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     ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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スミマセン思わず家の中でデジカメを失くしかけて暫くの間更新ができない感じでしたが、ようやく見つけることができましたので(よかったよかった♪)、先週の日曜日に開催されたNBGCの36回目の月例会の模様をお伝えいたします。この日は朝から激しい雨風が吹き荒れる一日で、そんな中お集まり下さった皆様には本当に感謝×2の気持ちで一杯な感じでした。途中窓の外を横向きに雨が降っていたり、突然強化窓がガシガシ揺れるなど今まで見たこともないほどの強烈な悪天候でしたが、こんな日こそ室内でぬくぬくとボドゲですよね?♪

<この日の参加者の皆様>
安達さん、池田さん、笠谷さん、桜井さん、スギハラ、ゼンさん、野田さん

NBGC準備←この日のテーマは「R・ドーン作品」でした。すでに私の中ではクニツィア博士やトイバー、クラマーなどの名だたる名デザイナーと同列に扱っているほどの人物ですし、その作品の多くが私好みの作品ということもあり久々に前日から興奮した月例会でした。作品の数はそれほど多くはありませんが様々なゲーム賞に輝いたりノミネートされたリしたいずれも珠玉の名作ばかりですので、未プレイの方は是非御注目いただいたいものです。


池田さん持込←こちらは池田さんの持ち込み作品です。意外にもドーンの作品は1つもお持ちではないということ。その代わり新作の「アドアストラ」が見えますね。宇宙を舞台にした作品ということで楽しそうな印象を受けていますのでその内プレイする機会を設けたいものですね。できれば次回も持ち込みよろしくお願いします。また安達さん&桜井さんの持ち込み作品につきましては今回は写真を撮り忘れてしまいました。本当に申し訳ございません><


マーチャントギルド:桜井さん持込

1.マーチャントギルドまずはじめは今月のオススメゲ?ムならぬオススメ雑誌『ゲ?ムリンク』の付録ゲ?ムでもある『マ?チャントギルド』からプレイです。付録ゲ?ムとしては破格の質の高さを誇るこの作品はこの日も大好評で、コンポ?ネントさえしっかりしていれば十分市販レベルという意見が続出でした。私も同感です。国産ゲームに対し積極的なZ?manGameのセヴッチ辺りが目を付けて製品化なんかしちゃったら思わず買っちゃうかもしれませんね。
第1位=18点:桜井&スギハラ&野田 第4位=16点:池田 (敬称略)

ジャンボ

2.ジャンボこちらは少し遅れて来られたため『マ?チャントギルド』に参加できなかった安達さんと2人で『ジャンボ』をプレイすることに。カ?ドゲ?ム大賞にも輝いたド?ンの代表作の1つです。様々な商品の組み合わせを色々なカ?ドの効果を用いながらうまく売却していくことを目的とする作品なのですがこの日は安達さんのカ?ドの引きが抜群で、ほとんど被ることなく商品を売買した結果圧勝されてしまいました。引き運強すぎですよ?><
勝ち:安達 負け:タカハシ (敬称略)

黄金島

3.黄金島ということでここで1回目の卓分け、こちらはド?ンの比較的最近の作品『黄金島』です。以前は「ド?ン移動」という独特の駒の動かし方が特徴だったド?ンですが、この作品以降はそのスタイルを放棄したかのように作品をデザインしています。ですからこの作品のデザイナ?がド?ンだったということに気が付かない人も少なくないようです(笑)。もちろん中味はちゃんと面白い作品である辺りは一流デザイナ?の証でもあるでしょう。
第1位=18点:安達 第2位=11点:桜井 第3位=9点:野田 ※宝島は全員が発見! (敬称略)

アルカディアの建築士

4.アルカディアの建築士続いてはド?ンの才能が溢れまくっていた次期の秀作『アルカディアの建築士』をプレイ。テ?マは建築ですが一種の「株式ゲ?ム」といっても良いこの作品は非常にテクニカルな部分が多く、特にフリ?クを唸らせるほどの魅力を持っています。タイミングをうまく計るだけでなく将来の予想までも視野に入れる必要があるのでどちらかといえば上級者に好まれる傾向があるでしょう。この作品はある意味で「株式ゲーム」ともいえるでしょうね。
第1位=136点:タカハシ 第2位=132点:スギハラ 第3位=128点:池田 (敬称略)

維新回天:安達さん持込

5.維新回天お昼休みのちょっとした合間に安達さん持込みの同人ゲ?ムをプレイ。幕末をテ?マにしたいわゆる『UNO』の改良ゲ?ムでしたが、とにかく色んな要素を詰め込みすぎたせいか非常にテンポが悪く、かなり問題の多い作品でした。テ?マやオリジナルのシステムは悪くないだけにデザイナ?の安易なル?ルの流用はちょっといただけない感じですね。結局勝敗も付かずじまいでしたので、プレイ人数の幅も一考の余地がありそうです。
勝敗つかず(ノーコンテスト)

スモールワールド:池田さん持込

6.スモールワールドこちらはもはや例会の定番になりつつある『スモ?ルワ?ルド』ですね。今回は4人でのプレイということでしたが、結果は防御力の高いトロ?ルプレイヤ?がそのまま逃げ切ったようでした。やはり不慣れな面子ですと防御力の高いキャラクターが安定しそうですね。積極的に攻撃を仕掛けるクセをつけないとマルチゲームでは往々にして負け組です。攻撃は最大の防御とまでは言いませんが、好戦的でないことは不利な面が多いんですよ。
第1位=90点:桜井 第2位=86点:安達 第3位=74点:野田 第4位=笠谷:63点 (敬称略)

