けがわさんもさることながら、ネットでは特殊カードを抜くことを推奨されてましたが、今回は久々ということもあり、検証の意味を込めて普通にルールに書かれているように3人でプレイ。
なるほど、時の経過はプレイヤーの評価も変えることもあるんですね。前回はさほど面白みを感じられなかった部分も、あらためてプレイしてみるとなかなかに良く出来た作品であることは理解できました。特に他のプレイヤーとの絡み方などは、独特のプレイ感覚がこの作品には存在すると思います。
今回特に理解できたのは、やはり「特殊カードは不要であるという情報は正しいということ(笑)」。これは特に低人数だと一気にバランスをおかしくする要素で、特に必要性はないですね。今回もこのカードの存在のせいで私の一方的な展開になりゲーム自体は正直成立しない感じでした。
また一緒にセッションなされた方の感想としては「3人だと選択肢が少なすぎてつまらない」というものがありましたが、私はこの辺は逆に3人なら3人なりの切れ味の鋭さを感じ取れたので、十分面白いポイントはあったように感じました。この辺は完全に好みの問題なのかもしれませんけどね^^;
結局、それほど頻繁に遊びたくなるような強烈なクセのようなものは感じられませんでしたが、シンプルで良い作品であることがわかっただけでも嬉しかったです。これを気にこの作品に関してはもう少し遊んでみたいと思います。
ブラフ

