暫く更新しなかった反動で、どうもここ数回は更新ペースが上がるようです(笑)。
1月の連休最終日だったこの日、いつもNBGCに来て下さる常連のAさんと、長岡で開催されている「ウォーゲーム会」に参加することになりました。もともとAさんはこちらの「ウォーゲーム会」の方にはちょくちょく顔を出されているという事でしたが、私自身は本格参戦は今回が始めて(以前「ボードゲーム愛好会」と同じ会場で開催されておられるときに、一度だけお邪魔させていただいたことがあったのですが)で、多少朝から緊張してました(笑)。
そもそも参戦するきっかけとなったのは、自宅のゲームを整理していると、ボードゲーム以外にもマルチゲームやシミュレーションゲームやウォーゲームが意外に未プレイのまま放置されていることに気がついたからでした。やはりテーマや時間的な問題から、この手のゲームたちは普段の月例会などではあまりプレイできないわけですが、せっかく所有しているのですから日の目を見せてあげたいというのが親心というものでしょう(爆)。
ということで今回参加させていただいた「ウォーゲーム会」が今後そういった機会を与えてくれるようになればよいなぁ?と、少し(よこしまなw)期待をしての参戦でした。
謀略級三国志
まず最初は、私がリクエストする形でAさんに持ち込んで頂いた『謀略級三国志』からプレイです。この「ウォーゲーム会」を主催されておられる方が蒼き臥竜さんというHNなので、、もしかしたら気に入っていただけるかなというのと、単純に自分がプレイしてみたかったので(笑)、無理を言ってお願いしてみました(我々が会場に着いたときには既に4人で別のゲームを始められるところでしたので、申し訳ありませんでした^^;)。このゲームはいわゆる三国志を元ネタにしたシミュレーション&マルチゲームなのですが、通常の作品と異なり自分はあくまでも「軍師」という立場で歴史の裏側に回り、最終的な自分の目標のために暗躍するというのが実に面白い作品です。簡単にいえば、「ある国を勝たせることがあなたの勝利条件です」といわれた場合、敵国の軍師となって、わざと敗戦を繰り返すなんてこともできるわけです。今回の私のキャラは程。「仕官している国が許昌を支配していれば、その勢力の得点がそのまま勝利点になる」というものです。さて実際に私が舞い降りた(初期配置)のは大都会「洛陽」wこりゃさっさと(最初から許昌を支配している)「魏」に仕官しろってことか?(笑)ということで、他のプレイヤーがもたついている間にいきなり軍師になってとりあずガンガン魏の勢力を広げることにしました。他のプレイヤーは最初は国中を移動してカードを集めているので、比較的楽に魏の領土を広げることができます。そうなると途中から魏に協力してくれる味方も現れて、道半ばにして「こりゃイケルかも!」と一人ほくそ笑んでました。ところが、一方で早くから劉表に仕官したプレイヤーに絶妙のタイミングで「政略結婚」を申し込まれ、以後互いに攻められなくなってしまいます。すると地の利から広大な蜀の地を一方的に開拓されてしまい、結果早期に敗北してしまいました(勝ったのはその「政略結婚」を申し込んだプレイヤーでした)。ゲーム終了後、他のプレイヤーのキャラを拝見させていただいたところ、私に味方してくださった方は「荀」さんでした。彼は私以上に勝利条件が近く、もし彼に勝つならば「魏の軍師でありながら先に曹操を殺さなければならない!」というトンでもないものでした(爆)。やはり正規の軍師様の方がお強いんですね^^;
ハンニバル
『謀略級三国志』が思ったより早く決着したので、ここで昼食を取ることに。ふと窓の外をみると物凄い吹雪になっています(朝はあんなに快晴だったのに!)。そういやここは雪国なんですね(笑)。ということでコンビニ勝った御飯を食べながら「午後は何をプレイしましょうか?」という話になったのですが、何人かの方から挙がった「せっかく6人いるのですから『デューン』はどうですか?」という意見は私も賛成だったのですが、一人だけ何故か『デューン』を毛嫌いする方がおられたので^^;、残念ながらその案は流れました。しかし他に思うような6人ゲームがこの日は用意されていなかったので、ここで蒼き臥竜さんが「では誰か私と『ハンニバル』をやって、残り4人で『サクセサー』というのはどうでしょう?」と提案されたので、全員それに乗ることに。そこで「では誰が『ハンニバル』をやりますか?」となったのですが、誰も希望者はいません(どないやねん^^;)。ということで私が立候補させていただきました(実はこの日ははるばる愛知と千葉から参戦されたかたがおられまして、その方たちはかなり『サクセサー』がプレイしたかったようでしたね。新潟の地元組の方たちはここ数回ずっと『サクセサー』が続いているということで多少困惑されておられるようでしたけどw)。さて肝心の『ハンニバル』ですが、私自身この作品を所有してはいるものの、プレイするのは初めてで、熟練者の蒼き臥竜さんにほとんど「指導プレイ」を受けたような感じでした(ありがとうございますっ><)。一応私が「カルタゴ」、蒼き臥竜さんが「ローマ」です。いわずもがなこの作品の代名詞とも言える「カードドリブン方式」は今ではすっかりお馴染みのシステムですので、ルール的にはほとんど戸惑うことはなかったのですが、カードの訳を理解するのに若干時間を取られてしまいました。実際のセッションは序盤からカードの引きが良い「カルタゴ(ハンニバル)」に対して、登場する執政官があまりにも弱すぎる「ローマ」という展開になり、カルタゴの猛進撃が続いた結果、ようやく強い執政官がでた瞬間に辛抱たまらず「ローマ」軍は海を渡ってしまいます。