ここは新潟でボードゲームを楽しむ人達のための集会所です。

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現時点でのゲーム会の予定は下記のとおりです。

NBGCは7月はお休みの予定です。

再開は8月初?中旬の予定です。

※毎年のことですが、7月は早めの夏休みとさせていただきます。

7月19日:OASE新潟7月例会
場所:万代市民会館(13:00?)
参加費:300円(初回、小中学生は無料)
詳細:こちら

是非皆様の御参加をお待ちしております。
まもなく本年度の(ドイツ)年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres = 略してSdJ)が発表されますね。この賞は昔から非常に権威のある賞として有名で、ドイツゲームに興味を持つ人は大抵この賞のトレードマークでもある「赤いポーンマーク」のついた作品から入門(購入)していくことになります。

ですから当然受賞作は無条件で注目されますし、セールスにも影響を及ぼします。またゲームデザイナーにとっては、その後の仕事の件数&評価にも影響を及ぼしますので、喉から手が出るほど欲しい賞の1つといえるでしょうね。

毎年選考委員会がたくさんの中から最終候補作を何作か選び、最終的にその中から1つ大賞を選ぶスタイルで続けられていますが、おおまかな選考の方向性としては、「面白さがわかりやすいこと」にあるといっても過言ではないでしょう。以前はフリーク向けといっても良い作品が選ばれていた時期もありますが、ここ最近はすっかり「初心者向け」といっても過言ではないほど「シンプルなルール」で「面白い」作品が選ばれる傾向にあります。

フリーク向けのゲーム賞は「ドイツゲーム賞(こちらはサイコロマークで有名)」に全て譲ってしまった感があり、以前のようにダブル受賞する作品はほとんどなくなりました。近年でも圧倒的な人気の『ケイラス』や『アグリコラ』に対しても、特別賞を与えるに留まったことから、その傾向は顕著に現れているといっても過言ではありません。

ということで、今回は今年の年間ゲーム大賞最終候補作をそれぞれ個別にレビューすると同時に、受賞作を勝手に予想してみたいと思います(ここ数年自分のゲーム感覚には合わない作品が続けて受賞しているので(多分『ナイアガラ』あたりからずっとですw)、自信は全くありません(爆)。まぁ余興という事で^^;)。

※ちなみに最近某媒体を通じて、ゲームストアバネストの中野さんのCVRを聞く機会がありまして、そこで中野さんも同じような試みをなされておられたことから、私自身多少のインスパイアを受けていることは否定いたしません(笑)。その上でできるだけ自分の見解で予想したいとは思うのですが、同じ作品に対して同じような感想を得ている部分もあるので、そこら辺はどうか御理解いただけると幸いです。

ドミニオン

ドミニオンまずは大本命の『ドミニオン』からですね。まぁ人気、売れ行きの両面からいってこの作品が大本命であることは間違いないでしょうね。2~4人で10歳以上。ルールもシンプルで面白さは保障付きとあれば、年間ゲーム大賞にこれ以上相応しい作品は、今年は他にないのではないでしょうか?いきなり予想終了かもしれませんね^^;できるだけウィークポイントを挙げたいのですが、なかなか見つかりません(笑)。強いて挙げるとすれば、この作品は「あくまでもカードゲームである」ことでしょうか。今までの歴史からいえば「カードゲーム」が年間ゲーム大賞に輝くことはないんですよね。『6ニムト』も『操り人形』もみんな受賞を逃しています。「年間ゲーム大賞はカードゲームに厳しい!」というジンクスが生きていれば、まず受賞は見送られるはずです。また、よくよく考えてみれば、この作品が必ずしも「ファミリー向け」であるとはいえないことに気が付くはずです。「デッキコンボ」を考えたり実行したりする楽しみはどちらかといえばマニアプレイヤーの専売特許であって、(フリークではない)大人と子供が一緒に楽しめる作品ではないという点は年間ゲーム大賞の選考上で大きくマイナスに作用するはずです。大胆かもしれませんが、私はこの作品の受賞はないと見ています(競馬でも大本命は切るタイプです^^;)。

ファウナ

ファウナ続いてはF・フリーゼの『ファウナ』です。相変わらず「F」から始まるタイトルの作品ですが、「2Fシュピール社」からの発売ではありません。フリーゼにしては珍しいケースですね。2~4人で10歳以上。実はこの作品は未プレイなのですが、ルールだけはざっと見てみました。う~ん、なんていうか「動物当てっこゲーム」以上でも以下でもない作品ですね。「当てっこゲーム」としては過去に『バルバロッサ』という作品が年間ゲーム大賞を受賞しているので、可能性が全くないとは言い切れないでしょうけど、どうなんでしょうか。個人的には少し厳しい気がします。非常に面子を選ぶ作品であることは間違いなく、物凄く楽しいセッションであるケースと、そうでないケースで差がありすぎるのではないでしょうか?審査員が遊んだ時がもし前者のケースであれば、もしかしたら絶賛された上での受賞もあるかもしれませんが、熟練の審査員はしっかりその辺は評価してくると思うので、個人的には受賞の可能性は低いと思いました(まぁプレイしていない時点で評価のしようもないんですけどね^^;)。ちなみにクイズゲームとして水準以上の面白さはあると思うので、個人的にはかなり遊んで見たい作品ではあります。

フィンカ

フィンカ続いては『フィンカ』ですね。2~4人で10歳以上。海外の有名ボードゲームサイト「ボードゲームギーク」ではこの最終候補策の中では2番目に評価が低い作品ですね(2009年6月時点)。単純に考えれば、この作品が受賞する可能性は少ないといえるのかもしれません。しかしですね、私個人的にはこの作品は結構評価してるんですよね(笑)。好き嫌いはこのさい別として(どちらかといえば嫌いなタイプの作品なんで^^;)、全体的に非常に良くまとまっていると思いますし、初心者からフリークまでの受け皿が広いことや、シンプルなルールで面白さを伝えている点なんかは、一番年間ゲーム大賞の傾向にあっているようにも思えます。コンポーネントも素晴らしいですし、「普段ボードゲームなんかやらないお父さんが、何故かゲームを買ってきて家族で遊ぶ」というケースを想像した時に、一番しっくりするのがこの作品なんですよね。審査員の中では、他の有力作品の(一般的な)評価が高すぎて、インパクトの点で上回れずにズルズル評価を落とすような気がしないでもないですが(爆)、ここは1つ大穴狙いでこの作品を受賞作として予想したいと思います。まぁ十中八九外れるとは思いますけどね^^;

フィット

フィット続いては『フィット』ですね。1?4人で8歳以上。R・クニツィア博士は昨年『ケルト』で念願の年間ゲーム大賞を受賞したので、この作品で2年連続を狙うわけですが、正直なところ『テトリス』の焼き増し感が強いこの作品が最終候補作に残っているだけでも驚きです。「ボードゲームギーク」でも最終候補作の中で最も評価が低い作品であり、他のノミネート(最終候補に残れなかった)作品に比べてこの作品がどの点で優ったのかを想像するのはなかなか難しいです。確かにルールのシンプルさ、面白さのダイレクトさに関してはダントツでこの作品が上でしょうから、先ほどのお父さんの例でいえば、この作品もそのような作品の1つであるといえなくもないですが、年間ゲーム大賞を受賞するほどの奥深さはこの作品にはないですね。もしこの作品が受賞したら私の中で完全に年間ゲーム賞の位置付けは「無視レベル」にまで落ちるでしょう。私のこの作品に対するここまでの低評価(まぁ別に嫌いな作品ではないのですがw)の理由は、私自身『テトリス』や『ぷよぷよ』等のいわゆる「落ちゲー」をやりまくっていたからかもしれませんが、そもそも1~4人ゲームとして「ソロプレイ」を前提にしている時点でダメですね。

パンデミック

パンデミック最後はこれですね。『パンデミック』。2~4人で10歳以上。今回最終候補作に残った中でも個人的に一番驚いたのがこの作品です(2番目は『フィット』w)。世界的に某細菌が猛威を振るっている中で、この作品が最終候補作に残ったのは色んな意味で凄すぎます(笑)。一体審査員は何を考えてるんだぁ!と聞いてみたいですねw。一般的に「協力型ゲーム」と呼ばれるこの作品が受賞すれば、年間ゲーム大賞の新たな歴史の1ページが刻まれることになるでしょうね。「バイオハザード」という特殊な状況を世界レベルで見事に表現したのは、時事ネタ的にも非常にマッチしていますし、そのシステムのエレガントさやゲームバランスの見事さはデザイナーが狙って出来るレベルを超えた奇跡的な作品だともいえますので、目の肥えた審査員達がこの作品を残したこと自体には全く異論はないのですが、しかしどうなんですかね?ファミリー向けとはいいがたいそのクリアレベルの高さ。どちらかといえばウォーゲームに近い雰囲気。扱っているテーマの深刻さ、などなどからいって、ここ数年の年間ゲーム大賞の路線とはかなり異なるこの作品が、一気に大賞の栄冠に輝けるかは少なからず疑問が残ります。もしこの作品が受賞すれば個人的にかなり「年間ゲーム大賞」を見直すことになると思うので、期待しないわけではないですが、やはり可能性は低いとみるのが妥当でしょうね。