締めも私の持込みから、全員で『ブラフ』をプレイ。
この作品に関しては、自身のサイコロの目と、それに対するビットの仕方でいかに自分を演出できるかが楽しいんですよね。強烈な目を振ったときは強烈なビットをして驚かす!これこそがまさに醍醐味です。
今回も2連続で同じ目を5つ揃えてしまった私も、確かに大概は大概なのですが(爆)、それに対して相手にブラフをかけさせるビットをしたということの方が、いかに会心のプレイだったかは是非御理解していただきたいところです。
また、この作品に関しては相手のクセや心理状況、こういう局面ならこういう風に想像している!ということを理解するのもポイント。すなわち相手が振っているだろうと思われる目を想像するだけでなく、それに対して相手がどのラインならブラフをかけてくるか、あるいはかけてこないかを想像するのも大事です。
ですから終盤残りサイコロの数で圧倒的リードだった私が、下家のクセを読みきってギリギリのビットをした結果、運悪く一気に5個全部失うという展開になりましたが、これはこれで全く後悔してませんし、自分では当然のビットだったと自信を持っていえます。
案の定、セッション後に「あの局面、1つでもその目を振っていたらブラフをかけませんでしたよね?」と伺ったところ、「そうだね、1個でも振っていたら振り直ししてたね」と、まさに読みが間違っていなかったことが判明したのが印象深かったです。
勝利と敗北が紙一重のこの作品。必ずしも運だけではない名作と呼ばれる所以ですね!
思いつく限りで他の卓で遊ばれていた作品
・同人ゲームいくつか(タイトルを良く思い出せません)
・ズーロレットミニ
・サンダーストーン
ということで、今年最後のOASEさんのゲーム会は久々にメビウス便を遊べたというラッキーがある一方、そのどれもが今1つ自分の好みに合わなかったのが残念な感じでした。
その一方で自分が持込んだ作品はいずれも面白かったですし、池田さんにオススメされた同人ゲームもなかなかのものでした。たくさんの作品を遊べて全体的には相変わらず満足度の高いゲーム会でしたね。また来年も是非よろしくお願いします。byタカハシ
昨年挙げ忘れていたので、挙げときます。参加総数145名でした。
1.カタンの開拓者 [55](騎士と古城[1]、アメリカの開拓者たち[1]含む)
2.ドミニオン [53]
3.プエルトリコ [43]
4.アクワイア [33]
5.電力会社 [32](新版[9])
6.レース・フォー・ザ・ギャラクシー [30]
7.カルカソンヌ [29](ディ・ブルグ[2]含む)
8.パンデミック [27]
9.ディクシット [26]
10.ワードバスケット [25]
11.アグリコラ [23]
11.あやつり人形 [23]
13.バトルライン [22](ショッテントッテン[1]含む)
14.スモールワールド [21]
15.ブラフ [20](ライアーズダイス[2]含む)
15.ル・アーブル [20]
17.乗車券 [19](ヨーロッパ[6]、メルクリン[1]含む)
18.6ニムト [18]
18.ケイラス [18]
20.エルグランデ [17]
20.モダンアート [17]
20.ラー [17]
23.ごきぶりポーカー [16]
23.ラミィキューブ [16]
25.コロレット [15]
26.サンダーストーン [14]
26.ストーンエイジ [14]
26.フレスコ [14]
26.ブロックス [14](ブロックストライゴン[1]含む)
30.キャメロットを覆う影 [13]
30.サンクトペテルスブルグ [13]
30.ボーナンザ [13]
30.マジック・ザ・ギャザリング [13]
30.汝は人狼なりや [13](タブラの狼[4]、究極の人狼[1]含む)
35.キャット&チョコレート [12](ビジネス編[2]含む)
35.シャドウハンターズ [12]
35.ハチエンダ [12]
35.ローゼンケーニッヒ [12]
35.麻雀 [12]
40.テーベの東 [11]
40.ファウナ [11]
40.ブラス [11]
40.頭脳絶好調 [11]
40.魔法にかかったみたい [11]
45.オートモービル [10]
45.お邪魔者 [10]
45.コンテナ [10]
45.ピット [10]
45.ユニオンパシフィック [10]
45.レーベンヘルツ [10](新版[4]、旧版[2])
45.八八 [10]
52.チグリス・ユーフラテス [9]
52.テキサスホールデムポーカー [9]
52.私の世界の見方 [9]
52.蒸気の時代 [9]
56.アベカエサル [8](Q-JET[1]含む)
56.クク [8]
56.ジャイプル [8]
56.メディチ [8](アミーゴ版[1])
56.将軍 [8]
56.倉庫の街 [8]
62.ギャラクシートラッカー [7]
62.ごいた [7]
62.スコットランドヤード [7]
62.スチーム [7]
62.ドメモ [7]
62.トリックマイスター [7]
62.はげたかのえじき [7]
62.バルバロッサ [7]
62.ハンザ・テウトニカ [7]
62.ブクブク [7]
62.ブルームーン [7]
62.もっとホイップを! [7]
62.ロストシティ [7]
75.1846 [6]
75.1856 [6]
75.アーカムホラー [6](新版[2])
75.アラカルト [6](新版[1])
75.インペリアル [6]
75.クイズいいセン行きまSHOW! [6]
75.グリード・インコーポレイティド [6]
75.グレンモア [6]
75.コントラクトブリッジ [6]
75.サンファン [6]
75.シュテルネンヒンメル(十二星座ゲーム) [6]
75.ダンジョンロード [6]
75.マンハッタン [6]
75.マンマミーア [6]
75.リンク [6]
75.将棋 [6]
91.1830 [5]
91.D&D [5](4版[2]、3.5版[1])
91.アップタウン [5]
91.アップフロント [5]
91.ガイスター [5]
91.ゲシェンク [5]
91.コヨーテ [5](ゆっくりあん[3]、パウワウ[1]含む)
91.ジャングルスピード [5]
91.スルー・ジ・エイジ [5]
91.タイタン [5]
91.ダイヤモンド [5](インカの黄金[3]含む)
91.たんとくおーれ [5]
91.タンブリンダイス [5]
91.ティカル [5]
91.デックビルドガンダム [5]
91.どうぶつしょうぎ [5]
91.バトルスターギャラクティカ [5]
91.ばるば★ろっさ [5]
91.ヒストリー・オブ・ザ・ワールド [5]
91.ブロックス3D [5]
91.ホームステッダー [5]
91.メンバーズオンリー [5]
91.ラストナイトオンアース [5]
91.ロンドン [5]
91.交易王 [5]
91.超人ロック [5]
91.宝石商 [5]
91.郵便馬車 [5]
プレイ数+所有数=ゲ-マ-度 今年は108+79=187でした。byタカハシ
1.カタンの開拓者 [55](騎士と古城[1]、アメリカの開拓者たち[1]含む)
2.ドミニオン [53]
3.プエルトリコ [43]
4.アクワイア [33]
5.電力会社 [32](新版[9])
6.レース・フォー・ザ・ギャラクシー [30]
7.カルカソンヌ [29](ディ・ブルグ[2]含む)
8.パンデミック [27]
9.ディクシット [26]
10.ワードバスケット [25]
11.アグリコラ [23]
11.あやつり人形 [23]
13.バトルライン [22](ショッテントッテン[1]含む)
14.スモールワールド [21]
15.ブラフ [20](ライアーズダイス[2]含む)
15.ル・アーブル [20]
17.乗車券 [19](ヨーロッパ[6]、メルクリン[1]含む)
18.6ニムト [18]
18.ケイラス [18]
