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     ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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最近つとに思うのが

この趣味はとことんマニアだなぁw

ということです。

自分自身がどっぷりこの趣味にハマっているのに、こんなことを言うのは何ですが、この趣味にかけている時間やお金があれば、もっと他に楽しいことなんかいくらでもできるだろうに・・・とふと我にかえるときがあるのは、きっと私だけではないはずです(笑)。

それゆえに、「一般の人達にももっとボードゲームを普及させたい!」という前向きなコメントをネットの端々で見かける度に、「そうだ!そうだ!」という気持ちと、「いやいや、一般の人には無理でしょ^^;」という気持ちが心の奥底でせめぎ合うんですよね。

ということで、本来我々が目指すべき所は

「ボードゲームを遊んでくれる一般人を見つけること」

ではなく

「ボードゲームにハマってくれるマニアを見つけること」

なんじゃないかなぁ~ということに気が付きました。

そしてさらにそう考えてみると、もう少し別のアプローチも見えてきました。

例えば、全くのボードゲーム初心者に何か作品を紹介するとき、今までは結構お手軽な「カードゲーム」から勧めるという手法をとっていた方(あるいはオススメしていた方)って多いと思いますが、これは「マニアを作る!」という観点からはあまり得策とは思えませんよね。

もちろん私はカードゲームが十分面白いことも、お値段がお手頃なことも、プレイ時間がかからないことも知ってます。でもマニア発掘にはやはり最初が肝心(笑)。ここはちゃんと「ボード」を利用した作品をきちんとオススメすべきでしょう!

また安易に「日本語版」を持ち出すのもどうかと思います。

あえて「外国」というファクターを通すことで(敷居を上げることで)、その人が「本当にこの趣味にのめり込んでくれるのか?」を試すのは非常に意義があることだと思うのです(爆)。

もちろんコマもできるだけ木製で、コンポーネントやイラストもしっかりとした作品がここでは必要とされるのではないでしょうか?

この論点から言えば、最近流行の「とにかく日本語版は普及に役立つ!」という論調に対しても、ソレッテホントデスカ?って多少の反論をかますことができそうです。

ここ10年の国内のボードゲームシーンの推移を見ている限り、ちょっとやそっとではこのマニアックな閉鎖空間が開放されるとは到底思えません。

逆に本当にこの趣味を愛してくれる人達が、末永く楽しめる環境構築(すなわちマニアの増殖)こそ常に我々が目指すべき目標なんじゃないかなぁ?と。

まぁ普及自体は決して悪いことではありませんからね。私自身も一般の友人達に海外のボードゲームやカードゲームを紹介して、凄く楽しんでもらっておりますので、海外のボードゲームを紹介すること自体にはもちろん何らかのプラスの意義があると思います。

でも、最初の段階での心構えとでもいうのでしょうか?何が何でも一般の人たちにボードゲームを好きになってもらおうというスタイルで行くのか、それともある程度この趣味にハマってくれそうな人を狙い撃ちしていこうというスタイルで行くのかでは、最終的に我々が行き着く先に大きな違いがあると思います。

ちなみにですが先日「今現在ボードゲーム初心者に文句無しでオススメできる作品は何か?」という話で仲間内で相談した結果、選ばれた作品は満場一致で

『乗車券』

でした。もちろん「日本語版」ではなく、少なくてもコンポーネントがしっかりしている「英語版」か「ドイツ語版」であるということが必須条件です。それまではボドゲ入門作品としては『カタンの開拓者(日本語版)』がダントツでしたけど、最近では入手難易度と完成度の高さのバランスが一番優れているのは『乗車券』であるという認識はかなり一般的といっても良さそうですね(まぁコンポーネントは木製じゃないですけどね^^;)。

確かに下手に『カルカソンヌ』などを選んでしまって、その面白さを理解するのに時間がかかってしまったり、人気があるからという理由で『アグリコラ』や『プエルトリコ』に手を出して、周りの友人達をポカ?ンとさせてしまうよりかは、万人に即座に面白さが理解してもらえる『乗車券』はまさにベストな選択といえるでしょう(個人的には『ケルト』や『ズーロレット』なども最初の作品として紹介するのは良さそうだなぁ~と感じております)。

とにかく、初心者にはまずはちゃんとした「ボードゲーム」を紹介すること!

これがボドゲマニアを作る土台じゃないですかね?

・・・ボドゲマニアの作り方(ステップ)へ続く・・・byタカハシ