ということで、最終的に私の予想は

◎ 本命 フィンカ
○ 対抗 ドミニオン
▲ 穴  ファウナ
△ 大穴 パンデミック
□ 除外 フィット

となりました。これでもし『フィット』が受賞すれば、私の選球眼のなさを証明することになるので一番面白いのですが(笑)、はたして予想は当たるのでしょうか?また皆さんの予想はどの作品でしたでしょうか?発表は今月末なので楽しみにしたいですね♪byタカハシ
この日は久しぶりにS氏の自宅会がありました。私の友人のZ氏がかねてより『ドミニオン』をプレイしたがっていたので、その要望に答えようと集まったわけですが、そもそもZ氏は仕事仲間(一般人!?)の知人から『ドミニオン』を絶賛&オススメされたらしいということで、巷で『ドミニオン』旋風が吹き荒れているのは間違いのない事実なんでしょうね?^^;ヤレヤレだぜw

ドミニオン

1.ドミニオンということで、早速『ドミニオン』からプレイです。とにかくZ氏は初プレイということもあるので、もう既に100回くらいやったんじゃないかと思えるほど繰返しプレイした「基本セット」の10枚からスタートです。できるだけ丁寧にわかりやすくインストをする一方、いきなりカードの内容が掴みきれない点に関しては「絵柄で体に沁みこませるのだよ!」と乱暴なアドバイスをする経験者の2人(笑)。一通りのルールを説明した後は、実際にプレイしてもらうのが早いだろうと判断して、早速ゲームスタートとなりました。まず最初はこの作品の基本的な動きを覚えてもらうことと同時に、王道のコンボカードをある程度見せてあげること(=コンボが発生するように購入カードのアドバイスをすること)を主眼に、なかば指導プレーが続きましたが、その甲斐もあって1戦目にして早々と「村」&「鍛冶屋」のコンボ(日本語表記あってる!?)を決めはじめると、Z氏はいきなりこの作品の面白さを感じ取ったらしく、すぐさま「もう一回プレイしよう♪」というハマリ状態に突入させることができました(笑)。その後も色々なカードを購入してはその効果を試しつつ、また私やS氏が時折見せる経験者の動きを鋭く感知していくZ氏。この日は「基本セット」だけを数回プレイしただけでしたが、すっかりその魅力に取り付かれてしまったようでした。もともとトレーディングカードゲームの経験があった私やS氏と違い、「デッキ構築」という独特の概念が入るゲームをZ氏が気に入ってくれるかどうかは多少の不安はあったのですが、そんなのは全くの杞憂だったようでした。セッションが終わった後も、「ほら、まだまだプレイしていないカード達がこんなにあるんだよ?^^;」と「基本セット」以外のカード達を見せると、「へぇ?これは暫くは遊べそうなゲームだね?。どこで買えるの?欲しいなぁ?」と、すっかり気に入ったようでした。流石は『ドミニオン』ですね。その初速の速さと中毒性の高さは折り紙付きのようです。もうすぐ拡張セット「陰謀」も出るようですし、この作品は今後も何かと話題になることは間違いないでしょうね。年間ゲーム賞も…!?

フィンカ

2.フィンカここでZ氏は所用で帰らなければならないということで、残念ながらここからはS氏と2人でいつもの「ガチゲー会」になってしまいました。そこでとりあえずはS氏の希望もあったので『フィンカ』のテストプレーをすることに。既にプレイしたことのある私がインストを担当し、また一度プレーした経験からこの作品が「長考しがち」な点を踏まえて、「獲得したタイルは非公開ルール」を推奨してのセッションとなりました。風車状に並んだタイルの上にある駒を動かすことで、色々な種類の「果実」を獲得し、それらを島じゅうに配達することで得点を稼ごうとするこの作品。駒の動かし方によって獲得できる「果物」の数に差が出てくるのと同時に、常に先々までの動きが予測されるので、ついつい必要以上に「長考」してしまうのが実に惜しい作品だったのですが、この日はテストプレーということもあって私自身がほとんど何も考えずに駒を動かしたことが良かったのか、はたまた獲得したタイルを非公開にしたのが良かったのか、非常にテンポ良くゲームをすすめることができました(もともと長考気味のS氏は、やはりところどころで止まってしまいましたが(笑)、それはゲームに必要なダウンタイムの範疇で、私自身は特に気になることはありませんでした←なんせ初プレイですしね^^;)。私自身も「タイル非公開ルール」の面白さ(というよりもプレイアビリティの向上度)を確認できたので非常に意義のあるセッションとなりました。タイルを公開しての「ガチンコプレー」も良いですが、特に多人数でプレイする場合はこの「タイル非公開ルール」はデフォルトで採用してもよさそうな感じですね。失うこと(ゲームの戦略性)よりも得ること(テンポの良さ)の方がはるかに大きい気がしました。もともとこの手のタイプの作品が大好物のS氏は、すっかりこの作品が気に入ったようで、早速お買い上げが決まったほどです(笑)。良いゲームですよね♪

乗車券(拡張:1910US)

3.乗車券(1910US)続いては、もともと『ドミニオン』が終わったら遊ぼうと思って持参していた『乗車券』を久々にプレイしました。何気に「ガチンコゲーム」でも面白いのは既に実証されているのですが、この日は拡張セットの1つ『1910US』を投入してのプレイということで、既に『乗車券』はあきるほどプレイしているS氏も(何気に彼は新潟のドンキホーテで日本語版の『乗車券』を安価で買い占めたほどのツワモノちゃんですw)新鮮味をもってプレイできたはずです。数ある『乗車券』シリーズの中でも、この最初のバージョンは今一つチケットのバランスが悪くて、初心者以外の人にはなかなかオススメできない状態が続いていましたが、この『1910US』という拡張を投入することで、かなり完成度が高くなり、フリークでも立派に遊べる作品にまで昇華したといえます。特に「ビッグシティ(という名の拡張チケット)」は大都市周辺のチケット中心で戦うことになるので、「相手のチケットの完成を阻止する」プレイがより重要になってきて、そのプレイ感覚が全くといって良いほど変わってきます。この日は実に様々な拡張バージョンを繰返しプレイしたのですが(この『1910US』自体いくつもの拡張カードが入っていて、様々な新しいシステム(=チケット)でプレイできるようになります)、特にこの「ビッグシティ」は相手に対する攻撃性が増すので、その新鮮なプレイ感覚の面白さに2回連続でプレイしたほどです。もともとこの拡張セットは「限定版」のプレミアものだったのですが、最近限定のリミットが解除され普通に購入できるようになりました。もちろん日本語版の『乗車券』にもちゃんと対応できるので、最近プレイされないまま家に眠っている『乗車券』を蘇らせるためにもかなりオススメの拡張セットといえるでしょう(ちなみに私が所有している『乗車券』は本当に最初の初期ロットのバージョンなので、カード(列車カードも)が非常に小さく&黒縁で痛みやすく、それらが単に大きなカードに変わるだけでももうけもののセットですねw)。

ル・アーブル

4.ル・アーブル締めはこの作品。「ガチゲー」といえば『ル・アーブル』。『ル・アーブル』といえば「ガチゲー」という図式がすっかり出来上がっている私とS氏の間には(笑)、もはや説明の必要のないこの作品。日本では何故かプレイレポートの少ないこの作品は、もともと多人数でプレイするには不向きな感じのシステムというのがその要因なのかもしれませんが、個人的にここ最近では一番フリーク向けの作品だなぁと思っているので、今後もプレイ頻度は少なくなさそうです。この日も久々のプレイでしたが、やはり面白さは健在で、もはや『アグリコラ』よりも『ル・アーブル』だよな?という意見は我々の共通見解になっているほどです。毎回環境が異なるので、その奥の深さも魅力のこの作品。一度強力な作戦が見えても次の瞬間には別の作戦が見えてきたりと、まだまだ飽きさせないのが憎いですね^^;この日もアグレッシブな作戦に出た結果、建物を建てることをおろそかにしてしまったS氏は、私に100点近い大差をつけられて一方的に敗れたこともあり、「スミマセン、もう一度プレイしてもらっても良いデスカ><」と、なんと泣きの再戦までありました(笑)。締めのゲームとしてプレイしていただけに、まさか『ル・アーブル』を連続プレイするとは思ってもいませんでしたが、楽しすぎるので私に異論は全くなく、「喜んで受けて進ぜよう♪」ということになりました。2戦目はしっかりと建物に手を出すS氏。プレイバランスも非常に良く、食料の確保を船に任せ、大量に増えた「牛」を「焼かずに輸出するw」という鬼技を繰り出し始めた時点で私の敗色は濃くなったのですが、こちらもギリギリのマネージメントを続けながら最後の大型建物や鋼船建造で逆転を図ります。そしてセッション終了時にはほとんど何も資材が残らなかった私に対して、輸出できなかったり建設できなかった資材がかなり余ったS氏。結局はその差が出たのか、ほんの僅かの差で私が逆転勝利をすることができました。最後はお互い非常に満足のいくセッションでしたね(S氏は悔しそうでしたけど^^;)。本年度ガチンコ部門は文句なしでこの作品ですね!