20.エルグランデ [17]
20.モダンアート [17]
20.ラー [17]
23.ごきぶりポーカー [16]
23.ラミィキューブ [16]
25.コロレット [15]
26.サンダーストーン [14]
26.ストーンエイジ [14]
26.フレスコ [14]
26.ブロックス [14](ブロックストライゴン[1]含む)
30.キャメロットを覆う影 [13]
30.サンクトペテルスブルグ [13]
30.ボーナンザ [13]
30.マジック・ザ・ギャザリング [13]
30.汝は人狼なりや [13](タブラの狼[4]、究極の人狼[1]含む)
35.キャット&チョコレート [12](ビジネス編[2]含む)
35.シャドウハンターズ [12]
35.ハチエンダ [12]
35.ローゼンケーニッヒ [12]
35.麻雀 [12]
40.テーベの東 [11]
40.ファウナ [11]
40.ブラス [11]
40.頭脳絶好調 [11]
40.魔法にかかったみたい [11]
45.オートモービル [10]
45.お邪魔者 [10]
45.コンテナ [10]
45.ピット [10]
45.ユニオンパシフィック [10]
45.レーベンヘルツ [10](新版[4]、旧版[2])
45.八八 [10]
52.チグリス・ユーフラテス [9]
52.テキサスホールデムポーカー [9]
52.私の世界の見方 [9]
52.蒸気の時代 [9]
56.アベカエサル [8](Q-JET[1]含む)
56.クク [8]
56.ジャイプル [8]
56.メディチ [8](アミーゴ版[1])
56.将軍 [8]
56.倉庫の街 [8]
62.ギャラクシートラッカー [7]
62.ごいた [7]
62.スコットランドヤード [7]
62.スチーム [7]
62.ドメモ [7]
62.トリックマイスター [7]
62.はげたかのえじき [7]
62.バルバロッサ [7]
62.ハンザ・テウトニカ [7]
62.ブクブク [7]
62.ブルームーン [7]
62.もっとホイップを! [7]
62.ロストシティ [7]
75.1846 [6]
75.1856 [6]
75.アーカムホラー [6](新版[2])
75.アラカルト [6](新版[1])
75.インペリアル [6]
75.クイズいいセン行きまSHOW! [6]
75.グリード・インコーポレイティド [6]
75.グレンモア [6]
75.コントラクトブリッジ [6]
75.サンファン [6]
75.シュテルネンヒンメル(十二星座ゲーム) [6]
75.ダンジョンロード [6]
75.マンハッタン [6]
75.マンマミーア [6]
75.リンク [6]
75.将棋 [6]
91.1830 [5]
91.D&D [5](4版[2]、3.5版[1])
91.アップタウン [5]
91.アップフロント [5]
91.ガイスター [5]
91.ゲシェンク [5]
91.コヨーテ [5](ゆっくりあん[3]、パウワウ[1]含む)
91.ジャングルスピード [5]
91.スルー・ジ・エイジ [5]
91.タイタン [5]
91.ダイヤモンド [5](インカの黄金[3]含む)
91.たんとくおーれ [5]
91.タンブリンダイス [5]
91.ティカル [5]
91.デックビルドガンダム [5]
91.どうぶつしょうぎ [5]
91.バトルスターギャラクティカ [5]
91.ばるば★ろっさ [5]
91.ヒストリー・オブ・ザ・ワールド [5]
91.ブロックス3D [5]
91.ホームステッダー [5]
91.メンバーズオンリー [5]
91.ラストナイトオンアース [5]
91.ロンドン [5]
91.交易王 [5]
91.超人ロック [5]
91.宝石商 [5]
91.郵便馬車 [5]
プレイ数+所有数=ゲ-マ-度 今年は108+79=187でした。byタカハシ
前回の個別テーマは「アクションポイントゲーム」でした。巨匠クラマーの手による『ティカル』、『トーレス』以来ドイツゲームを代表するゲームシステムといっても過言ではない「アクションポイント」ですが、最近になっても相変わらず優秀なシステムとして機能しているようで、数多くの人気作に盛り込まれていることは、実に普遍性を感じます。ですので奇しくも今回は比較的近年の作品がラインナップを飾りました。いずれも素晴らしい作品ばかりですね!
第1位:ケイオスインザオールドワールド
第1位は『ケイオスインザオールドワールド』ですね。ここ数年の間で世に出た「マルチウォーゲーム」の中では群を抜いて面白い作品だと思います。激しいカード効果、ダイスロールによる戦闘判定などなど、普通であればゲームバランスを取るのに苦労しそうな要素が満載でありながら、見事に「マルチゲーム」として機能しているのは素晴らしいの一言ですね!4つの邪神に成り代わり、この世を制するのは誰か?常に「グハグハ」言いながらプレイするこちらの作品は、文字通り4人プレイ専用ゲームとも言えるかも知れませんね。少なくても4回は繰り返し遊びたくなります(笑)。
第2位:スルーザエイジ
第2位は『スルーザエイジ』ですね。ポスト『シヴィライゼーション』どころか、このテーマの作品では既に文句なしのTOPの座に輝いたといえる本作品は、「アクションポイントシステム」と「社会形態」をリンクさせたことで、歴史という大きな流れを見事に表現しております。ルール量も多く、「マルチゲーム」の要素も満載で非常に敷居の高い作品ですが、1度フルでプレイすれば絶対に2度3度と遊びたくなる名作といえるでしょう(また意外にも「対戦ゲーム」としても優秀ですね♪)。
第3位:ハンザテウトニカ
第3位は『ハンザテウトニカ』ですね。ここ最近はすっかり「カード」をゲームシステムに組み込む作品ばかりが流行の最先端としてもてはやされてましたが、こちらは「プレイヤーボード」と「アクションポイント」を組み合わせるという、シンプルでありながらある意味王道のドイツゲーム路線を継承した本格作品として、実に骨太のシステムで見事な作品に仕上がっていると思います。多種多様な戦略性、他のプレイヤーとの絡みを常に意識しながら戦う必要性がある点などは、ライトなユーザにはちと厳しい作品かもしれませんが、昨今失われつつあるドイツゲームの本流的な面白さを再認識させてくれるという意味においては、まさに傑作中の傑作といえる作品でしょうね。
第4位:ティナーズトレイル
M・ワレス作のこちらの作品。「時間消費」という概念はある意味においては「アクションポイント」と同義で、『テーベの東』では作品全体を通してそのシステムが採用されてましたが、こちらは部分部分で分けて採用することで見事にシステムに組み込むことに成功してます。その結果、常にプレイヤー同士の牽制が生まれ、作品全体を通して駆け引きやタイミングを重視する必要性を生むことで、プレイヤーをゲームに集中させることに成功しているといえるでしょう。サイコロの運要素が多少気にはなるのですが、ある意味「ガチ(運要素なし)」では厳しい作品だったということなんでしょう。かなり細部までしっかりと作りこまれていて、個人的にはかなり好きな作品です。
第5位:ボンベイ
最後は『ボンベイ』ですね。フリーク向けの作品を多く発表してきた「イスタリ社」が、初めて大箱サイズで作品を発表するということで、かなりフリーク向けの作品を想像していたところひょっこり現れたのがこちらの『ボンベイ』でした(笑)。「品物を目的地に運ぶ」という王道のテーマをあえて踏襲し、非常にシンプルでライトな作品に仕上げたのはまさにメーカーの慧眼で、短い時間でしっかりとゲームを遊んだ感を味合わせてくれる貴重な作品としてしっかりと需要と供給に当てはめたのが立派です。堅苦しくなく、それでいてそこそこの作品を求めるユーザーにはオススメですね♪
第1位:ケイオスインザオールドワールド