ゴア

7.ゴア一方こちらは『ゴア』をプレイ。ド?ンの最高傑作といっても過言ではない名作です!今回久々のプレイでしたがやはりこの作品は最高ですね。私の中で全てのボードゲームの中でもBEST3に入ります。この日は作戦ミスで序盤から過去最高レベルで苦しい展開となり、一瞬たりとも油断できませんでしたが、最後の最後で船が1隻足りなかったスギハラをわずか1点差で振り切っての薄氷の勝利!久々に興奮したセッションでした(^o^)。
第1位=43点:タカハシ 第2位=42点:スギハラ 第3位=30点:池田 第4位=29点:ゼン (敬称略)

戦略空軍:安達さん持込

8.戦略空軍懐かしい?^^;この作品たしか昔持ってましたね。『タンクハンター』とこれを小・中学校の時分に熱中して遊んだ記憶があります。今考えるとかなり大味なルールなのですが、当時はカードゲームの新しい形としてテーブルトークの合間に良く遊んでいました。この不思議なサイズのカードゲームは一時期ブームにもなったんですよね(笑)。あまり長くは続かなかったブームでしたが、今でも遊ばれるなんて息が長いものなんですね^^;
第1位=131点:野田 第2位=96点:安達 第3位=44点:笠谷 第4位=30点:桜井 (敬称略)

マーチャントギルド(2回目):桜井さん持込

9.マーチャントギルド(2回目)何とこの日の朝少し遅刻したせいでプレイ機会を逃した安達さんからリクエストが入ったのでこの日2回目の『マ?チャントギルド』です(しかも2回プレイw)。1戦目は早い段階で「教会」を建てた私がアクション数の多さを活用して圧勝。それに対して非難轟々だったので(笑)続けざまに行った2戦目はそんな私を全員が執拗にマ?クしてのダンゴ状態のセッションでした(笑)。私自身慣れたせいかもう少しル?ルを整えたい感じもしましたね。
1戦目 第1位=22点:タカハシ 第2位=18点:安達 第3位=17点:笠谷&ゼン
2戦目 第1位=18点:安達 第2位=17点:笠谷&ゼン 第4位=16点:タカハシ (敬称略)

盗賊騎士

10.盗賊騎士ここで時間調整も兼ねていわゆる「ド?ン移動」バリバリルール(笑)の『盗賊騎士』をプレイ。基本的にアブストラクトゲ?ムなのですが、そこそこの運の絡みが絶妙で小気味よい佳作だと思います。意外にテクニカルな部分も多く「単純な作品だと思っていたら意外に奥深いですね」なんて感想も。基本的に叩き合いなのと得点のほとんどの部分がオ?プン情報なので真剣にやりはじめると少しダル目ですが、バランスは良くできていますね。
第1位=27点:タカハシ 第2位=20点:笠谷 第3位=16点:安達 (敬称略)

ダイヤモンドクラブ

11.ダイヤモンドクラブこちらはド?ンの最新作『ダイヤモンドクラブ』ですね。前半の一風変わったアイテム入手の競り合いと、後半の建築合戦に加えて、流行のパラメ?タ?要素を加味したこの作品はシンプルにまとまっており、突き抜けた面白さには欠けるもののリプレイ欲求もなかなかの佳作だと思います。若干ですがゲ?ムバランスを壊す要素もあるので、オリジナルル?ルを採用するところも多く、今回もスギハラオリジナルルールを採用したそうです。
第1位=101点:池田 第2位=70点:野田 第3位=67点:スギハラ (敬称略)

ジェノヴァの商人

12.ジェノバの商人さて『ゴア』に続くド?ンのもう1つの傑作といえばコレですね。『ジェノバの商人』です。「交渉ゲ?ム」の中でもかなりハイレベルで面白い作品です。相手の足元を見たり、媚びへつらったり。およそ商人スキルの全てを駆使しないと勝利は見えてこないでしょう(笑)。今回は今までにない「大取引のみ狙う」というアホな作戦をあえて敢行した私。結果非常に目立ち苦労しましたが序盤でのちょっとした投資が最後にものを言っての勝利でした。
第1位=720点:タカハシ 第2位=645点:野田 第3位=635点:スギハラ 第4位=610点:池田 (敬称略)

レースフォーザギャラクシー:池田さん持込

13.レースフォーザギャラクシー面子が面子だったこともあって、締めに軽くレ?スフォ?をプレイすることに。今までにないパ?フェクトな初期手札&場のボ?ナスタイルという状況でスタ?トしたのですが、あまりに余裕な展開だったので途中でなめきったプレイをしたのが運の尽き。そこからカードの引きに全く恵まれず一気にジリ貧となってしまい野田さんお得意の軍事ラッシュに一気に勝負を決められ敗北を喫してしまいました><油断大敵とはまさにこのことですね。
第1位=41点:野田 第2位=36点:スギハラ 第3位=29点:タカハシ 第4位=27点:池田 (敬称略)


ということで、この日はまさにド?ン祭りと呼ぶにふさわしい月例会となりました。彼の作品のほとんどを網羅できたのは嬉しい限りです。またそのどれもがレベルの高い作品であることに今更ながら驚愕しております。今回3回もプレイされた『マ?チャントギルド』など、日本人でも同じようなデザイナ?がいつか現れてくれることを期待しないわけにはいきませんね。

次回は本年度最後の月例会です。年度を締めくくれるような楽しい月例会にしたいと思いますので風邪になぞ負けずに是非ふるって御参加下さい♪お待ちしております。byタカハシ