ということで、この日のS氏自宅ゲーム会は『ドミニオン』に始まって『ル・アーブル』に終わるという、ある意味今年を代表する作品が多いゲーム会でした。最近は非常に「攻撃色(=相手に対する干渉度)」が少ない作品が増えてきているせいか、「ガチゲー」にすることで面白さが増す作品が増えてきているような気がするのですが気のせいですかね^^;byタカハシ
少し遅れましたが、先週の日曜日はNBGCの第32回目の月例会が行われましたので、その模様をお伝えいたします。おかげさまでこの日は新しいお客様が2名もいらしてくださり、常連の方達も含めて久々に大勢で楽しめる月例会になりました。

<この日の参加者の皆様>
安達さん、池田さん、大野さん、ゼンざん、笠谷さん、田村さん、野田さん

NBGC準備この日のテーマは「R・クニツィアデザインのゲーム」でした。日本ではかなりたくさんのクニツィアフリークが多いことで有名ですが、実際のところクニツィア博士は名作と呼ばれる作品をいくつもデザインしていますし、また次から次へと作品を発表する人気&多作デザイナーでもありますから、自分でもこれほど博士の作品を所有しているとは思いもよりませんでした。これじゃあいつもの月例会とほとんど変わらないくらいの数ですよね^^;

池田さん持込←こちらは前回よりNBGCに参加いただいている池田さんの持込の作品達です。テーマに沿うというよりかは、御自身が好きな作品を持ち込んでくださったようですね(クニツィア博士の作品は全くないです^^;)。一部の方に『レーベンヘルツ(新版)』を『ドミニオン』と勘違いされていたのは可笑しかったです(笑)。何気に「プレイしたい作品を持ち込んでいただく」のも月例会のテーマの1つなので、今後とも持ち込みをよろしくお願いします♪

大野さん持込←こちらは大野さんの持込みゲームです。クニツィア博士の作品としては『ラー』が見えますね。ウーバープレイ社のリメイク版でタイルが大きくなっているので、もし『ラー』をプレイしたい人がいたら是非こちらでプレイしたいところですね♪それ以外では相変わらずヘビロテなのが『ワードバスケット』ですね。実は当サークルではちょっとした空き時間の合間にかなり繰返し遊ばれています。今回の月例会でも大活躍でしたね!大好きですw

安達さん持込←こちらは安達さんの持ち込み作品です。今回は安達コレクションとしてレガシーな作品は持ち込んでいただけませんでしたが、何気に新作(らしい)作品2つと、クニツィア博士の作品を1つ持ち込んでくださいました。その内クニツィア博士デザインの『キングアーサー』はその昔1回だけプレイしたことがありますが、なかなかに面白い作品だった記憶があります。またプレイしてみたいですね。何気にラベンズバーガーだったんですね。

ストロッツィ

1.ストロッツィまずは5人で『ストロッツィ』からプレイすることに。名作『メディチ』の続編的な位置付けのこの作品は、『メディチ』と『ラー』を融合させたようなシステムで、かなりカードのめくり運に左右されそうなシステムでありながらも、バランスが十分に取られた完成度の高い秀作だと思います。残念ながらこの日は途中で来場された新しいお客様の接待をしながらのプレイとなってしまい、ゲームには本格的には参加できませんでした(スミマセン><)。
1位:220点=池田 2位:215点=野田 3位:180点=タカハシ 4位:135点=安達 5位:115点=大野 (敬称略)

ペンギンパーティ

2.ペンギンパーティということで、こちらは初めてNBGCの月例会に参加してくださったお客様お2人と、もう一人の参加者の方の3名で『ペンギンパーティ』を遊んでいただきました。非常に簡単なシステムですが、クニツィア博士独特のジレンマが非常に効いているので、すぐにゲームの楽しさを味わっていただくことができました。「このゲームは面白いし、ルールも簡単だし、良いですね?♪」といわれると紹介した身としては非常に嬉しいものです。
1位:?6点=ゼン&田村 3位:?7点=笠谷 (敬称略)

ラー:大野さん持込

3.ラーということで、ここで2卓に分かれてこちらは定番の『ラー』ですね。クニツィア博士の代表作で、私が最も好きなボードゲームの1つがこの作品です。今回は残念ながら経験者3名に初心者が1名混じってしまった構成で、あまり好ましい内容のセッションだとは思えませんでしたが、たぶん次にプレイするときには色々コツもわかっていると思うので、さらに面白くなることは請け合いです。また機会があればこの作品をプレイして欲しいですね。
1位:51点=安達 2位:50点=野田&大野 4位:21点=笠谷 (敬称略)

ケルト

4.ケルトこちらは昨年の年間ゲーム大賞受賞作の『ケルト』ですね。今回は半ば当然のように「大人ルール(昇り順のみ)」でプレイしましたが、毎ラウンドの最初の手札が信じられないほど悪すぎて撃沈のセッションでした。「大人ルール」を採用する際には、各ラウンドの最初に「任意の枚数の手札交換ルール」を織り込んだほうがバランスは良くなるんでしょうね(特に4人プレイでは、手札に差がありすぎるとセッション自体が壊れてしまうので)。
1位:57点=池田&ゼン 3位:43点=田村 4位:38点=タカハシ (敬称略)

レーベンヘルツ(新版):池田さん持込

5.レーベンヘルツここで昼食休憩に。何気に軽いゲームで間をつないでいてくださいと買い出しにいった私でしたが、帰ってきてみると『レーベンヘルツ(新版)』が始まっていました^^;う?ん「軽いゲーム」っていったのに・・・><とりあえず切りの良いところで一旦休憩にしてお昼にしましょうとお声がけをしたのですが、結局最後までプレイしてしまったようでした。まぁ別に良いんですけど、お昼を注文されていた方は冷めてしまってチョット可哀想でした><
1位:34点=田村 2位:33点=池田 3位:26点=大野 (敬称略)

WAR OF TERROR:安達さん持込

6.WAR ON TERRORこちらは安達さん持ち込みの新作のようです。あまり良く知らないメーカーの作品でして、まぁ『WAR OF TERROR』というからには何か戦争をテーマにした作品なのかな?という想像はできましたが、カードゲームという事以外は全く内容はわかりませんでした。結局こちらも暫くかかる作品だということで、お腹が減っていましたが昼食休憩は暫く先ということのようでした(完全に「花(お昼の食事)より団子(ボードゲーム)」になってましたねw
1位:10点=野田 2位:4点=笠谷 3位:2点=安達 (敬称略)

操り人形:池田さん持込

7.操り人形ということで買い出し組の私とゼンさんが手持ち無沙汰になってしまったので、時間潰しにタイマンで『操り人形』をプレイすることに。何気にゼンさんは普段奥さんと『操り人形』をタイマンプレイすることが多いらしいのですが、少しルールを間違っていたようでした(2人プレイじゃアサシン抜くとかね^^;)。結局魔法使いや泥棒などのイジワルキャラを上手く使った私が圧勝してしまいました。まぁこの辺は経験値の差でしょうね♪イェ?イw
勝ち:タカハシ 負け:ゼン (敬称略)

コロッサスアリーナ

8.コロッサスアリーナやっと取れた昼食休憩の後は、再度2卓に分かれて、こちらは『コロッサスアリーナ』をプレイすることに。8体のモンスターの中から、自分が賭けたモンスターを最後まで生き残らせるのが目的のこの作品。確かに「迷ったら私が賭けたモンスターを狙うと良いですよ」とインストしましたが、各プレイヤーがどのモンスターに賭けているかがほとんどオープンな状況下でことさら私のモンスターだけ狙うという意味はないように感じました(笑)。
1位:14点=大野&野田 3位:12点=池田 4位:2点=タカハシ (敬称略)

乗車券メルクリン:大野さん持込

9.乗車券メルクリン一方こちらはリクエストがあったようですね。『乗車券メルクリン』がプレイされておりました。乗車券シリーズの中でも最もゲーマーズ向けとも言われるこの作品。凄く面白いシステムなのですが、さすがに経験者との差がありすぎたらしく、旅行者コマを動かすタイミングの取り方や、長距離チケットの引きの差もあってか一方的な展開だったようですね。とりあえず『乗車券』に慣れてからプレイした方が面白さが理解できる作品でしょうね。
1位:160点=安達 2位:127点=笠谷 3位:109点=ゼン 4位:99点=田村 (敬称略)

頭脳絶好調

10.頭脳絶好調続いては、『乗車券メルクリン』まだ終わっていなかったので、『頭脳絶好調』をプレイすることに。個人的にはクニツィア博士に関してはこの作品以降は、コレといって凄い作品は発表されていないなぁというのが正直な所というほどこの作品に関しては評価しているのですが、何気にパズルゲームなので面子によってだいぶ面白さが変わることに最近気がつきました。得点状況がオープンなので、せめてTOPのマークはしたいですね。
1位15点=池田 2位:12点=タカハシ 3位:野田=11点 4位:9点=大野 (敬称略)