第2位:スルーザエイジ

第3位:ハンザテウトニカ

第4位:ティナーズトレイル

第5位:ボンベイ

すっかり更新が遅れましたが、先週の日曜日はNBGCの第48回目の月例会でした。
相変わらずいつもの常連さんを中心に細々と開催。
ここ最近はOASEさんが定期的に開催してくださってますので、ウチは隔月くらいでも良いかもしれませんね?。
もうすぐ50回目を迎えるので51回目からは何か新しいことにチャレンジしようかな^^;
<この日の参加者の皆様>
安達さん、池田さん、笠谷さん、スギハラ、野田さん

この日の個別テーマは「アクションポイントゲーム」。『ティカル(シリーズ)』、『トーレス』をはじめとして、一時期ドイツボードゲーム界を席巻したこのシステムは、今で言えば「ワーカプレイスメントブーム」みたいな勢いがあったように思います。また、なお今になっても廃れずに新作が出てきたりしているのも素晴らしいですね♪

こちらは池田さんの持ち込み作品ですね。テーマ的には『看板娘』がフィットするのかな?あれ?『看板娘』って「アクションポイントで」したっけ?1回くらい3セット繋げて15人プレーとかしてみたいです(笑)。

こちらは安達さんの持ち込み作品ですね。ゲームリンク創刊号の『マーチャントギルド』は確かに「アクションポイント」の秀作だと思います。最近出版社移転もあって若干息切れを感じる「ゲームリンク」。付録ゲームも毎回趣向を凝らしているのですが、どうもフリークには向かない(人気が無い)雑誌のようですね。けっこうマニアックな記事とか多いみたいなんですけどねぇ?><一般書店に並ばないのは地味に痛い。
ボンベイ

まずはイスタリの『ボンベイ』からスタート。軽いシステムでありながらそこそこの満足感を味わえるという絶妙の佳作感。私自身はともかく周りにファンが結構いる作品です(スギハラとか大好きみたいw)。まぁいわゆる「目的地に物を運んで得点する?系」の作品としてはシンプルで良くできていると思います。何といっても象さんのコマが素晴らしいですしね(笑)。
セッションは、常に最安値で購入して最高値で売却するという王道の路線を進みつつ、最終ボーナスを効率良く稼いだ私が勝利し、逆にボーナス無視で「売却のみ」に尖った池田さんが2位と、ゲームバランスの良さも光ったのが好印象でした(それにしても軽い、1時間かかっていないくらいでしたね^^;)。
1位:31点=タカハシ 2位:29点=池田 3位:18点=安達&野田 (敬称略)
ポートベローマーケット

続いては久々に『ポートベローマーケット』をプレイ。個人的にはシステムが非常に良く練られた傑作だと思うこの作品。しかし、計算要素が盛り沢山なのと、ちょっとした油断で隙を見せると他のプレイヤーに大量得点をかっさらわれるという初心者泣かせの部分が大きく人気を失っている点で、確かに万人向けではない作品であることは否めません。
この日はお客を引いても引いても「サクラ」しか引けない私と、引いても引いても「上客」を引いてくる池田さんとの差がそのまま得点に繋がる寂しい展開でした。それでも他のプレイヤーが割り込めばもっと接戦になったんでしょうけど、やっぱ初見ですと全くプレイ感が掴めませんよね^^;少なくても2・3回目くらいから本来のスペックが出てくるんでしょうね。
1位:120点=池田 2位:113点=タカハシ 3位:99点=野田 4位:84点=安達 (敬称略)
ラムと名誉

ちょっと早めの昼食休憩後は、久々に『ラムと名誉』をプレイ。S・フェルドは当時まだ無名に近いデザイナーですが、今ではすっかり人気者。やはりアレアシリーズに抜擢されるだけの実力者でしたね。この作品も当時はまだ歴代の名作(『ラー』や『プエルトリコ』)と比較されて今ひとつの人気でしたが、よくよく遊んでみればとても面白い作品だったことが分かります。今回も非常に楽しめましたし、また初プレイだった方からも、「これ、凄く面白いですね!」という感想もいただけました。何よりです。
さて、ゲームの最中に色々と得点できる要素が多いこの作品。多少のコツもあるのですが、どういう風にプレイしてもそれなりに得点を稼げるので「おいてかれた感」を感じないで最後までプレイできるのも初心者向きといえるかもしれませんね。要所に飛び出る「サソリタイム」がかなり盛り上がります♪
最後は経験者の差というか、初期配置の絶妙さを初手番というラッキーを生かして一気に乗組員数を2人も増やした私が圧勝!あの初期配置はないわぁ?^^;
1位:98点=タカハシ 2位:73点=池田 3位:61点=野田 4位:58点=安達 (敬称略)
スモールワールド(拡張全部入り):笠谷さん持込

