先月に引続き、連休の初日の土曜日に開催された長岡ボードゲーム愛好会さんの11月月例会に参加してきたので、その模様をお伝えいたします。週の半ばで初雪が降ったのですが天気もなんとか持ち直し、この日はときおり暖かな日が差す気持ちの良い日でした。例によって昼食を兼ねたプチ宴会(笑)を会場近くの食堂で行った後(ちなみに私は運転手なので飲めませんでした><)、既に目がトロ?ンとしている方もいながらの楽しい例会がスタートしました。
テネキー
まず最初は軽くカードゲームからということで、5人で新作の『テネキー』をプレイすることに。自分の手番カードを1枚プレイすることで、トーテムポールをさらに伸ばすか、適当なところで完成させて得点を獲得するかを選択するこのゲーム。予めトーテムポールを完成させるカードは同じ内容・構成で全プレイヤーに配られるのですが、それ以外のトーテムポールカードと含めて各人は自分の山札を作成し、その内3枚が各ラウンドの手札になるので、完成させるカードが手札にないラウンドがあったりするのがこのゲームのミソで、完成させることができるカードをカウントすることはかなり重要な要素となっています。ただ、まぁ実際にプレイした感想としてはカウントをしてもどうにもならない領域がかなり多くので、どちらかといえばワイワイ系でノリを楽しんだほうが面白いゲームのように感じました。真剣に勝ち負けを争うようなタイプのゲームではないように思います(特に多人数プレイでは)。プレイ時間はかなり短めなので、ちょっとした時間調整なんかには重宝するゲームかもしれませんね♪
アクワイア
続いては、プレイしたことがないという方がおられたので『アクワイア』をプレイすることに。それにしても最近『アクワイア』に限らず、過去の名作と呼ばれるボードゲームが意外にプレイしたことのない人が多いのには驚かされます。やはり毎月新作が出る状況下では過去の名作が疎かにされがちな面は否めないんでしょうね。かなり残念なことだと思います。個人的にはこの趣味は「面白いゲームを繰返し楽しんでナンボ」だと思っているので、もちろんNBGCでは新作も積極的に遊びますが、毎回テーマを設けて過去の作品にスポットを当てているのはそのような理由からでもあります。いずれにせよ「クリアゲー」的に新作をただ消化することにのみ力を注ぐのは、個人としては良くても、ゲームサークルとしては少しもったいないですよね。さて話はズレましたがこの日のセッションはかなりタイルの引きに恵まれたこともあり、終始安定してゲームを進めることができました。初めての方達には多少のアドバイスも入れながらでしたので、必ずしも楽勝という展開ではありませんでしたが、ここ数回ではかなり余裕があるセッションでした。やはりこのゲームはタイルの引きが重要ですね^^;
Qジェット
続いては『Qジェット』を遊ぶことに。この日の昼食時にも少し話題になったのですが、ボードゲーム歴が長い方にはリメイク作品に対して少なからず拒否反応がある方がおられるようで、例えばこの『Qジェット』に関しては名作『アヴェ・カエサル』のリメイクなんですが、やはりどうしても「このシステムは映画「ベンハー」のチャリオット戦が一番フィットするよね」という考え方はあるようです。実は私もこの意見には少なからず同意で、遠く古代ローマ時代に思いをはせる方が、近未来のレースを想像するより好きです。やはりボードゲームは単にシステムだけではなく、ボードのイラストやコマの質感、時代背景などを含めた設定等も含めた総合的なものなんだなと実感させられます。もちろん『Qジェット』がつまらないことはありませんが、もし2つ並んでいたならどうしても『アヴェ・カエサル』を選んでしまうだろうなぁと思う次第です(ただし他の作品ではリメイク作品の方が好きなものもありますので、必ずしも一貫した意見ではないのですが^^;)。この日のセッションでは最後に大逆転を狙ったのですが、TOPのプレイヤーがちょうどピタリでのゴールを決めたので、残念ながら1歩及ばず2位に沈んでしまいました。途中ピットで前のプレイヤーが詰まったのが予定外でした><
ドミニオン
締めはこの日私が持ち込んだ『ドミニオン』を志願してプレイさせていただきました。新作なので当然私以外は初プレイということもあり、初期スタートセットでプレイすることに。単にルールの説明だけではなく、軽くオススメのコンボや勝利への考え方を説明してからのセッションでした。1戦目は私以外のプレイヤーが「Militia」のカードを重視していたので、私はあえてそれを避けてコンボを優先することに。その後思った以上に同種類のカードに人気が集中した結果、いち早くコンボを決めていた私がそのまま押し切って勝利。そしてこの1戦でだいぶコツやポイントがわかってきたのか、すぐさま再戦のリクエストが入ったので(中毒性がありますね^^;)、同じ環境で再戦することに。すると他のプレイヤーは恐ろしいまでのプレイの進歩をみせ、このセッションは一進一退の名勝負に。最後は僅かの差で勝ちきっていると読んだ私がゲームを終わらせ、結果も僅かに逃げ切ってなんとか勝利することができました。暫く2人対戦ばかりプレイしていたのですが、このゲームは多人数は多人数なりの面白さがありますね。また機会があれば、是非多人数(特に3人)で遊びたいと思います。
ということでこの日はこれで終了。早めに終了されておりました(恐らくまた飲みにでもいかれるんでしょうw)。一応これらのゲーム以外にも恒例の卓分け『6ニムト』を2回プレイし、珍しくいずれも1位・2位だったのですがそれらのレポートは省略しました。まだ来月は参加できるかどうか分からないのですが、もし可能であれば是非またお邪魔したいと思います。byタカハシ
テネキー

アクワイア

Qジェット

ドミニオン

ということでこの日はこれで終了。早めに終了されておりました(恐らくまた飲みにでもいかれるんでしょうw)。一応これらのゲーム以外にも恒例の卓分け『6ニムト』を2回プレイし、珍しくいずれも1位・2位だったのですがそれらのレポートは省略しました。まだ来月は参加できるかどうか分からないのですが、もし可能であれば是非またお邪魔したいと思います。byタカハシ