ブルームーンシティ

10.ブルームーンシティ続いて再度卓分けをして、こちらは『ブルームーンシティ』をプレイです。クニツィア博士の隠れた名作として有名な本作品ですが、何気に私は初プレイでした。この日は2戦連続でプレイしたのですが、いかんせんいずれのセッションでも私がほとんど一方的な勝ち方だったせいか、他のプレイヤーの方は少し肩透かしを食らったような印象を受けたようです。個人的な感想としては「竜の鱗」ボーナスがかなり重要なシステムだと思いました。
1戦目 勝ち:タカハシ 負け:大野&ゼン&田村
2戦目 勝ち:タカハシ 負け:大野&ゼン      (敬称略)

レースフォーザギャラクシー:池田さん持込

11.レースフォーザギャラクシーこちらは『レースフォーザギャラクシー』ですね。何気に拡張#1入りということでしたが、もともとこの作品自体サークル(のゲーム会)向きのゲームではない上に、メンバーに初心者が含まれているのであれば拡張無しでも良かったかも…と後で思いました。まぁ私が卓についていない時点でどうしようもなかったですけどね><繰返し遊ぶことで面白さが理解できてくるので、どうしても万人にオススメできないのが辛い作品だと思います。
1位:64点=池田 2位:38点=野田 3位:34点=安達 4位:16点=笠谷 (敬称略)

ローマタクシー:安達さん持込

12.ローマタクシー続いては、数名の方がここでお帰りになるということで、再度卓分けをして、こちらは安達さん持込みの新作『ローマタクシー』です。今回は3人でのプレイということでしたが、何気に普通のスゴロク系の作品のようで、実際は色んなルールが盛り込まれているような感じでした(内容に関しては未プレイなので不明です)。カラフルなボードがとても綺麗な反面、コマはチョットしょぼい気がしました^^;個人的に遊んでみたいとは思いました。
1位:58点=野田 2位:22点=安達 3位:10点=笠谷 (敬称略)

イージーカムイージーゴー

13.イージーカムイージーゴーこちらは残った3人でクニツィア博士の軽いゲームをやろう卓ということで、まずは『イージーカムイージーゴー』をプレイすることに。単純な役を作り、タイルを取りあうというシンプルなダイスゲームで、あまり頭を使わないでプレイできる佳作です。もつれる時はとことんもつれますが、あっさり勝負が決まることもあるので、プレイ時間が読み辛いのが特徴ですが、やはり3人では少しあっさりしすぎた感がありました(笑)。4人以上推奨ですね。
1戦目 勝ち:池田 負け:大野&タカハシ
2戦目 勝ち:大野 負け:池田&タカハシ (敬称略)

フロカティサーカス

14.フロカティサーカス続いては往年の名作『フロカティサーカス』です。その昔プレイステーション2で発表されていた「ヨーロッパゲームコレクション」にも入っていたので、プレイしたことがある人は多いかもしれませんね。どこまでカードをめくろうかというバースト系の要素と、直接攻撃色の高いイベントカードが、乱暴なようでかなりイイ感じのバランスを出しているカードゲームの傑作です。やはりクニツィア博士はカードゲームをデザインするのが上手ですね。
1戦目 1位:69点=大野 2位:52点=タカハシ 3位:49点=池田
2戦目 1位:61点=タカハシ 2位:48点=大野 3位:38点=池田 (敬称略)

ポイズン

15.ポイズン続いてもカードゲームです。『ポイズン』ですね。3色のカードをプレイしていって、それぞれ13を越えてしまう場合はカードを引取らなくてはならないという良くあるルールなのですが、引き取った数が最も多い場合は逆に失点が全てチャラになるというのが良くできたシステムで、手軽に遊べて面白いカードゲームなのですが、流石に3人でプレイする作品ではなかったようでした^^;協調プレイをしないようにすると俄然面白くなります(笑)。
1戦目 1位:?4点=池田 2位:?16点=大野 3位:?20点=タカハシ
2戦目 1位:?12点=タカハシ 2位:?14点=大野 3位:?27点=池田 (敬称略)

モダンアート

16.モダンアート続いては残ったメンバーで『モダンアート』をプレイすることに。ありとあらゆる「競り」の形態を楽しめるということで、「競りゲーム」マイスターのクニツイァ博士の代表作に挙げられることも多いこの作品。私自身も久々のプレイできたが非常に楽しくプレイすることができました。派手に絵を買い付けて売りさばく人、逆に他人に売りつけることで利益を稼ぐ人、色々な思考が飛びかう良いセッションで、最後の最後まで勝敗がわかりませんでしたね♪
1位:$446,000=タカハシ 2位:$422,000=野田 3位:$370,000=大野 4位:$356,000=池田 (敬称略)

ゲシェンク:池田さん持込

17.ゲシェンクト締めは軽いゲームでと提案したところ、池田さんからリクエストが入ったので『ゲシェンク』をプレイすることに。何気に持ち主さんでしたが未プレイだったので是非プレイしてみたかったとのこと。何気にそういうリクエストは大歓迎です♪今回は最後の最後で見事にカンチャンが埋まった大野さんが大逆転での勝利というこのゲームの面白さが最大に出た楽しいセッションでした!いやぁまさかあのスキマが埋まるとは思いませんでした^^;
1位:?37点=大野 2位:?52点=タカハシ 3位:?66点=池田 4位:?75点=野田 (敬称略)

ということで、久々に大量のゲームを消化したゲーム会となったこの日。新しいお客様をお迎えすることもでき非常に有意義な月例会となりました。

また月例会の合間には遠く離れた名古屋のゲーム仲間から「フラッシュのお題を下さい」という電話も入ったりとかして、今この瞬間にも日本全国で自分達と同じようにボードゲームを遊んでいる人達がいるんだなぁと実感させられたりもしました(笑)。

そうそう1つ抜けたゲームがあるんですよね。池田さんが持ち込んでくださった『アヴェカエサル』の新版を6人でプレイしたのですが、写真を撮り忘れていたのと、結果の記録もなかったので非常に残念ですが今回はレポートを省略させていただきます。

※一応観想的なものを述べさせてもらうと、「新版」の『アヴェカエサル』はコースレイアウトが変更されている(ピットレーンの出入り口がよりキツイレイアウトになっています)ので「他人の邪魔をする要素」が非常に増えていて、良くいえばよりゲーマーズ向けになったといえますが、悪くいえばいわゆる「仕事」をするプレイヤーや、細かな駆け引きを全員が理解しないと良いセッションが成り立たないものになったことで、旧版のような単純な面白さがなくなったような感じがしました(実際帰宅してから自分が所有する旧版のレイアウトをみてその辺は痛感しました)。特に今回のように初心者の方がいるような状況では、あまり積極的にオススメできない作品だなぁと感じてしまったので、個人的にはこのリメイクは失敗だったように思います(4人プレイ専用の『アヴェカエサル』としてなら十分機能しそうな気もしますが・・・)。

今回は朝から非常にカード運に恵まれない1日で、久々にボロボロの内容でしたが、それでも新しいお客様をお迎えできたので凄く楽しい一日を過ごすことができました。反省点としては、あまりゲーム慣れをしていらっしゃらないプレイヤーの方に少し難しいゲームをさせてしまったかなということが挙げられます。特に自分がインストしない方の卓にそのようなプレイヤーを回してしまったのは大きなミスだと思いました。

それでも新しいお客様のいずれの方にも「楽しかったの機会があれば是非また参加させてもらいます」といっていただけたのは幸いです。毎年恒例のように、NBGCは7月は活動を休止するので、次回は8月以降となってしまうのが少し残念&心配ですが、また積極的に参加していただければ、今回以上のおもてなしができるように努力したいなぁと思います。

それでは2ヶ月近くお休みをいただきますが、また次回お待ちしております♪byタカハシ
最近ブログというものが浸透してきたせいか、以前は少なかったボードゲーム関係のサイトも最近ではだいぶ増えてきたような気がします。

他の趣味に比べても、やはり多くの方がインターネットで情報を集めることが多いのが、「ボードゲーム」という趣味の特徴でもあると思うのですが、今日はそんなボードゲームに関して様々なレビューを行っているサイトを、あえて勝手に分析してみようと思います(笑)。

『中学生日記型』

まず最初は、「中学生日記型」と勝手に呼んでいるタイプです。某テレビ局のドラマみたいに「社会派」とかいうことではありません(爆)。いわゆる「今日はこんなゲームを遊びました。楽しかったです♪」というように小学生の夏休みの絵日記のような(中学生ちゃうんかいっ^^;)感想をひたすら述べるようなレビューです。これは当ブログも含めて多くのボードゲームサイトが該当するタイプです(決して悪い意味ではないです)。

その有用性としては、非常にストレートにボードゲームを遊ぶ楽しさや雰囲気を伝えることができる点にあると思いますが、一方でゲームの展開や状況を省略してしまうと、本当の意味でただの「日記」になってしまうことでしょう(笑)。

『取説型』

続いてはこれです。いわゆるテレビゲームの取扱説明書のように、ただひたすらゲームのシステムを紹介するものです。資料的価値が非常に高いので、レビューとしては一般的に評価される傾向にあると思われます。

が、一方であまりに詳しく解説してしまったり、また一部攻略法みたいな部分まで踏み込んでしまうと、初心者や他のプレイヤーと差がつきすぎてしまったり、また自分でゲームの面白さを発見する楽しみや、初めてそのゲームに触れるときのドキドキ感が薄れるなどの障害も発生する可能性があります。