ここで笠谷さんが会場入り。せっかくですのでお持込みくださった『スモールワールド』を最近日本語版も出た「拡張セット」全部入りで遊ぶことに。何と今回は何かの「拡張セット」の初回特典でもあった「ネクロマンサー」も採用ということで、システムを軽く伺った時点でその「ネクロマンサー役」に立候補。満場一致で異論無く承認されました(笑)。
さて、基本的に「拡張セット」は新しい種族と能力パッチが増えていて、これだけでも凄く楽しいです。サマリーを多用しなければならないのはちょっと煩雑ですけど、何といっても「日本語化」が良く効いています。こういう作品こそ「日本語化」すべきなんですよね!
肝心の「ネクロマンサー」は、いってみれば「ゲームマスター」みたいな盤外の存在に近く、今回は5人でのプレイでしたけど、5人の場合は「4人プレーのゲームに、ネクロマンサーが関与している」という図式を取るようで、のっけから「疎外感」が尋常ではありません(笑)。しかも「平和を愛する」、「英雄の」というネクロマンサーらしからぬ肩書きを頂いた私は、その最凶の組み合わせを如何なく発揮し(どう最凶なのかは実際プレイしてみれば分かりますw)、ゲームの終盤でほとんど「積み」状態に。
結局自分の領地に引きこもって配下となるコマを全部配置した「ネクロマンサー」の圧勝!まぁなんですかこれ、勝っても負けても「ネクロマンサー役はゲームに参加している感が全然感じられない」ので、単純に種族とパッチを増やしてみんなで普通に拡張を遊んだ方が楽しいと思われます^^;
勝利:ネクロマンサー=タカハシ 敗北:安達&池田&笠谷&野田 (敬称略)
ドミニオン:安達さん持込

さて、ここで2卓に分かれてこちらは久々登場の『ドミニオン』ですね。もうこの作品もすっかり世に浸透しましたが、いまだに拡張が出続けているのは根強い人気があるんでしょうね。個人的にはもうすっかり「過去の作品」になっているというか、「真剣に遊んだら面白いのは分かるけど、そもそも「ボードゲーム」じゃないし、システムはどこまでいっても同じだし、あえて積極的にプレイしたいとは思わない」という位置付けで固定されています。もうあと5年くらいは封印した状態でいないと、また夢中で遊ぶ気には到底ならないでしょうね。
今回も「基本セット」オンリーというオールドタイプな環境で、一応ドラフトをしてみたものの、「村」を選ばれた時点である程度勝利への筋道が見えてしまい、ワクワクドキドキが全く無いまま淡々とプレイ。結局王道のコンボを決めた私が終盤は毎回「6点」をゲットして圧勝。『ドミニオン』卒業を心に誓いました(爆)。
1位:31点=タカハシ 2位:25点=池田 3位:18点=野田 (敬称略)
少女兵器大戦:笠谷さん持込

こちらは最近では逆に珍しく思える、いわゆる「デッキ構築型」ではない「カードゲーム」(らしい)、『少女兵器大戦』です。詳しいルールと中身は良く知りませんが、何か昔のホビージャパンのカードゲームシリーズが一周回って、おねぇちゃんネタを盛り込んで復活しているような感じがして、なんというかすごく微笑ましいです^^;
どうもここ最近は「ボードゲーム熱」ではなく「カードゲーム熱」が再燃しているようで、個人的にはもともと自分が望んでいる方向性(もっと「ボードゲーム」にフォーカスされて欲しい)とは別の方向に向かっている気がしてならないのですが、誰もその点を突っ込むことをしていないので、これはこれで時代の流れなんだと思うことにして、あえて黙って放っているのが現状です(笑)。別にかたっ苦しいことを言うつもりもありませんし、しゃっちょこばる気もさらさらないのですが、これだけあちこちのゲームサークルが「カードゲームだらけ」になっている状況をかんがみると、どうしても「なんだかなぁ?!?」という感覚は芽生えてしまいますよね。
勝利:笠谷 敗北:安達 (敬称略)
百科審議官:野田さん持込

こちらは時間が余っていたので、調整もかねて野田さん自作の『百科審議官』を遊ぶことに。紙に直接「ベン図」を表現したのは良いアイデアだとは思いますが、いかんせんちょっと小さい気がしますね。いっぱい付箋が張られてくるとえらく見にくいです^^;
意外にも初プレイという池田さんを交えていざセッション。今回は以前から暖めていた、新機軸の「お題」を採用。ちょっと難しすぎる気もしましたが、実験もかねてあえて試してみました。
池田さんのお題は「回るもの」。野田さんのお題は「文字数が奇数のもの」。で、いずれも途中で看破した私が勝利!肝心の私のお題は「頭文字がアイウエオ順」というものでした。つまり私のエリア(を含むものを含む)を指定されたら、頭文字が「アイウエオ順」になるように単語を書いていくことになります。結果として他のプレイヤーの単語はほとんど拒絶することになりますが、私のエリアだけ見れば「何故か私の付箋しかない」ことに気づくはずですし、それに気づけばそこに「一定の法則性」があることにも気づくかな?と思いましたが、やはり難しすぎたようですね^^;
この作品。一見お題の難しさを競い合うように捕らえがちですが、実はそうではなく、逆に難しすぎるお題はエレガントさに欠け美しくありません。今回の私のお題はやはりちょっと独りよがり感があった気がします(まぁ実験的意味合いもあったので御容赦ください)。
勝利:タカハシ 敗北:池田&野田 (敬称略)
グリモワール:笠谷さん持込

ここで仕事を早めに切り上げてきたスギハラが合流。再度卓分けをしてこちらは笠谷さん持込みの『グリモワール』ですね。結構面白いと評判の作品ですが、個人的にはあまり注目していない作品で、何か気が付くといつも別卓で遊ばれているような気がしますが(笑)、名前は良く聞くので人気はそこそこあるんじゃないかなと思います。
詳しいルールも、内容も知りませんので、リポートもできませんbが、1ついえるのはこれもまた「カードゲーム」であるということ。最近同人ゲームをはじめとして、「新たにゲームを作る」=「カードゲームを作る」みたいな風潮がすっかり定着していますが、できれば「ボード」。これにもうちょっとこだわって欲しいですね?。
個人的には「ボードゲーム」と「カードゲーム」のプレイ割合は5対1くらいでも良いかな?と思うのですが、こればっかりはなんとも・・・。その辺に関する考察はそのうちコラムにでもつらつらと書きたいと思います。
1位:46点=池田 2位:41点=笠谷 3位:35点=安達 (敬称略)
百科審議官(2回目):野田さん持込