ここで攻城兵器を手に入れたハンニバルは大部隊とともに一気にローマに突入します。反撃には成功したものの海を渡った結果、既に動くに動けない状態の「ローマ」に対して、あとはローマを落とすだけのハンニバル。遂に陥落間際まで追い込んだのですが、しかしここでまさかの攻城(サイコロ)3回失敗がでてしまい、決着は次ターンへ!しかも冬季損耗でなんと最悪の6を振った私はハンニバルの兵力を3も落としてしまいます。こうなると、俄然ローマ奪回に希望が持て始めた「ローマ」軍は次ターンの最初の行動で当然とんぼ返りでハンニバルのいるローマに攻め入ろうとしたのですが、ここで私の神引きカード「嵐により海は渡れません」が出てゲームセット!遂にローマはハンニバルによって落とされたのでした。このゲームでローマが落ちることはなかなか無いそうで、やはりその辺は序盤からの優位が最後まで響いたからだと思います。所要時間は約2時間半ほど、中盤で決着したので少し早い決着でしたね。次は「ローマ」で戦ってみたいです。機会があればまたお願いします。
信長包囲網
最後は少し時間があったので、オススメされるがままに(笑)、蒼き臥竜さんと『信長包囲網』をプレイすることに。「織田信長」とそれに反する他の勢力組との戦いをシミュレートしたこの作品。ルールの説明を受けてまず感じたのは、カードイベントを駆使する叩き合い必死の展開が予想されるので、とにかく一度手札の数で相手に差をつけられると、あとはどんどん引き離されていくだろうということ、信長側の完全勝利の条件はかなり達成が難しそうなので、長期戦が予想されること、でした。今回は私が「信長側」、蒼き臥竜さんが「反織田側」です。とりあえず今回のセッションもほとんど「指導プレイ」に近く、恥ずかしながら初期配置から教わったのですが、とにかく史実どおり「浅井・朝倉」を叩かないうちはどうしようもないだろうと考えたので、「織田」はいきなり浅井を攻めることにしました(この考え方自体は間違っていないようです)。しかし、ここで「織田」に悲劇がおきます。とにかく軍団(サイコロ)の数では圧倒しているのに、肝心の振る人の腕力が最悪で、サイコロを振っても振っても相手の勢力が減りません><。結局浅井・朝倉攻略に大事な序盤で物凄い時間をかけてしまい(サイコロ4以上命中で14個振って成功3発だけとかw)、結果としてゲーム自体この時点で織田の負けは決まっていたようです。たった一度プレイしただけの感想で恐縮ですが、織田側は浅井・朝倉をどれだけ効率よく攻略できるかでかなり難易度は変わってくるでしょう。またゲーム全体のバランスも、カードイベントの効果がかなり強いので多少ピーキーな印象を受けました(それでも全体で見ればうまくまとまっているような気もします)。どうしても一方的な展開にはなりやすいかなという気がします。その辺を乗り越えて均衡した状況を作り出せれば良い作品だとは思いますが、いかんせん頭脳とサイコロの目に恵まれないので私には厳しかったです(笑)。実際のセッションでは中盤で既に圧倒的な差ができてしまったので協議して「織田側(私)」の敗北にさせていただきました。勉強して出直します^^;
ということで、やはりウォーゲーム会となるとボードゲームの月例会とは違って一つ一つのゲームの時間が長いので、1日でこなせるゲームの数が全然少ないのですが、逆にそれら一つ一つのゲームがいずれも濃厚ですので、たまには良い刺激になりますよね(サイコロ振るのもw)。今後機会があればまた参加させていただきたいと思います。byタカハシ
※帰り道あまりの雪で車がスリップしました。右に曲がったはずのに、気が付いたら左に曲がっていました(笑)。ほとんど車が通らない農道だったので良かったですが、対向車がいたらアウトでした。久々に冷や汗かきました。みなさん雪道の運転には気をつけましょう!
1月の連休最終日だったこの日、いつもNBGCに来て下さる常連のAさんと、長岡で開催されている「ウォーゲーム会」に参加することになりました。もともとAさんはこちらの「ウォーゲーム会」の方にはちょくちょく顔を出されているという事でしたが、私自身は本格参戦は今回が始めて(以前「ボードゲーム愛好会」と同じ会場で開催されておられるときに、一度だけお邪魔させていただいたことがあったのですが)で、多少朝から緊張してました(笑)。
そもそも参戦するきっかけとなったのは、自宅のゲームを整理していると、ボードゲーム以外にもマルチゲームやシミュレーションゲームやウォーゲームが意外に未プレイのまま放置されていることに気がついたからでした。やはりテーマや時間的な問題から、この手のゲームたちは普段の月例会などではあまりプレイできないわけですが、せっかく所有しているのですから日の目を見せてあげたいというのが親心というものでしょう(爆)。
ということで今回参加させていただいた「ウォーゲーム会」が今後そういった機会を与えてくれるようになればよいなぁ?と、少し(よこしまなw)期待をしての参戦でした。
謀略級三国志

ハンニバル

信長包囲網

ということで、やはりウォーゲーム会となるとボードゲームの月例会とは違って一つ一つのゲームの時間が長いので、1日でこなせるゲームの数が全然少ないのですが、逆にそれら一つ一つのゲームがいずれも濃厚ですので、たまには良い刺激になりますよね(サイコロ振るのもw)。今後機会があればまた参加させていただきたいと思います。byタカハシ
※帰り道あまりの雪で車がスリップしました。右に曲がったはずのに、気が付いたら左に曲がっていました(笑)。ほとんど車が通らない農道だったので良かったですが、対向車がいたらアウトでした。久々に冷や汗かきました。みなさん雪道の運転には気をつけましょう!