『ミシュラン型』

最後はコレです。いわゆるレビュアーの個性を基にした格付等がされていたりするもので、まさにレビューの最たる形ともいえるものです。あくまでも個人ベースではありますが、面白いorつまらないの所感が添えられていれば、購入を考える際の参考にもなりますし、多くの作品を紹介すればするほど「ある程度の権威」を与えられることになります。

しかし、一貫した評価基準を持たない(いわゆる個性が感じられない)場合は、「中学生日記型」とさほど変わらないレベルに落ちてしまったり、またあまりに多くの作品を次から次へと紹介することで、評価基準にブレが出る(グルメ界では「舌が馬鹿になる」ともいいます)こともあります(特に「勝ち負け」はレビューに大きな影響を及ぼすので注意が必要です)。

さらには、あまり一般的とはいえない作品ばかり紹介していると、あまりにマニアックすぎて「もはや自慢にしか聞こえない」といったことにもなりかねません。つまり近所の美味しいラーメン屋さんを紹介して欲しいのに、ヨーロッパの裏通りの隠れた名店の味を紹介されても、普通の人にはあまりピンと来ないということです。

とまぁ大まかに3つのタイプに分類してみました。

ほとんどのサイトはこれらの複合体です。

特に最近ではレビューサイトが増えてきたこともあって、以前に比べて本当に情報量が増えてきています。発売前から話題になったり、一般流通前に情報が流れたりなんてざらです。またブログという気軽なツールのせいか、かなり率直に感想を述べる方が増えてきています。

ですので、あえて断言してしまいますがw

100%信頼できるレビューはありません(笑)!

私自身も、できるだけ沢山の面白いボードゲームを紹介したいなぁと常日頃考えていますが、私自身が「面白い!」と思う基準と、世間一般の皆さんが「面白い!」って思う基準はだいぶ違うとは自覚しています^^;

「面白いゲームはあくまでも自分で見つけるもの!」

ということは、どうか自覚していただきたいのと同時に、その上で暖かく見守っていただけると、多くのレビュアーはさらに面白いレビューを書こうと頑張ってくれると思います♪

ちなみにですが、こうしたボードゲームの各種レビューをかなりイイ感じで活用するために、まずは自分の感性にあったレビュアーさん(その方が「面白い!」と言っている作品が自分と被ることが多い等等)のサイトを探すところからスタートするのはかなりオススメです!当ブログもなるべく多くの人に共感を得ていただけるように努力しようかな(え、無理^^;)?byタカハシ
先週の日曜日は長岡ボードゲーム愛好会さんの月例会に参加させていただきました。いつもはNBGC常連のAさんと一緒に参加させていただいているこちらの月例会。最近はすっかり常連化してしまっておりますが(笑)、この日は何と先日のOASE新潟さんの月例会で知り合ったHさんや、前回のNBGCの月例会に来てくださったIさんも一緒に参加希望ということで、新潟方面からは総勢4名で会場入りという感じでした。今までは3名で参加というのが最高でしたが、もともとガソリン代(また値上がりしそうですよね?><)を人数で折半しているだけに、大人数での参加は、ゲーム会の人数的にも、お財布的にも、嬉しい感じです♪

ヴァイキング

1.ヴァイキングこの日は12名もの参加者がおられたので(羨ましい^^;)、とりあえず卓分けをしてまずは『ヴァイキング』を4名でプレイすることに。何だか久々にプレイしたくなってこの日持ち込んでみたこの作品は、M・キースリングの単独名での発表となる珍しい作品で(彼はW・クラマーとのコンビで数々の名作を世に送り出しているので)、数年前に発表されたのですが、日本ではあまりプレイされることがないまま今日に至っておりますが、実際問題としてこの作品はキースリング自身のゲームデザイン能力の高さを証明する紛れもない「隠れた名作」だと私は考えております。ある程度ドイツゲームに慣れ親しんだプレイヤーなら、一度でもプレイすればすぐにこの作品の素晴らしさを理解できるとともに、「何故今までこの作品をプレイしなかったんだろう?」と思うことは必至です!つい先日クラマー&キースリングの黄金コンビは『片目の海賊』という新作を発表しましたが、私の中ではこの『ヴァイキング』のイメージが強く残っていたのか、あるいはまた同じようなテーマを扱っていることもあってか、作品としての奥の深さが段違いだなぁという印象を受けてしまいました(もちろん『ヴァイキング』の方が上です)。最近では珍しい「ド真ん中直球ストレート」の本格ドイツゲームとして価値ある作品といえるでしょう。この日は久々のプレイということもあって、島の配置&コマの配置の美しさを追求するあまり、得点面での優位性を失念してしまったのが敗因で、かなり綺麗に島タイルとコマを配置できたのですが、得点に特化した配置をしたプレイヤーに僅差で負けてしまいました。このゲームは「美しさよりも効率」ですね^^;いやぁそれにしても面白かったです♪

キャントストップ

2.キャントストップ続いては、昼食前に軽くもう1ゲームということで、再度卓分けをしてコチラはまたまた私持ち込みの『キャントストップ』です。何気にこの日のコンセプトは「新作は一切持ち込まない(笑)!」というものでしたので(新作自体あまり買っていないというのもありますがw)、往年の名作ダイスゲームにお付き合いいただくことにしました。でもまぁ、これはやはりというか往々にしてあることなのですが、最近ボードゲームを始めた方たちの中には、こうした過去の名作に関しては未プレイという方が少なくなく、この日も私以外は全員未プレイという状況でしたので(ちょっとこういう状況は寂しさもありますね><)、こうしたゲーム会に積極的に持ち込んで普及に努めるのは、持ち主の責任かな?とも思いました(笑)。さて、(いつもどおりというか)この日はダイス運が本当にチョボチョボでして^^;ゲーム開始から5順くらいは盤上に私のコマが1つもないという状況が続き、既にいくつもコマを置いている他のプレイヤーの皆さんの眼中からは完全に消えてしまっていたのですが(笑)、ここから怒涛の反撃を開始して、何と最後は逆転の勝利が見えるところまで盛り返してしまいました(やはりダイスゲームは気合ですw)!がしかし、何度も優位な状況でバーストを続ける流れは遂に途切れることはなく(爆)、どうしても最後の最後で運に見放される感じで撃沈してしまいました。いやぁこの作品に関してはどうしても気合でダイスを振り続けてしまうので、大事な勝負どころで自制が効かなくなるのはまさに「キャントストップ」ですね?(止められない♪止まらない?♪)^^;

アヴェカエサル

3.アヴェカエサル近くの定食屋さんで美味しいお昼を食べた後は(何気にお酒が入る方もおられましたがw)、一気に参加者が半分になってしまったこともあり、ここで6人全員で『アヴェカエサル』をプレイすることに。何気にこの『アヴェカエサル』は(新版)ということもあって、MAPデザインがオリジナル版とかなり違います。何か鈴鹿サーキットみたいに立体交差とかあったりしますが^^;、もともと映画『ベンハー』のイメージが強い私としては、立体交差にはチョット違和感を感じたりします(まぁそれでも『Qジェット』に比べてオリジナルのリメイクなんでその辺はマシですがw)。ボード自体が小さくなっていることもあってか、その辺はしょうがなかったのかもしれません。むしろそれよりも私が気になったのは、ボード全体が小さくなってるのにも関わらず大きいままのコマとか、裏面が一緒(色別に区別されていない)のカードとか、コンポーネント面で多少問題アリかなと感じました。一方でピットレーン(皇帝前の例のマスw)のマスの数や、その入口&出口の狭さはより戦略的になっていて良い感じでした。この日もピットレーン出口で666のオーメンという最悪の事態を引き起こしたプレイヤーがいて、一気にトップから5位(ちなみにその後にいた私は道連れに最下位まで陥落w)まで落とされるという悲しい事態が発生したのは悲劇でした><どんなに少ない可能性でも66という手札でピットレーンにトップで入るのは危険です。今までにも何人もそうやってハマったプレイヤーを知っています(笑)。特にこの新版では入口と出口が締っているだけに注意が必要でしょうね。

トーレス

4.トーレス続いては再度卓分けをして3人で『トーレス』をプレイすることに。こちらもこの日私が持ち込んだ作品の1つでした。前述のW・クラマーとM・キースリングが2000年に発表したこの作品は、その前年にボードゲーム界に「アクションポイント制」という画期的なシステムを登場させた『ティカル』をそのまま継承するような形で発表され、年間ゲーム大賞に2年連続でコンビで輝くという快挙を成し遂げた作品でもあります。後の多くの作品に影響を及ぼしたといっても過言ではないこの作品は、今では(年間ゲーム大賞受賞が)考えられないほど上級者向けのパズルゲームでもあるのですが(実際このようなタイプの作品が年間ゲーム大賞に輝いたのはこの作品が最初で最後といえるでしょう)、そのエレガントなシステムが今現在でも全く色褪せていないのは素晴らしい限りです。凄く1手番1手番を考えてプレイしなければならないシステムですので、長考はある程度デフォルトですし、また他人への干渉も決して少なくなく攻撃色も高いことから、完全にフリークと初心者を同じ卓に入れてはいけない作品の1つですが(笑)、その敷居の高さを別としても是非一度はプレイしてみるべき作品といえるでしょう。この日は3人でのプレイということもあって、通常よりもプレイテンポは良かったですが(それでも他のゲームに比べれば十分遅いですけど^^;)、1回目&2回目の決算で考えなしにTOPに立ってしまったこと&特殊カードの引きが過去最高に最悪(欲しいカードが一番下に眠っていました→基本ルールでのプレイだったので)ということもあって、3セット目の王様ボーナスを逃すという痛恨の事態に陥ってしまった結果、惨敗に近い形での敗北でした。後から考えるとプレイミスも多く、かなりダメダメでしたね。次回リベンジを誓いますw