せっかく仕事を早めに切り上げては来たものの、既に最終(締め)ゲームをということで、ここはスギハラに自由に選ばせて見たら、何と本日2回目の『百科審議官』を希望しやがりました^^;まぁ大歓迎ですけどねw
さて、既に1戦戦ってること、そのときの私のお題が「新機軸」の新しいものだったことを知ったスギハラ。それに触発されてかなんとも難しいお題を選択。先に答えを言ってしまうと、それは「文字数がそのときの問題数と同じ」というものでした。
つまり、1問目は「1文字の単語」、2問目は「2文字」・・・というもので、これが推理するには凄く難しく、結局3連続で誰も得点できないケースになり途中で終了。点数の差でスギハラが勝利しました。
ちなみに野田さんのお題は「ローマ字に変換した場合に「e」が奇数個あるもの」で、私のお題は「(基本的に)1色のもの」でした。
この野田さんのお題も難しく、「ローマ字に変換・・・」までは辿りついたのですが、その後がわからずじまい。スギハラのも「文字数がどうも・・・」と思い、ためしに1文字多い単語を書いては見たものの、「文字数」が「見た目の文字数(つまり「父」は2文字ではなく1文字)」ということまでは気づけずにはじかれてしまいジ・エンド。
結局この作品における「エレガントなお題」とは、答えを言った瞬間に「なるほどねぇ?!」といってもらえるもの、すなわち相手に気づいてもらえる要素が多分にあるもので無ければならず、その辺がちょっと難しいお題を考えてしまいがちになる熟練プレイヤーのジレンマでもあるといえるでしょうね。
スギハラも「さすがに自分でもこれはねぇ?だろって途中で思った」らしく、しばらく「言葉遊び系」の特殊なお題は封印する!と反省してました。まぁ封印するって宣言してしまうと、他のプレイヤーとしては推理の幅が狭くなってしまって面白くないので、無理に縛りをかけなくても良いとは思うけど、前述のとおり、「相手に気づいてもらおうとするサービス精神」は大事にして欲しいなぁ?とは思いますね^^;
勝利:スギハラ 敗北:タカハシ&野田 (敬称略)
たんとくお?れ:笠谷さん持込

こちらの締めゲームは『たんとくお?れ』。
特にコメントすべきものもはございません(笑)。楽しくプレイできたなら良しです♪
1位:46点=安達 2位:45点=池田 3位:40点=安達 (敬称略)
ということで、この日は「アクションポイントゲーム」と「カードゲーム」と『百科審議官』の日でした(笑)。
次回は年末。中旬くらいの早めの開催です。皆様の御参加をお待ちしております。byタカハシ
相変わらずいつもの常連さんを中心に細々と開催。
ここ最近はOASEさんが定期的に開催してくださってますので、ウチは隔月くらいでも良いかもしれませんね?。
もうすぐ50回目を迎えるので51回目からは何か新しいことにチャレンジしようかな^^;
<この日の参加者の皆様>
安達さん、池田さん、笠谷さん、スギハラ、野田さん

この日の個別テーマは「アクションポイントゲーム」。『ティカル(シリーズ)』、『トーレス』をはじめとして、一時期ドイツボードゲーム界を席巻したこのシステムは、今で言えば「ワーカプレイスメントブーム」みたいな勢いがあったように思います。また、なお今になっても廃れずに新作が出てきたりしているのも素晴らしいですね♪

こちらは池田さんの持ち込み作品ですね。テーマ的には『看板娘』がフィットするのかな?あれ?『看板娘』って「アクションポイントで」したっけ?1回くらい3セット繋げて15人プレーとかしてみたいです(笑)。

こちらは安達さんの持ち込み作品ですね。ゲームリンク創刊号の『マーチャントギルド』は確かに「アクションポイント」の秀作だと思います。最近出版社移転もあって若干息切れを感じる「ゲームリンク」。付録ゲームも毎回趣向を凝らしているのですが、どうもフリークには向かない(人気が無い)雑誌のようですね。けっこうマニアックな記事とか多いみたいなんですけどねぇ?><一般書店に並ばないのは地味に痛い。
ボンベイ

まずはイスタリの『ボンベイ』からスタート。軽いシステムでありながらそこそこの満足感を味わえるという絶妙の佳作感。私自身はともかく周りにファンが結構いる作品です(スギハラとか大好きみたいw)。まぁいわゆる「目的地に物を運んで得点する?系」の作品としてはシンプルで良くできていると思います。何といっても象さんのコマが素晴らしいですしね(笑)。
セッションは、常に最安値で購入して最高値で売却するという王道の路線を進みつつ、最終ボーナスを効率良く稼いだ私が勝利し、逆にボーナス無視で「売却のみ」に尖った池田さんが2位と、ゲームバランスの良さも光ったのが好印象でした(それにしても軽い、1時間かかっていないくらいでしたね^^;)。
1位:31点=タカハシ 2位:29点=池田 3位:18点=安達&野田 (敬称略)
ポートベローマーケット

続いては久々に『ポートベローマーケット』をプレイ。個人的にはシステムが非常に良く練られた傑作だと思うこの作品。しかし、計算要素が盛り沢山なのと、ちょっとした油断で隙を見せると他のプレイヤーに大量得点をかっさらわれるという初心者泣かせの部分が大きく人気を失っている点で、確かに万人向けではない作品であることは否めません。
この日はお客を引いても引いても「サクラ」しか引けない私と、引いても引いても「上客」を引いてくる池田さんとの差がそのまま得点に繋がる寂しい展開でした。それでも他のプレイヤーが割り込めばもっと接戦になったんでしょうけど、やっぱ初見ですと全くプレイ感が掴めませんよね^^;少なくても2・3回目くらいから本来のスペックが出てくるんでしょうね。
1位:120点=池田 2位:113点=タカハシ 3位:99点=野田 4位:84点=安達 (敬称略)
ラムと名誉

ちょっと早めの昼食休憩後は、久々に『ラムと名誉』をプレイ。S・フェルドは当時まだ無名に近いデザイナーですが、今ではすっかり人気者。やはりアレアシリーズに抜擢されるだけの実力者でしたね。この作品も当時はまだ歴代の名作(『ラー』や『プエルトリコ』)と比較されて今ひとつの人気でしたが、よくよく遊んでみればとても面白い作品だったことが分かります。今回も非常に楽しめましたし、また初プレイだった方からも、「これ、凄く面白いですね!」という感想もいただけました。何よりです。
さて、ゲームの最中に色々と得点できる要素が多いこの作品。多少のコツもあるのですが、どういう風にプレイしてもそれなりに得点を稼げるので「おいてかれた感」を感じないで最後までプレイできるのも初心者向きといえるかもしれませんね。要所に飛び出る「サソリタイム」がかなり盛り上がります♪
最後は経験者の差というか、初期配置の絶妙さを初手番というラッキーを生かして一気に乗組員数を2人も増やした私が圧勝!あの初期配置はないわぁ?^^;
1位:98点=タカハシ 2位:73点=池田 3位:61点=野田 4位:58点=安達 (敬称略)
スモールワールド(拡張全部入り):笠谷さん持込

ここで笠谷さんが会場入り。せっかくですのでお持込みくださった『スモールワールド』を最近日本語版も出た「拡張セット」全部入りで遊ぶことに。何と今回は何かの「拡張セット」の初回特典でもあった「ネクロマンサー」も採用ということで、システムを軽く伺った時点でその「ネクロマンサー役」に立候補。満場一致で異論無く承認されました(笑)。
さて、基本的に「拡張セット」は新しい種族と能力パッチが増えていて、これだけでも凄く楽しいです。サマリーを多用しなければならないのはちょっと煩雑ですけど、何といっても「日本語化」が良く効いています。こういう作品こそ「日本語化」すべきなんですよね!
肝心の「ネクロマンサー」は、いってみれば「ゲームマスター」みたいな盤外の存在に近く、今回は5人でのプレイでしたけど、5人の場合は「4人プレーのゲームに、ネクロマンサーが関与している」という図式を取るようで、のっけから「疎外感」が尋常ではありません(笑)。しかも「平和を愛する」、「英雄の」というネクロマンサーらしからぬ肩書きを頂いた私は、その最凶の組み合わせを如何なく発揮し(どう最凶なのかは実際プレイしてみれば分かりますw)、ゲームの終盤でほとんど「積み」状態に。
結局自分の領地に引きこもって配下となるコマを全部配置した「ネクロマンサー」の圧勝!まぁなんですかこれ、勝っても負けても「ネクロマンサー役はゲームに参加している感が全然感じられない」ので、単純に種族とパッチを増やしてみんなで普通に拡張を遊んだ方が楽しいと思われます^^;
勝利:ネクロマンサー=タカハシ 敗北:安達&池田&笠谷&野田 (敬称略)
ドミニオン:安達さん持込

さて、ここで2卓に分かれてこちらは久々登場の『ドミニオン』ですね。もうこの作品もすっかり世に浸透しましたが、いまだに拡張が出続けているのは根強い人気があるんでしょうね。個人的にはもうすっかり「過去の作品」になっているというか、「真剣に遊んだら面白いのは分かるけど、そもそも「ボードゲーム」じゃないし、システムはどこまでいっても同じだし、あえて積極的にプレイしたいとは思わない」という位置付けで固定されています。もうあと5年くらいは封印した状態でいないと、また夢中で遊ぶ気には到底ならないでしょうね。
今回も「基本セット」オンリーというオールドタイプな環境で、一応ドラフトをしてみたものの、「村」を選ばれた時点である程度勝利への筋道が見えてしまい、ワクワクドキドキが全く無いまま淡々とプレイ。結局王道のコンボを決めた私が終盤は毎回「6点」をゲットして圧勝。『ドミニオン』卒業を心に誓いました(爆)。
1位:31点=タカハシ 2位:25点=池田 3位:18点=野田 (敬称略)
少女兵器大戦:笠谷さん持込

こちらは最近では逆に珍しく思える、いわゆる「デッキ構築型」ではない「カードゲーム」(らしい)、『少女兵器大戦』です。詳しいルールと中身は良く知りませんが、何か昔のホビージャパンのカードゲームシリーズが一周回って、おねぇちゃんネタを盛り込んで復活しているような感じがして、なんというかすごく微笑ましいです^^;
どうもここ最近は「ボードゲーム熱」ではなく「カードゲーム熱」が再燃しているようで、個人的にはもともと自分が望んでいる方向性(もっと「ボードゲーム」にフォーカスされて欲しい)とは別の方向に向かっている気がしてならないのですが、誰もその点を突っ込むことをしていないので、これはこれで時代の流れなんだと思うことにして、あえて黙って放っているのが現状です(笑)。別にかたっ苦しいことを言うつもりもありませんし、しゃっちょこばる気もさらさらないのですが、これだけあちこちのゲームサークルが「カードゲームだらけ」になっている状況をかんがみると、どうしても「なんだかなぁ?!?」という感覚は芽生えてしまいますよね。
勝利:笠谷 敗北:安達 (敬称略)
百科審議官:野田さん持込