ピーパー

5.ピーパーここで再び全員で遊べるゲームを!ということで、これまた私が持ち込んでみた『ピーパー』をオススメしてみました。ルールも簡単ですし、6人まで遊べるので非常に重宝する作品ですが、いかんせんチップやマットを用意しなければならないのがプレイ頻度を減らしているとは思います。ただ慣れてくるとかなり面白いゲームだとは思うので、まずは今回は紹介代わりに6人個人戦を遊んでみました。基本的にルールはトランプの「大貧民」に近いので、大きな混乱もなくスタートしたのですが、あっさりと私が勝利した第1戦目が終了した時点で「これは手札を貯めて勝機を窺うプレイをしちゃダメだ!」ということに全員が気づき(笑)、それ以降はかなりイイ感じで叩き合いが始まりました。トランプの「大貧民」と違って、上がりプレイヤーがでたら即終了なので、とにかく手札が悪い時はできるだけ失点を減らすようにプレイしなければならないので、悪く言えば「手札次第で勝負が決まってしまう」のですが、良く言えば「初心者でもどんどん牌を出していくプレイが楽しめる」ので、全体的な難易度がそれほど高くないのがイイ感じです。また「マイン」や「リターン」といった特殊ルールが良く効いていて、ファミリーゲームとしてはかなり面白いと思います。一方で繰返し遊ぶことで楽しいこの作品は、色んなボードゲームが用意されるようなゲーム会では、この作品だけを何度も繰返し遊ぶという状況にはならないと思うので、どちらかといえば温泉とかのお泊り会に「このゲームだけを持ち込む!」といった状況でないと、なかなか本領が発揮されないかな?とは思います。まずは「1日(半日でも良いですけど^^;)ピーパー」を目指して欲しいですね?♪

通貨危機

6.通貨危機続いてはAさんが地元で遊んで楽しかったということで、この日持ち込んでくださった『通貨危機』をプレイすることに。何気に関西での同人ゲームの雄「サクラ会」さんの作品ということもあって、同人ゲームをあまりプレイしない私としても少し期待していたのですが、結果から言うとかなり微妙な感じの作品でした。ルール説明を聞いているときは「なるほど?」と思わず感心させられてしまうシステムでもあったのですが、一方で「そのルールだと実際カードの引き運じゃないデスカ?」という予感もあったので、何ともいえない感じのままプレイがスタートしたのですが、やはり悪い予感は当たるもので、数順プレイした段階でかなり「面白さが理解できない」状況に陥ってしまってダメでした。本来であれば通貨レートが上昇しても(バーストしても)、最後にそれらのカードは手元に入ってくるのですから、全員がガンガン引いていくのが常套のプレイなのでしょうけど、最初のプレイということもあってか、ほとんど全員がかなりチキンにプレイしてしまったのが第1の問題点で、第2の問題点はそれを踏まえた上でもやはりカードの引き運にだいぶ左右されそうな点でした。流石に6人もいると獲得したカードのカウンティングも大変ですし、そうなるとイベントカードの対象を選ぶのも一苦労ということで、個人的な感想としては流石は「サクラ会」さんのゲームだね!という光る部分があるのを認める一方で、それでも全員がその面白さを理解できるようなセッションを行うのはなかなか難しいんじゃないかな?と感じたのが正直なところでした。ゲームバランスがピーキーなのは同人ならではでしょうから、このレベルでも十分完成度は高いとは思いますけどね。

ブラフ

7.ブラフ締めは『ブラフ』でした。何気に新潟では『ブラフ』はあまりプレイされる機会が少ないので、積極的に持ち込む作品の1つとして私の中では既に定番化しています(笑)。この作品の面白さは、「想像力を働かせること」にあって、それは単純に確率論として「今現在この”目”は何個あるんだろう?」と考えることではなく、「何故このプレイヤーはこのビットをしたんんだろう?」ということを頭の中で想像することにあります。ですのでこの作業を最初から放棄している人は、その時点でかなり勝率が落ちると言わざるを得ないほど、実はこの作品は奥が深いです。単純に「ハッタリのビットであるのかどうか?」からスタートして、「(相手が)どのような状況を想像してビットしたのか」をイメージすることこそがこのゲームの最も本質的な部分であるといえるでしょう。各プレイヤーの思惑が交差する瞬間があり、またそれが思わぬ方向に裏切られたりするのがこの作品の魅力でもあり、私が長年愛する理由でもあります。この日は私を入れて残り3人。残りサイコロの数は4個・3個・2個(私)という状況で、上家(3個)が「4が3つ」という消極的なビットをしてきました(サイコロ9個の期待値は3なので)。私自身の目は2と5。ですのでこの時点での単純な4の期待値は2.6しかないのですが、上家が1個も4を振っていないということは想像しにくいので(仮に1個でも振っていれば期待値は3個に上がります)、単純にブラフはかけられません。ですので、それまでのゲームの流れやプレイヤーの思考パターンなど踏まえた上で散々悩んだ挙句、ここで私は上家の振った目を「4&☆&何か」と想像することにしました(これはこの段階で一番ありそうに思えました)。また下家も「4を2個以上振っている」と想像します(この辺りは勘です^^;)。ということで、私が取った行動は「振り直しをします。2を残して”4”が4つでお願いします!」という常識外れの奇手でした。普通なら振り直しの際に残した数をビットするところを、あえて違う数をビットするという勝負手に出たのです。すると下家はあっさりこのビットを受けて「5が4つ」と宣言するではないですか(この瞬間私の頭の中では「下家が☆を2つ振っている!」と確信しました)。これに痺れた上家は悩んだ末に「4が5つ」と宣言します。さて、ここで私が先ほど振り直した目を見てみると、何と☆を振っているではありませんか(流石はスターマンw)!。十分な間と絶妙の呼吸で「☆4つ!」と高らかに宣言します。流石に下家は残り8個中4個が☆だとは想像ができません。当然のように「ブラフ」をかけてきます。果たして他のプレイヤーの手は、上家が「☆&4&3」、下家が「☆2個&3&5」でした(予想完璧!)。ニヤリと笑いながら☆をみせる私。この瞬間がブラフをプレイしていて最高に面白いですよね♪結局色々あって(やはりこの日はダイス運には恵まれていませんでした><)最後は負けてしまいましたが、見せ場十分の素晴らしいセッションだったと自負できる、満足のいく内容でした。ブラフ最高?♪

ということで、この日プレイした新作は同人ゲームのみという珍しいゲーム会でしたが、久々に面白いゲームを沢山プレイできたので満足度はかなり高い1日でした。たまにはこうして(新作以外の)古いゲームをプレイするのも良いものですね♪次回参加は暫く空きそうですが、またできるでけ沢山のメンバーをお誘いして長岡まで遠征したいと思います。byタカハシ
何か最近ドイツゲームの日本語化ブームが密かに到来しているらしく、そういや昨年末あたりから話題の作品が次々と日本語化されているような感じですね。

本来外国語でルールブックやボード、カードのテキストが書かれているところを、全て「日本語」にすることによって、よりユーザーに親しみやすさ、とっつきやすさを提供するという点に関しては、こと海外のボードゲームという一般人にはあまり馴染みのないジャンルを趣味にしているものにとっては、単純にプレイヤー人口の増加につながることでもあると思うので、この密かなブーム自体は嬉しく感じているのですが、一方でどうしても生じるタイムラグ(日本語化まで時間がかかる)に関しては、なかなか情報が確定しないということもあって、従来のユーザー(特にコレクター)は少なからず大変な思いをしているのではないでしょうか?

そんなこともあって、今日はここ最近(ならびに今後「日本語化」が予定されているものも含む)の日本語化された作品をちょこっとレビューしてみようかなと思います。

お邪魔者(日本語版)まずは、日本における海外ボードゲームの老舗といえば誰もが知っているメビウスゲームスさんが一番最近日本語化された作品『お邪魔者』です。この作品自体は以前当サークルでも紹介したように、多人数で遊ぶカードゲームとしてはかなり面白い作品で、私自身も好きなゲームの1つですが、こと「日本語化」の意味があるのかどうかに関しては正直疑問でした^^;特にテキスト依存が高いわけでもなく、何故この作品を選ばれたのかは謎です。メビウスさんは『6ニムト』を日本語化した経緯もあるので、もしかしたらアミーゴの小箱カードゲームシリーズを順次日本語化しようとなされているのかもしれませんが、もしそうでないのでしたらちょっと微妙な感じです。また最近では『お先に失礼しまーす』という作品も出されておりますが、こちらは「日本語化」というよりかは「再販」にカテゴリされるものだと思いますので何とも評価できません(『お先に失礼しま?す』自体は良いゲームです!)。以前は『サンファン』を日本語化するという素晴らしい業績をあげられたりもしているだけに、今後も注目したいお店ではありますが・・・。

ウントチュース(日本語版)続いては、ゲームマーケットでも話題となった『ウントチュース』です。元々はM・ワレスという小難しいゲームを作らせたら世界一のおっさんが10年以上前にデザインしたカードゲームで、かなり前に絶版になっていたものを、ワレス本人と交渉して日本語版で再販をかけるという一部の愛好家達(ワレキチ!?)の情熱が感じられる作品です。こちらに関しても、どちらかといえば「再販」にカテゴリされるものかもしれませんが、個人的に「ワレスの昔の作品」という話題性や、手軽に楽しめるカードゲームという点を加味すれば、非常に良い着眼だったと思います。現にゲームマーケットでも好評だったらしいので、今後も各地のゲームサークルの例会でプレイされることでしょう。私自身は実は『ウントチュース』があまり好きではないので何ともいえないのですが^^;

ロールスルーザエイジ(日本語版)最近国内でボードゲームの問屋業を始めようとしたことで何かと話題のB2Fゲームさんは、昨年来密かに人気を博していた『ロールスルーザエイジ』の日本語版を発表なされました。何気にこの作品に関しては「ダイスロール」が基本の作品ですので、それほど言語依存が高いわけではなく、プレイシートを用いるという多少の特殊性もあるのですが、強く日本語化に拘る必要性は感じられない作品ではありましたが、何といってもその価格面で1,000円近いコストダウンに成功したというのはこの作品が欲しかった人には朗報だったことでしょう♪手軽で面白いダイスゲームを探している人にはオススメの作品の1つです。

アグリコラ(日本語版)最近の「日本語化」の走りといえば、なんといってもこの『アグリコラ』ですね。昨年の夏あたりに「日本語化します」と一部で情報が流れた時は多くのファンが喜んだものです。実際にこの『アグリコラ』の日本語版が発売されてから、色んなゲーム会での『アグリコラ』目撃率は当社比5倍以上になった気がします(笑)。もともとはとてつもない量のカードを使用して遊ぶ作品だっただけに、テキスト依存度はべらぼうに高く、最初の「ドイツ版」を購入した私としてはその点はかなりの不満点だったのですが、まさか当時は日本語版なんて発売されると思ってもいなかったので、最初に日本語化の情報を聞いたときはまさに晴天の霹靂でした。これこそ「日本語化されるべくして日本語化された作品」の良い例だと思います。細部にわたる仕事(特にボードから何から全て日本語化されたのは素晴らしいですね♪)にはおそれいるばかりです。この作品のように「日本語化されることによって確実にプレイアビリティが向上するもの」に関しては、どんどん日本語化を目指して欲しいなぁと思う次第です。

ドミニオン(日本語版)そしてこちらが『アグリコラ』で味をしめた(笑)ホビージャパンが続けざまに発売した『ドミニオン』です。昨年のエッセンで発表されて以来世界中のゲーマーから絶賛された新時代のカードゲームを早々と日本語化した手腕はさすがというか、まぁ当然の流れでもあったような気はしますが、とにかくカードゲームですのでテキスト依存は少なからず存在するので、これまた待ち望んでいた人も多かったように思います。しかもお値段は海外製のものよりもかなり安いということもあって、ここ最近では異例のヒット作品となったようですね。この『ドミニオン』や先ほどの『アグリコラ』を含め、今年はホビージャパンの40周年記念事業ということで、かなり積極的に日本語化されているようですが、ファンとしては今後も定期的に日本語化を進めてくれれば国内でのボードゲームの地位も少なからず向上するのかな?と感じています。

ドミニオン陰謀ということで、ここからはホビージャパンの40周年記念事業の御案内をば(決してホビージャパンのまわし者とかではありませんw)。まずは、『ドミニオン』の拡張第1弾「陰謀」ですね。新しいカードがふんだんに入っていて、5人プレイが可能になる(多人数ドミは嫌いなので、この点はどうでも良いです^^;)のと同時に、スタンドアローンとしてこの作品だけでも遊ぶことが可能(そんな人いるの?って感じですけど)ということ。まぁこの手のカードゲームはトレーディングカードゲーム並に続編が出続けるのでしょうけど、買って暫くはアホみたいに遊べると思うので、個人的には期待しています。日・米・独と同時発売らしいので、私自身はもともと購入した版に合わせる意味でも米版を狙う予定です。予定価格4,500円で6月下旬?7月発売予定とありますが、米版もお値段が変わらないことを願っています(笑)。

パンデミック(日本語版)続いてホビージャパンは、これまた人気作の『パンデミック』も日本語化するようです。いやぁホビージャパンさんは本当に調子に乗ってる勢いありますね~(笑)。鎮静化に向かっているとはいえ、豚インフルが世界中に蔓延しているこの時期、日本ならず世界中でプレイするのをはばかられる「ウィルス感染系」をテーマにしたこの作品は、発表後1年以上経ってとうとう年間ドイツゲーム大賞の最終候補作にも残ったという素晴らしい作品ですから、お目が高いといえばまさにその通りで、「パンデミック」という最近ではすっかり聞きなれたキーワードをそのままタイトルにしていることもあって、一般に店頭に並んだら少なからず話題なりそうだな?と思います。予定価格もズバリ4,000円という破格の安さ(一時期のオークションとかでの価格の3分の1ですよ!)ですので、既に仲間内では大人気のこの作品は、これまたヒットの予感「大」ですね。この作品も6月下旬から7月に発売予定だそうです。

パンデミック拡張こちらは『パンデミック』の拡張セット第1弾!?「絶体絶命」です。何かそのタイトル名からしてヤヴァイ香りがプンプンしますが^^;こちらに関しては『ドミニオン』の拡張「陰謀」とは違って単体ではプレイできないので注意が必要です(って普通そうなんですけどねw)。上級を超える難易度があったり、5人までプレイできるようになったり(もともとソロプレイゲームに近いので人数増やすのはどうかな?という感じですがw)、役割やカードが増えたりと、『パンデミック』を持っている人ならマストバイかもしれませんね。日本語版と英語版を同時発売予定で、予定価格は3,600円。時期は『パンデミック(日本語版)』とほぼ同時なので、同時購入ができちゃうのも嬉しいかも♪

スモールワールドラストは個人的に一番期待しているデイズオブワンダー社の『スモールワールド』です。ファンタジー系マルチゲームとして、過去のマルチゲームの名作『ヴィンチ』をリメイクしたこの作品。色んな部分で(イイ感じに♪)改良がされているということで『ヴィンチ』好きの私としては少なからず期待はしていましたが、まさか日本語化されるとは思ってもいませんでした。元々『ヴィンチ』があるので手が出しづらかったということもありますが(笑)、コンポーネント等で大きく差が出るようなことがなければこれで日本語版を購入しても良いかなと考えています。既に国内では海外版が流通していますが、これは待ってて(手を出さずにいてw)良かったなぁと思いました。予定価格は7,000円で7?8月発売予定だそうです。海外版よりも若干安く購入できるのも嬉しいですね♪

ということで「日本語化」というブームがどこまで続くのかはわかりませんが(恐らくは一過性のような気もしますがw)、国内で少しづつ海外のボードゲームが活性化しているのは少なからず嬉しいものです。今後とも「日本語化」のブームが続くことを願っています。byタカハシ

メビウスゲームさん(コチラ
アトラデザインさん(コチラ
B2Fゲームスさん(コチラ
ホビージャパンさん(コチラ
東京ではゲームマーケット2009が開催されていたこの日、直前に色々諸事情が発生してしまい、残念ながらゲームマーケットには参加できませんでしたが、代わりに地元サークルのOASE新潟さんの月例会が開催されていたのでそちらにお邪魔させていただきました。

フィンカ

1.フィンカまずは、メビウス便の新作から、『フィンカ』を4人でプレイすることに。今年の年間ドイツゲーム大賞最終候補にも残った作品ということもあって少なからず期待していたこの作品。ようやくプレイすることができました。風車状に並んだタイルの上には色々な果実のイラストがかかれており、それぞれのタイルの上にコマを動かすことができたら「そのタイルにいる(自分以外も含めて)全てのコマの数だけ」その果実をストックから受け取ることができます。コマは必ず時計回りに動かさなければならず、また動くマスの数は「動かす前にそのコマがいたマスにいる全てのコマの数」必ず動かさなければならないので、かなり悩ましいシステムであるといえるでしょう。またこうして集めた果実を島の各地にある村に届けることでタイル(勝利点)を獲得していくわけですが、一定のタイルを取られた村は最後にボーナスをプレイヤーに与えてくれます。このボーナスはプレイヤーが獲得したタイルに書かれている特定の果実の数が最も多いプレイヤーに与えられるので、ここでもプレイヤー間の駆け引きが行われるのが良くできています。それ以外にも光るシステムがあちこちにみられ、またコンポーネントも非常に素晴らしく、新人デザイナーコンビにしていきなり最終ノミネートも納得の良くまとまった作品だと感じました。一方で、問題点を指摘するとすれば、やはりパズルライク&アブストラクトな面を併せ持っているので、どうしても考え出すとキリがなくなる傾向にあり、長考プレイヤーが出てしまうことが多々あるように思いました(逆に脊髄でこのゲームをプレイするのも変な話ですし^^;)。その点の折り合いをうまくつけることができるのであれば、私は初心者からベテランまで幅広く遊べるこの作品が年間ゲーム大賞を受賞してもおかしくはない気がします。ちょうど数年前に『郵便馬車』をプレイしたときと同じような感じです(同作品はその年の年間ゲーム大賞を受賞しました)。結局この日は各種ボーナスを運良く獲得できた私が大差で勝利することができたのですが、『郵便馬車』と違ってかなりプレイヤーに依存する部分が多かったのは私好みでもあるので、結果以上にプレイしていて楽しかったです。