こちらは時間が余っていたので、調整もかねて野田さん自作の『百科審議官』を遊ぶことに。紙に直接「ベン図」を表現したのは良いアイデアだとは思いますが、いかんせんちょっと小さい気がしますね。いっぱい付箋が張られてくるとえらく見にくいです^^;
意外にも初プレイという池田さんを交えていざセッション。今回は以前から暖めていた、新機軸の「お題」を採用。ちょっと難しすぎる気もしましたが、実験もかねてあえて試してみました。
池田さんのお題は「回るもの」。野田さんのお題は「文字数が奇数のもの」。で、いずれも途中で看破した私が勝利!肝心の私のお題は「頭文字がアイウエオ順」というものでした。つまり私のエリア(を含むものを含む)を指定されたら、頭文字が「アイウエオ順」になるように単語を書いていくことになります。結果として他のプレイヤーの単語はほとんど拒絶することになりますが、私のエリアだけ見れば「何故か私の付箋しかない」ことに気づくはずですし、それに気づけばそこに「一定の法則性」があることにも気づくかな?と思いましたが、やはり難しすぎたようですね^^;
この作品。一見お題の難しさを競い合うように捕らえがちですが、実はそうではなく、逆に難しすぎるお題はエレガントさに欠け美しくありません。今回の私のお題はやはりちょっと独りよがり感があった気がします(まぁ実験的意味合いもあったので御容赦ください)。
勝利:タカハシ 敗北:池田&野田 (敬称略)
グリモワール:笠谷さん持込

ここで仕事を早めに切り上げてきたスギハラが合流。再度卓分けをしてこちらは笠谷さん持込みの『グリモワール』ですね。結構面白いと評判の作品ですが、個人的にはあまり注目していない作品で、何か気が付くといつも別卓で遊ばれているような気がしますが(笑)、名前は良く聞くので人気はそこそこあるんじゃないかなと思います。
詳しいルールも、内容も知りませんので、リポートもできませんbが、1ついえるのはこれもまた「カードゲーム」であるということ。最近同人ゲームをはじめとして、「新たにゲームを作る」=「カードゲームを作る」みたいな風潮がすっかり定着していますが、できれば「ボード」。これにもうちょっとこだわって欲しいですね?。
個人的には「ボードゲーム」と「カードゲーム」のプレイ割合は5対1くらいでも良いかな?と思うのですが、こればっかりはなんとも・・・。その辺に関する考察はそのうちコラムにでもつらつらと書きたいと思います。
1位:46点=池田 2位:41点=笠谷 3位:35点=安達 (敬称略)
百科審議官(2回目):野田さん持込

せっかく仕事を早めに切り上げては来たものの、既に最終(締め)ゲームをということで、ここはスギハラに自由に選ばせて見たら、何と本日2回目の『百科審議官』を希望しやがりました^^;まぁ大歓迎ですけどねw
さて、既に1戦戦ってること、そのときの私のお題が「新機軸」の新しいものだったことを知ったスギハラ。それに触発されてかなんとも難しいお題を選択。先に答えを言ってしまうと、それは「文字数がそのときの問題数と同じ」というものでした。
つまり、1問目は「1文字の単語」、2問目は「2文字」・・・というもので、これが推理するには凄く難しく、結局3連続で誰も得点できないケースになり途中で終了。点数の差でスギハラが勝利しました。
ちなみに野田さんのお題は「ローマ字に変換した場合に「e」が奇数個あるもの」で、私のお題は「(基本的に)1色のもの」でした。
この野田さんのお題も難しく、「ローマ字に変換・・・」までは辿りついたのですが、その後がわからずじまい。スギハラのも「文字数がどうも・・・」と思い、ためしに1文字多い単語を書いては見たものの、「文字数」が「見た目の文字数(つまり「父」は2文字ではなく1文字)」ということまでは気づけずにはじかれてしまいジ・エンド。
結局この作品における「エレガントなお題」とは、答えを言った瞬間に「なるほどねぇ?!」といってもらえるもの、すなわち相手に気づいてもらえる要素が多分にあるもので無ければならず、その辺がちょっと難しいお題を考えてしまいがちになる熟練プレイヤーのジレンマでもあるといえるでしょうね。
スギハラも「さすがに自分でもこれはねぇ?だろって途中で思った」らしく、しばらく「言葉遊び系」の特殊なお題は封印する!と反省してました。まぁ封印するって宣言してしまうと、他のプレイヤーとしては推理の幅が狭くなってしまって面白くないので、無理に縛りをかけなくても良いとは思うけど、前述のとおり、「相手に気づいてもらおうとするサービス精神」は大事にして欲しいなぁ?とは思いますね^^;
勝利:スギハラ 敗北:タカハシ&野田 (敬称略)
たんとくお?れ:笠谷さん持込

こちらの締めゲームは『たんとくお?れ』。
特にコメントすべきものもはございません(笑)。楽しくプレイできたなら良しです♪
1位:46点=安達 2位:45点=池田 3位:40点=安達 (敬称略)
ということで、この日は「アクションポイントゲーム」と「カードゲーム」と『百科審議官』の日でした(笑)。
次回は年末。中旬くらいの早めの開催です。皆様の御参加をお待ちしております。byタカハシ