ダイスエキスプレス

2.ダイスエキスプレス続いては時間調整を兼ねて、同じくメビウス便から『ダイスエキスプレス』をプレイすることに。プレイヤーは手番に6色の色が書かれたダイスを7つ振ります。そして少なくても1つ以上残した上で2回まで振り直すことができます。最後に決定した目によって、「場」あるいは「他のプレイヤー」からタイルを奪い取ります。各色2?6マスのタイルがあり、その組み合わせは自由です(例えば最終的なダイスの目が赤4黄色2青1であった場合は、赤4のタイルと黄色2のタイルが取れるということです)。場にまだ目的のタイルが残っている場合はそのまま取れますが、既に場に存在しない場合は他人から奪い取らなければなりません(奪い取れない場合は「バースト」としてペナルティを受けます><)。しかし他人から奪い取れるタイルは、「そのプレイヤーが一番後ろに置いてあるタイルのみ」なので、何でもかんでも奪えるわけではないのがポイントといえるでしょう。ここまで説明すれば、勘の良いプレイヤーなら、なかなか奪われにくい長いタイルで後ろをカバーしながら前進していくのがこのゲームのポイントであることに気が付くはずですが、一方でそうした長いタイルを奪われたときのショックは大きいので、先頭を走るプレイヤーは大抵ドキドキさせられながら他人の手番を見守ることになります(笑)。また本来ならばTOPマークが必須プレイのはずのこのゲームのシステムですが、前述のようなガード作戦にはすぐ皆が気付くので、なかなかTOPマークを遵守することができず、珍しくダイス運に恵まれた私があっさり勝利してしまったあたりは非常に「同人ゲーム」に近い印象を受けました。ゲームバランス的にも必ずしもエレガントとはいえないかもしれません。それでも基本アイデアはシンプルで分りやすいですし、長いタイルが奪われたりする瞬間は盛り上がること必至ですので、「他人からタイルを奪い取る!」という攻撃色が非常に強い点さえ受け入れられれば、多人数でそこそこ面白いダイスゲームではあると思います。

ヴァルドラ

3.ヴァルドラ続いては再度卓分けをして、新たなメンバー4人でシャハト氏の話題の新作『ヴァルドラ』をプレイすることに。ニュルンブルグで発表され、既に海外では評判が良いということもあって期待していた作品でした。プレイヤーは冒険者となって、道端に何故か落ちている(笑)宝石を拾いながら、街でアイテム(アイテムを増やすと1度に宝石をより多く持てるようになります)を獲得したり、契約(特定の色の宝石やお金を特定の場所まで届けるというもの)を結んだりしながら、最終的により多くの「職人タイル」を獲得する(契約を達成すればもらえます)ことを目指します。いわゆる多人数ソロプレイゲームの典型のような作品なのですが、シャハトらしくそこかしこに他人の行動を図りながら計画を立てさせられる要素がちりばめられているのはプレイヤーを飽きさせない部分として評価できるといえるでしょう。一方で、「モノを集める」→「欲しがっている人に届ける」→「お礼をもらう」という王道の図式は、ボードゲームとしてはどこか古臭い感じがして全然新鮮味を感じられないですし、「手番の行動は1つだけ」、「やっていることは基本ソロプレイに近い」となると、これは著しく私の趣味には合わない感じでした。結局高額の契約を効率良く達成していった私が圧勝してしまったことも、今一つ腑に落ちない感じでしたし、序盤から中盤は全体的に(爽快感のない)ダラダラっとした感じのままゲームが続く反面、最後はあっという間に収束に向かうあたりもかなり好みが分かれそうな作品だと思いました。同じような「商品運ぶ系」の作品としては『ボンベイ』の方がまだシンプルで面白いと思いますし、ゲームのテンポも全然上だと思います。コンポーネント(特に「本」を表現したもの)は見事だと思いますが、正直この作品がそれほど人気を博したというのはにわかには信じられませんでした。期待しすぎた反動が出てしまったのかもしれませんね><

黄金都市

4.黄金都市続いても再度卓分けをして、これまた連続でシャハト氏の新作『黄金都市』をプレイすることに。どうでも良いですけどシャハトさん、年間ゲーム大賞を受賞した『ズーロレット』で味を占めたのか、このサイズの箱の大きさでないとゲームを作らない決意でもしたのでしょうか(笑)?前述の『ヴァルドラ』しかり大型ゲームを立て続けに発表するとは、よほど製作意欲&自信があるのでしょうね。各プレイヤーは伝説の「黄金都市」が存在する島をついに発見したという設定で、島の外側から順番に「陣取り」をしいていくというのが基本設定の作品です。最初は桟橋からスタートし、道がつながるように内陸にコマを配置していくというパターンは非常にオーソドックスな仕様で、とりわけ難しい部分が全くないのは比較的初心者でも楽しめる作品として良いと思います。一方で、毎ラウンド提示される決算カードというものが曲者で、この決算カードによってそのラウンドの終了時に一定のボーナスが各プレイヤーにもたらされるのですが、最初の数ラウンド以外は、「既にラウンドの開始時点でボーナスを受け取るプレイヤーが決定されてしまっている」という非常に情け容赦ない場面があるというのは、かなりガッカリというか、プレイしていて萎えました^^;通常であれば、そのボーナスをめぐってプレイヤー間の駆け引き等があったりするものなのですが、この作品に関してはそうした部分がかなり「運任せ」となってる点は大きくマイナスになってると私は思います。また1回しかプレイしていませんが、個人的に(運任せの面を除いて)かなり勝率の高そうな戦術も見えてしまいましたので(あえて紹介はしません)、リプレイ欲求もあまり高くなく、シャハト氏の作品が大好きだ!という方にはオススメですが、そうでない方にはシャハト氏独特のアクの強さが目立っているようにも感じられたので、「面白いですから是非♪」と全面的にはオススメできないのが正直なところです。やってることは非常にシンプルでわかりやすいので、オーソドックスなドイツゲームを求めていらっしゃる方なら問題ないとは思いますが……。ちなみにセッションの結果は2位タイ。勝ったプレイヤーとの差は、やはり決算カードのめくり運の差でした^^;

エイジオブエンパイア?

5.エイジオブエンパイア?最後は何と『エイジオブエンパイア?』をプレイすることに。締めにこの作品をプレイできるなんて嬉しすぎます(持ち込んで良かった?♪)。久々にプレイしたくなったので前日に棚から引っ張り出したこの作品は、『ケイラス』のようなコマの配置、『プエルトリコ』のような建物の特殊効果、『エルグランデ』のような陣取り、そして『ウォーゲーム』のような植民地開拓&探検という、ボードゲームの面白い要素をあちこちから一気にかき集めたような、まさに宝箱のようなもので、コンポーネントも非常に素晴らしく、ここ5年で間違いなく5本の指に入る作品だといえるでしょう。いろんな要素がありながらも見通しがかなり良いので、初めてプレイしても特に激しく混乱するようなことはなく、もちろん一定のコツや常套プレイも存在しますが、かなり広く受け皿を広げられるのがこの作品の魅力でもあると思います。この日プレイされた方達も、その多くがこの作品は初めてという方達ばかりでしたが、決して大きくプレイを間違えたりすることはなく、最後まで楽しんでいただけたのはやはりこの作品が相当高いスペックを持っているからだと思います。この日は持ち主&経験者ということもあって4番手スタートを甘んじて受けることに。運良く「商人」が拾えたので、1順目2順目と続けて建物を購入することができたのが非常にラッキーでした。その後は初めて「開拓」を中心にしたプレイをしてみたのですが、やはり「移民」の重要性になかなか気付けない他のプレイヤーを尻目に、序盤からかなり点数的にリードできたので、勝負自体はかなりワンサイドとなってしまいました。もうすこし他のプレイヤーが序盤から積極的に「移民」をしていればだいぶ混戦になったと思われる展開でしたね。それよりも会場の残り時間が終始気になっていて、時間内にこの長時間ゲーム(どちらかといえば間違いなく長時間ゲームでしょう)が終わるのか心配でしたが、なんとインストを含めて2時間ちょっとで終われたのは驚きでした。あっという間でしたね♪


ということで、この日はやってみたかった新作を沢山プレイできましたし、最後にお気に入りのゲームがプレイできたりと満足度120%の月例会でした。同卓でお付き合いいただいた皆様とOASE新潟さんに感謝×5です♪また次回も楽しいゲーム期待しています。byタカハシ